小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

にわとりさんの返信一覧。得点の高い順4ページ目

元記事:今のライトノベルについて

今のライトノベルはハーレム学園ラブコメしか受けないのですか?

上記の回答(今のライトノベルについての返信)

投稿者 にわとり : 3 人気回答! 投稿日時:

 反例を挙げるのは容易いのだけれど、なんとなく「その通り。たとえどんなにハーレムが嫌いでも、恋愛をやる人間の気がしれなくても、自分を殺して心を無にしてハーレム学園ラブコメを書き上げなければお前はプロにはなれない。プロになれる奴らは皆仕事だと割り切ってやっているぞ。お前もやれ」とでも言ってほしそうなオーラを感じる。気のせい?
 2019年も終わろうとしている時期に、異世界転生ではなくあえて『ハーレム学園ラブコメ』を持ってくるあたり、ハーレム学園ラブコメを書きたいので背中を押してほしいという趣旨の質問だったのかなと想像してみたり。

カテゴリー : その他 スレッド: 今のライトノベルについて

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元記事:魔法が存在しない世界観で

こんにちは、こゆきです。
以前から悩んでいる設定についてです。
ラノベや漫画に登場する、魔法など、現実にはありえない設定には、物語を面白くする以上に、その世界が現実ではない世界であることを表現する効果もあると考えています。
 私は今、日本の室町時代をモデルとした世界観を考えているのですが、主権や出来事、登場人物の持ち物に至るまで、全く史実の室町時代とは異なります。史実と被る部分があるのは、世界観の持つ雰囲気くらいでしょうか。
 そこで最初に設定を説明することなく「室町時代っぽいけど違うんだよー」ということを示したいのですが、難しくて困っています。
会話文の中で説明することにも挑戦しましたが、説明臭くて自分の文でさえ読む気になりませんでした。
 魔法が存在しない世界観で、私など作者ができる、現実との区別の方法を教えてください。

上記の回答(魔法が存在しない世界観での返信)

投稿者 にわとり : 2 投稿日時:

主権が史実と違うのであれば幕府が出てきた段階で、室町時代をモチーフにした架空の歴史であることは読者に伝わると思うので、特に序盤で説明しようとか意識しなくても大丈夫な気がします。そもそも読者は歴史が知りたくて小説を読むわけではないので、史実通りの室町時代と違ったからといって、騙されたと怒ることもないでしょう。

たとえば藤沢周平の時代小説には海坂藩という架空の藩が登場するし、古代のインドを舞台にした映画のバーフバリでは、マヒシュマティ王国という架空の王国を舞台に王家の跡継ぎを巡る争いが描かれますが、とくに"この歴史は虚構である"というような断りは作中にはなかったし、エンターテイメントっていうのはそもそもそういうものでしょう。娯楽としてよくできていれば、海坂藩やマヒシュマティ王国が実在していようがいまいが読者にとっては関係ないことです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法が存在しない世界観で

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元記事:題材に対する不安というか

また質問させていだだきます。
前もお話しした通り、私は文章下手な初心者です。そして今から一本書こうと考えているのですが、題材が難しすぎないかと頭を抱えております。
今考えているのは、殺し屋を主人公にした悲恋ものです。こういった題材に自信がない場合、普通は同じ題材の作品を鑑賞したり取材するのが一番だとは思いますが何から手をつければいいのか分かりません。

皆さんは作品に対して不安になった時、どうしていますか?

上記の回答(題材に対する不安というかの返信)

投稿者 にわとり : 2 投稿日時:

 ただでさえ自信がないのに、同じ題材の作品を鑑賞してそれが超名作だったらそれこそ完全に自信がなくなって何も書けなくなってしまうんじゃないだろうか。それか影響されすぎてしまうか。
 頭の中で話の筋がもう決まっていて、書く踏ん切りがつかないというだけであれば、それはもう書き始めちゃったほうがいいような気がします。書いてみたら意外と思ったほど難しくなかったということもあるかもしれないし、やっぱり難しかったとしても一度書いてみることによって体感できること、気づき、学びがあると思うので。
 内容に不安を感じるのは書き上げてからでも遅くはないので、とりあえず心配事は後回しにして第一章第一幕を見切り発車で書き始めてしまうのがこういうときは最良かと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 題材に対する不安というか

