小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:小説+αを読んでも何も思わないの返信

わさびさんの過去の質問も読み返してみました。私も何度か返信していて、だんだん思い出しました。

小説が書きたい。だけど書けないという相談をずっと繰り返しているんですね。あ、それは別にいいんですよ。
小説を読むことも苦手、マンガや映画を観るのも気が乗らないとのこと。でも、小説を書きたいという気持ちはあるんですね。

もしかしたら、そこに取っかかりが見つけられるかもしれないと思いました。

小説を書きたいという気持ちだけは長期間ずっと持続しているわけですから。

もう一つヒントかな? と思ったのは、

>特に映画そのものよりもあらすじやレビューを見たときのほうが面白そうに感じました。

これです。ということは、映画のあらすじを読んで、わさびさんなりに頭の中で無意識に何かを「再構成」したということではないでしょうか?

>その映画のレビューでは色んな感想がのっていました。

レビューを書き慣れている人って、他人に感心してもらえるような書き方を心得ているものなんですよ。そういう立派そうな感想が浮かばない自分がダメなんだと思い込んでしまっているのでは?
だけど、あらずじを読んで面白そうだと思ったということは、そんな偉そうなレビューとは別の、わさびさんなりの興味をもてたということなのではないでしょうか? そこに、わさびさんのオリジナリティの萌芽があるんじゃないかと思うんだけど。

わさびさんの中に何かしら「表現」したいものがずっとあって、だけどそれを形にする方法を見つけられないでいるんじゃないのかな?
映画を観て何も感じなかったのは、その映画で表現していたものが、わさびさんの求めているものとは違っていただけなんじゃないかと。

世間で名作だと言われている小説や映画、利口ぶったことをペラペラ喋るアンポンタンな人たち(私もそうか。汗)。そういうのに惑わされずに、素直に自分の好きなものを探してみるのもいいのかなと。

もうちょっと自分に自信をもった方がいいと思います。

上記の回答(『血とバラ』『ポーの一族』『夢の碑』)

投稿者 あまくさ : 1 投稿日時:

読むせんさんとのやりとりを拝見したら、ホラー+エロティックで、エロ(R-18)というより耽美という話がでていましたね。それと、『吸血鬼カーミラ』。

その系統なら、カーミラを翻案したロジェ・ヴァディム監督の『血とバラ』という映画が耽美・官能のきわみです。

それと、萩尾望都『ポーの一族』は読まれましたか? 最近、萩尾さんが続編を書いていますが、昔のやつがお勧めです。
あと、古い少女漫画なら、木原敏江『夢の碑』シリーズ。ポーの一族はわりと有名だと思いますが、夢の碑は今は知らない人が多いと思うのであげておきます。

読むせんさんがあげているアニメ『少女革命ウテナ』は、私もかなり好きな作品ですが、耽美は耽美ですがかなりエキセントリックでもあるので、好き嫌いが分かれそうです。

昔、『血とバラ』『ポーの一族』『夢の碑』に感化されて、そういう感じの小説がないか探したことがあるのですが、なかなか見つかりませんでした。
唯一近かったのが、坂口安吾『桜の森の満開の下』。昭和の純文学系なので勧められるかどうかわかりませんが、一応参考として。

この方向で上質の作品は、小説でもマンガでも映画でもきわめて少ないんです。わさびさんが求める表現に出会えないでいるのは、ひょっとするとそれが原因かもしれません。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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元記事:『血とバラ』『ポーの一族』『夢の碑』

読むせんさんとのやりとりを拝見したら、ホラー+エロティックで、エロ(R-18)というより耽美という話がでていましたね。それと、『吸血鬼カーミラ』。

その系統なら、カーミラを翻案したロジェ・ヴァディム監督の『血とバラ』という映画が耽美・官能のきわみです。

それと、萩尾望都『ポーの一族』は読まれましたか? 最近、萩尾さんが続編を書いていますが、昔のやつがお勧めです。
あと、古い少女漫画なら、木原敏江『夢の碑』シリーズ。ポーの一族はわりと有名だと思いますが、夢の碑は今は知らない人が多いと思うのであげておきます。

