小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

壱番合戦 仁さんの返信一覧。投稿の古い順7ページ目

元記事:書籍化された小説のタイトルを研究し人気のあるワードを入れるのが良い

「アンズとデイゴの花を君へ」というタイトルはかっこいいと思うのですが、一般文芸向きです。
ラノベで出すのでしたら、もっと作品の売りが明確にわかるタイトルの方が良いですね。

「自閉スペクトラム障害で就職に失敗した俺が異世界転生して美少女に愛されまくった件」

というタイトルはいかがでしょうか?
タイトルを考案する場合は、書籍化された作品のタイトルを研究し、人気のあるワードを入れるのが良いと思います。
最近では、異世界、チート、ハーレム、とかですね。

上記の回答(書籍化された小説のタイトルを研究し人気のあるワードを入れるのが良いの返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

うむむぅ、いや、実はですね。
この作品自体が「推敲したとしても、多分ラノベ向きの文章・内容にはならないだろう」という意見を以前この掲示板でいただきまして……。
全体的に後篇あたりからずしッと重たいくて昏い展開になる予定なので、ラノベの定義が「サイダーをちょろっと飲むみたいに、気晴らし程度に読める十代向けの小説」だとしたらそういう小説にするつもりは、「全くない」んです
よねぇ。。

でも、現実問題として、学校という「社会」において障害差別は、「いじめ」というかたちで確実に表れています。
だからこそ、同年代である十代にこそ読んで欲しい。
そして僕を含めた十代と親和性が高い「ライトノベル」という媒体を選んだのです。
でも僕の作品はメッセージ性が強すぎてラノベ向きではないというか……。
(以前もこの板で書きましたけれど、説教臭い教育本にする気はないです)
僕が「楽しいかどうかも大切だけれど、絶対にこのメッセージを伝えたい!」という思いで書いている「ガチ勢」であるのに対し、「もっと多くの人に楽しんでもらいたいから、メッセージ性は二の次!」と思って書いている「ガチ勢」だというその辺に、普通のラノベ作家の皆さんと認識にズレが生じているのだと思います。

どちらもあっていいと思います。

僕はそういった正統派のラノベ作家さんの功績や努力を、否定するつもりは元よりありません。
そんな権利、誰にもあるわけがないと思います。

でもぶっちゃけ言っちゃ悪いけれど、ラノベにありがちな文章的なタイトルや、テンプレートって、嫌いじゃないけど「安直だから」多用するのは苦手なんですよね。。
なにより、僕の作家としてのポリシーに反してしまう。

(許容できるとしたら、「ソードアートオンライン」みたいなカタカナタイトルや、「Re:ゼロから始まる異世界生活」みたいな変化球とか)
だからその路線で来るとは思いませんでした。
でも僕としては、なんとか「ボーダー小説」のラインまではのめり込みたい、というのが本心です。
なので、候補はたくさんあっていいと思いますし、それを踏まえて考案して下されば非常に助かります。

追伸

昔、師匠に「そろそろメッセージ性を重視するのか、読者受けを重視するのか、ベクトルを決めた方が良いと思うぞ」と仰られて、「僕は前者を選びます」と決めたのでした。
その日から師匠も僕もこの作品について「読者に媚びる」ことはすっぱり辞めました。
乱暴な言い方ですが、「伝えたいことを伝えて、本当に共感してくれる人に読者になって欲しい」のです。

ではでは。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 題名とテーマについて

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元記事:書籍化された小説のタイトルを研究し人気のあるワードを入れるのが良い

「アンズとデイゴの花を君へ」というタイトルはかっこいいと思うのですが、一般文芸向きです。
ラノベで出すのでしたら、もっと作品の売りが明確にわかるタイトルの方が良いですね。

「自閉スペクトラム障害で就職に失敗した俺が異世界転生して美少女に愛されまくった件」

というタイトルはいかがでしょうか?
タイトルを考案する場合は、書籍化された作品のタイトルを研究し、人気のあるワードを入れるのが良いと思います。
最近では、異世界、チート、ハーレム、とかですね。

上記の回答(書籍化された小説のタイトルを研究し人気のあるワードを入れるのが良いの返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

あと、せっかく案を出してくださったのにこれでは申し訳ないので、
管理人さんのアイディアを基にして考案してみました。
「アスペで自閉症な黒帯空手家の僕が、異世界トリップして迫害された少女に愛されまくった件」とか。
(我ながら長ったらしっ!)

