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『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ? (No: 1)

スレ主 大野知人 投稿日時:

お久しぶりです。大野です。
以前からちまちま相談しているロボット(ゴーレム)モノを根本から作り直す予定なのですが、

ストーリーの舞台は戦後。両国が壊滅的な被害を受けており、いわゆる世紀末的な世界観」
「ロボットは古代の魔法文明の技術を利用したものであるが、戦前まで千年以上にわたって治安維持のために魔法技術が厳重に封印されていたこと」
「主人公は戦時中の基地跡などを漁って、武器や大型ロボットを売りさばく仕事をしている」
「とある遺跡で出会ったロボット/人物がきっかけで『なぜ壊滅に至るまで戦争を続けたのか』『なぜ戦争に際して封印されていた魔法技術を解禁するに至ったのか』あたりに迫っていく」

みたいなのを想定しています。
ただこの場合、『すでに黒幕(戦時中の軍上層部)が死んでいる』みたいな事態が発生しており、アクションとして書こうにも『黒幕とラスボスが別々』みたいな状態でイマイチまとめ方が思いつきません。
参考にできる作品を教えてください。

カテゴリー: ストーリー

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『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信 (No: 2)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

基本的にSFは「黒幕が既に死んでいた」と相性のいいジャンルです。何故かというと、黒幕が組んだプログラムが勝手に計画を進めているので。だからその計画が派手ではた迷惑であればあるほどクライマックスは面白くなる。

スーパーロボットでなくて悪いが機動警察パトレイバーの劇場版一作目を推そうかな。冒頭が黒幕の自殺から始まります。パトレイバーはバディものとしてもよくできていますよ(操縦担当のフォワード、指揮担当のバックアップのタッグが)。

主人公の一号機の指揮担当の声優を務めた古川登士夫(カイ・シデンの中の人)は「声質上、どうしても軽薄な役がまわってきちゃうんですが、パトレイバーの篠原遊馬はすごく自然体でやれたのでいちばん好きだ」とか言ってましたね。大野さんのゆる~いやる気ないキャラとか、パトレイバーの特車二課・第二小隊の雰囲気には合いそうかもとか思ったり。

ちなみに、劇場版二作目以降は攻殻機動隊とかに通じる押井守ワールドに突入していくので、そっち系が好きならどうぞって感じだけど……。

あと、GA文庫大賞の評価シート送られてくるならそれを待ってるのもありかもと思うけど。あそこ編集のつぶやきが垂れ流しになるけど、その評価に心当たりあったとしたらそこは真剣に考えよう。私が拾った限りではGA文庫はメタ・パロディの許容範囲は広いほうだと聞いているけど、それでもちょっとって感じのがあったみたいだから。そういうの多い大野さんの作風は、GA以外に妥当な応募先がないけどそれでも厳しいってことになるかもよ。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信の返信 (No: 7)

スレ主 大野知人 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

人生経験が短く、創作に関する知識もそれなり(に少ない)もので『SFというジャンル』というものをちゃんと理解できてなかったかもです。ありがとうございます。

パトレイバーですか……。見たことないので見てみます。
今回はメタ・パロディ少なめにして作る予定ではいますが、評価シートを待つのは手かもです。
ただ、その評価シートの対象である『藍崎企画』が個人的にお気に入りなのでそっちを再制作し始める前にロボットモノの企画概要だけでも作りたいという魂胆で質問していたりもしました。

丁寧な返信、感謝です。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

『天空の城ラピュタ』のムスカ、かな?
他にあるだろうと思いますが、パッと思いついたイメージとして。

御作の構想では戦争による社会の壊滅は近い過去の出来事のようですが、さらに大きな背景として「千年以上封印されてきた魔法技術」というのがありますよね? そこまでの大風呂敷をほのめかす以上、

>『なぜ壊滅に至るまで戦争を続けたのか』『なぜ戦争に際して封印されていた魔法技術を解禁するに至ったのか』

の探求は、そもそもの魔法技術の成立にまで到達しないと消化不良になります(明示するか、暗示にとどめるかは別として)。

ラピュタ、そしてナウシカも、失われた古代文明の残滓をめぐって主人公サイドと悪役が争うストーリーです。ムスカも主人公も「探求者」であることに変わりはなく、ただムスカには己の野望にそれを利用しようという邪心があるから悪役。そういう形なのだと思います。

ということで、参考にならないでしょうか?

