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プロットの作り直しに関しての返信の返信(元記事)

hexa様、いつもお世話になっております。お待ちしておりました。
まず最初に方針の方ですが、ファンタジーの方を先に片付けるのも確かにありですね。
あちらの方は目先の問題点は大体潰してあるので、あとは面白く書けるかどうかですね。

>>勝手な推測だけど、マリンさんはまだ学園ものを俯瞰できる心境に至っていないのでは、という気がします。

確かにそうなのかもしれませんね。事実私は古傷を乗り切れていないので……

今回例に出していただいた遊戯王は昔好きだった作品ですね。カードの方はかなりやりこみました。アニメの方はDMの王国編~バトルシティ編と、5dsのロットンタウン以後、Arc‐V全編を見たことがあります。(Arc‐V以外は全て再放送なのでところどころ歯抜けがあります)
ちなみに私が初めて本格的に書いた作品は遊戯王の二次創作でした。今も昔も二次創作ばかり書いているという作風です。
確かに子供だけで和解するところはよく考えたら若干大人っぽいところがありますよね。

>>「スカーは弱いままでいてほしい」というのが少し気になっていた

これに関しては一応理由があります。
管理人様の受け売りになってしまうのですが、第1研究室に主人公を徹底的に活躍させようという記事がありました。
そこではワンピースを例に出して「主人公のルフィを差し置いてサンジやチョッパーがボスのクロコダイルを倒すのはおかしい」と書いていました。
前作は主人公であるはずの石井の影が薄かったので、次回作は彼と同じ失敗に陥るような要素は徹底的に排除したいと思っています。
だからスカーは仮に強くなったとしてもそれを証明する相手を用意してあげられないのですよ。
ラスボスを倒すのは主人公の仕事だし、準ラスボスとの露払いは最初から強いベアトリクス一人で十分です。

あとスカーは誘拐事件に遭ってから初めて自分の無力さを思い知るという流れで考えていました。(また説明不足だよ……)
だから彼女は強くなるとしたら物語が終わった後の後日談になりますね。第2部を作れるほど人気がでれば話も変わるかもしれませんが。
主人公チームの戦闘員として見せ場を与えるとしたら、ジョジョ3部のポルナレフみたいに助けられてばかりという形になると思います。
本気でやるならヴァニラ・アイス戦みたいな感じの戦いをやりたいですね。

エリカのイメージがつかめていないとのことですが、私の中では遊戯王で言ったら十代みたいなイメージです。
彼女はダーナの要素を継承した正統派萌えキャラにする予定です。
そうすると他二人の性格の悪さがより一層際立ちますが。

>>ベアトリクスってどっちかっていうと海馬社長タイプでないの?

その通りです。更に補足すると私のイメージではDEATH-T編終了後の海馬社長ポジションです。
曲がりなりにも彼女は優等生なので、明らかに人道に反するような真似はしないと思っています。
事実以前のスレッドではスカーの言動に問題があるから仲直りしないこと自体は筋が通っていると多くの方が仰っていましたので。
やはり検討する時間は十分に取らないとダメですね。

追記

ちなみに以前承太郎がオラオラしてばかりと発言したのは、承太郎よりもポルナレフや花京院が活躍するエピソードの方が好きだからです。
個人的に承太郎が作中屈指のチートスタンドの持ち主であるエンヤ婆をあっさり倒したことには納得できていません(オラオラ関係ないじゃん)
一方でゲブ神戦やアヌビス神戦は程よく苦戦していたので好きです。

プロットの作り直しに関しての返信の返信の返信

投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 2

マリンさん……私にジョジョ考察をやれと仰いますか(汗)。ジョジョ3部はジャンプ黄金期の構成に加え荒木飛呂彦氏独特のセンス、さらに初めて異能バトルを導入したとんでもなくハイセンス・ハイクオリティーな作品なんですよ……黄金期の変遷がどういうものなのかわかってる人には解説しやすいんですけど、マリンさんみたいに目の肥えてる親御さんから良作だけを与えられた人に説明するのはかなり難しいッス(汗)

