小説の書き方。「主人公が空気」が最も悪い!主人公を徹底的に活躍させよう!

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創作では主人公が空気が一番悪い

ダメなのは主人公が誰だかわからないこと

創作初心者によくある失敗は、冒頭で視点移動を繰り返して、主人公が誰であるかわからなくすることです。

これをすると確実に爆死します。

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物語とは主人公の活躍を描いた物。「主人公が空気」が一番悪い

Amazonのゲームレビューを見ていると「主人公が空気」という批判をたまに見かけます。これは主人公の存在感がないという意味です。

物語とは主人公の活躍を描いたモノで、読者が最も興味があるのは、小説、ゲーム、漫画問わず主人公だからです。

大半の漫画は後半になると群像劇化するので、小説でもこれをマネして、冒頭から群像劇っぽくして失敗するケースが多く見受けられます。

視点移動を多用し、群像劇っぽくすると、主人公の存在感がなくなり、主人公が空気状態になってしまうので気をつけましょう。

群像劇小説も最初の5巻は主人公の活躍を徹底的に描く

群像劇小説にする場合でも、最初は徹底的に主人公の活躍を描くのが正解です。これを行ってから、初めて他のキャラの活躍を描きましょう。

例えば、群像劇小説の代表格『グイン・サーガ』(1979年刊行)も、5巻までは主人公グインを物語の中心に据えて、その活躍を徹底的に描いています。

主人公パーティが解散して、メンバーのそれぞれが、3つの国の王になっていく物語がその後のストーリーです。
群像劇の場合でも、最初は主人公の活躍を中心に描くのが王道なんですね。

累計発行部数230万部突破の大ヒットラノベ『魔弾の王と戦姫』(2011年4月刊行)は戦記物ですが、全巻通して徹底的に主人公を物語の中心にすえて、その活躍を描ききっています。

たくさんのキャラが登場しますが、群像劇化はしていません。

小説では常に物語の中心に主人公がいるのが、大切なんですね。

群像劇漫画も最初は主人公の活躍を描く

例えば少年ジャンプの人気漫画『HUNTER×HUNTER』では、9巻から主人公の仲間クラピカを中心としたストーリーが展開されますが、それまでは、ずっと主人公ゴンの活躍を描いています。

たくさんのキャラクターが登場する群像劇形式の漫画であっても、最初は主人公の活躍を徹底的に描くのが正解なのです。

序盤では視点移動はなるべく行わないようにし、主人公の活躍を徹底的に描くようにしましょう!

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