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ユシさんの返信一覧。得点の高い順3ページ目

元記事:世界観の返信

質問の答えは可能です。

洋ゲーのバイオショックが似たような世界観でした。
バイオショックは滅んだ海底都市ラプチャーで主人公が冒険するアクションホラーです。このゲームではプラスミドという魔法のような異能と、銃器を使い敵と戦います。
ラプチャーが滅ぶ前では、火を放つ魔法であればタバコに火をつけるのに使ったり、氷や水を出す魔法はウェイターがお客さんにお冷のおかわりを注ぐときに使ったりしていました。
このように日常での、ちょっとした不便や道具を用いる作業を魔法に置き換えるとイメージしやすいかもしれません。
例えば、釘を打つのに身体を鉄のように硬くする魔法を使ってみたり、電車に乗り遅れそうになったときに瞬間移動の魔法を唱えてみたり、そんな感じです。

しかし、プラスミドや例は魔法とは少しイメージがズレているかもしれないので、更に書いていこうと思います。
機械と魔法の両立ではなく、融合と考えてみたらどうでしょうか、エンジンではなく魔石で動くロボット、火薬ではなく魔法で発射する銃など、幼女戦記では弾丸に魔法を込めて敵の近くで炸裂させたり、魔力を機械に送り飛んでいたりしています。
私的には、魔法がエネルギーとして利用でき、魔法でスマホを充電したり、魔力発電みたいな世界観が面白そうです。

要は考えようです。現代に魔法があったらどうしようと考えてみると分かりやすいかも、しれません。
何かのお役に立てれば幸いです。

上記の回答(世界観の返信の返信)

スレ主 ユシ : 0 投稿日時:

そのげを参考にしてみます。ありがとうございました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観

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元記事:舞台の返信

 ドラコンと申します。

 他には、「領地経営モノ」ですね。一言で言えば、『ドラクエ』的世界観で行う、都市経営シミュレーションゲーム『シムシティ』『A列車で行こう』です。

 手元にある以下の作品は、何れも主人公が転生者・移転者で、現実世界(現代日本)の知識・技術を異世界へ移転しています。つまり、交通・税制・行政・社会福祉の整備、現代日本の料理の異世界普及です。

『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』(モンスター文庫、藤崎)
『現実主義勇者の王国再建記』(オーバーラップ文庫、どぜう丸)
『フシノカミ』(オーバーラップノベルズ、雨川水海)
『異世界建国記』(ファミ通文庫、桜木桜)

上記の回答(舞台の返信の返信)

スレ主 ユシ : 0 投稿日時:

ありがとうございます 調べて見て参考にします

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 舞台

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元記事:舞台の返信

探索に近いですが、トラブルシューティングもの、
恋愛における階級差のある恋とか。
あとはドラコンさんの言う領地経営のミニマム版、店舗経営およびクラフト系。錬金術やアイテム作成とか

上記の回答(舞台の返信の返信)

スレ主 ユシ : 0 投稿日時:

ありがとうございます。調べてみて、参考にします。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 舞台

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元記事:戦闘描写の返信

まず、一般的なテクニックとしては、動きのあるシーンでは文章を短く切り、形容詞もできるだけ少なく端的にするのが効果的と言われています。それだけでゆっくりしたシーンとかなり印象が変わります。ジュリアス・シーザーの有名な言葉に「来た。見た。勝った」というのがありますが、この感覚です。

内容については。
う~ん、持論としては有ることは有りますが、感覚的な話になってしまうので説明が難しいですね。

わりとよく聞く意見として、戦闘シーンは一人称では書きにくいと言います。
言いたいことはわかるのですが、そもそも小説ではアニメなどと違って、AがこうしたBがこう対応したというのはモタついてしまって書きにくいです。だから三人称にすればよしというものでもない気がしますね。
ただ、一人称だと描写が限定されるのも事実。なので、私的には戦闘描写は一人称感覚で視点移動も可能な「三人称一視点」が書きやすいです。
一人称と三人称一視点は、視点を固定することによって、静的なシーンでは緊迫感を演出しやすいんですよ。

