- 共感性(欠点、読者と同じ要素)
- 憧れ(最強、天才など)
- 善人であること
- 苦悩しないこと
- 目的がブレないこと
- 物語の中心に常にいること
- 必ず勝利し成長し、プラスを積み上げていくこと
主人公を悪人にする場合でも、行動の動機は善であること。最初は善の部分を見せないと感情移入してもらえません
「共感」と「憧れ」を満たすタイプが最も強い
ラノベ主人公は
・劣等生で最強
・ボッチで最強
・ボッチで最強
など「共感」と「憧れ」を満たすタイプが最もウケが良いと思います。
古くは昭和の大ヒット漫画『静かなるドン』もこのタイプ。
職場でいじめられている平社員の主人公が、実はヤクザの大ボスで、職場の上司が自慢して使っている高級パブのオーナー。という設定の物語です。
職場の同僚やヒロインが巻き込まれたトラブルを、その絶大な悪の権力で解決します。
また、本当は喧嘩が強く、ヒロインを守って活躍する。
という構成になっています。
昔から、なろう系の物語は強かったということですね。
なろう系のテンプレのひとつ。
一般人が魔王に転生して、無双する。
『静かなるドン』と、ほぼ同じであることがわかると思います。
憧れを満たす最強主人公がウケる!
「最近は最強主人公が流行っているようですが」
といったことを言う人がいるのですが、これは間違いです。
昔からずっと人間は最強主人公が大好きなのです。
なぜなら強くなりたいという男性読者の「憧れ」の要素を満たせるからです。
例えば、
- ラノベの元祖『スレイヤーズ』
- 時代劇の主人公、ほぼ全員
- ギリシャ神話の英雄
などが挙げられます。
迷ったら、主人公を最強、または天才にして憧れの要素を持たせましょう。
あとは『静かなるドン』と同じように、読者と同じ共感できる要素を入れれば最高です。