読むせんさんがあげているアニメ『少女革命ウテナ』は、私もかなり好きな作品ですが、耽美は耽美ですがかなりエキセントリックでもあるので、好き嫌いが分かれそうです。

昔、『血とバラ』『ポーの一族』『夢の碑』に感化されて、そういう感じの小説がないか探したことがあるのですが、なかなか見つかりませんでした。
唯一近かったのが、坂口安吾『桜の森の満開の下』。昭和の純文学系なので勧められるかどうかわかりませんが、一応参考として。

この方向で上質の作品は、小説でもマンガでも映画でもきわめて少ないんです。わさびさんが求める表現に出会えないでいるのは、ひょっとするとそれが原因かもしれません。

上記の回答(『血とバラ』『ポーの一族』『夢の碑』の返信)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

血とバラ(吹き替え)VOL1

ttps://www.youtube.com/watch?v=zlVYYsVajd0

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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元記事:作品の評判に関する疑問

どうも如月千怜です。また疑問が生じたのでスレッドを立てさせて頂きます。
今回は自作の評判に関しての話です。

去年の正月頃からノベルアッププラス(以下ノベプラ様)というサイトに登録して、最近はそちらでの活動をメインにしています。
それで一年くらいの間ラ研様で公開した作品を転載したり、そちらとラ研様で同時公開をさせて頂きました。
(初めて私を見る方向けに注釈しておきますが、ここでは鍛錬室の短編の間が私の主戦場です)
ただ両サイトでの評価の傾向にギャップが大きすぎて戸惑っています。
具体的にはラ研様で不評だった作品程ノベプラ様では好評なんですよね。
私が両サイトで掲載した作品の一つに「愛されなかった勇者」というものがあります。
ラ研様では「無用な固有名詞と設定が多すぎる。しかも全部そぎ落としたら途端に話が薄くなる」「悪役寄りの主人公が死ぬことで幕引きするなら、せめて主人公が自分の間違いに気づいてから逝くようにしてほしかった」「こういう必殺技は主人公のものにしましょう。それか主人公を倒したこのキャラクターを主人公に昇格させてください」(いずれも原文ではなく、私の意訳です)といった具合に酷評の嵐でした。
ちなみにいずれの評価も正しいものだと思っています。
ですがノベプラ様ではそんな欠陥だらけの作品なのに人気は衰えることなく伸び続け、今では短編作品の中でPV、ポイント共にナンバーツーです。
(逆にラ研様ではほとんど苦言を頂くことなく安定した平均点を頂いた作品に限って、ノベプラ様ではPVが閑古鳥だったということも一回だけありました)

もちろん集まる人が変われば評価者の性質が変わるのは当然のことだと思います。
ただ両方のサイトで評価が一致することがほとんどないというのは、さすがにびっくりしましたね。
(もちろん私はどちらの利用者が正しいとか、そんな議論をする気は全くございません)
自分の作品で満足してくれる人がノベプラ様に多くいる、という事実はもちろん大変嬉しいことなのですが、このギャップに関してはどうとらえればいいでしょうか?

上記の回答(作品の評判に関する疑問の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 2 投稿日時:

以前、ラ研での批評を大真面目に信じてプロットを「時系列順」にまとめて改作したら、余計に読みにくくなったことがあります。作品のバックアップを取っておけばよかったと、心底、悔やみました。
そうそう、島本和彦『吼えろペン』で、マンガ家が読者の好みに合わせてプロットを立てたら、アシスタントに「先生もパクリをやるようになったか」と笑われるエピソードがありました。
それと同じ状況なんではないでしょうか。
ラ研での感想は、「こう感じる読者もいるんだなあ」くらいに留めておいたほうが無難です。自分の学んだセオリーと経験、作品を楽しんでくれる読者を信じましょう。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:作品の評判に関する疑問の返信の返信

ワルプルギス様、レスをありがとうございます。

確かにラ研様は減点式で採点している人がすごく多いですね。
私の採点基準も、確かに減点式よりだと思うのですが、私の場合文法に対して異常に厳しいだけで、むしろ「他の人より基準が甘すぎて恥ずかしい」と感じたことすらたくさんあるくらいです。
「文法が悪いならそれだけで‐30点を平気で付ける」というのは自分が思っている以上に厳しい評価基準なのでしょうか?

