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和田慶彦さんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:キャラクターに関して 復讐物、ざまぁ物における主人公の性格設定

こんにちは、silicaです。私は、興味があるのと、とりあえず練習兼ねて作ってみよう、ということで色々な類型の作品を作ってみようとしています。

そうした中で、私の中で、どうにも書けないタイプの話が、「ざまぁ」物などと呼ばれる代物です。それで、自分の中で分析したところ、私の作る主人公は概ね、そういう作品において必要とされる、ざまぁされる人物、主人公を貶める人物を無視してしまいます。無視していない時は、主人公にとって面倒くさい扱いなので、サクッと逃げるなり適当に吹っ飛ばしたりしてしまいます。そのために、それらの基本となる逆転劇の様相を全く呈さなくなります。

と、そこまで考えたところで、こういうタイプの話の主人公がどんな性格をしていたか分からなくなってしまったのもあって、タイトルとなっています。
つまり、ざまぁ物や、それに限らず復讐物の主人公とは、どのような性格・人物設定が為されているのでしょうか? また、皆さまはどのような設定をしていますか?
どうぞよろしくお願いします。

上記の回答(キャラクターに関して 復讐物、ざまぁ物における主人公の性格設定の返信)

投稿者 和田慶彦 : 2 投稿日時:

一年以上前ですが、「ダブル主人公で主人公にザマァされて改心する女主人公書きたい」と相談した私です。

ザマァ物には2つタイプがあって、「主人公は凄い力を持ってた(貢献していた)けど周りが分かってなかった」タイプと「主人公が追放されてから新しい力を得る」タイプです。だいたい前者の方が受けが良いです。後者は追放した側からすると正当な理由で追放したのにその後主人公がいきなり強くなって理不尽に酷い目に合うわけなので。

この力とは殴って強い力だけでは有りません。人格や知識等でフォローしていく、家事、事務的なものが上手い等戦闘に関与しない色々な「力」があります。もちろん普通に「ダメージ出してないだけで戦闘に関与する力を持っていた」とかでもいいです。
とにかく、主人公はその力を振るえる、または得られる場に出ます。その裏で、主人公を追放した方は「主人公を追放したことで」酷い目に合う、というのがお決まりのパターンです。

主人公の性格は決まったパターンは有りませんが、「自分ならこんな人を追放なんてしないのに」と思わせる位には誠実な人間性が好まれます。新しい力を得るパターンで良く有る、力を得た途端に調子に乗る様な主人公は能力良くても性格で追放されたのでは?という正当性が生まれるからです。確かノクターンだったと思いますが、コミカライズされた作品でも「むしろ追放じゃなくて処刑するべきだった」と読者に言われる主人公がいるくらいです(その作品はノクターンのエロ小説だったから主人公が下衆でも人気が出ていた)。

追放する側は「能力は高いけど無知で傲慢」な人が多いです。その人の担当する仕事自体に関しては高い能力を持つ。でも他の事に関しては無知、歯に衣着せぬ言い方をすれば「仕事はできるけど馬鹿」なので主人公の能力に気付いていない、ひどい時は能力自体は把握していてもその重要性がわからない、といった感じです。
彼らは主人公の真価に気づかず役立たずだからと追放する。共に視線を繰り広げてきたであろう仲間を切り捨てるのです。この時点で読者の彼らへの心情はかなり悪くなります(主人公が読者から見て好感を持てる人間であれば)。そんな人間が酷い目に有って、更にいい思いを見ている主人公を見て「そうか主人公は凄いやつだったんだ」と主人公の真価に気付いた途端擦り寄ってくれば、読者から見れば「お前みたいなやつがこっち来んな気持ち悪い、主人公、利用されないで!」となります。
その状態なら例え主人公が性格が豹変したように元仲間たち拒絶し、新しい仲間が知らない人間である元仲間達に理不尽に悪態をついても読者は主人公の方に味方します。