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 題名とテーマについて

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元記事:文中のセクシー描写はダメ…?の返信

作品をライトノベルとして書くのならば、性的な描写は控えめにするべきなのではないかな、と思います。一般小説として書くのならば、性的な描写を含んでいても問題ないかな、と思います。
性的な描写があるとどうしても読者層を狭めることになると思います。

上記の回答(文中のセクシー描写はダメ…?の返信の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 3 人気回答! 投稿日時:

そうですねぇ。
フフフフフッ!
実は、これ、裏技があるんですよ。
僕の師匠から教わった秘伝なんですが、特別に公開しちゃいます。

ズバリ!
「そういう描写を色濃くまとめたスピンオフを創っちまって、十八禁設定で投稿する」「それ以外の場合はそういう描写は絶対書かない」ということですよ!
かの「ソードアートオンライン」の作者川原礫先生でさえ、アスナとキリトの初夜を「裏ページ」に書かれていますよ。
その作品とは。
幻のweb版原作ソードアートオンライン#16.5ですっ‼
これみたら、川原先生のイメージがちょっと変わりますよ。
主に「あー、川原先生ってこういうのも書けるのか」ってね。
裏ページに掲載するってことは……、つまり、閲覧は自己責任でお願いしますって、読者に言っているようなもんなんですね。
(これ内緒(冗談)のURLです。参考になるかとおもうのでゴニョゴニョしておきます。不快に思う方もいるかと思うので、そういうのがダメな人は見ない方が良いですよ)
http://archive.is/mIPA

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文中のセクシー描写はダメ…?

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元記事:文中のセクシー描写はダメ…?の返信

作品をライトノベルとして書くのならば、性的な描写は控えめにするべきなのではないかな、と思います。一般小説として書くのならば、性的な描写を含んでいても問題ないかな、と思います。
性的な描写があるとどうしても読者層を狭めることになると思います。

上記の回答(文中のセクシー描写はダメ…?の返信の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

ゲゲッ!!
質問者さんに言ったはずが、名前タイプミスしちゃいましたっ‼‼
うげぇ……。
すみませんでした……。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文中のセクシー描写はダメ…?

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元記事:妻妾同居の中での純情

とある女子高生が、4歳年上の妻のある家庭に同居することになりました。
理由は家出さがしから、
援助交際にもし居場所を求められたらという、儚い期待、浅知恵から。
しかしその願いは偶然にも成就し、二人は同居まで始めますが、障害が待っています。
そこ交際相手の男には同居人がいまして、腹違いの妹なのです。
三人の同居生活は上手くいきません……
当然でしょう、腹違いの妹とは、彼女の同級生なのですから……
しかも愛人正弘とその妹が、肉体関係があることが発覚してしまいます。
ドロドロの三角関係の中、栞は順子を責め、それでも平然と順子は栞理と肉体関係を求め、要求します、彼女はなれているのかもしれません。
しかしそんな腐った順子にも、清潔な憧れがいるんです。
鈴木=テスラ・今日子というセルビアクォーターです。

『順子の癖は、部活での今日子の勇姿、筋肉、体臭、笑顔から真摯な態度と、明確な指導方法に、
時には溜まらず学校のトイレで自分を慰めることすらありました……』

さて質問ですが、女子高生が、いわゆる妻妾同居のなかに、恋人未満の先輩に対し、憧れという遥かな性的慕情を抱いたとき、彼女自身を慰めるのはありなのかなって、もちろん今日子とは致しません、行為にもいたりませんから。

いかがでしょう?
ハイかイエスで答えてね、みたいなことは言いません、
お好きにお答えください。

上記の回答(妻妾同居の中での純情の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

ぐ、ぬぅぅ……。
こ、こ、これは、マジでキツイ!

