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クスリと笑える会話はどうしたら書けるようになるのか (No: 1)

スレ主 ふわー 投稿日時:

ライトノベルはただ物語を淡々と書けばいいものではなく、キャラクター同士の掛け合い、何気ない会話が無いと生きているように思えません。
私は会話文は苦手です。人を笑わせることはもっと苦手です。
何をどう学んだら笑える会話文を書けるようになるでしょうか。
どなたか教えてください。お願いします。

カテゴリー: 文章・描写

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クスリと笑える会話はどうしたら書けるようになるのかの返信 (No: 2)

投稿者 手塚満 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

世の中、お笑い芸人は数多といますが、なかなか笑ってもらえないのが実情です。しかし、こうスベッたという苦い経験を話すと想定外に笑ってもらえたりしまして、どうすれば笑いが取れるかは難しいのが分かります。

とりあえず「笑える会話文」すなわち、「自然な会話文」かつ「笑える(クスリ~ワッハッハ」は捨ててはどうでしょうか。笑えるベースとして、自然な会話文は必須です。

文章作品で自然に感じる会話は、口頭の会話では不自然だったりします。例えば「普通の会話でそんないちいち相手の名前言わないよ」「なんでそんな奇妙な口調なんだ」とか。文章作品の会話(台詞)は、コミックの吹き出しとは違ったものがあるように感じますし、アニメ、実写作品での会話も同様(文章作品原作だと忠実に台詞を再現して不自然になることも)。

文章作品を作りたいなら、まずは文章作品を読むことが必須でしょう。気に入った台詞、会話を書き出すとかすれば効果はあがります(一字一句、正確に読むことになるし、記憶に残りやすい)。

「笑えるは後回し」みたいなことを申してひっくり返すようですが、お笑いにも学べるものがあります。会話だから漫才、とはなりません。漫才は2人以上で行い、会話(や動作)の複数同時進行(パラレル)が可能ですので、文章に即さないものがあります(コミックなら適している)。

漫才だと例えば、

・時間進行0→1→2→3→4→5→…
 A「こないだうちのカミさんが昼飯抜きやって言うから、ってじゃかましいわ!」
 B「(少し耳を傾けつつ)ああ、あの気ぃ強うてボロカス言う奴?」

みたいにできますが、これを文章で一気に表す方法はありません(文章作品の会話が現実と異なりやい原因の1つ)。コミックなら1コマに吹き出しを2つ作れば可能です。

文章では、読者は単語ごとにイメージしていくしかありません(作者は逆で、全体イメージから発想する)。名詞で表されるモノをイメージし、それが動詞で表される行動をするとイメージする。文章に沿って、読んだ単語一つひとつを順にイメージして、最後に全体を統合することになります。

ですので、一人芸(シリアル)である落語が参考になります。1人で複数の登場人物の会話をこなしますよね。あるいは話している1人が(演じてない)他人の反応に反応し返して、周囲の状況を表すとかもある。文章でやれる通りに近いものがあります。しかもお笑い芸です。古典落語なら書籍化された台本も販売されています。参考にしやすいし、してみる価値はあるでしょう。

クスリと笑える会話はどうしたら書けるようになるのかの返信 (No: 3)

投稿者 大野知人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 笑える会話文、って個人的には2種類あるように思います。

 一個は『ギャグ』で、もう一個は『そのキャラクターらしさ』。

 まあ、『バカとテストと召喚獣』か『この素晴らしい世界に祝福を!』なんかを読んだことがあるなら、なんとなくフィーリングで分かるかも知れませんが。

 『ギャグ』っていうのは、『明確におかしい事』です。意図的にボケても良いし、天然ボケでも良いですが、『会話が噛み合ってない』とか『ふざけているせいで会話が脱線する』とかそういうヤツ。
 
 『キャラクターらしさ』っていうのは、ふとした会話の中で『このキャラこういう失敗しそうだな~』とか『まだ小さいって設定だから、言い間違えたんかな?』とか『コイツ、こういう所ですっごい拘るよね』みたいな、そのキャラクターが持つ設定を会話の中でしっかりと表現するという事です。

 で、そのやり方を具体的にどう勉強するか。と言えば。

 一個は手塚さんも仰っている落語だと思います。芝居としての流れの大半が台詞だけで構成されていて、地の文なしで色んなものを描写しつつ、それでも見ている人間を楽しませるために『キャラクターらしさ』を失ってはいけない。
 凄く、凝縮された芸能であると思います。

 まあそういう意味で言えば、宮藤官九郎や三谷幸喜なんかが脚本した映画を見るのも良いでしょう。

 ご存じないようであれば、『富野節』と言う言葉も検索して欲しいのですが、『自然な会話の中で出てくる、そのキャラクターらしさを表す、ややぶっ飛んだ台詞』みたいなものが、読者に一番受けたりします。
 だからまずは、『そのキャラクターらしい会話』を考える所からじゃないかな、と思います。

人気回答!クスリと笑える会話はどうしたら書けるようになるのかの返信 (No: 5)

投稿者 サタン : 3 No: 1の返信

投稿日時:

スレ主さんの方向性には別に無くても良いものと思うけど、あったほうがキャラクターに人間らしさを与えられるかもというのは、それは確かにそうかもなぁ、とも思う。

たぶん、スレ主さんがやりたい作風に合うものは「笑い」と表現されるよりは「ユーモア」とか「ウィット」と表現されるものでしょう。
主に参考になるのは海外ドラマやハリウッド映画とかの、特にB級映画とかじゃないかなと思います。
まずは「皮肉」あたりを気にしながら視聴してみると良いでしょう。皮肉はけっこうユーモアを入れやすい箇所なので、皮肉またはその皮肉への返しを注意して見てると、おそらく「なるほど、こうするのか」と気がつくと思う。

