教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理の返信
元記事を読む
教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理(元記事)
唐突ではありますが、皆様はホラーが苦手OR好きな方はいらっしゃるでしょうか?よろしければ、その心理、および持論みたいな部分を教えてください。
私はホラーは好きですが・・・・心霊現象系のみ好きなタイプ。
ゾンビ、殺人鬼が全力疾走、ストーカーもの、血とかブシャーするもの、びっくり要素が強い物、デスゲーム物はほんとに駄目で、正直「世にも奇妙な物語」や「彼岸島」すら怖くて見られないレベルです。推理物も探偵も殺されそう(デスゲーム系)だと怖くて見られないし、読めない。
近隣にヤクザ屋さんが多い地域に暮らしているため、幽霊より刺青入りの当たり屋の方が怖いし、肝試しも幽霊が怖いのではなくヤクザ屋さんの私有地に入るのが怖いからやりたくない派。
同様に変質者に追っかけまわされた経験から、深夜のコンビニとかも怖くて行けない派です。
いるかも怪しい幽霊よりにんげんのがこわいやん。
ゆえに私は心霊をファンタジーやミステリー感覚で視聴&読んでしまえるので平気な気がします。
==========================
・・・ただ私の周囲には【ホラー(心霊)駄目絶対!!】というタイプの人しかいません。
しかもそういうタイプの人は、なぜか肝試しやゾンビは平気で、バイオハザードも遊ぶことができるし鑑賞もします。(その間わたしは怖すぎるのでギャーギャー喚いて目を瞑っているというのに・・・・)
一度友人にそのことを訪ねた事があるのですが友人はこう答えました。
「だってゾンビやエイリアンは殺したら死ぬじゃん。幽霊とか盲信出たら殺せないんだよ?」
・・・・・・私には、意味が分かりませんでした。
そういった心理の差はどこからきていると思いますか?
良ければ意見をお聞かせください
教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理の返信
投稿者 にわとり 投稿日時: : 4
ヤクザは自分も実物に遭遇したことありますが、あれは怖い。不規則なタイミングで声を張り上げたりして、そういう演出だって分かってても、やっぱり本物を目の前にすると"万が一"の可能性が頭の中から振り払えないんですね。その恐れこそが奴らの飯のタネなんだってのは分かってるんだけど、それでも、それでも。あれはね、ほんと無理。あんなの目の前でやられたら理性的な判断なんかできないですよ。こっちは店頭だったんであざらし氏のハードな体験談に比べたら遥かにマシですけど。それでもキツかったな。
まあでもそれはそれとして、そういう経験があったからといってフィクションのヤクザ映画を見る目が変わったかといえばそんなことはなくて、自分にとってフィクションはやっぱりフィクションなんですよ。アウトローが活躍するタイプの映画結構好きだし。主人公に感情移入して普通に感動したりする。
単純にあなたが、フィクションの「こういう楽しみ方をしてください」っていう誘導とか暗示にかかりにくくて、冷静に考えて自分がこんな体験をしたらどうなってしまうだろうか……って方向に想像力が向きやすいのかな、と思いました。
ゾンビ、クリーチャー、エイリアン、サイコ系の映画ってホラーでも割と主人公が"うまくやれば勝てそう"なんですよね。実際勝っちゃうラストの映画も多いし。ゲームだともっと"勝てそう"な感じは強くなる。ゲームである以上うまくやれば勝てることはわかりきっているので、メタ的な安心感があるわけです。
逆に心霊系って"勝てそう"な感じがないですよね。映画でゴシカとかシックスセンスみたいにいい話っぽく終わるやつはあるけど、霊を倒して勝つっていうのとはまた違うし。霊を倒す方向に振り切れるとゴーストバスターズになりますけど、あれはもうホラーじゃないですよね。
過去の因縁とか出てくるともう悲劇的な結末がほとんど確定じゃないですか。物語の構造的に、ターゲットにされたキャラは助からなそう。つまり"勝てそう"な要素がない。それが『だってゾンビやエイリアンは殺したら死ぬじゃん。幽霊とか盲信出たら殺せないんだよ?』の真意じゃないかなと思う。最終的に絶望して死ぬのが分かってるのに、主人公に感情移入するのは辛いし怖い。だから読みたくない、視聴したくない。そんな感じなんじゃないでしょうか。
個人的な勘なんですけど、心霊ホラー苦手な人は地獄少女とかウシジマくんとかアンネの日記も苦手なんじゃないですかね。悲劇的な予定調和全般が苦手で、心霊ホラーはあくまでその一例っていうか。
カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理