戦闘シーンで静的というのはそぐわないように思われるかもしれませんが。

例えばですね。

戦闘でものべつ動き回っているわけではなく、剣なら剣をかまえて相手の動きを注視するという時もあるじゃないですか。
人間は集中して一点を注視すると神経が鋭敏になるので、敵を見つめながら微かな風の動きや物音が聞こえるというような描写で文章にメリハリをつけるのはありかと。
で、相手が動いた刹那。瞬時に体が反応し、斬り違えた数瞬後。
背後に敵の倒れる音を聞いた、みたいに書いたりします。

   *   *   *

以上は、戦っているキャラの視点にあえて固定して書いてみた例ですが、完全三人称の客観描写でやってみたこともあります。ただし、客観描写ですが、それを見ている主観は固定します。

主観を固定するとはどういうことかと言いますと。

その時は、メチャクチャ強い女戦士の戦いぶりという設定でした。
イメージとしては、テレビで見た空手の女流有段者の演舞か何か。正拳突きを放って、引いた動きがそのまま流れるように次の足技につながっていくという感じに、動きがまったく止まらないのに感心したんですね。舞を舞っているようにきれいだったんです。
そこで、自作の中でも、次々に敵は倒されていくのだけれど、それでいて流れるような動きが舞のように美しかったという第三者主観にポイントをおいて書いてみました。

小説の場合、描くのがバトルにしろ何にしろ、ポイントを決めてぶれないようにするのが、わりとコツなんじゃないかなとは思っています。

上記の回答(戦闘描写の返信の返信)

スレ主 ユシ : 0 投稿日時:

ありがとうございます。
メリハリですね、参考にします

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 戦闘描写

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元記事:戦闘描写の返信

剣と魔法に限らず、文章でできることを考えるのが先決だと思います。自分で想像したもの含め、絵を模倣しようとすると、なかなか成功しません。以下、少し説明してみます。

なお、マズいやり方などは主に自分が思い違いしていたことになります。また、総合的に語るのも無理ですんで、説明していることはほんの一例になります。

1.絵的な動きは文章では直接表せない

動きを見せようとか、スピードやデカさを見せつけようとか、絵(コミック、アニメ、実写)で感じたことを文章でやろうとして失敗しがちです。そもそも得手不得手が違うから無理なんですね。文章作品では絵や音は読者が想像します。つまり作者の制御外でして、ほとんどを読者に委ねる。相手任せのもので迫力を出すことは困難です。

2.説明しておいてから動かす

しかしアニメでのバトルを(練習で)文章化しようとして、何とかなりそうなこともある。例えば「とある魔術の禁書目録」です。考えるまでもなく当たり前ですが、文章作品ですもんね。そしてときどき「とあるのバトルは前哨の舌戦でほぼ決着」とか揶揄されたりします。アニメは原作に忠実に作られているからでしょう。

文章が絵に優る表現力があるのは、例えば心理描写ですね。キャラの内心をそのまま描いても問題ありません。コミックだと少し煩わしく(実際の会話との区別等)、アニメや実写だともっとうるさくなりがちです。文章だと、例えば地の文があります。特に一人称だと主人公の内心そのものです。

文章は論理にも優れます。例えば仕組み的なことを書くのに向いています。剣士と魔法使いが対峙したとして、剣の性質(何ができるか等)や魔法の特徴を説明することができ、何をどうすればどちらの勝ちになるかを明示しやすい。

「とある魔術の禁書目録」でのバトルはそういうのが多いわけです。敵味方の勝利条件を台詞で示すから舌戦になります。戦い始めて、主人公の敵に対する勝勢・敗勢はキャラの気持ちで表せます。そこが文章の得意とする面になります。