ちなみにノベルアッププラス様においては、ラ研様で出会っていたらマイナス点を付けるようなクオリティの作品にはそもそもコメントを付けずにブラウザバックするようにしています。
あらすじや前書きで「実験作につき意見募集しています」と書いていたフォロワー様の作品に「厳しくなってもいいならブログ記事に感想書いていいですか?」と打診したことは一度だけありましたけどね。
だから極力あちらでは褒めることだけを考えています。それが運営様の求めるサイトの空気なので。

>>御作『スパイダーアビス』にも視点減らした方が良いんじゃない(意訳)、と気軽に書き込んでしまいましたし。

あの提案は……まあ不快に感じるとまではいきませんでしたけど、気軽に採用できるものではなかったです。
スパイダーアビスはどちらかと言うとノベプラ様では「セルゲイざまぁ」みたいな感想一色だったのに、こちらでは「少女の方がはるかに過激で魅力を感じない」と仰る方がいたことに戸惑いましたね。
この作品は過去作で指摘された問題点(特にスレを立てる際にも言及した愛されなかった勇者のもの)を可能な限り解決した上で書いて、それだけ自信があったのですが、ここでは思ったより振るわなかったなと……

>>良いところを吸い出して、要らないところはスルーする鈍感さもあっていいと思いますよ。

まあそれはある程度必要だと思います。

上記の回答(作品の評判に関する疑問の返信の返信の返信)

投稿者 ワルプルギス : 1 投稿日時:

>「文法が悪いならそれだけで‐30点を平気で付ける」というのは自分が思っている以上に厳しい評価基準なのでしょうか?

受けた相手の心が折れやすいだろうな、という意味でYESです。
ただ、これも私見。決して社会標準でもラ研推奨基準でもない。

私自身も減点式の色が強いのですが、減点式は相手の心を折ってしまいやすいとわかってるので、頑張って褒めるところを探して良い点悪い点両方を書くようにしています。
つまり、文法がったがたな作品にたいしても、
「こういうところは良かったけど、すごく読みづらかったから、文法をちょっと勉強した方がいいと思います」
という感想を書きたい、如月さんよりもっと基準が甘い人間の考えです。

厳しい基準で行くべきだと思うなら、それはそれで良いと思います。ただ、先にも書いたように感想ってのは他の感想にある程度影響を受けるわけです。
ノベプラさんもそれを分かっているから、褒め合う環境を作っている。
私が甘い基準の感想をつけるのは、そういう感想が欲しいからです。
つまり、私は(私目線では)厳しめの感想をつける如月さんは厳しい感想が欲しい人なんだなと思っていたので、今回の相談内容を見てちょっと驚いた、という話。

>あの提案は……まあ不快に感じるとまではいきませんでしたけど、気軽に採用できるものではなかったです。

はい、気軽に採用できないなら、スパッと切り捨てて頂いて良いのです。
「なんで俺様の案を採用しないんだ!」って怒ったりしません、大丈夫。

「セルゲイざまぁ」と「少女の方がはるかに過激で魅力を感じない」という感想の分離に対しても、
私なら「復讐ものの場合、加害より復讐の方が重ければ引く人もいるんだな」という程度に受け止めます。
どっちもそれぞれの主観なんですから。
もっと共感する人を増やしたいなら復讐の程度を下げることを考えてもいいけど、スパイダーアビスの場合セルゲイが酷い目に合う方が主眼だし、人外に対してちょっとした無礼で命を奪われるのは神話・伝承的にはよくある話、そういうアバウトさも主役二人の魅力なので、直したりしないし直すべきかと悩んだりもしない。
で、シナリオフックとしては「じゃあ、加害と復讐の重さをピッタリ合わせることに腐心する復讐ものなんてどうだろう」というフックを得るわけですね。
経済ものじゃないとピッタリ合わせるがやりにくいけど、経済ものだと既にあるんだよなぁ……

