小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

にごり酒さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:頭のいい人の思考を再現するにはの返信

既に回答は出揃ってる気がするので繰り返しの回答になるけども、
結局のところ「頭がいい人」を書く必要はなくて、「頭がいいように見える」という演出をすれば良い。
これは今回のケースだけに限らないけども、なので日頃からのコミュニケーションで相手の「そういうところ」を見て自分の中にストックしていくのがいい。

物語の中でよく使われるテクニックとしては、何度か名前が上がってるけども「ワトソン役」を置くことですね。
ワトソン役は、ワトソンのようにホームズの凄さを説明していく専属キャラでもいいし、その時々で違うキャラクターにワトソン役をやってもらうでもいい。
だから例えば、「頭のいい人が何か言う」「主人公はそれを理解できず疑っている」「頭のいい人が言った通りになり、主人公は彼の言葉の真意に気がつく」とか、この場合は主人公が一時的に賢者に対するワトソン役になってるわけですね。
もちろん、同じ状況でも「主人公は賢者を信頼するが、仲間の一人は疑っている」とかでも良い。
そこは「疑っている人物」のキャラも立つので登場するキャラを吟味しながら組み立てれば良いと思う。
これも例をあげると、「主人公に忠誠を誓ってるキャラクター」をワトソン役にした場合、彼は賢者の提言に耳を貸さないわけだけど、それは「主人公が賢者に騙されてるのではないかと警戒している」というように書けるから、つまり「主人公に対する忠誠心」を書けるため賢者だけでなく彼がどういうキャラクターかというキャラ描写にも使えるわけですね。逆に「主人公が信頼してる人物だから自分は賢者を信用しない」という小物キャラでもいいし。
更に「彼は賢者の言葉を聞かず痛い目にあう」「ピンチを主人公が助けてくれる」「賢者の言葉に従って事なきを得た」と展開すると、賢者の凄さがまず際立ち、彼の主人を想うキャラが立ち、主人公の活躍が書ける。

まあ、あまり同時にあれこれやっちゃうと本来の目的である「賢者の頭の良さ」の印象が薄れるので、もっとシンプルに「賢者の頭の良さ」だけを書いたほうが良いかもしれませんね。
例えば、頭の良さを表現するのに使い勝手がいいものは「未来予測」でしょう。
推理モノの推理ような過去の推測は意外とロジックを組むのが面倒で、でも未来予測は結果が当たれば良いだけなので結末を決めるだけで、適当に書けて楽です。
簡単には、競馬など賭け事が楽で、主人公や周囲の人間は熱くなってどの馬の肉付きが良いとか眼に気合がとか具体的な理由を持ってそれぞれ賭けるんだけど、賢者だけは「そうですねぇ、馬のことはわかりませんが……」とか言いつつ大穴を選ぶ。結果は賢者が言った馬が勝利して賢者の一人勝ち。そして「馬のことはわかりませんが、政治はわかるので。御前試合では王の権威にちなんだ名前の馬が勝つだろうと思いました」とかで終わる。
凡人は馬のことだけ見てたけど、賢者は大局を見ていた、という感じですね。競馬ネタは、まあ幕間の小話程度にしか使えんネタだけど、「未来予測」は戦争の勝敗なり政敵の動向なり殺人事件の次の被害者なり、結果さえ合えば「賢者の言う通りだった」って展開に持ってけるので、割と作者の脳みそを使わない「頭の良い人」を演出する手段だと想う。

この手段のデメリットとしては、前述した例の小話のように予測した未来の結果がすぐ判明するくらい短くネタを仕込まないと「頭の良さ」の印象が薄れちゃう。
「主人公はやがて大魔王を倒すだろう」とか先の長いこと言われると、同じ未来予測でも頭がいいってか占い師かよって印象になっちゃうため。
だから、「A国とB国の勝敗ですか、まあA国が勝つでしょうね」といった未来予測のシーンのすぐあとにでも「たったいま密偵からの報告が! B国が降伏したようです!」と展開させないと、その場で「おぉ、賢者の言った通りになった」って感じが出ない。
なので、長い物語の中に「賢者の頭の良さ」の演出を盛り込むのも良いけども、「賢者の頭の良さ」を書いただけの小ネタを適当なところに挟んでいくのが楽だと想う。

