プロットの作り直しに関しての返信
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プロットの作り直しに関して(元記事)
スレ主の立場としてはお久しぶりです。マリン・Oと申します。
今回のスレッドは先日立てたスレッド『物語に合わないキャラクターとは』に関するものです。(出てくる固有名詞はお手数ですが以前のスレッドを参照ください)
先日立てたスレッドでは登場キャラに問題があることが発覚し、最終的にレギュラーの一人を削ることになりました。
そのためストーリーの内容に関して大幅な変更を余儀なくされています。
元々の予定では誘拐事件の被害にあったことがきっかけでスカーがようやく己の無力さに気が付き、それがきっかけでベアトリクスと和解する展開を考えていました。
ところがスカーを削ってしまったせいでこの展開が書けなくなってしまったんですよね。
そのため代替えになるクライマックスを考えているのですが、なかなか上手くいかずにいます。
悩んでいることは主に三つですね。
1.スカーの抜け穴を埋める新キャラを作るべきか。
2.いじめられる担当のキャラを補充すべきか。補充すべきならいじめられるキャラに落ち度がない方がいいのか。
3.書きたかったクライマックスの代替えはどのように作ればいいのか
1に関してはスカーが(物語的に)害だけでなく利点もあるキャラだったから悩んでいます。
エリカとベアトリクスも対になる長所と短所を備えたキャラクターなので、物語的に相性はいいキャラクターです。
その中に毒にも薬にもならない中途半端なキャラをレギュラーに加えるくらいなら、すでに完成している二人だけでそのまま進めるべきかが悩ましいところです。
2に関してはベアトリクスの設定が足を引っ張っています。
補充する場合、落ち度のないキャラクターでないとスカーと同じことを繰り返すだけになります。
しかし明らかに落ち度のないキャラクターをいじめさせると、今度はベアトリクスのイメージが悪くなってしまいます。
彼女は理屈自体は筋の通っているキャラにしたいので、作者自身がキャラクターを愛せなくなる展開は避けたいです。
3に関しては本来なら自分で考えるべき部分なのでしょうけど、一度よい鉱脈を見つけてしまった以上、もっといいものを見つけるのは至難の技なので、苦しんでいます。
もし一緒に設定を作ってくれる方がいればご協力お願いします。
既存の二人の設定を大幅に変えないといけないような提案以外は肥やしにしたいと思います。
プロットの作り直しに関しての返信
投稿者 玄翁 投稿日時: : 0
こんばんは。
新キャラに関してですが、いっそ主人公の子分役と言うのはどうでしょうか?
書く側にある程度力量があれば場を引っ掻き回すキャラと言うのも中々楽しいのですが、もちろんコントロールが難しいので主人公に追従したりフォローする役、身も蓋もない言い方をすれば贔屓役を出した方がやりやすいかと思います。
ここからは好き放題に書いてしまうのですが。
生ける伝説として学園外でもその名をとどろかす主人公に憧れて入学した(子分役)は、少しは武道の修練を積んでいるものの、学園では最弱クラスの実力しか持たなかった。
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入学初日から不良生徒に絡まれ、カツアゲされようとしたところを主人公に助けられ、これが運命の出会いと主人公への弟子入りを志願する。
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自分はまだ弟子を取るほどの器ではないと拒絶されるものの、思い込みの強い(子分役)はもう決めましたとばかりに強引について来る。
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さてこの学園、戦闘で成績をあげる場合には個人戦とチーム戦があり、チーム戦は三人一組でチームを組む必要がある。
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基本一匹狼で戦うのが性に合う主人公は個人戦での戦績は目覚ましいものの、チーム戦は苦手でそちらの方は芳しくないため実は学園での総合成績はそれほど高くない。(チーム編成は一学年ごとに可能で、今まではぎりぎり落第しないレベルで何とかチーム戦をこなしてきた)
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そこに(子分役)が無理やりついてきたものの、二人ではチームと認められないためもう一人メンバーを探す必要があるが、当然ほとんどの生徒はすでにチームを組んでいて今さら有望な生徒がチームに入る可能性は皆無に近い。
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一方、ベアトリクスは有能なチームメイトを従え順調に好成績を収めていたが、ある日戦闘部門を統括する教師(教官でも可。恐ろしく苛烈な性格)より今のチームを解消し主人公たちとチームを組むよう言い渡される。
