小説の書き方講座。プロ作家の最低条件『物語の型』が身についているか?

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型が身についているかがプロの最低条件

・ラノベ新人賞の型
劣等生だけど最強の主人公が、すごいパワーで絶望している美少女を助けてあげて、感謝されてモテて、感動で締めくくる。
・なろうの型
「無双、モテ、すげぇ、ザマァ」のおいしい展開を冒頭からとにかく何度も繰り返す。ストレスフリー

私が運営するオンラインサロン、ノベルラボの中から新人賞を受賞したり、なろうから書籍化オファーを貰っている人を見ると、ひとつの共通点があります。

物語の型ができていることです。

なろう書籍化作家うっぴー(ライトベル作法研究所) - エンタメノベルラボ - DMMオンラインサロン
webからの書籍化&新人賞受賞者、続々出現!小説で食べていくことを目指すサロン。プロの講座、ガチ批評会、人気作の分析会など、初心者でも安心して上達できる環境を整えています。小説投稿サイトで月1~3万円稼ぐメンバー多数

新人賞なら、型通りの構造の上に一捻りを加えたもの。
なろうの場合は、タイトルで約束した「おいしさ」を繰り返し提供できている作品がポイントを取れます。

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読者に楽しさを提供できないと読んでもらえない

小説を書きたい人は、自分が書きたいことに注力しすぎる傾向があります。

しかし、「読者が感じる楽しさ」を提供できていないと、そもそも読んでもらえません。

これを提供するためにも、ウケることが長年の積み重ねから証明されている『物語の型』が重要になってきます。

型の中で、書きたいことを書くのが一番です。

冒頭はテンプレから入る。絶対の鉄則

もし、型を使うことに抵抗があるとしても、冒頭だけはテンプレにしてください。

例えば、あなたが車にまったく興味がないとして、車好きのおじさんから、車の話を延々と聞かされたら、途中で逃げたくなりませんか?

でも、あなたが興味のあるゲームの話から入って、途中から「実は、私は車のゲームにはまっていて、車はこんなに楽しい」と言われたら、話を聞いてみたくなりませんか?

ハーバード大学の研究によると、カリスマ性が高い人気者は、聞き手の関心のある話題を最初に話すそうです。
そうやって自分の話に関心を持たせてから、話したい本題に入るそうです。

ラノベも同じで冒頭は転生などのテンプレにした方が良いです。

例、大ヒット作『幼女戦記』

冒頭は異世界転生テンプレ。あとはハードな戦記物となっています。
冒頭はラノベ読者の好む内容にし、これは楽しめそうだと思ってもらいましょう。

他にも、いきなり魔王を倒す、頭のおかしい美少女に出会って好かれるなど。ラノベ読者に好かれるテンプレはいろいろあります。

これらを使えば、あなたの語りたいことに耳を傾けてもらえるはずです。

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