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元記事:性別を主題にした物語を作りたいが……

最近漫画などでは、性別未分化モノが流行っている様で、どこか性別という概念の息苦しさを表している様にも思えます。甘粕です。

甘粕自身、性別が男女の中間に位置する中性の為(詳しくはwikiを参照の事)
性別を主題とした物語を手がけたいと思ったのですが
ここで二つほど悩みが出てきました。

・漫画では、その性別の曖昧さがイラストによって可視化され、
わかりやすくなっている&大半が恋愛もの、なので読んでくれる人も多かろうと思うのですが、小説ではジャンルは選べても性別の曖昧さを表現する事がどうにも難しい。
(私は数年前漫画を描いていたので、別媒体で展開も出来なくもないのですが……)

・そして性別という概念を社会全体の仕組みから考えた時に
社会が崩壊するレベルで、制度などを考えるのが難しい。
(これを回避する為に性別未分化モノは殆どが恋愛ものなのか? と思ったり)

性別未分化モノを恋愛抜きで小説で展開させる事は難しい事なのでしょうか?

私が何故そのジャンルを手がけたいか、という理由を述べますと
私自身がはっきりしない苦しい思いを昇華させたい、知ってもらいたい、という思いがあるからですね。で、わかりやすい手段として「物語化」させたいという事です。

皆様の知恵をお貸し頂けないでしょうか?

上記の回答(性別を主題にした物語を作りたいが……の返信)

投稿者 にわとり : 2 投稿日時:

 あなた自身がアセクシャルで、性別未分化ものの創作において『社会が崩壊するレベルで、制度などを考えるのが難しい。』という点について悩んでいるのであれば、いっそのこと血縁による家制度をベースとした社会システムをどうやって再構築するかということを物語のテーマに据えてしまったらどうでしょう。
 生物学的には性別が未分化の段階があるのだが、社会によってどちらかの性を"選ばされる"ことによって社会システムが維持されていた世界。しかし数十年前から男女の区別を拒否し、社会の要求に逆らって無性を選択する人間が現れ始め、その数は年々増加している。その結果としての急激な少子化、結婚により家族を持てない無性者の第1世代が高齢化したことによる身寄りのない無性老人の大量出現。そんな中、税負担の比率などをめぐって無性者と有性者の社会的対立が激化……。
 この世界で無性者として幸福な人生をまっとうする道はあるのか。新しい持続的な社会のあり方とは……! みたいな話。主人公は保守的な田舎に生まれ育ったが、性別選択を拒否したため親に勘当され、都会で無性者向けのファッション誌のライターとして働き糊口をしのいでいる(無性者にはメンズやレディースと異なる独自のファッション文化があり、専門店や専門誌が存在している)。はじめのうちは周囲に無性者が多い環境に安らぎと親しみを感じていた主人公だが、次第に同僚たちは有性者に憎悪を燃やすばかりで具体的に自分たちの老後や次世代の育成について考えず、刹那的に生きているだけなのではないかという疑念を持ち始める。やがて耐えられなくなって同僚と衝突し、職場をやめた主人公は、無性者が社会の一員として持続的に生きていくための互助を目的とした組織を立ち上げ、無性者の共同体づくりに取り掛かり始める……。
 ……みたいな。ちょっとこれだと構想が壮大すぎますかね。ディストピア寄りのポストヒューマンSFっぽい。以前アセクシャルの方に話を伺った機会があるのですが、その方も性的少数者の家族のありかたについていろいろ考えていたのでそこからの着想です。

 まあいずれにしても性別をめぐるテーマで恋愛を扱わないとなったら、次に考えるのは親子と家庭の話じゃないでしょうか。性別未分化はかならずしも社会制度に組み込まなくてもよくて、それのせいで社会問題が発生しているみたいな描き方でもいいんじゃないかと思う。社会問題があるなら、たとえば過激派がテロを計画していてそれを阻止するであるとか、世間の偏見やいじめから自分や仲間を守るであるとか、そういう方向でエンターテイメント的な展開をつくることもできる。そのなかで男/女のふりをして敵をやりすごさなければいけない場面などを作れば、漫画でなくとも性別が未分化な人間の容姿を自然に表現することができそうに思います。
 珍しい設定ゆえの難しさはあるでしょうが、一方でそれゆえに競合作品の少ないブルーオーシャンかもしれない、と思いました。少なくとも書けないことは絶対にないと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 性別を主題にした物語を作りたいが……