どうも……、壱番合戦 仁です。
   ・・・・・・・・・・・・・・・
これ、どう考えても18禁じゃないですか!
ラノベの18禁レーベルって聞いたことがありませんよ!?
少なくとも、お子様には見せられない内容だと思います。。
「僕は友達が少ない」の自慰行為シーンが、せいぜいギリチョンパのラインでしょうが!
ダメです。
最悪の場合、『音に名高い発禁本になりますよ』!(情けなくてPCの前で爆笑)
いやね、馬鹿にしているつもりは無くて、ただ心配で言っているのでそこは気を付けてください‼
以上!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 妻妾同居の中での純情

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元記事:伏線の張り方について

㎜というものです。
今回作品中にろう者であるキャラがトラックのクラクションに気づかず轢かれて亡くなってしまうという展開を入れようと思っています。
ただ突然トラックの要素を入れるのは無理矢理殺すために用意しましたという雰囲気があるので伏線を用意しようと思いました。
その伏線の張り方で悩んでいます。
物語の状況としては主人公の待ち合わせ場所に行こうとしているろう者のキャラが道中で轢かれるというものです。
主人公が家を出る前にニュースでトラック事故に関する要素を入れようと思ったのですがそれでは露骨すぎるなと思って私としては不満足で他にも色々考えました。
しかし、トラックという不確定要素を物語の序盤から匂わせることができません。
そのキャラクターの死ぬ伏線をうっすらと張りたいと思っているのですが、何かいい方法がありませんか?
私の設定では事故による中途難聴なので、イチゴ同盟のようにな病による死に流れを持っていきたく無いので、トラック事故を死因にしようと思いました。

上記の回答(伏線の張り方についての返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2

>トラックという不確定要素を物語の序盤から匂わせることができません。

不確定要素を匂わせる……。うーん……。
伏線ってつまり、唐突な出来事に説得力を持たせるためのものな訳で。
たしかに事故は唐突な出来事です。でも事故は「事故だよ」って言う以外に説得力も何も無いだろうと個人的に思います。

>主人公が家を出る前にニュースでトラック事故に関する要素を入れようと思ったのですがそれでは露骨すぎるなと思って私としては不満足で

アイデアとしてはナシでは無いと思いますが、たしかに自分も露骨だと思います。
ただ何が露骨かって、そもそも突然起こることが定義の「事故」に対して説得力や前触れを用意することが変なんじゃないでしょうか。
駄目とは言わないんですが、何をやっても結局わざとらしくなってしまうような気がしまして。
それに、自分は「ろう者」って時点で十分以上の説得力があると思います。むしろ理由づけが複数あると統一感が無くなって物語らしくなくなるんじゃないかな。

強いて言うなら、前後の出来事を一致させる。
例えば、主人公が大通りに出た途端、凄いスピードで危険な運転をしている車が走ってきて、主人公が轢かれそうになる。
「あっぶねぇな……」と思っていたら、待ち合わせ先でそのキャラを轢き殺していた、みたいな。
伏線だと、「説明しよう説明しよう」として、結構ぶち込み気味になってしまうのですが、これなら単純な時系列でしかないので露骨でもないはずです。

トラックというか、もう事故そのものが不確定要素みたいなものなので、あまり「伏線」だなんて深く考えずに、自然でそれっぽい流れをつくったほうが物語らしいんじゃないでしょうか。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 伏線の張り方について

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投稿日時:

元記事:プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

いつもお世話になっております。

現在長編のプロットを進めております、やとうです。

先日は皆様のお勧めの本を教えていただき、ありがとうございました。
疲れたときは少し休憩の読書をして、気分転換をしながら創作を続けています。

ところが現在、プロットから小説への文章化をする段階において作業が上手くいかずストップしてしまいました。

現状としては、
短編の連作の形式の計画の小説で、大まかな流れをつくり、
細かな話のプロットが完成した一作(一話分)ごとに本文を書くという手順で進めています。
A4用紙1枚分に収めたプロットです。

今は主人公の初登場、キャラクター達の出会いとなる場面の話のプロットが完成し、小説を書き始める段階となりました。
今後も別の話との整合性の関係で、書き直す可能性の高い場面ですが、一応流れは決まっています。

ここまではスムーズに書けた内容を、いざ文章化しようという段階になると、
途端に文字として浮かばなくなり、全く書けなくい状態です。(頭の中では動き・セリフ等のイメージ像はあります)

書きやすそうな場面からでもと、途中からのスタートも試みますが、結局進まず書いては消すの繰り返しです。
このような状況から動き出すためには、どうすればいいのか悩みが続いています。

皆様はプロットから本文を執筆される際、どのような手順で勧められていますか。
また、現在の執筆の方法の中に足りない作業・手順等があるのでしょうか。

年末のお忙しい時期にお手数をかけしますが、皆様にご指導いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因の返信)

投稿者 サタン : 2

単純に考えます。
「勇者が故郷から旅立つ」という場面であれば、内容はどうあれ「故郷から旅立つ」という場面が書けりゃいいんです。
よって、
「勇者にはどういう理由があって、どんな力があり、誰それと仲がよいが別れを悲しみながら~」
とか、余計なことをプロットに書くと、何を書いていいのかわからないので筆が動かなくなる。
そのシーンは何を書きたいのか何なのか。要約して単純に考える。
複数の要素がある場合、
「勇者にはこういう理由がある」「こういう力がある」「誰と仲がよい」と、小分けしてしまう。
すると「勇者にはこういう理由がある」という場面が書けりゃいいだけなので、1シーンの中で何を書けばいいのかが明確になり、内容はどうあれそれを書けば良いだけ、ということになる。

「内容はどうあれ」つまり、それが面白くない可能性もある。
じゃあどうすれば面白くなるか? これも漠然と考えるからわからないだけ。面白さは作者の中にある。
「勇者にはこういう理由がある」と、これを面白く書けば良い。
1.地の文で勇者の理由を語る
2.幼馴染と喧嘩し、勇者は理由を告げて幼馴染を説得する
これで考えると、両者ともに「勇者にはこういう理由がある」という場面を語ってるシーンですが、どっちが面白いかは言うまでもないと思う。
「面白く書く」というのは、この場合「勇者にはこういう理由がある」というシーンをどう面白くするか、という意味なので、すると作者の中にある面白いことから引き出してシーンを想定しやすくないでしょうか。
そうなったら、話は戻って「勇者が喧嘩した幼馴染に理由を告げて説得する」という場面を書けば良いだけ。
これで内容は面白く書けるものにしたので、あとはそれを文字に起こせば良い。
もしそれで面白くないのだとしたら、「勇者が喧嘩した幼馴染に理由を告げて説得する」という場面が面白くないってことだから、これを別のものに変える。
「勇者は女神に旅立たねばならない理由を告げられる」とか。これもベタだからあんま面白そうではないけどもw
こうして、一文だけで面白いものを作る。そしたら、あとはそれを文字に起こすだけ。

書いてるシーンの書くべき事をハッキリさせれば書けるはず。
もし、現状書くべきことは把握してると考えているのであれば、そのシーンの要点を「主語と述語だけ」で表現してみてください。
それが出来なければ、それは単に「ふわっとしたイメージがあるだけ」ということだと私は思っています。
それさえも出来ない場合。
「朝、目が覚めて学校へ行く」この一文を文字に起こしてみてください。適当でいいです。
たぶんできるはず。
出来たなら、自分の作品でも同じことをすれば良いだけです。
それが出来ないのは、面白く書きたいと妙なプレッシャーを自分で背負ってるためなので、まずは「適当に」やりましょう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

