小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

元々島の人さんの返信一覧。最新の投稿順7ページ目

元記事:再々訪、お許しください

再々訪、お許しください。レスは、そちらから特に何かなければお気になさらずに。

>いくら主人公が他人の見られ方をあまり気にしない人であっても。

ポイントはそこかもしれません。

現実の人間なら「他人の目をあまり気にしない人」であっても、事柄によっては他人から責められて悩むこともあると思います。しかし、ストーリー上で示されるキャラの性格や重要なエピソードは、たとえ作者が意図していなくても一つ一つ意味を持ってしまうんですね。それらどうしに矛盾があると読者は「腑に落ちない」という感じを抱きやすく、問題が未解決のままというモヤッと感につながりやすいのだと。

なので、「他人の目を気にしない主人公」でありながら、あるエピソードでは強く悩むという展開があるなら、

1)そのエピソードに際しては普段の性格と異なる反応をした理由。

2)そのエピソードをきっかけとして、その後の主人公の性格に何らかの変化が起こる。

この1・2を明確にプロットに組み込まないと、読者の納得感につながらないということだと思います。
組み込む方法は一つではないでしょうが、多くの場合、主人公の性格に影響を与えた過去の経験を設定するのが有力かと。それをストーリーの前半で明示する必要はありませんが、伏線は配置しておいた方がいいです。そして、エピソードをきっかけに主人公が変化し(成長or一皮むける)、変化した結果、終盤の大きな難局に打ち勝つことができたという流れを作れば、物語の過去と現在と未来が意味を持ってつながります。
それがそのまま起承転結になります。

上記の回答(再々訪、お許しくださいの返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

ありがとうございます。改めてプロットの練り方はとても難しいものとわかりヒントを下さりありがとうございます。

拙作の件のイベントの回と、プロットに近い人物紹介編をリンクいたします。

問題のイベントの話
https://ncode.syosetu.com/n6777gm/16/
主人公の人となり紹介
https://ncode.syosetu.com/n6777gm/51/

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公がぶれないように

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元記事:主人公がぶれないようにの返信の返信

エンタメの主人公は、多少クセがあってもスパッとしているものです。
現実の人間はそうそう一貫性があるものではなく、純文学だったらそういう人間の弱さや狡さを率直に描く方が評価されたりしますが。
エンタメの主人公は読者の期待をになう存在なので、作風によっては悪や冷酷も受け入れられる場合がありますが、筋が通っていることは必須だと思うんですね。悪よりも、煮え切らなかったり、姑息な性格の方が嫌われます。

なので、

>主人公が躊躇して洪水で人が流され皆に攻められ確かに主人公は「おれは何て悪いやつだ」とかなり悩みます

そういう展開は、主人公にとっても作者にとっても、けっこう正念場だと思いますよ。
読者はその手のエピソードを主人公の試練ととらえ、安易に「凄く良い人」にはならないまでも何らかの納得できる解答は期待するものだと思います。

そういう期待感は死んでも裏切らないのがエンタメの鉄則。

上記の回答(主人公がぶれないようにの返信の返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 1 投稿日時:

ありがとうございます。やはり現実の人間とは違いますね。
 
あと貴方が正念場と仰った場面もそこは特に塾考し、繊細に力をいれ皆が納得までいかずともかなり納得得られる様にしないとダメですね。
いくら主人公が他人の見られ方をあまり気にしない人であっても。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公がぶれないように

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元記事:評価傾向

小説家になろうでファンタジーを書き続けて25万字に達しましたが最近特に更新時PVが7倍近くになり驚き嬉しいですが、感想、ブックマーク、評価PTはなかなか増えません。
PVは増えましたがポイントは増えません。評価者ほとんどいません。

これは読者様にどう言う風に見られていると言う感じでしょうか。
後感想が少ないのでラノベ道場に掲載しましたが、それでも2人方程しか感想はつかず(丁寧だった)感想を10件以上もらい活発な意見が飛んでいる方の作品もあるのに、と思う事あります。
あんまりつまんないとか問題点はっきり言っちゃうと、とか、この人メンタル弱そうだから、とか思われてるのかも、と。

