物語の余韻についての返信の返信
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物語の余韻についての返信(元記事)
あなたの書いた作品を読んでみないことにはなんとも言えないですが、簡単に考えると、言葉で説明しすぎているんじゃないですかね。言わなくても伝わること、読者に自分で想像してもらう、気づいてもらうべきことを、全部ベタに書いてしまっている。野暮。みたいな。
たとえばヒロインの危機に際して主人公の体が勝手に動く、みたいな場面があるとするじゃないですか。もうこれだけで主人公がヒロインのことを大事に思っていることが分かりますよね。ここに至って、主人公はヒロインを愛していたことに気づいた云々みたいな文章は要らないですよね。そういうのを書いちゃってるのかなという気がした。本当にたいせつなことは書かなくても伝わるようにしなきゃいけなくて、それを直に書いてしまったらそれは描写じゃなくて説明になってしまう、のだと思います。
まあでもやっぱり読んでみないことにはよくわからない、というのが正直なところ。『余韻』ってけっこう抽象的な概念で、ハウツー的にこうすれば余韻が発生します、みたいな一般論はなかなか言いづらいものがあるので。
物語の余韻についての返信の返信
スレ主 ドラ猫 投稿日時: : 1
>>本当にたいせつなことは書かなくても伝わるようにしなきゃいけなくて、それを直に書いてしまったらそれは描写じゃなくて説明になってしまう、のだと思います。
ああっ、まさにそれだと思います!「書かないと読者は理解できないし曲解してしまう可能性がある」と思ってわかりやすさ重視で書いてしまっています。なんて言いますか、主人公の行動には必ず「筋を通している」という感じなんです。というのも好きな作品の一つが抽象的な描写が多く、読者にその辺を叩かれていたので……知らず知らずのうちに憶病になっていたようです。
ありがとうございました!