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元記事:書いた小説を「読めない」と言われてしまった

才能なくとも
書かなきゃ生きていけないのです
甘粕です。

私は過去に120本程、作品を書いてきました。(今書いているのも含めると、数はもっと増えますね)

この掲示板には常々お世話になっていますが、ライトノベル志望ではありません。どちらかと言えば純文学です。(良質なサイトがここしかない)

ラ研にいる方に、貴方の作品の中で「読めない」作品があった。最終話まで目を通したのに。そしてそんな感想を述べたのは、貴方が初めてだと言われてしまい、大変自信を失っています。

過去の質問に書いてある改善点も上手く咀嚼し、身に出来ていない事に非常に焦りを感じ、また駄作量産機で人の時間を無駄にさせてしまった事や学習速度の低さが憎くてしょうがないです。

今は長編ではなく短編でリハビリをしようと考えています。

改善点、
こうすればいいよという意見は
すでに頂いているのに
上手く克服出来ないのは失礼ですよね。

克服したいのに上手く飲み込めない。
言われている事が分からない。こういう時はどうしたら良いのでしょうか。

改善点
・初め取っつきやすいのに、
中盤思考垂れ流し、終わりはパッとしない
・背景描写が出来てない
ストーリーが理解できないものがある

の三つです。

一瞬筆を折ろうかとも考えたくらいなので
お手柔らかにお願い致します。
今は世に出ている創作物全て、楽しむ事が出来ません(自分と比較してしまう)

上記の回答(書いた小説を「読めない」と言われてしまったの返信)

投稿者 にわとり : 2 投稿日時:

 率直に言って、これは相談の体をなしていない。
 だって初っ端で、

>才能なくとも
>書かなきゃ生きていけない

 って自分で答えを出してるじゃないですか。
 あなたは自分に才能がないかもしれない不安に怯えながらこれからも書き続けていくんです。ずっと、書き手として死ぬまで。

 具体的に"どうしたら上手く書けるのか"っていう創作上のハウツーであればここの住人はたいてい一家言持ってて有益な情報が集まるけど、メンタリティの相談は(軽いライフハック程度のものならともかく本格的なやつは)管轄外です。それは究極的には心療内科案件。
 べつに創作は罰や呪いじゃないので、やめたいと思えばやめりゃいいんです。それでまたしばらくしてやっぱり書きたいとなればその時また書き始めればいいんだし。
 もし『書かなきゃ生きていけない』が文字通りの意味で、批判によって気落ちして小説が書けなくなったために自殺を考えているという話であれば明らかにここの住人の手に余る相談なので、念のため心の健康相談統一ダイヤルの番号を置いておきます。

0570-064-556

 では。あなたの事情はよくわからないけれど健闘を祈る。
 仮に作家にはなれなくても、人間は常に"より良い人生"を自分の意思で選択して歩むべきだ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書いた小説を「読めない」と言われてしまった

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元記事:いざ書き始めようとすると……

此方の掲示板に悩みを書くのは初です、よろしくお願いします。
他の方や既にサイトに乗っている悩みにも目を通したのですが、自分の状態と近いものが見当たらなかったので此方に書かせていただきます。

自分は同人活動もしていなければどこかのサイトで連載をしているような人間ではありません。
それでも、小説を描いてみたいと思い、実行しようとしたのですが……。

アイデアや文章の案は頭の中に浮かんでいても全く書き進めることができないのです。
というのも、「誰にも見てもらえないようなモノを書いてどうするんだ」「反応をもらえないなら書かない方が傷つかないのでは」と考えてしまうのです。
他人や誰かの評価が欲しくて小説を書こうと思ったわけではありません。
しかし、せっかく書いたモノが評価もされない未来を想像してしまうと……怖くて手が動かせません。

賞に応募するわけではない、人気作を生み出したいわけではない。
ただ、自分の好きなものを好きなように書きたい。そこは確かに変らないのですが、
だからこそ、自分の「好き」が誰にも見向きされなかったらと思うと、どうしても書くことができません。

趣味なんだから勝手にしろと言われてしまいそうですが、
もし、似たような経験がある方や良い対処法を知っている方などいらっしゃいましたら、
どうかアドバイスをいただけると、とても助かります。よろしくお願いします。

上記の回答(まず一行を書くことを目標にしましょう。)

投稿者 うっぴー : 3 人気回答!