こういう思考をするので、私は「こうしたら面白そうじゃない?」という案を感想で書かれるのは好きだし、自分も書くわけですね。それをそのまま採用するわけでは無いし、それを望んでいるわけでもない、ある種のブレインストーミング。
それが如月さんの方で心理的負担になってしまっていたのなら、本当に申し訳ない。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:小説+αを読んでも何も思わないの返信の返信の返信の返信

18禁だと【当て屋の椿】かな?ちなみに有害指定図書です。
耽美?アングラ系OKならヤン・シュヴァンクマイエルの【アリス】
YouTuberだと【好事家ジュネ】とか?
少年愛っぽくてもいいなら長野まゆみ【魚たちの離宮】
カーミラ読んだことないんですよね(;´∀`)【ぼくのエリ 200歳の少女】なんかはどう?

あとは、私もまだ見ていなんですが【映画『アンチヴァイラル』】【落下の王国】【ザ・セル】とか
百合ならアニメで【少女革命ウテナ】と【ユリ熊嵐】とか
ーーーーーーーーーーーーー
軽く無料視聴とかして、合いそうなのありますか?たぶん【ぼくのエリ 200歳の少女】はストライク層だとは思うんですが。

上記の回答(小説+αを読んでも何も思わないの返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

再びのご回答ありがとうございます。
私も吸血鬼カーミラ読んだことなくて、あと『これは同性愛か微妙な線があるので「私は異性愛のほうが好きだから」読んでいないんですが。』でした。

>>当て屋の椿 ピクシブコミックで少し読みましたが、過激なばかりのR-18はちょっと…です。すみません。でもまた機会があれば読むかもしれません(過激なところがかえっていいような)。
>>アリス ホラーと耽美といっても、色々な種類がありますよね。ごめんなさい。求めているものではなかったです。
>>好事家ジュネ  とりあえずツイッターのお気に入り登録させていただきました。
>>魚たちの離宮 なんか難しそうですね。実際はそんなことないんですかね?
>>ぼくのエリ 200歳の少女 あらすじを読みましたがけっこう良さそうです!通販で購入しました!!
>>アンチヴァイラル 耽美というよりも、私には電波な映画かな?と…。
>>落下の王国 これもちょっと違います。
>>ザ・セル 精神世界を描くというのでアンチヴァイラルに似ているかな?少々違います。
>>少女革命ウテナ&ユリ熊嵐 書きそびれたように百合が特段好きでもないので…。すみませんでした。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説+αを読んでも何も思わない

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元記事:物語の考察のさせ方について

こんにちは㎜というものです。
面白い作品は読者に考察させる内容が含まれていることが多いですよね。
読者にはただ一つの答えではなく、様々な答えを考えさせ、議論させるものが私個人的には面白い作品であると考えています。
そこで、考察について4つの質問があります。
①作品によって異なると思いますが、どういった内容が読者にとって考察し甲斐のあるものになるのでしょうか?
②どういった点(例えば、登場人物の言動、舞台の背景等)に考察させる要因を入れたらいいのでしょうか?
③読者に考察させるので、作者側であらかじめ答えを用意しておいたほうがいいのでしょうか?ただ、私としては答えを用意して作品を書き、考察させるとなると、その答えに導かせる作品になってしまい、読者の考察の答えが1つだけになりそうで不安です。
④そもそも、今の読者に考察させるような作品を好むひとはいるのでしょうか?
みなさん回答お願いします。

上記の回答(物語の考察のさせ方についての返信)

