小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ポコポコさんの返信一覧。最新の投稿順12ページ目

元記事:地の文が書けないの返信

メタの表現が上手いですね。
これはこれで作者さまの武器な気がしますよ。

ところで本題に戻りますが、
こういうときは、解析してみると、自分の文章に何が足りないのか分かりやすかったですよ。
試しに、小説形態素解析CGI(β)で解析してみました。
https://ennach.sakura.ne.jp/Morph/index.html

「会話文主体の文体のようです。
 かな:漢字の比率は読みやすい範囲だと思われます。
 1つ1つの文章の長さは平均よりやや短めです。テンポがいいぶん読みやすいと思います。
 文体やテンポにもよりますが、平均と比べだいぶ副詞が少ないようです。
 指示語によって文章がうまく流れています。
 接続詞が少なめです。文章運びはテンポ・感性重視のようです。
 体言止めが平均より多めに使われています。
 連用中止法が高い頻度で使われています。
 若干説明寄り・要約寄りな文章展開のようです。具体的には、自立語における名詞の比率がやや高いようです。
 動きの描写に比べると、物事を形容する言葉がやや多いようです。」

>若干説明寄り・要約寄りな文章展開のようです。

エンタメの構成は「場面」が基本だと聞いたので、説明寄り要約寄りってことは、場面の作り方が弱い、もしくはあまり意識せずに書かれていることが原因のことがあります(私の場合がそうでした)。
そのため、状況は伝わるけど、雰囲気までは作中から感じづらくなります。

さらに、
> 会話文主体の文体のようです。
>動きの描写に比べると、物事を形容する言葉がやや多いようです。

とあるので、もっとキャラの動きを地の文に落とすと、もうちょっとバランスが良くなるのでは?と感じました。

私の経験からの解釈なので、間違っていたらごめんなさい。
何かの参考になれば幸いです。

ではでは、失礼しました。

上記の回答(地の文が書けないの返信の返信)

投稿者 ポコポコ : 2 投稿日時:

こんばんは。
凄い!分析してくるの物があるとは知らなかったです。私も試してみます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文が書けない

この書き込みに返信する >>

元記事:全く書けなくなりました。の返信

主人公と相談する、かな。

ここまでの物語を通して主人公は何を目指し、何に悩み、何を発見してきたのでしょうか? それを思い返してみたとき、何か書き残していることはありませんか?
思いついたネタの断片や構想は一度忘れ、これだけは書かないと終われない、これを書かずに終わると主人公に怒られる(読者にではなく)、ということに全力を集中して書ききり、一旦物語を集結させてしまうのはどうでしょうか?

上記の回答(全く書けなくなりました。の返信の返信)

スレ主 ポコポコ : 0 投稿日時:

こんばんは
私が書いているのは高校の自転車部で、ケイリンを世の中の人に知ってもらえればと思いかきはじめました。 ですが下ネタ中心で書いているので3年目の合宿に下ネタを入れるべきかインターハイの真面目な話しに邪魔じゃないかと思ったりして書けてません。
下ネタで通した方がいいのでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 全く書けなくなりました。

この書き込みに返信する >>

元記事:全く書けなくなりました。の返信

……ボコさんのように、毎回この板に泣きつきながらも仕上げた作品がいいものになっている人に対しては、しばしば「放っておいてもいいんじゃないのかな~?」と思わされるので今回はスルーしちゃおっかな、とか意地悪な考えでいたヘキサです。

あまくささんも似たようなこと言ってるし、前回も言ったのですが、あえてもう一度。「主人公を含めた卒業組の気持ちを大事にしてみては?」以上、頑張ってください。

上記の回答(全く書けなくなりました。の返信の返信)

スレ主 ポコポコ : 0 投稿日時:

こんばんは
卒業組をメインに書こうと思ってます。
合宿がネックになっててどうしたら良いのか悩んでいます。
一通り書くことは決めたのですがインターハイの真面目な話の前に下ネタを入れるべきなのか、インターハイも終わっても試験→卒業→競輪学校→卒業デビューで終わらせます。下ネタメインで書いてきたのでこのまま続けた方がいいのでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 全く書けなくなりました。