オージさん、はじめまして。管理人のうっぴーです。
これはハードルを高く設定しすぎです。まずは、最初の一行を書いてみましょう。

>自分の「好き」が誰にも見向きされなかったらと思うと、どうしても書くことができません

ルネッサンスの天才芸術家ミケランジェロは、絵を描く時、「こんな絵を描こう」などと考えないで、いきなり気分の赴くままに描きはじめたそうです。
そうすると、自分の描きたいものがだんだん明確になり、軌道修正しながらどんどん完成に向けて描くことができたそうです。

このエピソードが教えてくれるのは、着手することの重要性です。

いきなり歴史に残る名作を描こうなどと思わずに、取り敢えず、気分の赴くままに描いてみること。描きながら、ここはこうした方が良いのじゃない? という発見があったら、それを試してみること。
その連続で、作品は完成に近づき、自らの腕のスキルアップしていきます。

>「誰にも見てもらえないようなモノを書いてどうするんだ」「反応をもらえないなら書かない方が傷つかないのでは」と考えてしまうのです

書けない人の最大の理由は、目標を高く持ちすぎていることです。
ミケランジェロも『最後の審判』は絶対に歴史に残る名作にしてやる!などと思っていたら、まったく描くことができなかったかもしれません。

まずは気の向くままに一行を書くことを目標にしましょう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: いざ書き始めようとすると……

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投稿日時:

元記事:どないせえと……。

実は、某ラノベ新人賞の応募の評価で、困っています。

簡単に言うと、審査員の方のミスについてです。

まず、主人公の設定で、ある知っている知識についての何も説明が無いと言われた事があるのですが、作中できちんと説明しています。
※どういう事かと言いますと、主人公は小説家で、小説を書くのに必要な知識としてそれを知っている、と作中で説明しています。

以上は、単純に審査員の方の見落としで、違う評価をされたと思われる事が1つ。

次に文法についてです。
以前、「!」や「?」の後ろに1文字分空白を入れる様に指導されたので、それからはそうやって書いているのですが、今度は逆に空白は必要無いと言われました。
これ自体は作品の内容の評価とは別だと思うのですが、同一の賞の審査で違う事を言われると困ってしまいます。

他にも、審査員の方によって同一の事に対して違う指導をされる事があるのですが、

そういう時は、本当にどうしろって言うんですかと思います。
どっちに従えば良いのさと……。

上記の回答(どないせえと……。の返信)

投稿者 読むせん : 1

>>主人公の設定で、ある知っている知識についての何も説明が無いと言われた事があるのですが、作中できちんと説明しています。

「読み落とすような些末な部分のみで言及すんな★」ともとれます。わりと推理小説なんかであるある(笑)それを予防するために、読者がガチ推理するときはノートにメモメモ読みますし、解答時に探偵が再び触れてたりします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>以前、「!」や「?」の後ろに1文字分空白を入れる様に指導されたので、それからはそうやって書いているのですが、今度は逆に空白は必要無いと言われました。

同じ文庫ですか?
文庫が違う場合、スペースの空け方や余白の取り方が違う。下手すると1pの文字上限や書体、使っていい数字やアルファベット、レイアウトまで違いますよ。レイアウト次第で開けて欲しかったりするかも。

お気に入りの作家の新作(ただし某k文庫)を購入し、あまりに作品の空気をぶち壊す、押しつけがましい、うっとおし明朝体?に嫌気がさし、結局物語に世界観に入り込めずに捨てたことがあります。

文字のデザインがあんなに五月蝿いなんて・・・・・初めて知ったよ・・・。

で、もし同じなら・・・・・・審査員の名前で検索。その人の審査および編集で、何人くらい潰され打ち切られてているかで検索するのは、どない?

あとは直に尋ねてみるとか。「○○さんにはこういわれたんですけれど、××さんにはこういわれたんです。どちらを優先させた方がいいですかね?」みたいな?