ただ、ユーモアってのは、ラノベ向きの「笑い」とは少し毛色が違って、なにげに読者に知識や読解力を要求します。
んーと、例えば映画ダイハードではテロリストに占領されたビルに主人公が突入して「ハハッ、パーティーだぜ」と言うんだけど、たぶんこれだけじゃユーモアは伝わってないでしょ?
映画の舞台は真冬のアメリカでクリスマス真っ只中で、確かこのシーンの前から「今夜はクリスマスパーティーを開くから~」みたいな伏線があったんだよね。
それで、まあ、かなりうろ覚えどころか忘れてるけど、この主人公のセリフはようは「世間は楽しいクリスマスだってのに、俺はバイオレンスなクリスマスパーティーだ。最高すぎて泣けてくるぜ」とかいう自虐とサイコが混じったユーモアなわけだね。
でも、「主人公が言うパーティーとはクリスマスパーティーのことだ」と理解できるだけの読解力がなかったり(あるいは作者に文章力がなかったり)、「クリスマスってのは本来家族と行うもので、日本みたいな恋人との聖夜ってわけじゃない、その『あったかい家庭の印象』と『テロリストとの撃ち合いの血なまぐさい印象』とのギャップが面白い」というある程度の知識がないと、面白いユーモアには聞こえない。

で。
だからって、そうした知識や理解力を求めるものじゃなくて、つまり、ユーモアは読者に強要するものじゃないので、結局は伝わって無くても問題ない書き方をしていく必要があったりします。
ダイハードの主人公はテロリストを皆殺しにして「弾薬はいただいたぜ、ありがとうサンタさん!」って書き置きしたりするんだけど、ユーモアが通じて無くても「こういう頭のおかしい人物を演じてテロリストを煽ってるんだな」っていうことがわかるので、十分面白いんですよね。
ユーモアってのは、言い方は悪いけど「わかる人にわかれば良い」程度のもの。
その「わかる人」のレベルをぐっと下げて、対象とする読者年齢全般に通じるだろう程度にするのがコツではあるんだけど、何もわからないから練習したいという感じなのであれば「わかる人にわかれば良い」でまずは練習してみるのが良いと思う。
そのセンスが案外作者の芸風になったりするしね。

ユーモア自体のコツは前述したけど、じゃあユーモアをどうやって出せばいいのかというと、こっちのコツは、まあ、キャラかな。
「バカなキャラ」「天然なキャラ」「皮肉屋」「嫌味な人物」
みたいなキャラがいると、個人的にはめっちゃユーモアを出しやすい。
「嫌味な人物」はカウンターで相手側が皮肉を言えるから、目立たない主人公とかを目立たせたいときに非常に役に立つ。
あと「天然キャラ」も地味にオススメ。「自分で皮肉を言ったことに気がついてない」ってセリフを出せるから、その皮肉に相手側がカウンターを放っても効いてなくて更にどぎつい皮肉を詰めてくるって展開で二度美味しい。

参考としてはやはり映画をオススメするけど、そうだな、ジャッキーチェンの映画とかいいかもしんない。
香港発のジャッキー映画じゃなくてハリウッド発のジャッキー映画。
というのも、ジャッキーチェンはハリウッド進出したものの興行成績が振るわなくて、苦心しまくって得意のカンフーよりもアメリアウケするウィットに富んだ言い回しとかコミカルな展開を勉強しまくってラッシュアワーとかで大いに評価されたって経緯がある。
なので、ハリウッドから出してるジャッキー映画は香港発のジャッキー映画よりもユーモアに力を入れてて、何がどうユーモアで、ジャッキーはどうして映画にこうしたものを取り入れたのかってのが見てればわかってくると思う。
香港発のはポリス・ストーリーとかが有名で一応コメディ枠なんだけど、見比べればハリウッド系のとは全然ユーモアの質が違うことがわかると思う。
ちなみに個人的に面白いと思ったのはシャンハイ・ヌーンと続編のシャンハイ・ナイト。その後すぐにラッシュアワーを2まで見ると、構成がまるっきり同じで興行が振るわなかったシャンハイシリーズから何をどう反省してリメイクしラッシュアワーを作って成功したのかが見れて面白い。

クスリと笑える会話はどうしたら書けるようになるのかの返信 (No: 6)

投稿者 神原 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは。

では、私は別のアプローチを。

物語できっちり流れが出来ていて。最後にハッピーエンドを迎える。その主人公に共感できている事が前提ですが。これだけで読んだ人は「良かったね○○」と笑顔になる事でしょう。

ちょっと笑いの角度が違うかもですが、面白い事が思いつかないのであれば、笑顔にするって言うのを目指すといいかもしれません。

短いですが、この辺で。

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タイトル:クスリと笑える会話はどうしたら書けるようになるのか 投稿者: ふわー

ライトノベルはただ物語を淡々と書けばいいものではなく、キャラクター同士の掛け合い、何気ない会話が無いと生きているように思えません。
私は会話文は苦手です。人を笑わせることはもっと苦手です。
何をどう学んだら笑える会話文を書けるようになるでしょうか。
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