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突然の学年内でのチーム変更に彼女は抗議するものの、それに呼応するかのようにチームメイトたちがとある生徒とチームを組むと宣言しベアトリクスの元を去る。
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その生徒は総合成績で常にベアトリクスの後塵を拝し、彼女の実力と名声をねたんでいて(悪役)、今回教師の提案により特例として学年内でのチームメイト変更が可能となり、彼女を追い落とす好機としてその提案を受ける。
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チームメイトたちもベアトリクスのともすると高慢な態度で自分達を手足のように使い、勝利を得ることにしか関心を持たず、また十分な実力を持たない他者に対して虫けら同然の扱いを平気でする彼女に不満を持ち、また自分たちも足手まといと判断されればそのような扱いを受けかねないと言う懸念を抱えていた上での今回の離脱だった。
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教師は(悪役)とチームメイトたちの思惑を知った上で、ベアトリクスがお嬢様にありがちな順境な中でだけ育った純粋培養のエリートであり、逆境の中で鍛えられる必要もあると判断して三人および主人公と(子分役)を利用し今回の措置を講じた。
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全てが計画通り順調に進んでいたはずだったのに、一瞬で何もかもが一変してしまった状況にベアトリクスはすっかり打ちひしがれ、人目もはばからず自暴自棄となる。
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殊に実力のない(子分役)が彼女にとっては目障りなことこの上なく、実力のないお前がチームを抜けろ、もしくは学園を出ていけと事あるごとにきつくあたった。
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主人公はその都度(子分役)をかばい、(子分役)も主人公がいるかぎりチームは抜けないし学園からも出て行きませんと涙目で抗議してそんなやり取りが何度か続く日々だった。
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実はその状況にしびれを切らしていたのは(悪役)だった。
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今まで自分の思い通りにならないことはなかったベアトリクスが今回の事に我慢できず、早々にチームは解散し脱落するものと踏んでいたのにチームは今も存続し、あまつさえチーム戦でも順調に成績を収めていた。(主にベアト嬢と主人公の活躍による)
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業を煮やした(悪役)は(子分役)を誘拐しベアトたちのチームを解散に追い込むよう画策する。元チームメイトたちはドン引きするものの、自分達から彼女の元を去って行ったお前たちも後戻りできないぞと脅され、やむなく計画に加担することとなる。
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計画が実行に移され(子分役)が誘拐されると主人公は当然のように助けに行こうとするのに対し、いらない人間がいなくなりせいせいしたと言い放つベアト嬢を彼女は拳で殴りつける。
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「今のお前は強いも弱いもない。ただ最低なだけだ」と一喝され自らの心のありようを諭されたベアトリクスは己の不明を恥じ、チームメイトである(子分役)をともに助けに向かう。
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二人で(悪役)たちの元へ乗り込んだ時点で八割九割片がついたと思ったところ、(悪役)が破れかぶれとなり(子分役)を人質にしてなおもチーム解散を迫ったが、ここへ来ていつまでも二人のお荷物になっていてはいけないと(子分役)が気合と根性、そして機転を利かせて(悪役)に一矢報い、自力で脱出する。
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事件が解決し主人公は単独で戦っているだけでは決して掴めない勝利があること、ベアトリクスは互いに欠けているものを補い合うこと、(子分役)は強くなくても知恵と勇気で戦えることを見いだし改めてチームとしてともに戦っていこうと気持ちを一つにする。
・・・ものすごく長くなってしまいました。
まあこれは私ならこうすると言う完全に私個人の考えです。
わずかでも参考になればと思います。
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