>『黒幕とラスボスが別々』みたいな状態でイマイチまとめ方が思いつきません。

ここなんですが、別に言葉の用い方に対して揚げ足をとるつもりはありませんが、「黒幕」の位置づけをどう考えていらっしゃるのかなと。
すでに死んでいる戦時中の上層部というのは、単にストーリーの背景に関わる人物にすぎず、今現在進行しているストーリーをコントロールはしていませんよね?
ムスカはラピュタの文明の全貌を知り尽くしているわけではありませんが、王族の血統という素性と知識量など、最も深くラピュタに関わる人物。そしてストーリーの主軸として行動していました。中盤あたりまではそこまで重要なキャラには見えなかったのですが、終盤になってラスボス要素・黒幕要素をはらむ真の姿を現すという流れだったかと思います。

他に (No: 5)

投稿者 あまくさ : 0 No: 3の返信

投稿日時:

他に、現在の状況を作り出した事件(戦争と、魔法の解放)が近い過去なら、実例はさておき、

1)死んだと思われていた黒幕が実は生きていた。

2)死んだのは事実だけれど、意思をAIに移植するなどの形で現在に干渉している(幻影として主人公たちの前に姿を現したりする)。

など、色々考えられるところかなと。
ただその場合、魔法文明が過去の社会や黒幕にとってどんな意味を持っていたのかによって扱いがかなり違ってくると思うんですね。
黒幕の行動動機は、単に野望だったのか、魔法なりその時の社会なりを悪しきものと認識し、それから人間を救うというような使命感を持った行動だったのか、など。
そこの構想が分からないと、回答が難しいかもしれません。

なので、過去と現在をどうリンクさせるのか、それをめぐって主人公や適役(過去と現在の)はどんな価値観を持って行動するのか。そういう問題だと思います。シンプルにそこを押さえて関係性を再整理してみれば、視界が開けてくるのではないでしょうか?

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信の返信 (No: 8)

スレ主 大野知人 : 0 No: 3の返信

投稿日時:

ああと、『黒幕』と言うのが雑にまとめすぎだったかもです。すいません。
個人的には今回、メカアクションと『真相を追い求める中での人間関係』みたいなのに重点を置きたいので、真相のうち三割くらいは暗示にとどめようかなぁ、と思っています。

そう言う意味で言うと、『トレジャーハンター』的なものの方が近いかもしれませんね。

ラピュタは小さい頃に一度見た覚えがありますが、どうにも記憶が緩いので余裕がある時に見直すことにします。返信ありがとうございました。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信 (No: 4)

投稿者 えでてん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

察するに、貴方は似た作品を探すべきではないです。もし、あなたのイメージにぴったり合致する作品が見つかれば、貴方は必ず影響されます。特に貴方が気に入った部分は、貴方が好きである程に、違ったシーンに書き換えなければならないと思うようになるでしょう。面白いと感じた部分を、面白く無いように書き換えなければならないのですから、誰も幸せにするとは思えません。
(ところで、あらすじを聞く限りガンダムXが近い気がします……)

貴方が見つけるべきは真の敵です。それは主人公の心の弱さかもしれないし、世界が患っている根本的な問題かもしれません。
例えば、アドルフ・ヒトラーが敵役の作品を思い浮かべて下さい。その全員が、ヒトラーを殺す事は無いでしょう。しかし、多くの作品で彼は黒幕を演じています。ヒトラーを名乗って居なくても、明らかに彼がモチーフになっている創作もあります。

ところで、封印されていた魔法技術を解き放った軍上層部には罪があるでしょうか。ガンダムのアナベル・ガトーが核バズーカを放ったシーンは有名ですが……ところで、その時使われたMk.82弾頭ですが、連邦が一年戦争時に極秘で作っていた物で、当時問題になっていれば条約違反になっていたでしょう。彼らは黒幕になりえるでしょうか?
彼らは極限の攻撃力を求めてそれを開発しました。それは、敵がひどいことをしてきた時の報復用であったそうです。ジオンがした事を考えれば正義があるとは言わないまでも、納得できる気がします。

貴方が書きたいのはどのような物語でしょうか。しっかりと物語を描きたいなら真の敵を書かなければいけません。
もし貴方の物語が「世界を破滅させる程の力の存在は悪である」事を前提にしているのなら、真の敵には真逆の正義を与えなければなりません。「巨大な力を持つものには誰も刃向かわない。私が世界を破滅させる程の力を得れば世界は平和になる」
つまり、主人公と同じ目的で過去の秘密を探っているけれど、やり方が暴力的な敵キャラクターを創造するなどのやり方もあるかもしれません。

主人公の正義をしっかり書き、敵にも正義を同じ以上に主張させる。最終決戦は派手な物で無くて十分です。また、テーマによってはラストが派手である程に戦争の虚しさを如実にさせるでしょう。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信の返信 (No: 10)

スレ主 大野知人 : 0 No: 4の返信

投稿日時:

 似た作品を探すべきではない、ですか? 個人的にはかなり的を射たことを言ってもらってる印象なのですが、生憎と経験値不足と若さが災いして『何かを参考にしないと全く書けない』みたいな現状があります。 トホホ。

 ちなみに、主人公はガロード・ランに寄せる感じですが設定的にはターンエーっぽい超技術とかを押し出しつつ、やること自体は『主人公が行き当たりばったりに冒険する』みたいなところを狙っています。それだけだと話が回らないので、元スレで書いたような『謎』に挑んでもらう予定ですが。
 
 真の敵については、難しいですね。今回の場合は『ある程度成熟しきった主人公が悲惨な戦争の正体を暴いていく』みたいな作品なので『戦争』とか『戦争を起こすに至った何か』という言い方は出来ますが。ある意味、『人類は衰退しました』的に『主人公たちは日常生活を送りつつ、読者になぞ解きをさせる』形になるかもしれません。

 封印されていた魔法技術を解き放った軍部には罪はないですよ。モチロン。
 ただ、『千年にもわたって封印していて、その千年の間にも戦争などがあったのに、なぜ今回だけ封印を解いたのか?』が問題なのです。ちなみに、『争う相手が魔法技術の封印を解いたから』ではないですよ。

 うーんと、勘違いされがちなんですが俺は『短編連作』を書こうと思ってこの案を思いついたのです。なので、絵でてんさんのおっしゃることは『長編ならごもっとも』なことが多いのですが、今回は見送らせていただきます。
 ありがとうございました。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信 (No: 6)

投稿者 こうなご : 0 No: 1の返信

投稿日時:

おはようございます。
うーん、漫画のディメンションWでしょうか。主人公キョーマがひょんなことから極めて人間に近いアンドロイド・ミラを拾って、彼女は自身の開発者である自死した博士から「コイル(作品世界のエネルギー源)を辿れ」という謎めいた言葉だけを残されており…という話です。
ただこの作品は個人的にはSFよりヒューマンドラマの方に舵が切られてしまったなという印象になりました。
というのもNo.4でえでてんさんが述べていますが、現状は主人公が活躍してある作品テーマを体現する、ではなく黒幕の企みが目標となっているからです
これは間違えると「現在作品世界で泣いて、笑って、生きている誰よりも黒幕の企みがすごい」というテーマは大きいけれどその主体が不在がち、ということに繋がりかねないからです。主体があやふやだと群像劇っぽいけど壮大っぽいという変な感じになって、その印象や意味までしばしば文字で書き表して読者に示す小説媒体と相性が悪いです。
ですので、私もえでてんさんの言うように主人公の真に向かい合うべきもの、それは例えば黒幕の後継者とか、黒幕に端を発した「作品世界現在の騒動」とか、そういったものを決めてから、そもそも黒幕がいてその人物の足跡を追いながら話が進む、というストーリーにした方がよいと思います。
特に、なまじ黒幕がすごいよと最初に書いてしまうと、後からでてくる主人公と相対する者すべてがおしなべて小粒に見えてしまうので、敵役はご自分で懸念している通り黒幕よりよっぽどインパクトのある別人物でないとまずいです。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信の返信 (No: 12)

スレ主 大野知人 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

ディメンションWですか、名前すら知りませんでした。浅学で申し訳ない。

多分俺の書き方が悪かったんですが、物語の大筋は『主人公たちの生きざま』とか『戦後のすさんだ時代の中での仲間関係』みたいなものであって、黒幕云々はサブ要素のつもりだったのです。すみません。

そう言う訳で、『何かに立ち向かう』みたいなのには多分ならないけれど、小女子さんの意見も参考にさせていただければ幸いです。
ありがとうございました。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信 (No: 9)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

違ったら申し訳ないですけど、「アリソン」時雨沢恵一著と、ちょっと構成が近いかも?って思いました。
最初に謎があって、事件が起きて、トラブルを解決しながら真相に近づいていくような話だった気がします。
面白かったですよー。

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『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信の返信 (No: 13)

スレ主 大野知人 : 0 No: 9の返信

投稿日時:

「アリソン」も知りませんでした。
結構古い本みたいなので、見つけたら読んでみます。
ありがとうございます。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信 (No: 11)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

>『黒幕とラスボスが別々』みたいな状態でイマイチまとめ方が思いつきません。
それ自体は何も問題なくよくあると思います。
要するに、「物語の落とし所」と「主人公の目的」が別に設定されてるって事なので、これを同じくする必要はない(同じであるほうが落としやすいのは確かだと思う)ためです。