この「その人の真価に気付かないで冷遇、もしくは追放する」ってシチュエーションはリアルでも度々有るらしいんですが(私自身はそういう人間に出くわしたことは有りませんが)ネトゲ(ソシャゲの様な一人で黙々とやるようなのは除く)やってるとものすごく多く出くわすので、FFとかモンハンとかPSO2とかやってみればいいんじゃないでしょうか。ネトゲ全盛期(ROのリニューアル前辺りまで)には追放物のネタになるような話は腐るほど有りました。レベルだけ高いアホとかWikiに書いてるテンプレ狩りしか出来ない奴とか逆にWikiも見ないでシステム理解してない奴とか、酷い時には別ゲーの常識で判断してる奴とか、色々なヤバイ奴がいました。多分ザマァ系の多くがそういう経験から発想されてると思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターに関して 復讐物、ざまぁ物における主人公の性格設定

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元記事:設定からストーリーを作るやり方は良くないのかの返信

白い紙の上に、適当に10個くらい点を書いてみて、それを線で結んでみる。
逆に、適当に線を引いて、その線の上に点を10個置いてみる。
点が設定で、線が物語。
設定から考えるか物語から考えるかは、この違いでしかない。
ちなみに私は「線」が思ったように引けなくて点からズレてしまったりするので、先に線を書いて後から点を作ったほうが楽。
でもそれはあくまで 私は という話でしかなく、設定から作る方法も間違いではありません。

設定から物語を考える場合、「設定を物語にする」という意識が上手くいくコツで、考えた設定とは別に物語を作ろうとすると、つまり、舞台も俳優も用意した、さあ台本を用意して演じてもらおう、って考えだと失敗しやすい。
やってほしい演技の内容と俳優の個性が合わないし、せっかく舞台セットを作っても使わなきゃ意味がないしさ。
そうすると俳優を変更する=設定を変更するといったことになって、そっから矛盾や穴が気になってきてしまい、ついには筆が止まってしまう。

設定から話を考えるのであれば、物語はその設定を基準にしてしまったほうが良い。
えーと、例えば、「魔法は魔法発動体を利用して行使する」という設定があるとしたら、悪い例で言うと「ヒロインと仲良くなって一緒に魔法の練習をすることになり、その中で魔法の説明を受ける」みたいなシーンを作ってしまったり。
うーん、まあ、別にこれでもいいんだけど、
これって「魔法発動体を行使する」って設定とは関係ない「ヒロインと一緒に練習する」って話を作ってるじゃん?
このくらい簡単なシーンなら別に問題ないんだけど、これが積み重なって長い話になるとだんだんズレてくるし、そもそも設定の説明がまんま「説明」でしょ。
そうじゃなく、例えば「ヒロインは魔法で敵と戦う中、武器である槍を手放してしまってピンチになる。魔法もなく防戦も限界で敵の攻撃を受けてしまうが、吹き飛んだ先にヒロインが落とした槍があって、ヒロインは敵の不意をついて最大火力の魔法で一気に敵を撃退した」って感じに書くと、槍がヒロインの魔法発動体だってわかるし、手放してしまうと魔法は使えないってわかる。つまり「魔法は魔法発動体を利用して行使する」という設定を表現したエピソードになるわけだね。
これが、まあ持論でしかないけど、設定から物語を作るコツの基礎。
設定をエピソード化できる、というのが大事。

そしたら基本的には書きたい設定から順に設定をエピソードにしていけばいいだけで、それで設定と矛盾するような展開になることはほぼない。
でも、相性というか向き不向きで言うと、この手の考え方は一話完結型のシリーズとかには非常に向いてて、長いストーリーラインを持った重厚な話には不向き。
ストーリー重視で設定から作る場合は、上で 別に物語を作るな と書いたけど、設定は一度忘れてストーリーを作って、後から合わせて折り合いをつける。
でもこれだとほぼ確実にすべての設定は語りきれないから、優先順位をつけて取捨選択する必要があるし、そのあたり経験あってカンが働かないと難しいと思う。
例えば他人の作品の続編を書くとかスピンオフ的なことに真面目に取り組んだことがあれば出来るかもしれないが。

