救済されてもいい悪役の在り方。の返信の返信
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救済されてもいい悪役の在り方。の返信(元記事)
オカルト探偵?
まだ読んでないんで断定できませんが、オカルト探偵だったら、何一つ必要ないと思いますよ。
救いようのない邪悪だろうが、悍ましい化物だろうが、探偵が「在ってもいい」と容認すれば、それが全てだと思うから。
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私は「オカルト探偵」には、常人におけるオカルトへの姿勢とかを求めます。
でもってオカルトにとって常人というのは『オカルト』そのものなんですよ。
能力は無いけど、自在に嘘をついてしまえる能力を持つ存在。
信頼した瞬間裏切るかもしれない常軌を逸した『サイコパス』でもいいかも。
そしてサイコパス共は社会を作り、偽りの愛を交わし、欺瞞に満ちた子供を作り、うじゃうじゃと繁殖していく。
サイコパスは、【嘘をつく力】によってオカルトの恩恵を無しで生きる事ができる生き物たちなんです。
一方でオカルトはサイコパスの補助なしには社会だってうまく構築できない。
守られない請願、砂の上の信頼関係、どうしようもない誤解をやり過ごす欺瞞、真実をジョークに仕立て上げてしまう配慮。これがあるだけで世界は救われ続けている。
『オカルト』からすれば能力を失っても良いから【嘘をつける】力を欲する事でしょう。
サイコパスにオカルトは切り刻まれ解体されていく。
神々は零落し、神話は消え去り、薄暗がりに蛍光灯が照射され、幻は現象に貶められる。
神秘は解明され、シュレーディンガーの箱は非破壊検査に回され、奇跡は必然に追い落とされてしまう。
今の人間社会において、オカルトなんて滅ぼされてしまう寸前☆
オカルトにとって取れる手段はただ一つ
「どうか私を、私の存在を受け入れて、私の事を信じてください」と願うだけ。
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しょせん黒幕たんも、手の中のオカルトです。生殺与奪は探偵の手にあって良いと思うのよ_(┐「ε:)_
救済されてもいい悪役の在り方。の返信の返信
スレ主 大野知人 投稿日時: : 0
読むせんさん、ありがとうございます。ええ、オカルト探偵です。
確かに、作中の在り方としたら『嘘を吐く力』と『超常能力』のどちらかしか持てない、というのが設定です。
ごまかし、欺瞞、もみ消しが全く通じない。或いは、『言えません/言いたくありません』という事によって何か裏があると確実にバレる、というのは我々の想像を絶する苦痛かも知れません。こと、『嘘を吐ける』一般人相手では。
まあ、流石にオカルトが滅びる寸前だとは言い切れないですし、俺はメタい事をするのが大好きなので『一時的に嘘を吐けなくする魔法』くらいは登場させますが、それでも、『嘘を吐けない』方のハンデはどうしようもありません。それに『嘘を吐けなくする魔法』を使ったら『貴方を信用していません』って言ってるのと同じですからね。
読むせんさんの書き方だと、まるで主人公がHELLSINGのアーカード並みのラスボスにも聞こえますが、『全力を出した挙句にハッキリと負けた』場合、確かに心が折れてしまう可能性は高いですね。
あとは、そこをどう描くかですね。
ご意見、ありがとうございました。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 救済されてもいい悪役の在り方。