この書き込みに返信する >>

元記事:全く書けなくなりました。の返信

参考になるかは分かりませんが、私の場合は書けなくなる時は、その作品に対しての理想と現在のギャップを考えてみてますね。
その後、思い付いているアイディアに対してなんでしっくりこないのかを箇条書きで洗い出します。

上記の回答(全く書けなくなりました。の返信の返信)

スレ主 ポコポコ : 0 投稿日時:

こんばんは。
私も書き出したり、前の話を読み返したりしています。今回の書けないはこれから終わりに近づいて行くのに、下ネタは要らないのか、今まで通りに下ネタを入れるかで書けなくなっています。
このままだとオリンピックまでに間に合わなくなりそうで焦ってます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 全く書けなくなりました。

この書き込みに返信する >>

元記事:全く書けなくなりました。の返信

こんばんは。合宿に行く前と行った後の心境の変化に注目します。
合宿所(?)の扉を開けて入る瞬間と、全日程を完了し合宿所の扉を開けて出ていく瞬間の、心境の違いをまず! 書きます。
例えば、
合宿所の扉を開けて入る瞬間→→(この合宿で肉をいっぱい食べるぞ)
全日程を終えて合宿所を去る→→(やっぱり野菜も食べないとだめだ)

↑の例では、合宿がはじまる前と合宿が終わった後で、主人公の考え方に変化が生まれています。では、合宿中にどんなイベントがあったのか、考え方が変化するだけの理由を考えて、それをメインに話を書いてみます。

合宿所に入るとき私は肉料理を食べて体を一回り大きくするつもりだったが、食事中に悪役令嬢から嫌がらせを受けたのがきっかけで彼女と練習試合をすることになった、惨敗してしまった。一晩考え抜いたがこれからは悪役令嬢を見習い、野菜も食べることにした。終わり。

以上のように、
合宿、試合、試験、卒業、競輪学校、デビュー戦で計6つの機会があります。
今は説明のため合宿に絞って話をしてみました。
合宿、試合、試験、卒業、競輪学校、デビュー戦で、それを行う前と後で主人公には何かしらの考え方の変化があるはずです。その変化を6つの機会で丁寧に拾っていくと話が長くなってしまい、ラストにはあまりふさわしくありません。

合宿、試合、試験と卒業、競輪学校、デビュー戦の2つに分けてまとめます。合宿の建物に入る前と試験が終わって建物からでるとき。卒業式が行われる建物に入るときとデビュー戦を終えて建物から出るとき。
”何があって考え方が変わったか”、その原因をメインに話を書き、結末は建物から出るときの心境で話を締めくくるようにしてみるといいのではないでしょうか。

これらはあくまでも提案であり強制するつもりも、それをしなかったといって批難するつもりもありません。また、これよりも優れた書き方があることを忘れないようにしてください。何かのお役にたてば幸いです。

上記の回答(全く書けなくなりました。の返信の返信)

スレ主 ポコポコ : 1 投稿日時:

こんばんは。
蛍の成長を書くのが目的なのですが、そこに今まで続けてきた下ネタを入れるのか、無しにするかで悩んでいます。
先に試合を書いた方が良いように思ってきてます。どうしたら良いのかアドバイスお願いします。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 全く書けなくなりました。

この書き込みに返信する >>

現在までに合計63件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全13ページ中の12ページ目。

ランダムにスレッドを表示

冒頭のテンポと分かりにくさについて

投稿者 黒鐘 黒ぅ 回答数 : 6

投稿日時:

僕は現在、主人公が死後の世界で活躍する物語を書いています。 試作段階ですが、ある程度書き進めました。しかし、未だ冒頭のテンポと分か... 続きを読む >>

小説が書けません

投稿者 彩葉 涼 回答数 : 4

投稿日時:

 こんにちは  中学一年生の彩葉 涼と申します、  私は、将来は小説家になろうで書籍化したいなとか思ったりしてて、   ... 続きを読む >>

挿し絵

投稿者 ポコポコ 回答数 : 6

投稿日時:

こんばんは、ネットの小説を見ていると、可愛い挿し絵がたまに乗っているのがあります。僕もかけたらなーと思ったりしています。色々考えたの... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるには

お久しぶりです、色々とっ散らかって来たので少し質問させて頂きたく思います。

この話の本筋に要るキャラクター自体は男性主人公とメインヒロイン、それから彼らを再び接触させて何事かさせようとしているトリックスターめいた人物ではあります。

この話の結末というかやりたい事に「交われば神に等しい事をやりうる二人が敢えて番わない」事であり、そうするだけの理由というのは自ずと「セカイが見出した運命の人よりそれまでの人生で築いてきた繋がりをお互いが選んだ」という結論になりました。

問題なのが、男性主人公と女性主人公がそういう結論を出すだけの「お互いに運命の一人をかなぐり捨てるに足る」バックボーンを二人分しっかりやる必要性が出てきた=自ずとキャラクターが多くなるという事です。

もっと言えば、とある事情から男性主人公と女性主人公の会合はマルチバースを隔てた本来あり得ないものであり、各々背負っている世界観もそれなりに作り込む必要性が出てきました。

なるべくコンパクトに纏めるにはいい方法はあるでしょうか。

上記の回答(大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信)

投稿者 サタン : 1

書かれていることから要約すると、
・男主人公の、運命の人を選ばないドラマ
・女主人公の、運命の人を選ばないドラマ
・男主人公と女主人公はお互いを選べば何らかの奇跡が起こる
これらを書いたあとに「運命を選びませんでした」ってオチになれば少なからず言いたい事は伝わると思う。
でも、そうすると男主人公と女主人公で別のドラマを用意するわけだから話が広がりすぎる、そこに悩んでる。どう圧縮すべきか。
という話かな。

やはりポイントは男主人公も女主人公も
>「お互いに運命の一人をかなぐり捨てるに足る」
これをうまく表現できるかどうかで、このエピソード次第で圧縮できる程度が決まると思う。
もっと身近なことに例えると「夢をあきらめて彼女を取るか、彼女に泣いてもらって夢を追うか」って話と似ていて、そう考えると短編くらいでこのエピソードは書けると思う。
聞く限りではセカイ系のような印象を得るけど、そこでイメージを広げすぎちゃってるだけではないかな。
ようは「運命の人をかなぐり捨てる理由になるエピソード」が作れりゃいいんだから、お互いに「何か」と「運命の人」を天秤にかけるような状態なわけで、その「何か」が決まらんとどうにもならんけど、
それは例えば「運命の人を選んだら捨てなきゃいけないモノ」だとすると、主人公のエピソードはただ「どうしても捨てられない、自分にとって大事なものだ」っていう事が書けりゃいいわけで。
そう考えりゃそんな重厚なバックボーンにする必要はないと思う。
イメージ上、壮大な世界観になってるから何か特別な凄いことをしなきゃいけないんじゃないか、ってなってるだけのような気がする。

この話で重要なのは、個人的には
>男主人公と女主人公はお互いを選べば何らかの奇跡が起こる
こっちのほうだと思う。何らかの奇跡が起こるってのは勝手に補足しちゃったけども。
お互いに天秤を持ってて、それがどちらに傾くかわからん状況を作らなきゃならないけど、お互いのエピソードでは「運命の人をかなぐり捨てる話」を書いてるから、設定上は「運命の人を選ぶべき」という何かがないと天秤にならんし、そういうのが欲しいとこじゃないかな。
お互いにすべきことがあるから、せっかく邂逅してもお互いに納得して背を向ける。
そのとき少しでも後ろ髪を引かれる要素がないと盛り上がらんと思う。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるには

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:男性キャラってどう書けばいいんですか?

美少女は書いてて楽しいです。
創作は、かわいかったりかっこよかったりする女の子を産み出せるのが最高ですね。

でもなんとなく、自分の中で男の子に要求するハードルが高過ぎるのではないか?と思い始めました。
承太郎とかで育っちゃったせいか、どうしても「正義感が強い筋肉」みたいなキャラばかり作ってしまいます。
次点で「軟派だけど思いやりに溢れた筋肉」あたりが書きやすいかもしれません。あとは「礼儀正しい筋肉」とか、「台風の目みたいな筋肉」とか、「賢そうな筋肉」とか。
要するに、男性の外見的かっこよさを「筋肉」でしか語れないのです。
引き出しが少なすぎて困ります。

これは多分偏見なのですが、果たしてネットで小説を読む層相手に「筋肉カッコいいよね」って主人公は、共感とか、感情移入とかしてもらえるんでしょうか? 技術力が足りな過ぎて、不安です。