上記の回答(頭のいい人の思考を再現するにはの返信の返信)

スレ主 にごり酒 : 1 投稿日時:

サタン様

ご返信ありがとうございます、にごり酒と申します。
皆様のおっしゃる通り、やはり『ホームズとワトソン』の関係性が1番しっくり来ました。頭はキレるがあえて遠回しの表現をすることが多く、主人公はそれを理解して行動する、と言った構図が理想なようです。ありがとうございます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 頭のいい人の思考を再現するには

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元記事:頭のいい人の思考を再現するにはの返信

昔、映像トリックと叙述トリックの差みたいな相談があったけど、こっちで応える。

ジョジョ第2部のジョゼフ・ジョースターの口癖なんかが分かり易いけど、「次にお前は『相手のセリフ』と言う!」と先読みすると頭良さげに見える。
後、完全記憶能力とか

これは読者は左から右に読む順番に時が流れる感じがする錯覚を利用するが、作者的には先の展開を読むどころか、相手にそのセリフを言わせ、驚いて「ムウ、コイツは侮り難し!」と言わせるのも感嘆
作者にとって、後から肉付け、文書から伏線、布石張り放題である。

つまり、頭のよく見える演出などというものは、とりあえず点尻書いて
後から文書量稼ぐ、『承』のことである。

上記の回答(頭のいい人の思考を再現するにはの返信の返信)

スレ主 にごり酒 : 0 投稿日時:

みたらい様

ご返信ありがとうございます、にごり酒と申します。
おっしゃる通りの、『少し先の未来予知』というものがかなりしっくりして身に染みました。ですがジョジョの例は思いつきませんでした。もう一度見返すことに致します、ありがとうございます!

カテゴリー : キャラクター スレッド: 頭のいい人の思考を再現するには

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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元記事:頭のいい人の思考を再現するにはの返信

そう言えば、五虎星のガーフィールドもネタばれするまで格好良く見えたわぁ!

上記の回答(頭のいい人の思考を再現するにはの返信の返信)

スレ主 にごり酒 : 0 投稿日時:

ほう、その作品は見たことがありません。こちらもあわせてチェックしてみます、ありがとうございます!

カテゴリー : キャラクター スレッド: 頭のいい人の思考を再現するには

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元記事:ラノベと一般小説の文体の違い

たまに一般文芸を書くことがありますが、どうもラノベ文体になってしまうことがあります。
ラノベと一般文芸の文体は、どう違うのですか?
一般文芸っぽい文体(文学調)を書くには、どうすれば良いのですか?

上記の回答(ラノベと一般小説の文体の違いの返信)

投稿者 ふ じ た に : 1

個人の感覚の話になって申し訳ないけど、
次々とページをめくらせるように書くのか、
じっくり読ませるように書くのか、
そういった違いかなぁって思いました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ラノベと一般小説の文体の違い

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投稿日時:

元記事:三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方について

初めてこちらに質問させていただきます。玄翁です。

早速ですが、主に地の文で三点リーダが行頭に来る場合、通例通り行頭を下げるべきなのでしょうか?
それに関連して!や?の後に三点リーダが来る場合、やはり空白を入れるべきなのでしょうか?

基本的な文章作法に類する質問で恐縮ですが、ご存じなら教えていただけますようよろしくお願いします。

上記の回答(三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方についての返信)

投稿者 サタン : 1

ぶっちゃけ、作法というか何らかのルールがあるわけじゃなく暗黙なので、好き好きで問題ないです。
三点リーダーなんて「沈黙」を表現する記号ではないし、でもそのように使われている。
「行頭は一段下げるべき」と言って、じゃあ地の文に詩を書いたりとか、長いセリフを改行したいがここでも下げるべきなのかとか、状況によって様々で今回のケースもその一端。