3.事前に8割方説明し、後で2割揺らす

ですので、戦う前に戦い方を示し、勝利条件も示しておくのが便利でしょう。戦い始めたら、それが達成されるか否かだけを書けばよく、読者に分かりやすい。しかし、それでは事前に示した通りの一本道になります。単調で飽きられやすいですね。

ですので、描写済みのキャラの事前の予想を少し裏切る。主人公や敵が焦れば、感情移入している読者もハラハラできます。そこで主人子はハッと別の勝ち目とか敵の弱点に気が付いたりする。それで丁々発止とバトルさせることができます。

すばやい動作ですと、動作が終了してから何が起こったか書く手があります。また、文章では直接には絵が見えないことは普通は短所になりますが、活かすことができることもあります。見えないだけに、例えば後で種明かしをすることができます。その2つで例文を考えてみますと、例えばこんな感じでしょうか。

―――――――――――――――
 主人公の前に大剣を振りかざした大男が立ちはだかった。
「俺の振り下ろす大剣は素早いぜ。たとえ躱せても無駄だ。瞬時に横に薙ぎ払うからな。この技からは誰も逃げられん、食らえ!」
 だが大男の体がくるりと一回転したのみ。
「く、くそ、何が起こった!?」
 主人公は、いつの間にか抜いていた細身の剣で大男の足元を指す。
「自慢の大剣はそれか?」
 大男の腕は大剣を振り下ろした瞬間に刎ねられていた。その重みを失った体は、薙ぎ払うつもりが無駄に回ってしまったのだ。
―――――――――――――――

この場の思い付きの説明用サンプルで、練れてなくて済みません。上記を絵で表現すると、かなりの部分を隠す必要があります(斬り落とされた腕など)。

しかし文章だと見えてないから、ほぼ自由に書いてしまえます。絵だと状況をリアルタイムに描写しないといけませんが、文章だと起こったことを後で説明できます。その辺りをうまく使うと、絵の表現に対抗していくことも可能です。

4.敵味方の距離感

戦うキャラの少なくも一方が剣士ですと、攻撃が剣のリーチ内になりますので、敵味方が超接近する場面を作れます。超接近だけに瞬時の動きが勝敗を決しそうに描けたり、、その瞬間に会話させることもできますし、緊張感高いシーンが作りやすい構図です。

これが中間距離を得意とする槍だとちょっとやりにくい。やや距離が離れますから。遠距離武器の弓だともっとですし、会話などは不能になります。映画などでは、弓でトリッキーな超接近戦を行う場合もありますが、文章では非常に表現しにくいでしょう。銃でも映画「リベリオン」の「ガン=カタ」なんてありますが同様です。

ロボットものですと、ガンダムシリーズではミノフスキー粒子なる電波妨害の設定があります。レーダーが使えないので有視界戦闘せざるを得ないようにしてあるわけですね。そうすればロボット(モビルスーツ)同士のバトルを1画面内に納められる。

絵だから、ということはありません。文章で描いていても、読者の想像する絵が1フレーム以内に収まるほうが緊迫感は出しやすいです。想像もしやすい。槍や弓でなく、剣を選ぶメリットの1つはそういうところにあります。

魔法などの異能は設定次第になります(実在しないから)。しかし対人バトルを考えるなら、超接近戦に向いた設定を作るべきでしょう。

上記の回答(戦闘描写の返信の返信)

スレ主 ユシ : 0 投稿日時:

かなり参考になりました。
ありがとうございます。
まずは、サンプルの文章をアレンジして幅を広げてみます

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 戦闘描写

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元記事:創作における聖典の引用について

 タイトルに関することで3つほど、有識者の方にお聞きしたいことがあって参りました。
 カテゴリー選択は著作権・オリジナリティにいたしましたが、キャラクターについてのものにもなると思います。

1・創作における聖書など、いわゆる聖典の引用は可能なのでしょうか。

2・犯罪者、それもいわゆる愉快犯にあたるキャラに聖典の一節を唱えさせることは問題になるでしょうか。

3・実際に聖典の一節を引用している作品はあるのでしょうか。また、それらが問題となった事例はありますでしょうか。

  なお、2つ目の質問において最もお聞きしたいケースは、「罪を悔いるなどの意図ではない」、「聖典の内容を曲解している(=犯行の免罪符として扱っている)」など、無知でも問題になるかもしれない、という考えに行き着くようなものとなっております。