今の状態のスレ主さんの作品に助言するなら、まずは
>「最初に思っていたコンセプトと違う物ができた」
これの解決かな。
道中グダグダで納得できなくても思ってた通りの着地点にたどり着いて、未熟は承知の上でも表現したいものが出来ていると思えるなら、あとは技量の問題で手段に悩んだりはしないだろうし。
なら、作った設定の中で、どれを書ければ「コンセプト通り」と言えるかどうか、を考えるべきじゃなかな。
ないならその設定を考えるべきかな。
自分の作品は最低限なにが書けているべきか、って考える。
それが例えば「主人公とヒロインの恋愛」であれば、恋愛してるとこが書けてりゃ問題ないはず。
そこで思った恋愛とは違うと思うなら、「主人公とヒロインの恋愛」っていう設定の想定が甘かっただけだから、じゃあ「どんな恋愛なら?」と考えればいいとわかるでしょ。
そしたら「もっと燃えるような恋愛を」とか「ヒロインの思いの強さを」とか「主人公は親の依存から抜け出すからヒロインが新しい依存対象になっちゃダメで……」とか、いろいろ考える。
考えたら、それをそれぞれシーンに起こして(エピソード化して)書けばいいだけで。

コンセプトやテーマがあるならそれを中心に考えなきゃダメで、コンセプトやテーマをゴールにしちゃダメだと思うよ。
少なくともテーマは最終的に行き着く場所ではあるけど、それは読者の視点であって作者の視点なら中心に置かないと。

ちなみにこれは
>「このプロットでは設定やイメージを出し切れていない」
こっちのお悩みにも同じことが言えて、「どの設定が書ければイメージを出せたと言えるか?」と具体的に考え、噛み砕いてみると良いと思う。

>「このキャラはこういう事するキャラじゃない」「世界観的にそういう事が起こるのはおかしい」
このあたりは、最初のほうに書いた通り、先に用意した俳優と後で書いた台本で齟齬が発生しちゃうためですね。
普通は台本書いてから俳優を選ぶものだしさ。
俳優を先に選ぶなら、「その俳優に出来る演技の範囲内で」って条件でキャラを作らなきゃダメじゃん?
だから、内容は「設定をエピソード化する」って手段を取って、物語自体は要点だけ考えて設定に影響させない、ってことしないと難しいよね。

上記の回答(設定からストーリーを作るやり方は良くないのかの返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 2 投稿日時:

返信ありがとうございます。

ははあ、なるほど。そういうやり方でやっていくのですね。
しかし・・・む、難しい。
簡潔に説明される分難しさが伝わってきます。
これは随分と力量が試されそうです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 設定からストーリーを作るやり方は良くないのか

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元記事:架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)

 ドラコンです。別スレッドで質問したのですが、荒れてしまったのと、質問の仕方自体も不適切だったようなので、改めてスレッドを立てさせていただきます。

 なお本件質問は、過去質問「中華風ファンタジーでの「小物のバカ殿末席皇族」キャラ作り」の再質問・補充質問になります。併せてご参照いただければ、幸いです。
 https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14578#google_vignette

 鉄道が存在する中華風ファンタジーを書こうとしています(キャラ・世界観は後述)。

 今回は、皇帝・皇后を主役に、御召列車をはじめ大量の鉄道ネタをぶち込んで、平成・令和の代替わりでの、天皇陛下の伊勢神宮参拝、明治以来の歴代天皇の地方行幸(特に明治天皇の殖産興業での地方視察)あたりを念頭に、想定チベットを舞台にした、「架空旅行記」との感じです。

 各地の聖地で祭祀を執り行い、行幸先での製塩場、絨毯工場、遊牧地の視察を考えています。

「物語は『対立』を描くと良い」との創作論があることは承知しています。ただ、明確な「悪役」が上手く作れません。

「架空旅行記」でも、明確な「悪役」は、特に仲間内ではなく、「外部からの攻撃」が、必要なのでしょうか。

 単に、「聖地(観光地)巡りをするだけ」の話になってしまいそうです。これでも良いのでしょうか。

「旅行モノ」のオチは、「目的地に着くか、家に帰れば終わり」なのは分かるのですが。

 一応、以下のようなことは考え付きました。ですが、バラバラのネタを上手くまとめられる自信がありません。

 主役が「皇帝・皇后」と大物すぎて、「小物感」が出せません。近現代社会でも、君主に危害を加えようとする行為は、「大逆罪」で死刑もあり得ますからね。

 ・日本の大逆罪(戦前の例)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%80%86%E7%BD%AA
 