じゃあ、それはどう判断するのかって言うと、読者の立場になってみて、読みやすいようにレイアウトしましょう、という事以外にないと思います。
例えば「詩」の場合は状況を示す「地の文」と何かの引用である「詩」とを明確に差別化するため行頭は下げない、という選択をすることができます。
もちろん、空行で挟んで詩だけを孤立させれば行頭を下げても差別化できる、と考えることもできます。
長いセリフで改行する場合も、私は行頭を下げてる人と下げてない人の本を読んだ覚えがあります。

で。「記号」の場合はどうなのかというと、これは前の行とごっちゃになるケースが出てくると思うので、改行してますよ、違う行ですよ、ということを示すために行頭は下げたほうが良いと私は判断します。
あくまで私の判断というだけの事です。最初に書きましたがルールがあるわけじゃないので好きにやってます。
記号の後に三点リーダーが来る場合も空白を入れています。入れてない作品を見たこともあります。
そもそも「記号」は日本語ではないので、日本語の文章のルールには当てはまりません。
そういうルールがあると考えているのはおそらく大部分がただの慣例です。
なので、私の場合は「!」や「?」と同じ扱いで「☆」やら「♡」やらを扱います。滅多に使わんけども。
これらは「記号」として一括に扱ったほうが良いと個人的に判断しているためです。
正確に言えば「!」と「?」はピリオドの親戚なので日本語では句読点に類するものですが、しかし、句読点と考えると「!」の後ろに空白を入れるのは不自然でしょう。
句点や読点の後ろに空白を入れる風習は日本語にはありませんから。まあ結局のとこ句読点も記号なんだけど、これらは日本語の符号だから。

そんなわけで、自分が見ておかしくない形、わかりやすい形にすれば良く、間違えたら恥ずかしいような明確なルールは存在しません。
すんごい細かいことを言えば、そもそも我々が「小説の作法」と思ってる事は割と本来の使い方ではない「ルール外」の使い方だったりします。
例えば「!?」こんな使い方は本家の英文ではしない。というか「!!」と感嘆符を重ねる事自体変な使い方。ピリオド(の親戚)ですからね、これ。
三点リーダーは「リーダー(導く)」なので、本来は「第一章…………3p」という目次で使うような記号(二個セットで使うってのはこの名残)。
「ーー」といったダッシュは、日本語で言うと括弧と同じような記号。
でも、こんなん細かいことで、「……」は沈黙を表現してるし「ーー」は一瞬の間を表現してる。そう使ってきたので、それでいい。
創作は表現なので、そもそもルールなんて無いので、好きに使って問題ないです。
好きにやった結果が読者に伝わりませんでしたじゃ話にならないので、わかりやすさを考えて自分で決めましょう、という感じです。
なので、私は記号の後ろには空白を入れていますが、それは通例に従ったほうがわかりやすいと思うためです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方について

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投稿日時:

元記事:自作小説の冒頭シーンについての相談

 お久しぶりです、半額オソーザイと申します。前回相談を投稿したのが3ヶ月前に1回きりだったので、音沙汰もなかったので影は薄いと思います。

 あれから少しずつですが勉強を始めて、小説の書き方も思い出してきたところです(ただ、トレンド研究がまだなので、流行には乗れていないと思いますが……)。まずは”小説家になろう”に投稿して、少しでも手応えのある成果を得ようと思い、そちらに投稿することを前提とした異世界転生モノの作品の執筆を現在行っています。

 ただ、小説作品における「冒頭シーン、序盤、第1話でどれだけ読者の気を惹けるか」がイマイチ掴めず、自分ではあまり面白いと感じられるものが書けていないと感じてしまいます。タイトルと同じぐらい冒頭は大切だと聞いたので、読者視点で続きが読みたいと思えるものに仕上げていきたいと感じていますが、どうにも読者視点が自分だけでは分からないので、こちらに相談させていただくことにしました。

【主に意見を頂きたいところ】
・読んでみたいと思えるタイトルかどうか。
・冒頭を読んで、続きが読みたいと思えるものか。
・そもそも異世界転生モノとしてどうなのか。陳腐? ありきたり?