投稿者 雨オカマ : 1

 考察というと、私はもっぱらまとめサイトのツッコミ片手にジョジョの考察をするのです。そしてそれは、なんというか「神学(適切か不明ですが)」なんですね。「好き」というのは決まっていて、「どうやったら自分にとって好きな部分を破壊せず物語の整合性を取るか」というゲームなわけです。つまりは「すでに信仰することは決まっていて、そのうえでより『自分が納得するため』考えるんです」。
 これは、その作品が優れているかというのとは関係がないことです。エンタメの優れている作品というのは、一般常識的な読み方を続けるだけでなんらか良いメッセージや美術性といった満足感を与えるもので、それなのにその満足感のために読者の側に複雑な考察が必要なものは構造的な欠陥を有していると見ております。神学によって生じた価値は一般読者には無効です。
 こういうファン活動もたまに「考察」と言われたりしますけれど、当然除外したほうがいいでしょう。というのも、作者が意図的に読者に「隠れた要素」や「一見した矛盾」を提示してるわけではありませんから。区別できないときはままありますが。
 おそらく聞きたいのは作者が意図的に読者に対してなんらかの考察を誘発する、ないしはある種の「引き」の技法として効果的な情報の出し方をする方法と言うことではないでしょうか。

 ①記憶操作とか精神の障害だとかで回想や見ている世界とそうではない世界があるとか、パラレルワールドやアバターなどの同じ姿だけど違う存在がいるとか、なんらかの陰謀に巻き込まれ、様々な策謀やスパイが暗躍しているとか、「表(人物の同一性、明瞭な認識、正直)」の場面のあと「裏(人物の不同一、信用できない認識、嘘)」があるような設定を示されると、考察、というか諸々の描写を考える意味が生じますね。
 これとは別に「専門用語を理解しないといけない」とか「本が引用されている」とかもある種の考察が必要になりますが・・・。
 ②正面きって謎や矛盾や専門用語を使っちゃって考察してもらうのも男気があるでしょう。謎謎謎、で攻めていくのも考察してくれるでしょう。
 ほかにはギャグの場面、とか日常の場面、とかの副次的な情報に隠しておいて、あとで「裏」が明示されるとその場面の意味が変わるというような仕方も多いと思います(会話というところに焦点が当たった場面での背景や人物の癖とかの副次的要素)。そうすることで細かい描写に考える意味が生じるわけです。
 「ヘボット!」というキッズギャグアニメで、「トゥル子」というへんちくりんなキャラクターが出てきます。これは多分、ギャグ連発型のキッズアニメではよく登場する素材で、「爆釣り!バーハンター」というアニメで「島田のおばちゃん」という「芋食ってオナラをするギャグパート」のためだけにどこからともなく参上するキャラがいるのですが、トゥル子も表向きはその役割を持っていて、(大人の)視聴者にもおそらくそういうものとして認識されています。
 それで、そのキャラがどこからともなく現れて、キャラクターの足を引っかけて転ばせたりするんです。でも、話が進むと、ループ世界の設定が出てきて、そいつが実は味方側の重要キャラで、主人公たちが破滅的な未来を選ばないようにギャグパートのなかに潜んで監視してたことが明らかになります。
 こういう事態が生じると、かつてギャグパートだったものの意味が変化することになり、そういった部分にも焦点となる意味以外のものを考察してくれるようになるでしょう。こういう現象を有効に発生させるのに大事なのは、隠すための表の舞台が見るに値するものであり、かつ裏の舞台と整合性が取れること、明らかになったときに衝撃があること(ギャグキャラがシリアスキャラになるような落差とか)などだと思います。この例では一気に答えを出してしまいましたが、多分情報を小出しにしていって、どこを確定させ、どこを確定させないかのセンスが大事なのでしょう。
 ③個人の感想ですが、私は答えがないと嫌です。ただ、芥川先生の「藪の中」みたいに「確定できないということが確定」というような「認識不安」を扱ってるうえでの「答えはない」は「答えみたいなもの」ってことでOKです。そうでないなら失敗と看做します。裏の舞台が示されたときに、あらゆる矛盾した現象が、その情報の開示によって矛盾なく統合される瞬間こそ快感です。やはり「答えがない」ではなく「答えが作中人物に示されない」、あるいは「答えを出せるものではないという答え(不可知であるという判断、みたいな)」「意味のある無回答」という・・・曖昧ですが、そういう類のものでないと受け入れられません。全体として、考察そのものではなく、常に答えがもたらす快感を求めていると考えています。
 ④個人の感想ですが、竜頭蛇尾になりがちで、そういったものを何回も見た覚えがあるのであんまり期待できないです。何も考えず理解できる本線があれば大体何を仕込まれてもいいような気がしますが、議論するうえではどんなところにも隠れた意味を見出そうとされるとまともに話が出来なくなって、結構うんざりしますね。