2人の派閥争いとか、マウンティングかもしれないから、別の第三者な審査員に訊くこと。

カテゴリー : その他 スレッド: どないせえと……。

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投稿日時:

元記事:意味不明で理解出来ない会話。

最近のアニメ、特にライトノベル原作のものを見ていると、会話シーンの理解にとても苦しみます。

最近の作品は、キャラクターがみんな変人なのが多いからです。
「ナカノヒトゲノム」を例に挙げますと、中でも「アカツキ」は、セリフの半分が意味不明で理解出来ません。状況に合った事を話さない事が多くて、会話が成立していない場面も多いです。
アニメ 第7話冒頭の会話でも、

アンヤ「オメーからも何とか言えよ」
アカツキ「ん?何がですか?」
アンヤ「あの豆女。オレの言う事なんか聞きやしねえ」
アカツキ「2人が仲良くなって良かったです」
アンヤ「なってね~よ!」

という具合です。
もっとも、前述した通り、このアニメのキャラクターはおかしな人間ばかりで、それぞれも余り他人の言う事を聞いていない様ですが……。

「物語シリーズ」は、余談が多いものの会話としては成立しています。しかし、最近ではこのナカノヒトゲノムの様に、意味不明で理解に苦しむ様なセリフや会話が増えていると思います。
ただこの場合、アンヤがアカツキに投げた会話は無意味なものでは無いですし、考え方によるとアカツキの人間性を特徴付ける為という解釈も出来ます。

ですが、最近のラノベ原作アニメでは、セリフや会話に無意味なものが増えたと思うのです。
「何を言っているのか解らないセリフや会話」を見せられても、ユーザーは面白いと感じるものなのでしょうか。
また、そういった「切っても特に問題無い様な、無駄なセリフや会話」というのは、存在に何か理由があるのでしょうか。

応募作のコメントで、会話が毎回低評価なので、どうしたら面白いセリフや会話が表現出来るのか、知りたくて質問してみました。

上記の回答(意味不明で理解出来ない会話。の返信)

投稿者 手塚満 : 1

お示しの会話は、顔が入出アカツキそっくりながら体がスライムみたいな「プニツキ」の処遇を巡って言い争っているシーンですよね。プニツキは伊奈葉ヒミコになついているが、駆堂アンヤはプニツキを厄介がっており、捨てさせたい。

他のメンバーもシーンに現れると、「聞いてください! 駆堂さんがダメって言うんです!」と訴える。そこからがお示しの会話になるわけですよね。その部分については、アカツキとしては誤魔化したがっているように見えます。そのため、漫才で言えばボケ役になっているともいえます。何を話したいかはっきりしているアンヤがツッコミ。

> アンヤ「オメーからも何とか言えよ」(ツッコミ:自分への賛意を求める)
> アカツキ「ん?何がですか?」(ボケ:誤魔化しにかかる)
> アンヤ「あの豆女。オレの言う事なんか聞きやしねえ」(ツッコミ:ヒミコを非難)
> アカツキ「2人が仲良くなって良かったです」(ボケ:話を逸らす)
> アンヤ「なってね~よ!」(ツッコミ:話に応じないアカツキに向かう)

こうなってます。状況からキャラや台詞の意図は推測できるはずです(さらに申せば、絵もある)。アンヤはしっかりアカツキの話についていっています。しかし、アカツキがアンヤの舌鋒をかわそうと、話を知らしているわけです。かみ合わないのは当然です。

これを一貫したやり取りだと思うと、意味は取れません。フィクションにおいて、台詞のやり取りが一貫していて、過不足ない情報を逐次開示していると思うと間違います。台詞がロジック以外に気分、心情なども表しているのはご承知ではないでしょうか。

下手なために会話が本当に成立していないものもあるでしょう。しかし、お示しの部分についてはキャラの心情を考慮できていないように思います。ご質問の代表例文に挙げてしまうようでは、とてもまずいように思います。

そもそも、現実で行われる会話、特に雑談などですと、結構、つじつまの合わないことになっているのに気が付くはずです。なぜなら、たいていは相手の言うことの2割くらいしか聞いておらず、しかも自分の言いたいことを8割くらい言うからです。

台詞について物語に必要な情報、例えばストーリー進行に必要な情報に限ってしまうと、台詞がとても人工的で味気ないものになります。リアリティも感じられなくなる。論説文を無理矢理会話風にしたようなものになることも珍しくありません。

キャラの思考、気分、欲求等々は揺らいでいるはずです。台詞にも当然、その揺らぎが現れないと生きたキャラになりません。

言い換えれば、台詞は地の分とは違い、機能至上主義では処理できないということです。少なくとも、例えば冗長さは必要です。類義語的には遊び。必要な冗長さに面白さを取り入れた遊びがあるのがフィクションの会話ではないかと思います。

(議論、対話などでは事情が異なりますが割愛します。)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 意味不明で理解出来ない会話。

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