なんだか書き方がとっ散らかっている自覚はありますが、「男キャラに満足のいく活躍をさせられない」というか、「どう目立たせればいいのか?どうキャラを立てるべきか?どう読者と目線を合わせるべきか?」みたいな…そういう初歩的な質問です。
男性を活躍させると、書いてて中盤くらいで「なんかこれ違うなぁ」と思えてきて、全部消す…ということを繰り返しています。
結局数をこなすしかないのでしょうか? よろしくお願いします。

上記の回答(男性キャラってどう書けばいいんですか?の返信)

投稿者 サタン : 2

キャラの立て方で言えば、男女たいして変わらない。
でも、作者が興味ある事のほうが書きやすいし下準備しなくてもパッとイメージできて書けるので、そっちはわかる、違うのはわからない、となってるんじゃないかなと。

やり方は個人個人で違うと思うけど、そのやり方を自分の中で組み立ててしまえば楽。
そうすりゃワードを変えるだけで方法は変わらないですからね。ほんで、イメージしにくいワードも視覚的にわかりやすいから部分的に資料を集めてきゃ書けます。
私の場合は、キャラの設定や特徴を箇条書きにしてしまいます。
例えば性欲に忠実な思春期真っ盛りのエロ小僧と想定すると、
・エロいことに忠実
・くだらないことにカッコつけたがる
・煩悩を満たすためならなんでもする
・なんか憎めない
まあ適当にこんな感じ。
そしたら、単純に「エロいことに忠実」なエピソードを書けばこの設定が表現できるので、このキャラについてのエピソードを書けばこのキャラが中心の話なので嫌でも目立つし、キャラが立ちます。
長編小説の中の1エピソードをそういうキャラ描写に割く。
キャラの掛け合いでなんとなく個性を出していこうとは考えない。

で、この設定(箇条書き)だけだと抽象的すぎて具体的に「エロいことに忠実ってどういう場面?」となってイメージできないので、これを噛み砕いて具体的にしていく。
例えば「罠とわかってるのにエロい選択肢を取ってしまう」「死ぬかもしれないような頼み事を色香に負けて引き受ける」「逆にエロい思考に従ったら九死に一生を得た」とか、これはシチュエーションの想定なので、作品の設定とかは一切考えないで噛み砕いていく。
こういうシチュが捻り出せれば、「罠とわかってるのにエロい選択をする」って場面をそのまま書けばいいだけだから、「それどんな場面?」とはならないですよね。そういう場面なんですから。
他の箇条書きにした設定も同じようにやっていく。
噛み砕いた中には「死ぬかもしれないような頼み事を色香に負けて」なんてのは、「くだらないことにカッコつけたがる」の要素も入っています。そういう複数の設定を表現できる場面は優秀だし、中には「別の設定と競合する」なんてのもあるのでそれは切り捨てる。

そしたらどういう風に書けばいいのかはわかるので、それを本編に書いていけばいいわけで、私の場合は、それで最低限のキャラ立てはできていると思っています。
まあ、この方法だとなんでも書けるってわけじゃなくシチュが想定しにくいキャラ、例えば見た目重視な漫画的キャラは書きにくいんですけどね。
可愛いだけのぶりっ子とか「ぶりっ子」を強調すれば書けないことはないけど、「ぶりっ子」自体が見た目や仕草の影響が強いシチュなんで、すんごい苦手。
「何をしたらぶりっ子っぽいか」っていうシチュの幅が狭いんですよね。可愛さで誤魔化すようなワンパターンしか思いつかないし、調べてもあんま出てこないので、箇条書きの時点で広がらない。
そういうのは苦手な方法。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 男性キャラってどう書けばいいんですか?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:物語開始後の説明パートについて

 ※この書き込みには嘔吐描写を含む小説の抜粋があります。ご留意くださいますようお願いします。

 ご無沙汰しています、若宮澪です。今回は物語の冒頭について相談したく思い、スレッドを立ち上げる次第です。
 さて長々書くのもあれなので本題に入るのですが、以下のような描写(a)で物語が始まる場合、次にどのような説明が来てほしいのでしょうか? あまり「どんな説明が来てほしいか」ということを意識して書いたことがなかったので、ご教授いただけると幸いです。
 ちなみに私は描写(b)のように続けてしまったのですが、多分よくないんだろうなあ、と。惰性で文章を書きがち、という悪癖があるので直していきたいです。

