小説の書き方。ラノベがゲーム的な異世界ばかりな理由。世界観のコツ

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すぐに話に入れて、 設定を忘れても大丈夫な物の方が ネット小説では圧倒的に ウケるからです。

  • 読者は通勤通学の電車やお昼休み中に『暇つぶし』にWeb小説を読む。流し読みが基本。
  • ゲーム、漫画、他の小説なども合わせて読んでいる。設定がごっちゃになる。
  • このため、あまり特殊で複雑な設定は覚えてくれない

特色を出すならゲーム的な異世界というテンプレを守った上で行うのがベスト

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設定を理解する必要のない。シンプルでわかりやすい世界観こそ正義

『とある魔術の禁書目録』や『魔法科高校の劣等生』のような複雑でいろんな要素が混じった小説は、コンテンツが溢れかえっている現代ではウケにくいです。

読者は複数の小説を同時並行に読むため、わかりにくい話を敬遠します。

読者は設定を読みに来ているのではなく、物語を読みに来ています。
なるべく早く物語に入っていけるように誘導するのが作者の腕の見せどころです。

そのためには、世界観はなるべくわかりやすく、異世界ファンタジーのテンプレという読者の共通理解の上に築いたほうが有利です。

例えば、魔王や魔物と言ったら、ラノベ読者は説明無しで理解してくれます。
逆に宇宙船、戦艦といった見慣れない物が出てくると、説明をしなくてはなりません。

説明をすると、読者は理解するために労力を使います。また、その分、物語の展開が遅れます。
労力を使わされた上に、物語の展開が遅れると退屈でツマラナイということになるのですね。

退屈だと感じたら、読者は漫画や動画、ゲームなどの別のもっと刺激が強くておもしろさをすぐに感じさせてくれるコンテンツに流れてしまいます。

小説の「設定」とは読者が最も読みたくないモノ。作者が最も書きたいモノ

説明は必要最小限に押さえ、おもしろい物語の部分。特に主人公の活躍に文字数を割くのが手練の作者です。

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