>スカーは仮に強くなったとしてもそれを証明する相手を用意してあげられないのですよ。ラスボスを倒すのは主人公の仕事だし、準ラスボスとの露払いは最初から強いベアトリクス一人で十分です。

そこをうまくキャラの見せ場を分けたのが、ジャンプ黄金期の基盤を作った車田正美氏でしてね……「聖闘士星矢」で、最初のボスから仲間に入ったとっても強いお兄さんがいらっしゃるんですが。「俺は群れるのが嫌いだ」ということで普段は別行動、戦いの時はピンチを見計らってしっかり助けに来てくれる、そんでもってラスボスのとどめは主人公に譲るという、一匹狼と見せかけて空気読みまくってる人がいるんですよ。で、作者曰く「彼はシード選手扱い」ということで。雑魚戦にわざわざお出ましいただく人じゃないということなんですよ。

車田氏は黄金期直前の「リングにかけろ」において「味方レギュラー4~5人で敵に立ち向かう」「見開き必殺技で敵を一撃粉砕」などのパターンを定着させた張本人ですが、これらの「車田節」は、近い熱血路線の島本和彦氏(Gガンのキャラデザの人です)をして「彼にだけ許される表現」と言わしめたほどです。その後みんな真似するんですけどね。

>主人公チームの戦闘員として見せ場を与えるとしたら、ジョジョ3部のポルナレフみたいに助けられてばかりという形になると思います。

……あれ?(認識の違いを確認している)…… ポルナレフが守られてばかりだった理由、ですか? 彼は承太郎に近いスタンダードな白兵戦タイプだったから、あのチーム全体からいくと、温存しておきたい駒としては承太郎(完璧な主戦力)>ジョセフ(旧型波紋の使い手ということである程度DIOに対抗できる)>ポルナレフくらいの位置づけにあったんじゃないかと私は思ってます。
で、慎重な承太郎、トリッキーなジョセフはなんとか自衛できていたけれど、頭の回転の速さではこの二人にやや劣るものの、それでも主戦力たりえる彼を他のメンバーは必死で守っていた。彼は弱いから守られていたんではなく、守らなきゃいけない人だから守られていたんだと思いますが。

他の死亡メンバーの気持ちを考えると、彼を死なせて自分が生きている方が恥、くらいの気持ちでいたんじゃないのかな。アブドゥルさん「守らない」って言ってたけど、あれは「自分を守らなくていい」と言ってるようにしか思えなかったし。イギーの能力も防御よりだし。
花京院はエメラルドスプラッシュの火力の弱さがネックになっていたけど、そもそも偵察型だから彼の本当の役目は「いちはやくDIOの能力を見抜き他メンバーに伝える」であって、彼は立派に役目を果たしましたとしか言えません……。

>エリカのイメージがつかめていないとのことですが、私の中では遊戯王で言ったら十代みたいなイメージです。

十代かー、そうするとなおのこと三人目は子分タイプがうまくいくと思うんだけどな。GXのライバルキャラは沢山いすぎて誰をモデルにしようか難しいんだけど、カイザー亮だとすると実弟の翔との関係が描きやすい。翔にとっては十代は「兄貴」で亮は「お兄さん」なんだよね、本来いちばん近いはずなのにいちばん遠い存在。これだと、ベアトリクスが三人目(仮に落ちこぼれの妹とする)に厳しくあたっても逆に不自然じゃなくなる。身内だからこその厳しさって感じになるから。そんでもって攫われた時もドラマになると思う。

ドラゴンボールでいうと、悟飯の教育方針で対立する悟空(放置主義の実父)とピッコロさん(より懐いてる育ての親)。……あれ、ちょっと違いますかね、主人公とライバルが逆になってる。でもこれピッコロをベジータにしても同じことになるんだよな、ベジータはちゃんと家庭大事にしているようなので(今いきなりベジータがものすごくいいヤツに思えた……というか悟空がダメダメ過ぎ)。

>個人的に承太郎が作中屈指のチートスタンドの持ち主であるエンヤ婆をあっさり倒したことには納得できていません(オラオラ関係ないじゃん)