上記の回答(評価傾向の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

ありがとうございます。25万字の点を言っていただき嬉しいです。
ノベル道場では確かに3作品ほどしか感想は書いていません。小説家になろうでは結構な数?かきました。
でもなろうが良い点悪い点だけなのに対して、ノベル道場の皆さんの指摘はかなり鋭く細部まで至ります。やはり適格に出来るかぎり書こうと気負い少し遠慮気味でした。
皆さん待っている、だから順番を決める、そうですよね。それが作者様の今後のスキルを左右しますから。
感想を書く方が伸びる、これは気付きませんでした。初めて知りました。ありがとうございます。後は作者毎の感想数距離感、ですね、これも参考になりました。ありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 評価傾向

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元記事:主人公がぶれないように

拙作は脇役よりも主人公がぶれやすく熱くなったり冷静になったり優しかったり嫌な感じになると気にしています。これを防ぐにはどうしたら有効でしょうか。基本的、短くてすみません。

上記の回答(主人公がぶれないようにの返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

攻められ→責められ◯でした、すみません。後過去トラウマに代表される反面性、意外性みたいな物ですね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公がぶれないように

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元記事:主人公がぶれないように

拙作は脇役よりも主人公がぶれやすく熱くなったり冷静になったり優しかったり嫌な感じになると気にしています。これを防ぐにはどうしたら有効でしょうか。基本的、短くてすみません。

上記の回答(主人公がぶれないようにの返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

ありがとうございました。
この質問なのですがやはりプロットに問題があったのだと思います。
基本主人公は序盤クールです。しかし12話ほどで主人公の考えを改めるイベント、具体的には主人公が躊躇して洪水で人が流され皆に攻められ確かに主人公は「おれは何て悪いやつだ」とかなり悩みます、が、この話が区切れた後凄く良い人になるのか、あるいはクールさを残し変わるのかやや半端になった感があります。
後脇役がわりと良い人が多いのでいつまでも主人公ツンデレだと読者からも作品世界内でも「やなやつだなー」と悪いイメージになるのを恐れた為だと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公がぶれないように

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元記事:無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!

 お邪魔致します、長巻守宮と申します。

 実は、現在プロット作成中の作品の主人公の生い立ちの設定で悩んでおりまして、皆様のお知恵やご意見をたわまりたいと思い投稿しました。

 さて前置きはそこそこに、私が現在考えてるものは宇宙モノで、主人公は地球から遠く離れ実在するーーという設定の惑星系の星に生まれるのですが、主人公の生まれた星というのが所謂ロストワールドーーもといロストプラネット的な惑星で、その星にはファンタジーの定番である、ドラゴンーーから進化した竜人達の国があります。

 主人公はそこで竜人の皇子として生まれるのですが、なんと主人公はドラゴンではなく、ダイナソー、恐竜人だったのです。

 この竜人族は翼や角、蛇のように自由に動く尾を持ち、更に魔法のように、炎や冷気、雷、あるいは光等を吐き出し、あるいは手から放つ、他の星の住民達から警戒される戦士種族なとですが、主人公はそういった能力は一切持たず、
皇子でありながら無能無才と父からも諦められ、民にも密かに見下される幼少期を過ごします。

 しかし腐らず、一日も欠かさず訓練を続け、同族最強とされる竜人を圧倒するまでの強い戦士に成長しますが、結局認められず星から追放されてしまいます。

 とここまでは本編以前の過去の話なのですが、この部分こそ私の悩みの種でもあります。

 厳密には、ドラゴンとダイナソーは似てはいるかもですが、全く違う生き物な訳で、竜人から恐竜人が生まれるのは、やはり矛盾になってしまうのではないかと感じてしまっています。

 一応、竜人族はかつて、我々地球人と似通った異星人によって作り出された生物兵器であり、製造の際に恐竜を用いたーーという裏設定があります。

 なので、主人公はいわば先祖帰りをし、恐竜人として生まれたのですが、だとしたら、竜人達が魔法的な力を駆使できるのも矛盾しているような気がしてしまうのです。

 私自身恐竜が好きなのと、主人公を竜人にしてしまうと、ただのチート、俺ツエーになってしまうので、主人公は恐竜人にしたいのですが、
ここまで読んでいただいて、皆様に意見や、もしくは主人公を恐竜人として登場させる良い案がありましたら、是非とも教えて頂きたいと思い投稿させていただきました。

 なお余談ですが、作中では主人公の他にもメスケモがヒロインとして登場したり、主人公同様の獣頭人身のキャラが出たり、自我のあるロボットが登場したり、人間同士の政争があったり、はたまたファンタジーの悪魔や魔王的な敵が出てきたりと、 その中で、主人公は突然固有の力を誰かから授かる事もなく、ひたすらに身体能力と手にした武器、あるいは爪と牙や、戦闘勘のみで戦い生き抜いていくという、シリアスではありますがなんでもありな感じの作品に仕上げる予定です。

 たかたが主人公の過去でこんなにも思い詰めてしまいお恥ずかしい限りですが、何卒よろしくお願い致します!

