1・内容を理解するための前提となる情報量を減らすこと
2・なるべく早く本題になること。誰が何をする話?(主人公の目的、やりたいことの提示)
3・快感ポイントを早く出すこと
2・なるべく早く本題になること。誰が何をする話?(主人公の目的、やりたいことの提示)
3・快感ポイントを早く出すこと
ラノベにおいては特に1が重要だと思います。
Webにおいてテンプレが強いのもこのためです。
例えばWeb小説ではゲーム世界転生が昔から人気があるのですが、このテンプレには欠点があります。
ゲーム内容の解説をしなければならないことです。
人気となった
「極めて傲慢たる悪役貴族の所業」
では、なんと主人公が前世をおぼろげにしか覚えていないという設定でこれをクリアしました。
読者は想像以上に「内容を理解するための前提となる情報」を嫌がる傾向があります。
そもそも説明に文字数を費やさないように工夫された冒頭。早く本題に入って、おもしろいと思わせてくれる冒頭を好みます。
ファンタジーはいかにナーロッパ設定を使っても説明が多くなるのが構造的欠点です。
なぜテンプレ小説がWebでも市場でも強いかというと。
テンプレから入る冒頭は、内容を理解するためのコストが必要最小限になるからです。
オリジナルの世界観の場合は、説明すべき点が多くなり、読者が快感を感じる展開やキャラの魅力を演出するシーンが構造的に少なくなります。