 問題になるような創作をしなければ解決することであるとわかってはおりますが、ファンタジーではない世界観で、清廉なイメージの強く与える宗教家でありながら、アウトローでもある、というギャップを持つキャラクターを作りたいという欲求が強く、創作する、しない、どちらを選ぶにしろ、納得する理由が欲しいという思いでこの場を借りて質問させていただきました。

 回答のほど、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

上記の回答(歴史から学ぶって、ことしないの?)

投稿者 ごたんだ : 0

しかしカルト馬鹿って、数百年毎に
似たような理由で火刑にしたり、火刑になったりするよね。

セバスチャン・ミカエリスさん、マジ火刑好きなんだろうなー!

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 創作における聖典の引用について

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投稿日時:

元記事:皆様が小説家になるために練習してきたこと

タイトルの通りですが、皆様が小説家になるために練習してきたこと、また見事に小説家としてデビューした方達の練習法を教えてください。
方法は初心者がやっていそうな事でも構いません。むしろ教えてください。
他にも毎日やってきた小説を書くため作るための上達法や、それらを実行して自身をどのような成長を感じたか、実感できたかを教えて欲しいです。
よろしくお願いします

上記の回答(皆様が小説家になるために練習してきたことの返信)

投稿者 あまくさ : 1

小説を書くという作業はわりと総合力なので、部分的な技能を練習するというのはなじまない気がしています。文章がうまいだけでは小説は書けないし、ストーリーの作り方はストーリーに触れることでしか身につかないんじゃないかと。
ストーリーに触れるというのは、小説だけではなくて映画やアニメでもいいです。
例えば先日あるアニメを観ていたら、一人のキャラの言動に他のキャラが少し視線を向けて無言で見ているカットが入ったんですね。これは何らかのフラグを立てているわけで、意図なくこういう絵が挿入されることはまずあり得ません。
そんな表現に触れたとき、これを小説でやるにはどうしたらいいだろうと考えるのが、半ば習慣になっています。しかし別に訓練して身についた習慣ではなく、読む、書く、観る、書くということを繰り返すうちに、自然にそんな思考をするようになっただけです。
ひたすら小説を読む。ひたすら小説を書く。アニメなどの越境的なジャンルにも触れる。そういうことを繰り返す以外に、小説上達法というものを私は思い浮かべることができません。

あと。
三題噺というのをご存知と思いますが、お題を提供されてストーリーを作るのはわりと効果的みたいですよ。
誰にでも思考のクセみたいなものがあって、そこから抜け出しにくいものなので。そういうクセから頭を切り離すことによって、思いがけない方向にイメージが転がっていくみたいです。

カテゴリー : その他 スレッド: 皆様が小説家になるために練習してきたこと

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投稿日時:

元記事:ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)

 ドラコンです。

 繰り返し質問している、「御召列車での皇帝・皇后の聖地巡礼の架空旅行記」についてです。なお、日程、過去質問、設定は後述します。

 とにかくストーリーが決まらないので、漫画で言えば「背景」のような部分である、中国茶、鉄道、中華・モンゴル・チベット料理のうんちくばかり書いています。

●しっくりこないストーリー案
 
過去質問でいただいた案や、自分で出した案で、以下の3つを思い付きました。ただ、何れも、しっくりきません。

 1、呪物を手に入れてしまったため、悪霊を呼び出してしまった。

 聖地巡礼の旅とうまく絡められない。(後述の過去質問「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」もご参照のこと)

 2、呪物のせいで、タイムリープが起きる。(後述の過去質問「中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて」もご参照のこと)
 