……あそこですか、スタープラチナで霧を吸引して動きを封じたやつ。先述の通りジャンプ黄金期の戦闘は「ボスだろうと一撃粉砕あり」なので、私は全然気になりませんでしたが。それに承太郎の強さはむしろその前の頭のキレ、「細かいことが気になるタチでね」という抜け目の無さのほうにあるんです。あの話はどちらかというとそこに焦点を当てたために、尺の都合でとどめがあっさりになってしまったのではないかと思っています。
オラオラが関係なくても承太郎は「勝たなくちゃいけない」んです。戦いには絶対に勝つという信念の、冷静さと熱さを両方併せ持ったキャラクター。オラオラが通じない相手であればそうでない方法をなんとか捻りだして勝つ。これが他のキャラクターでもできることはできるでしょうが、だったら主人公でいいんですよ。スタープラチナ肺活量ありそうですしねー。素の身体能力が高いってのはやっぱり大事じゃないかとか思ってます。

スタープラチナの身体能力の高さと承太郎の頭の良さは、「単純に通常の人間を思いっきり強くしただけ」それ故にシンプルイズベストとみなされています(4部以降は復元・運命改変などのチートスタンドが出過ぎてまともな戦闘になってない感じがあるので、3部の従来の戦闘プラスアルファの状態まででは、という見解ですが)。
ちなみにオラオラ自体は、某百裂拳とか某流星拳とかの影響で「やっぱり主人公といったらシンプルに拳」というイメージだったようです、ただ掛け声に荒木氏独特のオリジナリティがあるだけで。

>ゲブ神戦やアヌビス神戦は程よく苦戦していたので好きです。

ゲブ神戦はイギーのお披露目会だったのと、アヌビス神戦は他ならぬポルナレフが乗っ取られていた、というところで、ポルナレフは決して弱いキャラクターではありませんよー。ただギャグ担当なだけですよー、「トイレでの災難はポルナレフの役」とか言われてるだけで普通に強いんですよー。アブドゥルさん無理やりそういうイメージ押しつけようとか酷いんだからもう……。

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」では、主人公の仲間「アバンの使徒」のうちの魔法使いポップが、敵から「こういうムードメーカーは真っ先に殺した方がいい。敵全体の士気に響くから」と言われていますが、ポップはただのお調子者ではなく、マジに強いんですよ!「俺はみんなと違ってサラブレッドじゃない、俺だけが違う」とか言ってますが貴様がいちばん強いんじゃー!!初登場時にメラゾーマ使えてた奴が自分は弱いとか寝言抜かすな!!という状態でした。

その一方で、「アバンの使徒」の最年長メンバーのヒュンケル(いわゆるクール系戦士)は、最初は「いちおう長兄役を演じなければいかんのでな」とか言いつつ年少組を助けていましたが。だんだんとダイやポップとの実力差が響いてくるのを自覚しながら、終盤ほどボロボロになるまで戦い続けました。敵からも「お前はそんなカッコ悪いことはしねえ奴だと思っていた」とか言われつつも信念を持って戦い続けたために、敵側からの信用を得て味方に引き入れることでチームに貢献していたような状態です……

まあでも彼もぶっちゃけ聖闘士星矢の一輝(最初はグレてたお兄さん+死ぬ死ぬ詐欺常習犯)と紫龍(露出狂常習犯+誠実なので戦った相手からの受けがいい)の影響が強いんですけどね、終盤は本当に「だからそこで鎧脱ぐな、せっかくいい鎧もらってるのに(溜息)」という状態でしたが。原作の三条陸氏はアニメ・特撮業界でも子供向け番組の脚本を多く手掛けていて、安定感のある王道熱血路線に定評のある方です。

好きな作品の解析をするには、できれば、作者のインタビュー記事が見れるものをなるべく探したほうがいいと思いますよ。wikiにもけっこう書いてありますが。製作者の意図を汲まないと、わりと「ハズして」しまうことがあるので。

カテゴリー : ストーリー スレッド: プロットの作り直しに関して

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