上記の回答(無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信)

投稿者 読むせん : 0

貴種流転譚か~。
そこ、人に決めさせてしもてええのん?ロストワの世界感に食い込む重要な根幹よ、そこ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例えばなんですけど
その「ロストワ」は侵略者である異星人が供給する魔法、あるいは魔素に完全依存した、さながらカイコガのように「完全家畜化人類」であり魔素という生殺与奪を他人に握られた奴隷世界。

侵略者に牙も爪も届かずとも、彼らの意のままにならぬ唯一。
 改造されて本質を奪われた「恐れられるべき竜」の血脈が実らせた反逆の種子だったのよー。とかでええんでない?

 大エピソードで、魔素を奪う機械か何かを敵対種に発明されて、竜人族がバタバタ倒れて滅びかけた時でも主人公はヘッチャラに動けて、その機械を叩き壊すとかしてもいいと思います。

ライガーとかラバでも、ごくごく稀に生殖能力を持って生まれる事があります。
そうやって進化していくんだと思います。主人公は竜族が生き延びるため、生まれるべくして生まれてますよ。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!

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投稿日時:

元記事:『存在しない観念』の表現方法。

 大野です。最近では珍しく、まともな質問です。
 
 今俺は、ファンタジー世界を舞台にしつつ、SF的な所のある古代文明が出てくる作品を作っています。
 今回の質問内容は、『現実には存在するけど作中には存在しない観念』を、『登場キャラには理解させぬまま、作中世界に存在しない・意図的に消された』ことを表現したく、悩んでいます。

 抽象的過ぎたので、以下具体例。
 『戦争を起こさないために統一帝国を作って、攻撃魔法の技術や宗教などを消し、仮初の楽園を作った』が『数千年ほどして、溜まり切った軋轢によって戦争が起こり』、『戦乱の世界を生きる主人公がひょんなことから古代文明の兵器を拾う』という展開なのですが、『古代文明の兵器』の性質が作中世界の宗教と密接にかかわりあっていて、しかし『宗教』の存在を主人公が知らない場合、ですね。
 
 どなたか、ご教授願います。

上記の回答(『存在しない観念』の表現方法。の返信)

投稿者 手塚満 : 1

作者の腕前が試される難しいものでもありますし、身近にヒントになる事例があるものでもあるように思います。以下、少し説明してみます。

1.言わずに悟らせるのはテーマなど最重要のことを語るコツ

お考えのことは難しい技術でして、なぜなら作品のテーマとか、最も大事なことを読者に伝えるコツだからです。やり方は知られておらず(一般的なものはたぶん無い)、こうしたほうがいいということだけ知られています。

大事なことは作者が言わずに読者に悟ってもらえ、というわけですが、自分で「分かった!」と思えるほうが感動が深いし、納得もしやすいからでしょう。作者が「こういうことだ」と押し付けても、読者は「そうかなあ?」と疑問に思ったり、反発すらしかねません。

そのことは「作中で描かれるものは、描かれないもののシルエットを浮かび上がらせるためにある」みたいなコツとして言われることもあります。自分などは、そう聞いただけで諦めたくなったりします。

2.演出レベルもあるし現実にもある

とはいえ、単に忘れ去られたものの一部だけ残っているという演出もありますよね。身近にもあるものでしょう。例えば、何かが駄目になることを「オシャカ」「お陀仏」と言ったりします。ちょっと考えれば仏教由来と分かるものではありますが、そう意識せずに使ってる言葉でしょうか。

3.迷信:夜爪を切るなの事例

迷信、ことわざなどにも同様のものがあります。例えば「夜爪を切ると親の死に目に会えない」ということが古くから言われています。諸説ありますが、例えば実用上の理由だとするのが、