 ・イギリスの大逆罪
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%80%86%E7%BD%AA_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9)

 ・江戸時代に朝廷から日光東照宮へ遣わされた「日光例幣使」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%89%E5%B9%A3 )を念頭に、皇帝がお供えした線香やろうそくの燃えかす・灰、取り換えてお古になったお札を高値で売り付ける儀典担当の小役人(『水戸黄門』のネタにもあった)。『水戸黄門』のように、「おしのび」ならともかく、皇帝・皇后の「公式訪問」中に、小役人もこんなことをするのか? ジャイアンもスネ夫も、先生の前でのび太をいじめないだろうし。また、「おさがりのお供え」を高値で売り付けるのも、祭祀が終わった後だから、時系列的にどう絡めるのかが、考え付かない。

 ・末席の皇族が、皇帝・皇后への嫌がらせで、呪詛を行う。それが暴走して、300年前の悪皇后(玉雉)の霊を呼び出してしまう。玉雉も、使い捨てにするには惜しいので、『名探偵コナン』の江戸川コナンと怪盗キッドのような関係で、最後には「取り逃がす」感じにしたい。呪詛自体が、大逆罪になりかねないのが気になる。

【キャラ・世界観】

 ・張銀鈴(ちょう ぎんれい) 主人公、女、14歳、皇后、好奇心旺盛、天性の無邪気娘、食いしん坊。
 
 ・紀仁瑜(き じんゆ) 皇帝、男、18歳、美形で「女装していなくても『男装の麗人』に間違われる」。銀鈴との関係は「夫婦」というより「兄と妹」。祖父の祖母の皇后が、香々(後述)の弟のひ孫。
 
 ・皇太后 年齢不詳、仁瑜の実母、後宮劇団の娘役トップ女優(娘役なら、100歳越えの老婆から15、4歳の少女まで、役柄も悪役から悲劇の主人公まで何でも演じられる)。ある程度呪術にも通じている。
 
 ・薛霜楓(せつ そうふう) 総女官長兼皇太后と銀鈴の侍女頭、年齢未設定(先々帝の代から後宮仕え)、皇太后の姉分、仁瑜の養育係。
 
 ・越忠元(えつ ちゅうげん) 仁瑜の兄貴分、最高裁長官、後宮太学教師、25歳、男、今作は腹黒軍師か?
 
 ・昌芳雲(しょう ほううん) 判事見習、後宮太学教師手伝い、父は学者。呪術の素質あり。16歳、女、銀鈴や女官たちの姉分。
 
 ・芬秋水(ふん すうすい) 娘子軍(後宮の警備・牢獄の管理担当)の将軍、18歳、女、後宮太学の寮では銀鈴と同室で、親友。

 ・麹香々(きく こうこう) 300年前の人で、銀鈴を気に入り取り付く幽霊皇后、外見年齢25、6歳。野玉雉の嫉妬で投獄され、獄死させられた(表向き急病死)。冊封国・火昌王国(中国新疆ウイグル自治区を想定)の王女で、踊り子。西方(インド、ペルシャ、アラビアを想定)の呪術には多少通じてはいる。だが、東方(中国を想定)の呪術には無知。隣国・胡との軍事的緊張が高まったので、寿国からの保護を求めるための政略結婚。寿国後宮への入内は前々から計画されていたが、胡との関係緊張で、急遽皇后として迎えられた。
 
 ・野玉雉(や ぎょくち) 側室(位は貴妃)。皇后冊立一歩手前で、皇后の座を香々に奪われ嫉妬。初代皇帝の天下取りに貢献した「開国の元勲」の一族。初代皇帝のころは立派な一族だったが、代を経るにつれて劣化。一族全体が吉良上野介。とはいえ、初代皇帝が世話になった一族のため、皇帝や皇族といえども、手を出しづらい。後述の『梨妙音伝』での「悪妃」のモデル。
 