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投稿日時:

元記事:一人称小説について

主人公私の一人称小説で、登場人物自身に心理描写を語らせる手法は例としてどんな作品がありますが。又三人称でも、語り手以外に登場人物自身に心理模写を語らせる手法の有無をお教えいただける有難いです。宜しくお願いします。

上記の回答(一人称小説についての返信)

投稿者 サタン : 1

語らせるんじゃなくて、描写するんやで。
描写というものは、書きたいこと(描写したいこと)を「どう表現するか?」と考えるとわかりやすいかもしれない。
例えば、キャラクターが直接「僕は悲しいと思っている」と言わせてしまうのも「悲しんでいることをキャラクター自身に表現してもらう」という描写の手段の一つ。
だから、主人公ないし視点主の主観しか書けない一人称の地の文で「心にぽっかり穴が空いたようだ。」とか書くのも、「悲しい」という言葉を別の言い回しで書くという描写の手段の一つ。

では、それ以外、「キャラクターに言わせる(直接表現させる)」「主人公ないし視点主が地の文で心情を吐露する」という表現以外は無いだろうかと考えてみると、考え方を少し変えれば案外やれることは多くていろんな角度から描写することが出来るようになる。

例えば一番簡単なのが風景または現象を描写に利用すること。
「それまで晴天は、だんだんと雲が陰りをみせるようになって太陽をも隠してしまった。先程までの日差しが嘘のように曇天へと変わる。数刻もすれば雨となるだろう。」
とか書くと、空気が変わっていったという表現になる。「暗雲が立ち込める」なんて言い回しがあるけど、これをそのまま書けば、不安あるいは不吉な空気へと変わっていってる描写になる。
逆に、何か生死をかけるような大きな障害を乗り越えた後なら、「外に出ると、あれほど激しかった嵐はいつの間にか止んでいて、雲と雲の隙間から僅かな陽の光が街を照らしていた。」とか、古典的なシーンだけどこれも「一筋の光明が差す」という言い回しをそのままシーンに仕立てただけ。
これらは表現したい「空気・雰囲気」を「天気」で例えて描写しているわけだから、同じことを「視点主以外の登場人物」でやればいい。
その具体例を出してないのは、物語の設定とか状況とかで利用できる要素が変わるためで、「天気」とか「風」とかの現象は汎用的でだいたいのシーンで使えるけど、そうでない場合は設定や演出などで状況によって利用できるものを作るので、あまり具体例を出せないということがある。
例えば、「彼女は主人公が見ている前で、指輪を投げ捨てた。」って具体例を出してもわからんと思うのよ。
「彼女にとって指輪はとても大事なものだった」って前提があって、そういう物語があったうえで「吹っ切れた」という描写として成立して「指輪を投げ捨てた」と書くわけだから。
大切な人から指輪をもらったって設定がないとダメだし、指輪でなくても何でもいいし、スレ主さんが書いてる話の中で利用できるものを使うのが一番いい。

ようするに、「描写したいこと」に対して「何で例えるか」と考えると「どう表現するか?」の足がかりになる。
そうして文章表現による描写だけにこだわらなければ、演出や物語で描写できるようになると思う。
でも、言ってみれば小説ってそれ自体が「テーマ」ってものを小説全体で物語を使って描写する表現手法なので、そこを理解すれば、描写したい事で小ネタを作ればいいだけだから理解できれば簡単だと思うよ。
作品例も出せてないけど、商品レベルの作品ならだいたいどれもやってる事なので、好きな作品を意識してよく見れば「ここの掛け合いはただの談笑ではなくこういうことを表現しているんだな」ってのが読み取れるんじゃないかな。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称小説について

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