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オカルトは嘘をつく能力がないのではなく、何か特有のルールみたいなものがあって「嘘をつかない」という感じなのかな? しかし、瓜坂よりもむしろ巧妙に騙してくると。
「嘘でないけど」は、言葉として嘘はついていないけど、さりげなく何かを抜かして語るなどによってミスディレクションするということなんですね。それは大嘘つきだと思うけど(笑)、まあ、悪役ですからね。
瓜坂は「騙される詐欺師」(笑)。こういうタイプが頭脳チートではないとやはりちょっと主役っぽくないですが、どなたかが仰っていたモブサイコの師匠だっけ(名前忘れた)、あんな感じに近いのかな? 調子が良くて、そのくせどこか憎めない。チートではないチンピラ詐欺師。
一方の月菜は、賑やかで明るい瓜坂にくらべて目立たないけれど、黙っているようで実は見るところは見ている。で、ある時点で躊躇いがちに「ちょっと気がついたことがあるんですけど」的に語り出し、事件を解いてしまうみたいな。
ただ月菜VSオカルトだと、「嘘をつかない」VS「嘘をつかない」で設定が活きにくい気がするから、そこにうまく瓜坂を突っ込んでいくことになるのかな。
それと、「嘘だけど」にはそれほどこだわらないとしても、プロローグの中で実際に言ってましたから、あれ、ラノベ読者なら気にはなると思うんですよ。だから、言葉としての「嘘ではないけど」も一回くらいは入れてみてもいい気もします。
「嘘だけど」「嘘ではないけど」「ホントだけど」「ホントでもないけど」
パロディ(オマージュと言った方が聞こえがいい)だと思わせて、実は伏線にもなっているという。
それと前のスレの時も思ったのですが、これ論理クイズ「嘘つき村」のパターンが応用できるのかなと。
あれは、出会った者が「嘘つき」か「正直者」か分からないというのがミソなんですね。ただ、嘘つきには言えない言葉があるのと、嘘をついているんだけれど一周まわって本当になったりするという、そういうのの組み合わせで成り立つパズルです。
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スレ主 大野知人 投稿日時: : 0
ああと、文中には『登場人物が認識するところのそれ』を書いただけで合って、厳密に言うと『理由は分からなくて諸説あるけど、嘘はつけない』っていうのがこの世界のルールです。
魔術師連中の面白い所は、『騙す』っていう発想が新鮮すぎて仮に『騙そう』としてもミスをしまくったりする、そしてその癖証拠隠滅だけは一流だっていう所です。
瓜坂はね、『騙す→騙される→騙し返す』までが一セットです。そのうち言わせる予定のセリフなのですが、『詐欺師っていうのは、まず「相手が騙されてくれる」ことを信じる所から』が彼のモットーなので、ある程度人を信じるタイプなんですよねえ。ただ、『騙す』技術に関しては作中トップクラスにする予定なので、期待してもらえると嬉しいです。
ええ、ご指摘の通り。瓜阪が詐欺師、月菜が探偵の二人組と言うこともできます。
『私は嘘つきだ』っていうのは、絶対言えないセリフですね。例えば。っていうか、出す予定の無い設定ではありますけど、作中の公的機関のオカルト関連部門はそういう手段を使って相手が能力者か否か確かめています。
御意見、ありがとうございました。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説のプロローグ相談。もう面倒くさいから『出張版』ではないです。