 ・紀広卓(きこ うたく)(元号で「業平帝(「ぎょうへい)」) 300年前の人物。男。女好きのバカ皇帝。董卓や袁術のような感じか? 人の話を妄信しやすい。玉雉と組んで香々の皇后位を剥奪しようとしたが、外交上の配慮で、宰相に阻まれた。玉雉ともども非業死。≪後宮女官伝」での「悪帝」のモデル。
 
 ・バカ皇帝の跡継ぎ(元号で「正光(せいこう)帝」) 300年前の人物。男。バカ皇帝のまた従弟。名君。広卓の女好きに嫌気がさして、皇后以外とは関係を持たない。その後の皇帝もこれに倣う。このため、官界に女性の登用が進む。後宮も女性官吏独身者寮になる。『梨妙音伝』での『新帝』のモデル。

・世界観
【舞台全体】
 王朝名は「寿国(じゅこく)。帝政。鉄道や呪術(『ドラえもん のび太の魔界大冒険』での魔法世界ののび太の町のように、家電置き換えの魔法道具もあり)が存在する、中華時代劇風ファンタジー世界。

 【後宮】
 皇帝の子を成す場所というより、女性だけの劇団や芸能学校、女性官吏の独身者寮の意味が強い。

 【『梨妙音伝』】
 銀鈴が初主演(梨妙音役)を務めた後宮劇団の演目。香々を獄死させた玉雉の後日譚。舞台の王朝「寿国」とは、別の「架空王朝」での出来事との体裁を取っている。

 【『梨妙音伝』】あらすじと配役
・あらすじ
 嫉妬から、讒言で幽霊皇后の投獄に成功し、幽霊皇后を死に追いやった悪妃は、そのたたりで毎夜悪夢にうなされていた。
 そのストレスのはけ口に、梨妙音を虐待していた。ある朝、梨妙音は悪妃に洗面用の水をぶっかけてしまい、それが「不敬罪」とされ、投獄される。
 梨妙音は、公開で百叩きの上、無期限の重労役の刑に処される。そして、労役として、悪妃宮中庭の石畳磨きを命じられる。
 連日の重労働と虐待、空腹に耐える梨妙音は、夢の中で公主(姫)に転生し、同時に悪妃も公主付侍女に転生。そして侍女頭と共に、公主付侍女(悪妃)を「馬」にして、「お馬さんごっこ」をする。
 悪妃は連夜の夢の中での「馬」扱いの心労で、死亡。悪妃の讒言を聞き入れた≪悪帝≫も、長年の不摂生がたたって死亡。
 ≪悪帝≫のまた従弟の王子が新帝として即位。梨妙音も釈放され、新帝付の侍女となる。その後、梨妙音は新帝に見初められ皇后となった。

 追伸 書けたとしても、このサイトに投稿するのかは迷いますね。粘着感想人など、読んで欲しくない人もいるので、名指しで「閲読は拒絶する」と書いても良いものでしょうか。

上記の回答(架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)の返信)

投稿者 和田慶彦 : 2 投稿日時:

サタンさんの受け売りですが、
「それがありえないからこそ面白味がでる」と思います。
「設定的にこういう事が起こるのはありえない」という設定に思考が縛られているのではないでしょうか。
いくら周りが気を付けても天災や事故なら100%は防げませんし、小役人の失敗や、小悪党が何かしょうもないことをしてきても、銀鈴がそれを逆に楽しんだり、しょうもない罰で許してしまう位が「天性の無邪気」に説得力が出て良いと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)

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元記事:修飾された文章が書けませんの返信

それって、以前は「本来は2万字で収まるくらいの内容」を10万字とかに膨らませていただけって事はないんでしょうか?
短くすることが出来るのは、悪いことじゃないでしょう。
そのぶん多くの情報を書き込めるので。
ただ、それは「短くまとめるクセがついた文章」で、読者へと的確に情報を伝えることが出来ているのであれば、の話ですが。