 整合性を保ったまま(読者の心ではなく展開を)裏切るには、「嘘」「陰謀」「記憶操作」のような舞台装置もありますから、なんとなく考えれそうですが(作中での表の情報へ裏の情報がどう変換されるか、その整合性はどうであるかというように)、「考察を起こさせる」というのは、実は結構複雑だと思います。読者の想像を奮起する不気味なモンスターの描写とかでも考察は発生しますし(映像作品ですが、青鬼とか)、「想像力を奮起させる文章センス」みたいなものも関わってくると思います。
 もしかしたら「魅力がある作品は続きが気になる」だけで「隠して示唆する技法」や「謎」にどこまで意味があるかも分かりませんが。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 物語の考察のさせ方について

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投稿日時:

元記事:ヒロインの喪失について

今、作品を書いてるんですけど。主人公を苦境に立たせる為にヒロインを死なせる又は条件達成まで目覚めない眠りや何らかの病で死に瀕するなど離脱する話を書きたいのです。ですがヒロインがピンチになるだけで読者は離れてしまうのであまり酷くない設定を考えてはいるのですが、それでは主人公を上げる為の逆境にならないのではないかと思考の坩堝にハマっています。

この場合、ヒロインがあまり酷くない設定で離脱できるような設定を突き進むか、いっそ開き直って主人公の為にヒロインにちょっと犠牲になってもらうか、どちらを取ればいいのでしょうか?

上記の回答(ヒロインの喪失についての返信)

投稿者 手塚満 : 2

お考えのヒロインのシーン内容の重さは、その前後次第です。シーン単独では決定しづらく、物語全体の中での位置づけを考えないと、なかなか決定できません。以下、多少説明してみます。

1.ひたすらむごいシーンを連ねて評価が分かれた作品例

むごいシーンを描いて読者が離れることはあり得ますが、文章で読者が引くほどのむごさを出すのは至難の業です。絵や映像で語る作品なら、否応なく見せつけられますが、文章作品は読者の想像力に頼らざるを得ませんから、簡単ではないわけです。

しかし「ヒロインの扱いがひどすぎる、可哀そう」という不満を聞くことがあるのも事実だと思います。その一方、客観的に見た扱いが同じくらいひどいのに文句があまり聞かれない事例もあるんじゃないかと思います。

物議をかもしたほどむごい作品例は、例えば昔の小説ですが「完全な遊戯」(石原慎太郎著、1957年)があります。精神疾患の女性(ヒロイン)を主人公ら男数人で拉致、監禁し、性的暴行の限りを尽くした後、殺してしまいます。何の救いもありません。主人公らに天罰めいたものもない。

あまりの胸糞悪さに酷評する人が多かった。もっとも、あまりに突き抜けすぎているせいか、支持する意見もあったようです。いずれにしても、ありありと目に浮かぶほどの描写力、筆力あってのことでしょう。