 タイムリープが起きて、峠を越えようとした列車が、ふもとに戻され、「同じ一日」が繰り返される、との案。

 旅行に絡めるのはやりやすそうな感じがした。ただ、呪物を手に入れてから、タイムリープが起きるまでに、現在でも9,300字ほど使っている(さらに増える予定。内容は、タイムリープに直接関係のない、中国茶のうんちく、宴会、遊牧民のテントでのキャンプ、塩湖観光、製塩場視察)。タイムリープが起きるまでが遅く、唐突な感じがする。また、タイムリープは時系列が前後するので、混乱なく書けるかも疑問。

 3、悪天候による交通障害で足止めを食らう。

 峠の上が猛吹雪になったため、24時間ほど、峠の中腹駅で抑止される。これなら書けそうな感じがする。

不安と混雑で混乱する駅の待合室を、「後宮が劇団」との設定を生かして、講談、手品、歌、踊りを披露して、混乱を鎮める、という話にできる。

ついでに、皇帝の名君エピソードも作れそうな気がするが、思い付かない。逆に、暗君エピソードは思い付くが。天候を見極められず、地元の人の制止も聞かず、行軍を強行して、多数の死傷者を出した無能な指揮官の例はいくらでもある。

ただ一方で、「大きな事件」がこれだけ、というも弱い気がする。また、天候急変が「手に入れてしまった呪物のせい(蔵を整理していたら、呪物が出てきた)」なのか、「単なる自然現象」なのかで、迷う。

●日程

 ・出発から4日目~6日目
 塩湖観光、製塩場視察(塩の専売税は国の重要な財源)、想定モンゴル族の遊牧民との宴会、遊牧民のテントでのキャンプ。

 ・出発から8、9日目
 峠越え。今作最大の見せ場。この峠越えまでに、既に9,300字使っている。まだ増えるが、ここで「大事件」が起きるにしても、遅い感じもする。前もって、伏線となる「小事件」を起こすべきか? ただ、その「小事件」が思いつかない。

 ・出発から9日目~12日目
 想定チベットのラサの市内観光、各寺院の参拝、絨毯工場、遊牧民の馬術視察。

 ・出発から13日目~15日目
 聖地の湖で、舞の奉納、呪物の解呪、大祈祷会。

 ・出発から18日目
 帰宅。

●過去質問

「中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14947

「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14792

「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14623

●設定

【キャラ・世界観】

 ・張銀鈴(ちょう ぎんれい) 主人公、女、14歳、皇后、好奇心旺盛、天性の無邪気娘、食いしん坊。
 
 ・紀仁瑜(き じんゆ) 皇帝、男、18歳、美形で「女装していなくても『男装の麗人』に間違われる」。銀鈴との関係は「夫婦」というより「兄と妹」。祖父の祖母の皇后が、香々(後述)の弟のひ孫。
 
 ・皇太后 年齢不詳、仁瑜の実母、後宮劇団の娘役トップ女優(娘役なら、100歳越えの老婆から15、4歳の少女まで、役柄も悪役から悲劇の主人公まで何でも演じられる)。ある程度呪術にも通じている。
 
 ・薛霜楓(せつ そうふう) 総女官長兼皇太后と銀鈴の侍女頭、年齢未設定(先々帝の代から後宮仕え)、皇太后の姉分、仁瑜の養育係。
 
 ・越忠元(えつ ちゅうげん) 仁瑜の兄貴分、最高裁長官、後宮太学教師、25歳、男、今作は腹黒軍師か?
 