別にそれが出来てないのではないかと言ってるわけではなく、普通は「短く端的にまとめた文章」だと、読者に伝わってるかどうか不安なので、あれこれ余計な言葉を付け足すわけで、「短い文章」で伝わるなら問題ないと思いますよ。
2万字の物語が書けたのなら、それで良いと思いますけど、何が気に入らないのでしょう?
その物語を第三者に読んでもらって、展開が早いとか説明不足といった感想を貰ったりしたのでしょうか。
だとすれば、確かに丁寧な物語運びが必要だと思います。
それは「伝わっていない」ためですね。

単純に10万字で書き上げるつもりが想定が大幅にズレて2万字程度にしかならなかった、という話であれば、
これは「文章を短くまとめるクセ」が問題なのではなく、おそらく思考的に関係はするだろうけど「物語を短くまとめようとしてる」だけでしょう。
だから、話は簡単で、物語を広げればいいだけ。

この場合、一番の解決法はサブプロットを考えることですね。
それだけ執筆歴があるならわかると思いますが、本編と関係ないサブプロットをぶちこむと、それが関係ない話題であればあるほど、本編は一気に増えます。
AとBが戦う話であれば、Aが主人公なのだけど、Bが戦う理由を説明する小エピソードを加えたり、あるいは全く関係ない恋愛要素でも入れてみたり。

サブプロット追加など話の変更を嫌うとすれば、設定をエピソード化するのが手軽です。
説明で済ませてる設定をエピソードに変換すると、一気に執筆量が増えます。
例えば「魔術は魔力を消費して行使する」という設定は、この一文を書くだけで説明し終える事ができて、それで十分っちゃ十分です。
なので短くしたい場合はこうした説明だけで済ませる。
けど、
「主人公が魔術を覚え、調子にのってポンポン撃ちまくってる。少し難しい術に挑戦しようとしたとき、体の中で液体が動くような感覚を得た。不思議に思っていると、その液体が唐突に底の抜けたように一気になくなった。疑問に思う間もなく主人公は気を失い、目覚めた時に気絶した原因を理解して、「この体の中の液体が魔力なのか」と実感する」
という、一つの小話、エピソードを用意すると、これは設定を「説明」しているのではなく「物語っている」ということがわかりますかね。
当たり前だけど、このエピソード化はやればやるほど文章量が膨大になっていくので、推奨するものではありませんが、
一度、「説明で終えてる設定」を箇条書きにして書き出してみて、それらをエピソードにしたらどんんだけのページ数が増えるか考えてみると良いかもしれません。

小説的な文章」というのは、読むのもダメってことは、一般的な文庫本でも同じなんでしょうか。
だとすると、正直、私が今書いてる文章のテイストとたいして差はないと思うので、それが気になるというのは「小説(フィクション)を読んでる」という事自体に何か原因があるんじゃないでしょうか。
「文章」に問題があるわけではない気がする。
そうではなく、「気取った美文を意識してる文章」がダメなんだ、という話だと、ぶっちゃけ非常によくわかります。
作者がノリノリになってる様子が透けて見えるレベルだともう薄ら寒いですね。

で、これ、前者だとちょっとわかりませんが、後者なんだとしたら、それってスレ主さんが以前書いていたものがそういう美文を意識した作品で、無駄が多かっただけなのでは。
それを無くしてスッキリさせると2万字程度に収まってしまうという話なのでは。
だとしたら、2万字の物語それ自体は、問題ないのでは?

上記の回答(修飾された文章が書けませんの返信の返信)

スレ主 和田慶彦 : 1 投稿日時:

 ありがとうございます。
 物語を短くまとめようとしているというのは、その通りだと思います。書いていると、「書きたい部分までの道のりがダルいなあ……巻いてこ」という感じで物語の展開を急いでしまっている感じです。
 その結果出来たものは起伏に欠けるストーリー、説明不足、描写不足の乱文、登場人物達の淡白な掛け合いといった感じです。その結果が「1作品2万字」なのです。
 じっくりと練習していく、というのが年齢的に厳しく、それで己の成長を急ぎ過ぎている感じも有ります。