ぶっちゃけ、そう考えると参考タイトルは範囲が広くて上げにくく、その範囲を狭くしてクリティカルなものを探そうとするとコレ悩まれてる「落とし所」が大事になってくるのでまた上げにくいです。
「黒幕は既にいない」または「物語中盤で死亡する」ともかく「終盤で主人公と相対することがない」という作品は結構あると思います。
例えば「黒幕の残滓が行動を起こしてる」というパターンでの有名作品は漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の6部ストーンオーシャンですかね。
「黒幕が物語中盤・終盤手前で死亡する」というパターンだと、作品の中の1エピソードですが漫画「ベルセルク」の断罪の塔がパッと思いつきます。
戦闘能力の低い敵が、物語終盤手前で目的を果たしてしまいそれに巻き込まれる主人公たちって形で序盤から終盤まで黒幕と主人公は確か一度すれ違ったくらいでしかお互いを知らない。
「黒幕が死んだことで物語が始まる」という黒幕の存在が切っ掛けになってくるものではラノベ「ブギーポップは笑わない」の歪曲王がそんな感じの話だったかと。

>『黒幕とラスボスが別々』
それより大事なことは「それは何の話なのか」って事です。
例えばブギーポップの例だと、謎の塔に集まった数百人の一般人が既に死亡してる全てを計画した黒幕の思惑に従って塔を進み、その中で主人公ブギーポップと、ブギーポップと同じ存在になりつつある歪曲王が出会う、という話なので、
ようは「主人公と歪曲王が出会う」という話。
読んでみりゃわかるけど、すごい複雑なようでいて骨組みはいたってシンプル。
ブギーポップシリーズは通して主人公視点で物語が進行することがなく群像劇やオムニバスに近い形式を取っているので、個人的に歪曲王は「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」に近いものを感じた。
「歪曲王」というある意味敵となる存在の視点を中心に進んで、最終的に主人公と出会い、主人公は歪曲王を敵として見るかそうではないと判断するか、という事で落ちになる。
だからこの話では黒幕はあんま関係なくて、どんな状況であっても「主人公と歪曲王が出会う話」は成立できる。
出会って歪曲王の存在を敵かどうか判断して、そこで話自体は終わりで落ちになる。そのあと物語のシメとして黒幕が残した事をどうするか、という感じ。
だから、「物語の目的」と「主人公の目的」は別になる。
こういう話は結構多い。
例えば「金にがめつい守銭奴主人公」なんかは主人公の目的は金で、物語の目的としては「依頼人を助けること」といった形として。
この物語の本筋は「主人公が依頼人を助ける話」なので、こういう「どういう話なのか」がわかってれば落とし所はわかるし、まとめ方も方向性が見えてくるのではないかと思います。

ブギーポップの場合は「主人公と歪曲王が出会う話」だから「二人が出会ったら終わり」で、主人公が守銭奴の例では「主人公が依頼人を助ける話」なので「依頼人を助けたら終わり」で、まず「そこ」でまとめたほうが良いと思います。

『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ?の返信の返信 (No: 14)

スレ主 大野知人 : 1 No: 11の返信

投稿日時:

サタンさん、的確にまとめて下さってありがとうございます。
どうにも俺自身が質問スレでうまくまとめ切れておらず、何人かの方に勘違いさせてしまうようになっていたのですが本質は多分『物語の落としどころと主人公の目的が違う』ということなのだと思います。

自分の中でまとめ切れていないまま意見を求めようとしていた節があったので、もう一度よく練り直してみることとします。
サタンさん、皆さん。ありがとうございました。

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タイトル:『すでに黒幕が死んでいて、その目的を解明しながら事件にかかわっていた人物と物語を紡いでいく』みたいな作品ありましたっけ? 投稿者: 大野知人

お久しぶりです。大野です。
以前からちまちま相談しているロボット(ゴーレム)モノを根本から作り直す予定なのですが、

「ストーリーの舞台は戦後。両国が壊滅的な被害を受けており、いわゆる世紀末的な世界観」
「ロボットは古代の魔法文明の技術を利用したものであるが、戦前まで千年以上にわたって治安維持のために魔法技術が厳重に封印されていたこと」
「主人公は戦時中の基地跡などを漁って、武器や大型ロボットを売りさばく仕事をしている」
「とある遺跡で出会ったロボット/人物がきっかけで『なぜ壊滅に至るまで戦争を続けたのか』『なぜ戦争に際して封印されていた魔法技術を解禁するに至ったのか』あたりに迫っていく」

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ただこの場合、『すでに黒幕(戦時中の軍上層部)が死んでいる』みたいな事態が発生しており、アクションとして書こうにも『黒幕とラスボスが別々』みたいな状態でイマイチまとめ方が思いつきません。
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