 ・昌芳雲(しょう ほううん) 判事見習、後宮太学教師手伝い、父は学者。呪術の素質あり。16歳、女、銀鈴や女官たちの姉分。
 
 ・芬秋水(ふん すうすい) 娘子軍(後宮の警備・牢獄の管理担当)の将軍、18歳、女、後宮太学の寮では銀鈴と同室で、親友。

 ・麹香々(きく こうこう) 300年前の人で、銀鈴を気に入り取り付く幽霊皇后、外見年齢25、6歳。野玉雉の嫉妬で投獄され、獄死させられた(表向き急病死)。冊封国・火昌王国(中国新疆ウイグル自治区を想定)の王女で、踊り子。西方(インド、ペルシャ、アラビアを想定)の呪術には多少通じてはいる。だが、東方(中国を想定)の呪術には無知。隣国・胡との軍事的緊張が高まったので、寿国からの保護を求めるための政略結婚。寿国後宮への入内は前々から計画されていたが、胡との関係緊張で、急遽皇后として迎えられた。
 
 ・野玉雉(や ぎょくち) 側室(位は貴妃)。皇后冊立一歩手前で、皇后の座を香々に奪われ嫉妬。初代皇帝の天下取りに貢献した「開国の元勲」の一族。初代皇帝のころは立派な一族だったが、代を経るにつれて劣化。一族全体が吉良上野介。とはいえ、初代皇帝が世話になった一族のため、皇帝や皇族といえども、手を出しづらい。後述の『梨妙音伝』での「悪妃」のモデル。
 
 ・紀広卓(きこ うたく)(元号で「業平帝(「ぎょうへい)」) 300年前の人物。男。女好きのバカ皇帝。董卓や袁術のような感じか? 人の話を妄信しやすい。玉雉と組んで香々の皇后位を剥奪しようとしたが、外交上の配慮で、宰相に阻まれた。玉雉ともども非業死。≪後宮女官伝」での「悪帝」のモデル。
 
 ・バカ皇帝の跡継ぎ(元号で「正光(せいこう)帝」) 300年前の人物。男。バカ皇帝のまた従弟。名君。広卓の女好きに嫌気がさして、皇后以外とは関係を持たない。その後の皇帝もこれに倣う。このため、官界に女性の登用が進む。後宮も女性官吏独身者寮になる。『梨妙音伝』での『新帝』のモデル。

・世界観
【舞台全体】
 王朝名は「寿国(じゅこく)。帝政。鉄道や呪術(『ドラえもん のび太の魔界大冒険』での魔法世界ののび太の町のように、家電置き換えの魔法道具もあり)が存在する、中華時代劇風ファンタジー世界。

【後宮】
 皇帝の子を成す場所というより、女性だけの劇団や芸能学校、女性官吏の独身者寮の意味が強い。

【『梨妙音伝』】
 銀鈴が初主演(梨妙音役)を務めた後宮劇団の演目。香々を獄死させた玉雉の後日譚。舞台の王朝「寿国」とは、別の「架空王朝」での出来事との体裁を取っている。

 【『梨妙音伝』】あらすじと配役
・あらすじ
 嫉妬から、讒言で幽霊皇后の投獄に成功し、幽霊皇后を死に追いやった悪妃は、そのたたりで毎夜悪夢にうなされていた。
 そのストレスのはけ口に、梨妙音を虐待していた。ある朝、梨妙音は悪妃に洗面用の水をぶっかけてしまい、それが「不敬罪」とされ、投獄される。
 梨妙音は、公開で百叩きの上、無期限の重労役の刑に処される。そして、労役として、悪妃宮中庭の石畳磨きを命じられる。
 連日の重労働と虐待、空腹に耐える梨妙音は、夢の中で公主(姫)に転生し、同時に悪妃も公主付侍女に転生。そして侍女頭と共に、公主付侍女(悪妃)を「馬」にして、「お馬さんごっこ」をする。
 悪妃は連夜の夢の中での「馬」扱いの心労で、死亡。悪妃の讒言を聞き入れた≪悪帝≫も、長年の不摂生がたたって死亡。
 ≪悪帝≫のまた従弟の王子が新帝として即位。梨妙音も釈放され、新帝付の侍女となる。その後、梨妙音は新帝に見初められ皇后となった。

●追伸

 一応、ラ研管理人うっぴーさんには断りを入れてあります。

 このたび、エンタメ系小説(ライトノベル、キャラ文芸、ウェブ小説)の作者、読者が、エンタメ系小説の研究、相談、交流できる掲示板「エンタメ小説研究交流会」を設定しました。よければブックマークだけでもしていただければ、幸いです。