・昔は夜が暗かった(灯りは暗いし、高価でもあった)
・今の爪切り発明以前は小刀などで爪を切ったり、削ったりしていた。

ことから、夜に爪を切ると手足の指を切ったり、深爪したりしがちでした。深爪はしばしば雑菌の侵入を招きます。昔はわらじ程度で土の道を歩きますし、人口の大多数は農民です。土や肥料を触ったり踏んだりするわけですから、手足の傷とか深爪は衛生上、危険であるわけです。

つまり死亡リスクを高めてしまう。それなら親より先に死ぬかも、ということで「死に目に会えない」。

別の説では戦国時代の武士の城の「夜詰め」(夜勤の警護)というのもあります。「夜詰め」と「夜爪」のダジャレです。「夜詰め」は夜襲に備える大事な役割なので、たとえ親が病床に会っても城に詰めていなければなりません。それくらい大事であり、嫌な役割でもあるので、夜爪と言い換えて「死に目に会えない」と愚痴った。爪の話かと思ったら戦の話であるわけです。

4.衛生上の経験則の事例:手で触るな

迷信っぽい別の事例も。修行僧多数のある禅寺では、あれは手で触ってはいけない、これも駄目と、触ってはならないものの禁則多数で、触っていいものを覚えるほうが早いほどだとTVで紹介されてました。手は不浄だから仏様に失礼だ、みたいな説明だったと記憶しています。

でも、コロナ禍を経験している今の我々だと、なんとなく分かりますよね。狭い場所に多数の集団生活では感染症の流行が起こりやすい。接触感染は感染症の主要径路の1つです。昔は細菌、ウイルスなんて知らないわけですが、「何かに触る機会が多い者は疫病で死にやすい」と観察から経験則を導いた人がいたんでしょう。だから「触るな」になったけれど、理由は説明できない。そこで禅寺ですから仏様を理由にしておいた。そんなところではないかと思います。

5.箸の持ち方:理由が形骸化している

箸の持ち方も同様です。正しいとか言いたくないので、標準的と言っておきますが、そういう持ち方をせよ、とだけ言われていることが多いですね。理由を語る人はほとんどいません。あの標準的な持ち方ですと、食べ物をつまみやすいのです。例えば、X字型の交差箸ですと、つまもうとした食べ物を押しやるような感じなのでつまみにくい。

標準的な箸の持ち方であれば、食べたい部分を食べたいだけつまみ上げることが容易であるわけです。美味しく食べられますよね。そういう食べ方であれば、皿の上のおかずも動きにくく、食べた後も乱れない。サンマの塩焼きを食べた後、皿があまり汚れず、サンマの骨も最初の位置からあまりずれていないなら、美味しく食べた結果ということになります。根幹は「美味しく食べる」なんですが、結果だけを暗記しているケースが多そうです。

ねぶり箸、そら箸等々の不適切とされる箸の使用法も衛生上の理由が見て取れるものがあります。ですが理由は、はしたないとか、汚いとかで済ますことが多いようです。

こんな風に現実にいろいろあります。気を付けて身の回りを観察したり、思い出したりすれば、お考えの作品のヒントになるものがあるんじゃないかと思います。

6.お考えの失われた古代宗教で考えてみると

具体例についても少し。古代には兵器があったが封印されて忘れられていたわけですね。しかし主人公が偶然見つけだしてしまう。使えてしまうということにもなるんでしょう(でないと、話が進まない)。

仮に普通の長剣は作品世界の現代にあるとします。古代の兵器は斬るものだけど、なぜか円形だとします。円(や球)って、例えば古代ギリシアでは完全なものの象徴だったりします。作品世界の失われた古代宗教でも円は完全なものだから、ということなら不便だけど円形の剣でいいでしょう。古代の宗教に魔力があるなら、円形だから威力がある、ともできます(使いやすいように作り直すと威力が失われる)。

あるいは、見た目は普通の長剣で威力があるんだけど手応えが強すぎるとか。極端には誰かを斬ったら、自分にも斬られた痛みを感じるほどとか(岩を斬り裂いた場合は痛みは感じない、としておいても可かも)。裏設定としては「強すぎる古代の兵器の封印に呪いがかかっており、使用者に相手の痛みが与えられる」とかしておく。

