書ける題材の幅が狭まっていくの返信の返信
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書ける題材の幅が狭まっていくの返信(元記事)
数年前にラノベコーナーで高校生が話しているのを聞いたことがあるのですが、 「このラノベは人体解剖するよりももっと、それを〇〇して××するのが良いんだよ」。
たまたま会話を聞いてしまった方としては、生きている人間の口からそんな残酷な言葉が得意気にでてくることに、作家でも関係者でもなんでもないですが。こんな時代になってしまったことに、どこか罪深いものを感じたことを覚えています。
とはいっても、
フィクションである小説や物語に、倫理や道徳を求めるのはナンセンスというのも分かります。
誰も傷つかない話もありますが、普通に書くと物語というのは誰かが不幸になるものです。
その不幸を書かなければならないという問いに対する答えが、残忍なことだったり。
エロについては、いかに文章を読ませるかを追及していった時代に対する答えの一つと思っていて。
手品のタネが分かってくると、なるほどなすごいな、と感心しました。
残忍もエロもそれをどこまで表現するかは書き手次第だということ。
そう考えると、それらの表現が自然と許せるようになりました。
残忍もエロもそれがあるのが問題ではなく、物語の都合上書かなければならない特別な理由があるから採用されていると考えることで、その理由について考えることはなぜ不幸なことの役割とはなんだろうか、エンタメにエロはなぜいるのだろうか。
普段慣れ親しんでいる物語を別角度から検証していくための、良い機会になるのではと思います。
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スレ主 甘粕 投稿日時: : 0
昔結構残忍でエロも過激なものを書いた事への罪悪感と自分の作品が地雷となった事で結構悩んでおりました。
作品上必要だった、と考えれば楽になるかもしれませんね。
ありがとうございます
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書ける題材の幅が狭まっていく