 またコメントする際には恐れ入りますが、そうお考えになった理由を出来うる限り事細かに説明していただけると幸いです。「こうするべきだよ〜」と言っていただけるのは嬉しいのですが、私としてはその理由の方をより知りたく思っております。
 ここからは、問題となる描写です。内面描写が明らかに濃すぎるのは分かっているので、そこを指摘していただく場合は、できればオブラートに包んでお願いします。(性癖丸出しの習作として書いていたものをそのまま転載しちゃっているので……)

(a)物語冒頭

 今となっては見かけることも稀になった旅客用の列車に揺られながら、私はその手紙を読んでいた。夕暮れ時を告げるかのような朱色の陽光が、その手紙の透明な白色を紅く染める。

 『拝啓、私のもと婚約者様へ』

 その文言を、果たして私は幾度見たのだろうか? けれども見るたびごとに心の奥底が薔薇の棘に突き刺される。痛みも苦しみも、決して癒えはしない。

 『このような形であなたに手紙を送らなければならないこと、心から謝罪させていただきます。何せ私の袖の涙を乾かす間もなかったものでして。もしも事前にお伝えいただければ、ことわりを通したうえでお諌めの手紙を送りましたのに。』

 彼女は、冷静に手紙を書いたつもりだったのだろうか?
 この手紙の書き出しを読むたびに、そう思う。辛うじて令嬢の手紙の体裁を保ってこそいるが、行間から怒りと哀しみとを感じる。

 ─それも、仕方ないことだ。
 直接頬を張りに飛んできてもおかしくない、とすら考えていただけに、当時は拍子抜けした。いや、安心したというべきだろうか?
 そして、安堵したと気づいた瞬間にこれでもかというほど気分が悪くなった。

 「うっ……」

 思い返すだけで、胃の中を全部ぶち撒けたい気持ちになる。自分勝手で独り善がりで、それでいて情けなくて甘えてばかりの私自身が、本当にどうしようもなく気持ち悪い。
 胃の中がぎりぎりと痛む、まるで薔薇の棘をそこらかしこに刺されたかのよう。胸も詰まって苦しい、何かどす黒いものが体をのみ込もうとしているかのように。

 熱い、痛い、辛い、苦しい。
 何度、いったい何度これを繰り返しているのだろう。どす黒い何かが体を焼き払うかのような熱さに変わって、胸や胃を焼き払って、溶かして、灰を食らい尽くして。身体の中にある血管も、細胞も、それに意識も、ありとあらゆるものが不調を訴えてくる。
 落ち着いて深呼吸、すうと息を吸おうとして肺が詰まる。ゲホゲホと咳込み、それにつられて胃の中が出てきそうになる。胃酸が気管まで上がってきて、そこを溶かす。熱くて痛くて、耐えられそうにもない。
 もう一度深呼吸を……だめだ息がちゃんと吸えない、浅い呼吸が体に堪える。節々が痛くて仕方ない、どうやっても無理だ……っ!

 急いで車両の中のトイレに駆け込む、周りの奇異の視線を一瞬だけ感じたが、それどころではない。口元を押さえながら、慣れない体を動かしてドアをこじ開ける。
 便器の蓋を上げて、ドアを閉めて、そして耐えていたソレを吐き出した。口の中に酸味と痛みと、気持ち悪い感覚とが広がって、そしてそれらが消えていく。けれども体中に広がった黒い何かは、決して出ていきはしない。頭の中がぐちゃぐちゃになって、何もかもがめちゃくちゃで。
 つん、と鼻を突く匂いが鼻腔の中に広がる。その感覚に誘われて、喉の奥に手を突っ込む。喉に爪が当たって痛い、喉の中に異物が入り込む感覚がどうしようもなく気持ち悪い。少し指を動かす、肺がむせ返るように空気を送り出し、胃がそれにつられて中の物をもう一度食道から胃へと逆流させる。嘔吐感がまたやってきて、手を引っこ抜く。
 また、胃からソレが出てくる、吐き出される、飛び散る。全身から力が抜けそうになるのを必死に堪えながら、中にあるものを全部吐き出す。意識が飛びそうになる、視界がぐらついて耳鳴りも酷い。それでもようやく気分が落ち着いてきて、吐き気も収まってくる。ふう、とようやく深呼吸できるようになり、大きく息を吸ったあと流水レバーを引いた。