 何度も書き直すことは承知のうえで、まずはトライ&エラーと思ってチャレンジしている次第ですので、どんな意見でも構いません(面白くなかった、つまらなかった。の一言でも大丈夫です。どんな意見でも改善の手がかりにはなるので……)。
 皆様の忌憚のないご意見、お待ちしております。

↓小説冒頭のURLです↓
https://ncode.syosetu.com/n0838hb/

上記の回答(自作小説の冒頭シーンについての相談の返信)

投稿者 あまくさ : 3 人気回答!

先の書き込みで次のように書きました。もう一度、繰り返します。

(再掲)
そもそもこの作品、異世界転生モノなのでしょうか? 主人公が「転生者」ではなく、ストーリー的にも転生モノのテンプレを使っていないですよね? そこが、この作品の長所にも短所にもなりうる点だと思います。
(再掲、終わり)

いまいち理解されていないようなので、極論気味に書き直します。

1)本作は「異世界転生もの」ではありません。

2)この作品で「異世界転生もの」が好きな読者にウケる見込みはほぼありません。

3)よって、タイトルに「異世界転生」とつけるのは逆効果。推奨できません。

4)しかし以上のことは、御作の大きな長所になっている可能性があります。

1~3については、読むせんさんが最初の書き込みで端的に指摘されています。失礼して引用します。

(引用)
タイトルうんぬんについては③も兼ねているんですが『小説家になろう』において『異世界転生』は【俺ツエー×ハーレム×ヒャッハー!!!】と同義になりつつあります。

 なので、転生した主人公が、某ぷよぷよのごとく現地人やらモンスターやらを爽快な連鎖でぶち倒す爽快ヒャッハーが読みたい人が、ページを開いて一番

―――「どうせ転生者のほうが上に決まっている」最近はそんな言葉をよく耳にする。

あ、反異世界チート物かよ (゚⊿゚)イラネ -
・・・・と逃げると思う。
ーーーーーーーーーーーーーーー
タイトルが【「どうせ転生者のほうが上に決まっている。」】とかなら、主人公は現地人で現地人成り上がりもの、反( アンチ)転生チ―ト物とかを連想し、
【そういう物語】を読みたい読者がページを開くと思います。
(引用、終わり)

この指摘に対してスレ主様は、

>・反異世界チート物
>⇒その自覚はないのですが(というか、アンチ系って叩かれそうで怖いし、自分の好きなものをぶち込む以外は基本できないっす……)、そうなると期待されているのは「主人公が転生者を倒す」ですよね?

と返されています。

違います!
読むせんさんの指摘を誤読……と言うと言いすぎかもしれませんが、理解のポイントがずれています。
ここ、重要なので詳しく説明します。

構想されている作品が、異世界転生ファンにウケるかどうか。
反異世界チートものを意図しているのかどうか。

それ自体は、どちらでもいいのです。
この部分の読むせんさんの意見は単に、

◎タイトル詐欺。

それだけです。
異世界転生というワードをタイトルに入れれば、多少、そういう作品が好きな読者に期待を与えるかもしれません。しかし、本編の1行目でいきなり、その期待を裏切っているかもしれませんよ、ということです。

>どうせ転生者のほうが上に決まっている。
>最近はそんな言葉をよく耳にする。

この冒頭は、「俺TUEEE系異世界転生モノ」に興味のない読者が読めば「お? ちょっと面白くなりそうかも?」と思わせる、けっこう良い書き出しなんですね。
しかしタイトルの「異世界転生」ワードに惹かれて読みに来る読者はほぼ「俺TUEEE系異世界転生モノ」ファンだと思われるので、そういう読者は高い確率で、この冒頭で読む気が失せてしまうと思われます。

その時点で大きな失点なので、

>そうなると期待されているのは「主人公が転生者を倒す」ですよね?

これはもう手遅れです。

お分かりでしょうか?