しかし、古代兵器を通じて「戦いによって滅亡寸前に至った世界」を浮かび上がらせようとするなら、上述の通り、テーマを言わずに悟らせることとなり、「こうすればできる」といった方法はないと思います。

主人公が知らない(作者が隠す)ことが、演出なのか、テーマなどの根幹なのか、よく見極めてから、方法をお考えになってはどうかと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 『存在しない観念』の表現方法。

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投稿日時:

元記事:世界観とキャラの双方を個性的にする方法

このサイトのどこかで、同じ作品では世界観とキャラクターのどちらかしか個性的にはできないというようなことを言っていて、なるほどなと思ったことがあります。

たしかに、例えばSF小説の冒頭で並行世界を自由に行き来する主人公の視点が様々な季節や場所、状況へと移ろい、読者が混乱しているといったような状況で、鯛焼きを盗んで逃げてきた少女と出くわすようなことがあっても、テーマがばらつくだけで面白くないのは想像がつきます。実際、無理にそうした人物を出して、取ってつけた感のあるロボアニメなんかを見たことがあります。確かに世界観が個性的でも言動の背景よってキャラクターに深みを持たせることくらいはできるかもしれませんが、ソーシャルゲームなどによくあるような、シルエットだけで誰か分かるような人物を登場させられるのは、その世界観が(ヨーロッパとかサバンナとか)ある程度見慣れたものであるか、仕組みの曖昧であるものに限られるのかもしれません。

しかしながら自分としては人物の奥行きもさることながら、なるべく複数の「属性」が組み合わさった強烈なキャラクターを作りたいのと、また世界観もSFとまではいかなくともセンスオブワンダーを重視した一捻り加えたものを作りたい訳で、それらを両立させるためにどのような手法を取るべきなのか、それともそれを成し遂げたい欲求は幻影に過ぎないのか、教えていただきたく思います。

上記の回答(世界観とキャラの双方を個性的にする方法の返信)

投稿者 読むせん : 0

まあ、無茶ですね!!!!!!\(^P^)/

料理で言うと、オムライスハヤシライス、カレー、ラーメン、などの日本人による【魔改造料理群】に匹敵するような、後世の料理の歴史に残る一品を作ろうとしてしまっている感じ。

いきなり魔王を倒すような堅実なお仕事。初めての作曲で米津玄師越えの曲を生み出す園児レベルですね。うん無茶です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとさらに身も蓋もなく言うと、そういう大義をもって物語を書く作家はクソなことが多いです(笑)

大義に夢中になって大事な事や読者や作者じしんを「置き去り」にした作品は、エゴイズムと正義厨がヤバい感じでミックスブレンドされて地獄のような産物になるよ。

===========================
あと追加、個人的に推し作家は「あえて無個性」を巧く使いこなす人です。
無個性は悪い事じゃないんです。

 主人公や読者のアバター兼【観察者】になった人間は、できるだけ無個性である方がいい。
 なぜなら個性とは『アンコンシャス・バイアス』―—————無自覚の偏見が多い人間でもあるからです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
例えば、私こと読むせんは【異性】で、【ソラレソラさんの好きな作品を全て嫌っている】とします。
私が『世界観とキャラの双方を個性的にするのは無理』と言っても
「同性じゃないと、このロマンは分からないだろう」
「そもそも嗜好自体あわない人にアドバイスされてもさぁ・・・・」
と感じてしまうと思います。

「読むせん」の意見が正しいか否か、ではなく。そもそも「読むせん」自体が信用ならない【気がする】・・・・というのが無意識の偏見になるかな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作品にも寄りますが、とんでも世界感な作品や特殊能力保持者が良く出てくる作品において、主人公は無個性ってのは、よくあります。

「え、スゴイ!!」とか「どういうこと!?」とか世界の説明を「読者の代わりに」要求してくれる。素直な無知を持つキャラって大事。

なろう作品なんかは、テンプレによってそこら辺を埋めていますが、テンプレが無いオリジナル作品だと、そこから埋め立てていかないと成立しないんですよ。

漫画ですがハガレンとかは【この世界はスチームパンクです】【この世界には錬金術があります】を組み込み、特に込み入った部分を『限定主人公ロゼ』によって突っ込ませています。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観とキャラの双方を個性的にする方法

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