 「……汚い」

 あはは、と。たぶん、力なく笑った。あーあ、いったい誰のせいでこうなったと思ってるんだか。こんな事態を引き起こしたのは、全部の責任を取ると言ったのは、そして彼女に傷を負わせたのは、さて誰だろうか。

 「全部、俺のせいだろ?」

 久しぶりに、自分自身のことを俺、と呼んだ。
 あの日から─彼女から何もかもを奪ってから、久しく私という一人称で自分のことを誤魔化し続けてきた。いや、誤魔化してさえいない。

 仮面を被った。

 自分は冷徹で非情な貴族だと、そういう仮面をかぶって、それを演じ続けてきた。だから、こうして吐く資格も、感情のままにトイレに駆け込む資格も、本当はありはしない。私は貴族だから。
 これまで私は、何人傷つけてきたのだろうか。あるいは、サイン一つで何人を死刑台に送った? 声一つで何人を不幸に、紙一枚で何人を犯罪者にしてきた?
 言い出したらきりが無い、それくらいには悪行を重ねてきた身だ。それにもかかわらずこうして吐く日々も珍しくなかったあたり、私は徹頭徹尾子供でしか無かったのだろう。所詮は子供が大人のロールプレイをしてきただけ、まあ欠けた自分にはふさわしいのかもしれないが。

 はあ、と。一つ、また溜息をついた。

 つい先程までそこにあった吐瀉物は綺麗に何処かへと消えていて、それと同時にどす黒い何かが胸の中へとしまい込まれていくのを感じた。

(b)直後のパート

 財力と教育、そして大きな権利と権限を与えられる代わりに、それを国のために使うのが貴族であるという。であるのならば、今のこの国に貴族という概念はほとんど残っていないだろう。
 列車の外を覗き見る、広がっているのは古来からの田園風景ではなく、鉄筋コンクリートとガラスに彩られた都市だ。それに、夕方の赤い光を丸ごと打ち消すかのように光り輝くネオンサインと、人工灯と、そしてそれに酔いしれた人々と。そんな街を分断するかのように敷かれたこの鉄道は、しかしもともとは田園を走っていた。

 ここ数十年の間に、この国は大きく変わった。

 もともとこの国の科学技術は諸外国と比べても遜色ないほどには高かった。だが精密機械工業と電気電子工学の飛躍的発達、いわゆる産業革命は既存の社会や環境を丸ごと塗り替えていった。
 その影響はもちろん社会規範や道徳、それに社会システムにも変革を強制した。伝統的な支配体制だった貴族制は能力制へと取って代わられ、かつてはお見合いの会場として栄えた旅館は、今となっては風俗バーとしてわずかに残る程度。街中では声高に自由が叫ばれ、親が結婚相手を決める時代など遠の昔のものと言わんばかりに自由恋愛が盛んとなっている。

 「……良いこと、だったんだろうか?」

 窓から目線を外し、手紙へと目を遣る。先ほどの嘔吐のせいで視界がぼやけて仕方ないので、外部入力端子を使って視覚補正を行った。多重に見えていた手紙の文字がすっきりと一つの形へと縮退していく。
 先ほど吐いたこともあって読むのをやめようかとも思ったが、ここでまた逃げたら昔と変わらない。覚悟を決めて、手紙と向かい合う。胸の中にある黒い何かが、また胸を切り裂いて喉元へと迫ってくるのを感じる。(以降省略)

上記の回答(物語開始後の説明パートについての返信)

投稿者 サタン : 0

あくまで読者目線で回答するね。

まずは読み始め。
>今となっては見かけることも稀になった旅客用の列車に揺られながら
舞台は現代なのかな。シンプルで分りやすいけど、ちょっと文章を装飾しすぎだなぁ。

>『拝啓、私のもと婚約者様へ』
主人公は女性か。女性が男性の元婚約者に送る手紙を推敲してる……あ、違うか。送られてきた手紙を読んでるのか。
なんで勘違いしたんだろ。「拝啓」から始まってるからかな?