「エンタメ小説研究交流会」
https://zawazawa.jp/mp3uipllsbmww3zf/

上記の回答(ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信)

投稿者 サタン : 1

ドラコンさんの相談にはあまり回答してこなかったのだけど、というのも、長い事同じネタで相談されてるので正直設定を追いきれない、把握できてない状態での回答になっちゃうってのがありました。
なので、一応関連スレッドに目を通してきたけども、的外れな事を書いてしまうかもしれないです。

まず思ったのが、というか実は前々から思ってたのだけど、旅モノなんだから短編集でいいじゃない、なんで大きな事件をやりたがるの、ってことです。
実際いまはメインストーリーが決まらないために設定をエピソードにして うんちく を語ってると書かれています。それを続けりゃいいじゃない、と思う。
背景だけでなく同じようにキャラの特徴をエピソードにしていったりして、設定もキャラも舞台も世界観を小出しにそれぞれ小さくまとめたエピソード群を作ってまとめりゃ、それこそ「旅」っぽい感じにならんかな? って。
メインストーリーというか旅の主旨として「聖地巡礼」は旅に出るための言い訳程度にしかならないけど、それで問題ない気がする。
よくある なろう作品 との比較はアレかもしれないけど、ようは転生した主人公が目的もなく旅をするにあたって「世界を見たいから」とかって当てもなく目的もなく行く先々で新しい物語を作ってくってのと同じでいいんじゃないかな、と。

それとも、その行く先々での新しい物語候補が1~3のネタって認識でいいのかな。
1~3のネタがそれぞれ独立してる短編か長編くらいの個別の話として考えると、
一応過去スレも相談投稿の部分だけ読んだけども、1はなんで聖地巡礼と悪霊・呪物が合わないと思ったのかわからない。巡礼地の一つに呪物を届ければ悪霊は成仏するって王道の流れでいいと思う。
悪霊は世界観を描写するための上手いキャラクターだから序盤の話題にも最適だと思うし、とても良いと思う。

「対立」や「敵対」は衝突が作れれば良いだけだから、文字通りの「対立・敵対」でなくても良くて、例えば、仲の良い双子が好みの異性の話で意見が食い違うとかでも衝突は作れるわけで、そこに人間関係敵な敵対・対立は必須ではない。
ただ、敵対関係や対立関係にあれば、主人公の行動に敵対的な行動を取るのが自然だから、衝突の場面を作りやすい、というだけの話だと思う。
なので、スレ主さんの作品は旅モノなので、基本的には旅先で「これをしよう!」と提案する主人公に「いや、私は嫌だな、あっちをしたい」って言うキャラがいればいいだけで、そのまま別行動をするか主人公が言いくるめて同行させるかその逆かって形じゃないかな。
その役が「悪霊」ってことなら、それで問題ないような。
個人的にはかなりしっくりくる設定だと思うので、どこがしっくりこないのかわからんかった。

物語的にスケールの大きな敵対者を用意したい場合は確かに不足してると思うけど、ここで言う「敵対・対立」は衝突であり主人公に障害を作れれば良いから、この感じでネタを作るとしたら、「悪霊」の存在は主人公にとって「悪霊のせいで夕食を食べ損ねた」とか「悪霊のおかげでトラブルに見舞われた」とか、その程度の「悪霊」がいるから主人公の行動はスムーズにいかない、ってなればいいだけ。
呪物も同じだけど、悪霊に取りつかれたまま聖地に行って神官にそれがバレるとヤバそうだし、それまでになんとかしたいと思ったりとか、とても合うと思うんだけども。

2のタイムリープは、やっぱ長編・大長編の中の1ネタとして考える、呪物についての話題で呪物に関する描写の一環の話だろうと思う。
とすると、そもそも「呪物ってなんなのさ」と読者に「呪物」というものを覚えてもらって、そして興味を持つくらいまでいくつかエピソードを重ねたうえでやる話題だと思う。
なので、まだメインストーリーを始められてない段階で考える事じゃない気がする。

