簡単に良いアイディアを閃くコツ。
「小説の執筆を切りの悪いところで終わらせる」
台詞の途中など中途半端なところで終わらせると、脳が執筆から離れた間も小説のことを無意識に考え続け、良いアイディアが浮かびやすくなります。
これはツァイガルニク効果と呼ばれ、仕事で成果を出すにも使えます— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2018年9月25日
小説の執筆をキリの悪いところで終わらせる効果まとめ
1・続きが気になるので執筆を継続しやすくなる。集中状態に戻りやすい。
2・良いアイディアが生まれやすくなる。
キリの良いところで終わらせると再開するのが大変になる罠!
小説はとにかく完結させるのが大変です。
長編小説を完結させたことがある作家志望は、多く見積もっても全体の半分しかいないのではないか?とさえ言われます。
なぜかというと、いざ執筆の続きに取り掛かろうと思っても、どうにもやる気が乗ってこない状態がときどきやってくるからです。
実は、キリのいいところで作業を中断すると、そこで脳の集中力がプッツリ切れてしまいがちなことが、脳科学の研究でわかっています。
逆に、切りの悪いところで終わりにすると、頭の片隅で気になってしまうので作業を継続しやすいのです。
これはツァイガルニク効果と言われます。
あるテレビ番組で、受験に成功した大学生に彼らの勉強法を聞いてみたところ、多くの人が、勉強をやめるときは、問題集の途中などキリの悪い中途半端なところでやめていたことがわかりました。
こうすることで、続きが気になってしまうので、ごく自然にまた勉強を再開することができるのです。
週刊連載漫画が、続きが気になる良い場面で終わることもツァイガルニク効果を狙ってのことです。
未完のままにされると、脳は続きが気になってたまらなくなります。
ツァイガルニク効果とは、要するに最後までやり遂げたい気持ちです。
無意識に小説のことを考え続けてしまうのでアイディアが生まれやすい!
これにはもう一つ利点があって、頭の片隅で、そのことを無意識に考え続けてしまうので、良いアイディアや問題の答えがみつかりやすくなるのです。
脳科学者の中野信子さんは、「キリの悪いところでやめる」ことを、学校で教えるべきではないかとさえ思うほど、仕事や勉強で使える効果的な方法であると語っています。
小説の執筆をキリの悪いところで終わらせる効果まとめ
1・続きが気になるので執筆を継続しやすくなる。集中状態に戻りやすい
2・良いアイディアが生まれやすくなる