要するに、狙いとアピールポイントが一致していないことが問題なのであって、狙いそのものは「俺TUEEE転生者推し」でも「反俺TUEEE転生者」でも、どちらでもいいんです。

スレ主様の理解がずれていると思ったのは、私や読むせんさんの意見に対して、「反俺TUEEE転生者」の方向に振り切れというアドバイスだと受け取られたご様子だからです。しかし、そういうことは別にお勧めしていません。なので、

>今後の展開で協力関係や、友情を育むとかはマズいのでしょうか?

ぜんぜんマズくありません。良い構想だと思います。
ただ現状では、タイトル、冒頭の文章、その後の展開。この三つが読者に与える印象がチグハグになってしまう可能性があるので、そこを調整してください、という話です。

    *    *    *

で、ですね。

(再再掲)
そこが、この作品の長所にも短所にもなりうる点だと思います。

4)しかし以上のことは、御作の大きな長所になっている可能性があります。
(再再掲、終わり)

言いたいのは、こっちです。

>どうせ転生者のほうが上に決まっている。
>最近はそんな言葉をよく耳にする。

この書き出しそのものは、けっこう良いと思います。今は「俺TUEEE異世界転生モノ」が氾濫しすぎているので、そういうのに食傷している読者には良いアピールになる可能性があるからです。

まず、これが言いたかったんですよ。どういう読者に向けて作品を書くのかを、意識しましょう。それを意識していれば、安易に「タイトルに異世界転生って入れればいいよね?」なんて発想が浮かぶはずもありません。異世界転生を入れるなら、かと言って俺TUEEE転生推しではないということを匂わせる工夫が必要です。

ラノベ、転生モノではありませんが、海外SFの有名作にP・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢をみるか?』というのがあります。「アンドロイドにも心があるのか?」が作品のテーマで、さらには普通に自分は人間だと信じていた主人公が後半、「実は、俺もアンドロイドなんじゃないか?」と迷いはじめるストーリーです。
内容とテーマを巧みに暗示した洒落たタイトルだと思います。参考になるかもしれません。

タイトルに関しては、ここまで。

次、私がお伝えしたいことの最終局面に移ります。

    *    *    *

御作の方向性は、俺TUEEE系異世界転生モノではありません。
しかし、「異世界転生者」という要素が、重要なセントラルクエスチョンと位置づけられています。

そう思った理由は三つ。

1)テンプレ的異世界転生モノに食傷気味の読者を狙った冒頭が選択されている。

2)主人公のコンプレックスの原因となる過去の経験に、転生者が強く係わっている。

3)妹が転生者であり、にもかかわらず力が発揮できず、むしろ劣等者になってしまっている。

これだけ揃っていて、転生がストーリーの中心軸にならなかったらへんです。
加えて3は大きな謎をはらんでいます。そこから、

4)この世界における転生という現象に、大きな秘密が隠されているのではないか?

5)妹の現在の不遇はその秘密に係わっているのではないか?

読者は嫌でも4・5を想像し、期待します。そういう雰囲気を醸し出していることが、「妹のシーンは良い」という意見が集まった理由だと考えます。
なので、

>これからの展開を言うと、
(中略)
>そこで妹が覚醒し

妹の覚醒はプロット的に必然で、そうならなかったらウソという序盤のセットアップになっています。

結論。

示していただいた序盤の文章と、このスレのやりとりに書かれた構想は、大筋としては妥当。このまま先に進めることをお勧めしたいです。

注意点。

想定読者はストレートな「俺TUEEE系異世界転生モノ」ファンではなく、そういう作品に食傷気味の人。転生モノをよく読んではいて(そういう人でないと、転生をひねった世界観がピンとこない)、その上で目新しいものを求めている人、になります。

そして、ストーリーの方向性は。

転生という現象に、この作品独自の大きな秘密を用意すること。
それが妹とからんで後半~終盤に明かされ、一気に世界が広がるような流れを作るのが望ましい。

と、考えます。
これは「妹との平和な生活を望む」、「転生者は悪人ばかりではなく、最終的には主人公と転生者との新たな絆が生まれる」という構想と、問題なく両立すると思います。

以上です。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

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