2.絶望するしかないはずなのに感動される作品例

さらに古い時代の戯曲で、主人公カップルが最後に救いのない死に方をする作品があります。だけど貶す人は少なく、ほとんどの人は「感動する」「美しい」と高評価です。「ロミオとジュリエット」ですね。自殺を偽装したジュリエットを見たロミオは絶望し、後追い自殺で死んでしまう。それを見たジュリエットは本当に自殺してしまう。筋立てとしては救いがありません。だけど誰も絶望しない。

もし「完全な遊戯」で、ヒロインが最後には救出され、主人公らには天罰が下ったら、確かに胸糞悪さは減じると思います。しかし代わりに三文小説の評価を受け、安いR18と思われるでしょう。読者の多数から嫌われても、突き抜けることで少数から高い評価を受ける戦略と思われます(結果論かもしれませんが)。

一方、「ロミオとジュリエット」でもジュリエットは自殺偽装に終わり、ロミオは自殺未遂に終わって、二人はめでたく結ばれて幸せに暮らしました、なんてやらかしたら、安いラブロマンスの評価しか受けないだろうと思います。

「ロミオとジュリエット」は途中ではむごいシーンはありません。反目する親の家の目をかいくぐって逢瀬を楽しんだり、しかし満足するだけの時間は取れなかったり。ハラハラはしますが、それだけに観客は2人を応援したい気持ちが高まってきます。が、最後の最後で2人は共に死ぬ、つまり観客から奪われるわけですね。

3.ヒロインが突如、むごく奪われることで感動させる作品例

似たような感覚を起こす小説が最近でもありました。略称「キミスイ」の「君の膵臓をたべたい」(住野よる著、2015年)です。主人公のヒロインに対する興味が高まっていき(読者も高まる)、あと少しでヒロインが分かる、という寸前で、ヒロインが突然退場です。それも通り魔殺人事件被害者としてニュースで知らされるというもの。

これも、主人公と読者に対してむごい展開ではある。けれど、惜しいと思えるからこそ、貴重さをはっきり認識できる展開でもあります。「ロミオとジュリエット」も同様です。作者が観客/読者から奪ってみせないことには、キャラの魅力が本当には伝わらない。キミスイですと、主人公がヒロインの希望通りの行動をした、と読者は感じるはずです。「ロミオとジュリエット」ですと、反目していた両家の悲しみと和解で、2人の希望が叶ったと感じることができる。

4.鍵は読者が納得できる展開

言い換えますと、読者に納得させる手法になっています。たとえヒロインが死んでも、ヒロインの願いが叶ったと感じたら、納得できます。救いがないようで、実はあるわけですね。余韻も生じてまして、読者ごとに自由にヒロインの隠された心境を感じて、読者なりの満足を得ることもできます。

そこが「完全な遊戯」との違いではないかと思います。「完全な遊戯」だと、例えば読者的には「このむごさに耐えきった、目をそらさなかった」という自信などで納得するしかなさそうです。あるいは、どこをどう見ても納得できない完璧さに感心するか。

特に作品名は挙げませんが、「キャラをむごく扱いさえすれば、テンションが高まるだろう」という安易な描写、演出例はときどき見ます。要は刺激性を単純に高めただけ。一時的に目を引く効果が出ることもありますが、作品の人気や評価を高めることにはつながりにくいようです。

読者(や視聴者、観客)として、なぜむごくて不愉快なシーンに耐えさせられたか、分からないからです。最後まで読んでも必然性が感じられず、下手すると前後のシーンとの脈絡もない。ですので、テンションも持続できない。だからキャラはもとより、読んだコストについて納得できない。「何の作業をさせられたんだろう?」みたいな感じです。

5.意義が分かれば意欲が出る

最もきつい拷問は「無目的な作業」だそうです。囚人が「穴を掘れ」と命じられ、掘ったら「埋めろ」と命じられる。その繰り返し、みたいなものですね。それと似たようなものを作中に入れてしまったら、読んだ甲斐が感じられないのも無理からぬところでしょう。

