叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信の返信
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叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信(元記事)
抒情性といっても人によって感性が異なるものなので、主観的ではなく客観的にというのは難しいかもしれません。
それはそれとして、いくつかあげてみます。
◎坂口安吾 『桜の森の満開の下』
物語の内容は少しエキセントリックですが、背徳感という点も含めてまずは推します。
◎越谷オサム 『陽だまりの彼女』
抒情や哀愁は、本当はストーリーで表現するものだと考えています。文章でそれをやろうとするとポエムじみてしまい、作者だけが自己陶酔していると看做されかねないので注意が必要です。
この作家の文章は透明感があって良質だと思いますが、特にうまさを感じさせるタイプではないかもしれません。むしろ平易で読みやすいという印象です。(実はそれはかなりうまいということなんですけどね。うまさを感じさせないうまさ、というか)
それでもこの作品は、抒情性と哀愁というオーダーからすぐに思い浮かびました。文章よりも物語そのものによって表現するということの好例としてあげておきます。
叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信の返信
スレ主 シン 投稿日時: : 0
回答ありがとうございます。
「桜の森の満開の下」は凄く興味を惹きました。読んでみます。
あと、私の書き方が悪かったです。確かに叙情や哀愁はストーリーが基盤ですね。
「陽だまりの彼女」ですが……本当にごめんなさい。私 厭世的な方で、分かりやすい(純粋な感じのする)恋愛小説は好きじゃないのですよ。
凄く良さそうな小説の紹介ありがとうございました。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてください