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だから

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ローマの休日(元記事)

再訪になります。なので、そちらから特に何かなければレスはお気遣いなく。

個人的な感覚でいうと、「地の文やセリフに余韻が感じられない」というコメントには少し違和感を持たないでもありません。余韻というのは後に残るものだと思うんですね。それは文章に雰囲気をまとわせるのとは、ちょっと違う気がします。
何人かの方が仰っている「余韻は語りきらないことによって作る」という指摘は、私もその通りだと思います。しかし言葉足らずで伝わらなければ意味がないわけで。語らないにもかかわらず、しっかり伝わるのが余韻です。ですから一部分ではなく、シークエンス(意味を持ったいくつかのシーンのつながり)で作るものなんじゃないかと個人的には思います。

名作といわれる古い外国映画には、余韻の作り方が巧い作品が多いです。
『ローマの休日』はご覧になったことがあるでしょうか? あの映画のラストシーンは余韻のかたまりです。一応ネタバレになるので詳しくは書きませんが、主人公とヒロインが意味のない短い言葉と視線だけで心が通じ合うという演出があるんです。そして二人の気持ちは観客にも伝わります。なぜ伝わるかというと、そこまでのストーリーによって二人の想いが十分に表現されているからです。ここが大事なところで、物語がしっかりしているからこそ最後に含みをもたせた演出が効果的な余韻になるのだと思います。

だから

投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1

直接に余韻を感じさせる部分ではなく、それより前の部分に勝負はかかっているんだと思うんですよ。
細工は流々仕上げを御覧じろ、という言葉があります。
細工はプロット、仕上げが余韻……じゃ、ないのかなあ。なんてね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語の余韻について

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