>彼女は、冷静に手紙を書いたつもりだったのだろうか?
あ、主人公は男性か。
なるほど。状況は理解した。
なんかあって男性が手酷く女性を振ったのだろう。それで別れの手紙を読んでて、後悔してる場面かな?

>思い返すだけで、胃の中を全部ぶち撒けたい気持ちになる。
嘔吐シーンいいね。不快感がよく表現されてると思う。
私もこういうの得意だけどしばらく書いてないや。久しぶりにこういうシーン書きたくなってきたw
少なくとも私はこの嘔吐シーンは飛ばさずちゃんと全部読めた。

>自分は冷徹で非情な貴族だと、そういう仮面をかぶって、
あれ? 貴族? 舞台は現代じゃないのか。死刑台? かなりの身分か。ちょっとわかんなくなってきたけど、主人公が過去の自分を後悔し反省している状況なのはわかった。

>次にどのような説明が来てほしいのでしょうか?
まずこの時点でのハテナは「どういう世界観なんだ?」ってとこ。
嘔吐シーンのおかげで「元婚約者の手紙」の印象が吹っ飛んでしまったので、そっちの疑問は、この時点ではなくなってた。
あるいは「吐き出した」ということで一種の答えのようなものを得てしまったのかもしれない。
さて、続けて(b)に。

>財力と教育、そして大きな権利と権限を与えられる代わりに
貴族の説明の続きか。なるほど。数十年の間に急速に発展した貴族制度がある世界観か。ファンタジー世界だと認識していいのかな。
あれ? 貴族制度は廃止とは書かれてないがかなり権力が衰えてるように書かれてるけど、主人公は貴族で人を死刑台に送ってきたほどの立場のはず。
貴族制度が無くなる最後のほうってことかな。主人公は権力を失って逃げるように列車に乗ってる?

>覚悟を決めて、手紙と向かい合う。
あ、また手紙に戻ってる。うーん。ぶっちゃけ興味を失っちゃった事だから、それより世界観を明確にしてほしいかな。

>そうお考えになった理由を出来うる限り事細かに説明していただけると幸いです。
とりあえず読んだときの思考を垂れ流してみた。
惰性で書いてしまう気持ちはよくわかる。たぶん嘔吐シーンとかそうでしょ。たぶん必要以上に長いと感じてるんじゃないかな。
でも、個人的には「そのときの主人公の気持ち」が文章量に現れてると考えられるから、良い塩梅だと思う。
それで、この惰性については(b)に関しても同じように考えていると思う。
けど、前述した私の読書時の思考を見てもらえればわかると思うけど、そこは世界観の説明でいいと思う。
問題かなと思うのは、その説明をしきれてないのに「手紙」に戻っちゃってるとこ。
これも「内面描写が多すぎる」って話じゃなくて、逆で、舞台やら背景やらに触れたくせに説明しきれてないまま内面描写に入っちゃってるってのが原因だと思う。
内面描写自体は、この冒頭を読む限りではそれほど多いとは思わないし苦でもない。むしろ上手いと思う。
でも、ここで(b時点で)知りたいのは、個人的には、どういう世界観なのかどういう登場人物がどんな舞台に立ってるのかってことかな。
世界観については、説明不足的なことを書いてる感じだけど、大雑把には現状でもいいと思う。
けど、相変わらず主人公が誰なのかわからない。「元婚約者を手酷く振って吐くほど後悔してる貴族の青年」という、話を要約した自己紹介しか出来てないと思う。
それと同じくらいに、手紙の相手、元婚約者は誰なんだよ、って部分もある。
それらがわからない状態では「手紙の内容」はさほど興味が出ない。
なので、人物含めた世界観、主人公がどこの誰でどういう状況なのか、「現状」をしっかり書けてない冒頭かな、と思うかな。
なので、(b)の頭の世界観説明はいいと思うけど、手紙に視線を移したあたりから、「この手紙の相手は――」と元婚約者について軽く触れて、物語的にネタバレとかなら人物像だけでもいいから、というのも、元婚約者を語る主人公を書くことで間接的に主人公の描写をして主人公像を描けばいいので、
ここで「手紙を読み進める」って選択は、おそらく展開を進めることになってると思うので、そのまえに「現状」を読者が把握できるようにすべきじゃないかな、と思う。

こんな感じです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語開始後の説明パートについて

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