3は、考えようによっては タイムリープとは真逆の設定 と言えるかなと思う。
何度も進むを繰り返すに対して、足止めを食うってのは停止してる状態だから。でも本質としてはタイムリープと同じく「前に進めない」わけだから、同じ状況で設定が真逆って印象。
そこで書けることの案はいろいろ浮かぶけど、内容が浮かばないって相談だと思って回答すると、
この場合オススメなのは密室劇を参考にすることかなと思う。
もちろん、足止めされてる場所で起こる何かを書いても全然いいと思うけど、スレ主さんの案を否定するわけじゃないが、
>、講談、手品、歌、踊りを披露して、混乱を鎮める
それは「足止めされてるシチュエーション」でなくても書ける。
主人公は聖地巡礼するほど偉い人で、後宮の劇団なのであれば、劇団員が主人公の存在を知った時点で挨拶に来るだろうし、お眼鏡にかなえばと機会を探して自分たちの芸を見せようとしてくるのに不自然はないから、「旅の途中で後宮の劇団と遭遇する」って状況さえ作れれば、足止めシチュでなくても良い。
「足止め」って状況を一番輝かせるのは「そこから動けない」ことを逆手に取る内容なので、ミステリで言えばクローズドサークルになるけど、雰囲気が許せばそういうプチミステリをやってもいいし、映画「12人の怒れる男」みたいな密室劇にしてもいいと思う。
けど、どちらにせよあまり序盤でやるようなネタじゃないと思うから、いっそタイムリープネタの直後に足止めネタを書いて対比構造を作って、多少タイムリープネタの余韻を引っ張るのもいいと思う。

と、一応思ったことを書いてみてたものの。
日程の項を見てみると、1~3は独立した3つのネタってわけじゃなく、9日目あたりに大事件を一個起こす予定のようで、その大事件の内容が1~3のしっくり感を解決するものであることが望ましい、という感じなんかな。
とすると、うーん……。それは難しいんじゃないかな。
正直なとこ、1~3とあるから3個のネタとして考えてみたけど、これら3つの中にある要素を更に嚙み砕いて、それらを一個づつ処理してったほうがスレ主さんに向いてると思う。
それは、
>漫画で言えば「背景」のような部分である、中国茶、鉄道、中華・モンゴル・チベット料理のうんちくばかり書いています。
このあたりから、そう感じた。
そういう「書けるくらいまで細かくしたもの」の羅列でネタを組み立てて、「さてこれをどうやってまとめよう?」って考えたほうが、考える事が一個で済むと思う。
例えば前述したことに含まれるけども、密室劇なんかは「同席した見知らぬ客たちがそれぞれ話をはじめる」って形にすると、まったく関係ない複数のエピソードが「足止めされてる場所で話をした」って内容にまとめられる。
例えばその関係ない話の中で、とある商人が「昔、とある呪物を扱いましてね…」と言おうものなら読者はピンと来るし、足止めの理由は呪物に関係してると思ったけどただの杞憂で普通に天候不良だったってオチでもいいわけだし。
あるいは列車の中でうたた寝をしていて、夢を見る。それは梨妙音伝の夢のようだが少し違う。そこで過去のエピソードを複数適当に書いて、主人公は目を覚ます。そんで「何か悲しい夢を見たような気がする」という主人公に対し悪霊が「夢など誰でも見よう。悲しみなぞすぐに忘れる」と答えれば、それだけで関係ないエピソードが悪霊の過去と今に対する描写としてまとめられる。
そういう、「まとめかた」の問題にできるから、書けるくらいに細かく噛み砕いて一個づつ処理したほうがいいんじゃないかなと思ったし、そうやって短編集ないし小ネタの連続でも、むしろそれはそれで旅っぽいし、一個の大事件にこだわる必要はないんじゃないかと思った。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)

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