しかし、もし囚人への命令が「穴を掘れ」→「苗木を穴に入れろ」→「埋めろ」だったら、何をしているかを理解し、命令が発せられた状況や、その後の状況も想像できてきます。結果、拷問どころかやりがいある仕事になりもするでしょう。

6.問題と思うシーンの前後に展開がある

ですので、ヒロインがそれほど手ひどく扱われないか、それとも厳しい扱いにするかは、その前後で決まります。まずは、例えば目を引くかどうかより、ヒロインのピンチの必然性が読者に伝わるかどうかです。うまく伝われば、おそらくピンチの後の展開を知ったときですが、読者は納得します。軽ければ軽いなり、重ければ重いなりに、です。

そうすると読んだ甲斐があると感じられ、話運びに好感を持つようになります。ヒロインの過酷な状況に限らず、「このシーンの○○についての描写の度合いはどれくらいがいいか」と悩んだ場合、たいてい前後の状況が問題になります。言い換えれば、単独のシーンだけで感動させられるはずはなく、話のつながりがどうなっているか、という、ごく当たり前の話です。

7.作り方に悩むシーンの前後を見直すのも大事

ですので、繰り返しですが、物語の構想的に問題のシーンの前後がどうなっているか、前後から推測できる適切なシーンの重さはどうなるか、と考えてみてはどうかと思います。これは作者都合を排して、読者目線で考える必要があります。作者的に何ができるか考えるのは、その後です。

もし、シーンの魅力だけで読者に読み進めさせたい、ということだと、筆力いかんの問題ですし、読者の限界をいかに突き抜けられるかになります(「完全な遊戯」の行き方)。非常にリスキーなうえ、多数の評価を得るのは事実上不可能でしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ヒロインの喪失について

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元記事:スランプで駄作しか書けない不安

執筆歴が10年近く、長編も完結させている者ですが、この度長いスランプに陥り、半年ほど全く書けない思いつかない状態になっておりました。

そんな折、なんとかネタが思いついた為、勢いで長編をかき上げました。

が、いざ完結させてみると、駄作を時間をかけて制作してしまったのではという不安が強く、推敲すら出来ません。
と言うのも、読者の好みよりも自分の思考や嗜好が強く出てしまっているため、自己満足の為に作品を書いてしまった気がしています。

読者の好みに寄せないと基本的にはウケないため(私の経験上)、お蔵入りにしてしまいたい衝動にかられてますが、投稿しないと執筆の経験値にならないため、なんとかして推敲しようと思います。

長くなりましたが、「駄作かもしれない長編を推敲する勇気」を出来れば下さい。何か応援の言葉があると大変助かります。

上記の回答(スランプで駄作しか書けない不安の返信)

投稿者 あまくさ : 1

>いざ完結させてみると、駄作を時間をかけて制作してしまったのではという不安が強く、

何十年も活躍しているプロでも、そんなふうに思うこともあるらしいですよ。

ただ、それでもプロや熟練者なら推敲くらいは始めます。
どうしてそれができるかと言うと、熟練者はその作品を書き始めるにあたって、

1)何をやりたかったのか。

2)どこが面白いはずだと思ったのか。

くらいは把握しているからです。なので、そこを確認するために読み返すんです。つまり、一人反省会なんですね。

取りあえず、いくつか確認してみてください。

3)スレ主様が書き上げた作品の主人公は誰ですが?

4)その主人公が何をする話なのですか?

5)ストーリーの始めと終わりで、主人公は変化していますか?

6)主人公を軸にしてストーリーを見直したときに、余分な寄り道になっていそうなパートが多すぎたりしませんか?

まあ、これらはあくまで例えばということですが、自作のそういうところがどうなっているか考えながら、部分的でもいいから読み返してみてはいかがでしょうか?

そんなふうに考えながら読み返していくと、

7)ここは、意外とうまくいっているかも。

とか、

8)ここは、うまくいかなかったな。

とか、

9)じゃあ、あそこはどうなっているだろう?

とか考えがつながっていって、普通に読み返せるようになるものだと思いますよ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプで駄作しか書けない不安

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