 読むのもダメという部分は、前者後者両方当てはまりますね。
 前者に関しては、それまで物語の中に自分を閉じ込めていたのが社会やネトゲの人間関係といった「他者との世界」に引きずり出され、現実世界を直視した結果、フィクションを見ても「これどうせ作り話でしょ?」という冷めた目で見てしまうようになりました。感情移入できなくなってしまったのです。
 特にラブコメは前は大好きだったのに、現実で失恋してからは「別に自分がモテてるわけじゃないし」と完全に楽しめなくなってしまいました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 修飾された文章が書けません

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元記事:主人公が得た力を無意味にしたくないです

バトル系の作品で、主人公は物語を進めるうちに強くなります。
強くなる形は新しい能力が主流です。
スピード特化の能力、パワー特化の能力を手にすることで色んな敵に対抗できます。

そして、そういった主人公はすべての能力を併せ持つ最強フォームというものを手に入れます。
スピードもパワーも今までの形態を凌駕する最強の力です。

この力を手にしたら、以前の形態になる必要はなく、それらはお払い箱になります。

仮面ライダーではそういうことが多いです。

最強の力を手に入れても、以前の力を使うのに納得のいく理由を付ける方法はあるのでしょうか。

すぐに思いついたのが、最強フォームは負担が大きいというものです。

他にもなにかあればご意見をお聞かせください。お願いします。

上記の回答(主人公が得た力を無意味にしたくないですの返信)

投稿者 和田慶彦 : 1 投稿日時:

 昔見た作品で、最強フォームは燃費が悪い(必殺技一発撃つと変身解除される)のでザコ戦や様子見に中間フォームで戦う、という奴がありました。

 あと、最終フォームはスペックは高いけど最強の必殺技を撃てるのは前の形態というのがあったと思います。

「機動戦士ZZガンダム」ではカタログスペックでは完全に上回るZZガンダムが出てきてからもZガンダムの方が小回りが利くと言ってZガンダムで出撃する事がありました。

 スーパー戦隊の「ゴーゴーファイブ」では総合スペック最強の一号ロボ強化形態、パワーだけは最強の2号ロボ、後半の敵が展開する特殊空間で唯一戦える3号ロボを使い分けていました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公が得た力を無意味にしたくないです

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元記事:敵の最重要拠点の立地

拙作の三部作(二部作になるかも)構成の話、その序盤は「空間湾曲が起きて地球の何処かにクソデカワームホールができてしまい、それを通って異次元からモンスターが定期的にこっちにくるのでこれをなんとか塞ぎたい」という目標があります。

今回相談したいのがこの大穴ができてしまった箇所です。
現時点ではクトゥルフやウォッチメンの影響もあってなんとなく南極にできた事にしようとしているのですが、いくらなんでも舞台の日本から相当に遠い事(モンスターが日本に来ている事の不自然さが強まる)や、あと今作のヒロインズの多くが諸事情あってビキニアーマーみたいな装いなのが「いくらなんでも南極でその格好はないだろう」感が出てしまうという懸念もあります。

何か他に良さげな配置はあるでしょうか。

上記の回答(敵の最重要拠点の立地の返信)

投稿者 読むせん : 0

海のど真ん中がいいなー
蛭子信仰じゃないけど、良きも悪しきも海から来るのがジャパニズムだと思う(笑)

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 敵の最重要拠点の立地

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投稿日時:

元記事:作者の情報が流出しないようにしたい

やや気の早い話ではあるかと思うのですが、例えば自分が死んだり、あるいは(何かやらかすつもりはありませんが)逮捕されたりした場合、自分の本名や性別や職業や病気や家族関係などの情報や、書いていた作品なんかも公開されてしまう訳ですが、もしある作品を作っていたとして、その作者の情報が公開されてしまった場合、例えば異世界転生のハーレムものの作者が死亡して、その人物が50代の独身だった場合は「ああ、欲求不満で書いてたんだな」などと変な推測をされ、作品が“そういう目”でしか見られなくなるし、(特に現実から離れることをウリにしているなら)読者が夢を見る邪魔になるだろうし、誰も得をしない訳です。

