優れた人のマネをするのは良いことです。
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年1月18日
手塚治虫は自伝の中で「ディズニーに傾倒してからは、ぬいぐるみスタイルを必死になって模写し、習得して、とうとう今の画風になってしまった」と語っています。
ディズニーも手塚治虫のジャングル大帝を参考にしてライオンキングを作ったと言われています
人気作をマネしてテンプレ通りの小説を書くことが人気作への近道
ラノベの教科書はラノベ。
現在の人気作を徹底的にマネしてテンプレ通りの小説を書くことが、人気作への近道です。
これをやるとオリジナリティが損なわれるのではないかと思いますが、書籍化されるレベルの作品はちゃんと作者さんの個性が現れています。
「テンプレに沿ったくらいで個性は消えません」
テンプレに沿っても個性は出せる!
20世紀を代表するファッションデザイナー、ココ・シャネルは12歳の時、孤児院に預けられました。
彼女は他の子供と同じ貧素な制服を着ていたにも関わらず、なぜかオシャレに見えて不思議がられたそうです。
実は、規則に反しない程度に、キレイに見えるように着こなしを工夫していたのです。
テンプレに沿っても、個性を演出することは可能!
まずはマネから。その上で、工夫を加えていきましょう!
「キング・オブ・ポップ」と呼ばれたマイケル・ジャクソンは、子供のころジェームス・ブラウンに憧れ、彼のステージを見て、そのステップやターン、マイクの持ち方など、すべての動作を目に焼き付けてマネしたそうです。
天才と呼ばれた人でも、最初は優れた人のマネをしていたのですね。
まずは、人気がある人のやり方をマネして、そのうえで、さらに良くなるように工夫を加えていくのが、上達の王道です。