小説とは商品で、売れる商品とは世の中の大半の人が求めている物。欲しいと思えない物、パッと見て、おもしろいと感じない物をわざわざ買う人はいません。
現在の人気作品を分析して、読者が何を求めているのか仮設を立てて書かなければ、ウケる可能性はゼロに等しくなります。
あなたの好きな物と、大衆の求める物の交差する箇所を狙って書きましょう!

テンプレ8割。オリジナリティが2割。
あるいは、テンプレ9割。オリジナリティが1割くらいが、読者の好みに合わせた良い配分だと言えます。
オリジナリティの配分量が5割を超えると、理解してもらえない物になります。
商品なのですから、パッと見て、おもしろいと感じてもらいましょう!
市場調査をしないと爆死する
プロの作家さんは、市場調査をしています。
この本の売上がこれこれだから、これと同じ系統の自分の書いている小説はこれくらい売れるだろう、という目算を立てています。
魚のいない池で釣り糸を垂らしても、魚は釣れません。
市場調査をしないアマチュアは爆死を繰り返します。

今までにないオリジナリティがあふれる小説とは、現在の読者の好みから大きくハズレている可能性が高いのです。
下手な鉄砲を数撃っても当たりません。
小説とは商品なんです。
人の集まる人気ジャンルを狙って書こう
例えば、私の知り合いにはBL小説を書いてアルファポリスに投稿し、月に6000円の広告収入を得ている人がいます。
BL小説というお金になる人気ジャンルが好きで、これを極めようとしているから実際にお金を得られているわけですね。
人気ジャンルが好きというのは大きな強み。
人の集まる市場で勝負することが、プロの大前提です。
天才とは大衆の求める物と自分の好きな物がピタリと一致している人
なろうランキング上位陣は、なろう小説が大好きです。
なので、もしなろうでウケようと思ったら、なろう小説を読みまくって、あなたの好みを変化させる必要があります。

大衆の好む物を好きであるということ、それが才能がある状態です。
現在、流行している小説やそのジャンルをたくさん読んで、現在の読者が何を求めているのか? 理解し、これに合わせて小説を書くのがヒット作を生む最低条件です。