小説の書き方。冒頭・プロローグの3つの注意点。モブキャラに名前をつけない

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・モブキャラの名前を出さない ・本筋に関係ない設定(固有名詞)を出さない ・本題に早く入る。

小説冒頭/プロローグの注意点

  • モブキャラの名前を出さない
  • 本筋に関係ない設定(固有名詞)を出さない
  • 本題に早く入る。

読者は小説冒頭に出てきた名前のあるキャラや設定などは、必ず今後の重要な人物や伏線になると考えます。

なので、モブキャラを出す場合は固有の名前を付けないようにしましょう。魔王、騎士隊長などの代名詞で乗り切るのがコツです。
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冒頭以外でもメインキャラクター以外は名前を付けないのがコツ

最近のヒット作を調べると、ある程度の重要な役割を担っていても、出番が一つしか無いモブキャラには、冒頭以外の場面であっても名前はつけられていません。

名前があると重要人物だと読者に誤解され、ストレスに繋がるからだと思います。

読解の負担を減らすためにメインキャラ以外は名無しになってます。

参考作品:『回復術士のやり直し』

TVアニメ化されたシリーズ累計80万部突破のヒット作です。
2016年12月29日に『小説家になろう』に初投稿。

上記の作品では、冒頭で主人公が魔王を倒しますが、魔王には名前が付けられていません。
また、中盤で主人公が王女に復讐を遂げるために利用する近衛騎士隊長は、重要な役割を担っているにも関わらず、名前が付けられていません。

両者ともメインキャラクターではないため、あえて名前をつけずに、読者の負担を減らしているのだと考えられます。

名前をつけないということは、メインストーリーにはあまり関係ないという読者へのメッセージになります。読者は、その分、余計な情報に惑わされず、楽に読むことができます。

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