人工言語の作者が人を殺した事件があるそうですが、自分もそういうことがあるような創作物にはあまり触れたくないと思うし、少年漫画やSF小説の女性作者が男性を名乗っていたりとかいうのを聞くと、「みんなそういうのは気にするんだな」とそう思ってしまいます。
また、特に男女の違いは歴然だと思っていて、女性を名乗る作者の書いた地の文というのは頭の中では女性で再生されるし、キャラクターの一人が「女(男)に生まれてよかった」などと口にしているのをみると、「これは女(男)が書いてないと批判が来るだろうな」などと思ってしまいます。

こういうことは良い悪いの問題ではなく、誰でも意識するものと思っていて、何かあった時に作者の個人情報などが公開されてしまった場合には、読者はその経歴や社会的な立ち位置などを気にせざるを得ず、それによって作品の見方が変わってしまうのだと思います。

芸術というのは一人一人の見方があってしかるべきだと思うのですが、それでもそこから作者の事情が(無意識にとはいえ)憶測を受けてしまうのは良くないと思うし、何より作者が「作品」として与えた範囲を超えた情報が意図せず含まれてしまうのは、それは芸術とは違うのではないかと思う人もいると思うのです。

そこで、何かあったときに作者の情報が流出しないようにしたいのですが、それはどうしたら可能でしょうか。

自分で考えた手段としては、

・誰かと一緒に作っているとして、自分はほんのアシスタントにすぎないとする
・誰かから聞いた話を再構成しているとする

というのがありますが、いかがでしょうか。何か詳しい方法などありますでしょうか。

上記の回答(作者の情報が流出しないようにしたいの返信)

投稿者 にわとり : 0

>その人物が50代の独身だった場合は「ああ、欲求不満で書いてたんだな」などと変な推測をされ、作品が“そういう目”でしか見られなくなる

 そんなものは下衆の勘繰りでしかない。あなたは『こういうことは良い悪いの問題ではなく』と言いますが、違います。これは良いか悪いかの問題であり、悪いことです。
 最近だとあまり聞かないけれど、昔はよく"映画などで悪役を演じた俳優や女優が嫌がらせを受けた"とか"私小説風の文体でインモラルな小説を書いたら心配した知人から電話がかかってきた"みたいなひどい話はあったわけで、作者(出演者)と作品とのあいだにちゃんと線を引かないとろくなことにならないんですよ。
 もちろん作家にもプライバシーはあるから、素性を知られたくない気持ちは尊重されるべきだし、ペンネームでキャラを作ってロールプレイングするのも面白いとは思うけれど、だからといって、作者と作品を単純に同一視してしまうようないわゆる"厄介読者"の目線にそのまま迎合してしまうのは違うと思うんだ……。

>・誰かと一緒に作っているとして、自分はほんのアシスタントにすぎないとする
>・誰かから聞いた話を再構成しているとする

 それっていわゆる"ゴーストライター"ってやつでは? それはそれで倫理的な問題があると思うけど。たとえば極端な場合、作品が盗作などで炎上したとしても責任をなすりつけて名前を出さずに逃げられちゃうわけでしょ?

 そもそもの話として、匿名を貫く(=作品と自分自身を徹底的に切り離す)っていうのは作品に対して責任を取らないこととニアリーイコールだからあんまり著作者の態度として褒められたものではないんだよな。覆面作家はべつにいいんだけど、逮捕された場合まで個人情報を流出させたくないっていうのはそういうレベルを超えている。記事の信憑性の担保や、今後の防犯のためにな実名報道を含む犯罪者の身辺情報の報道ってある程度は必要だし、作品イメージを崩したくないとかいう個人のわがままで押し通せるような状況じゃないよそれ。

カテゴリー : その他 スレッド: 作者の情報が流出しないようにしたい

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投稿日時:

元記事:キャラ設定 

男のクールキャラ
女のクールキャラ

クールキャラを作りたいのですが、明確なクールキャラってのが出てこないんですが、助けてください。

15.16ぐらいの年齢設定ですね
作ろうと思った時に、目上にタメ口はクールってよりイキりキャラにしか見えないなと思ってやめました。

上記の回答(キャラ設定 の返信)

投稿者 読むせん : 0

クーデレでキャラ探してデレだけ削除したら?(-。-)y-゜゜゜

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラ設定 

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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