神視点での小説の成功例の返信の返信の返信の返信の返信の返信
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神視点での小説の成功例の返信の返信の返信の返信の返信(元記事)
「~太郎は思いもしなかったのだ」という文章がストーリーの流れをぶった切るので、没入感が妨げられるということですよね。
それって、人称とか視点とか、関係なくないですか?
例えば、「ここでその説明いる?」みたいなケースもあると思うんですよ。そこでリズムが狂って没入できなくなる。あるいは、急に回想シーンに突入するとか。
最初の例だって、一人称でも成立しますよね。「些細な一言が、のちに悲劇を生むとは、この時の私には想像すらできなかった」
神視点だけに起こる問題点ではないと思いますよ。
「視点ぶれ」について。
まず自分が書く場合ですが、「読者から見てわかりやすければそれでいい」とは思ってません。一元視点なら、絶対に他視点にはならないよう細心の注意を払います。多元視点の場合は、視点移動が無意識に行われるように工夫します。本当に出来ているかは自分では判断できませんが。
Webで小説を読むようになって、他人の作品に関しては寛容になりました。読んでいて混乱しなければ、ぶれていてもいいんじゃないか。実際、なろう系の書籍になってる作品で、視点の揺らぎがあるものも存在しますから。ラノベの世界では、そこまで煩く言わなくてもいいんじゃないかと。
もちろん、hexaさんのこだわる気持ちもわかります。繰り返しになりますが、私自身、執筆の際は肝に銘じてますので。
>門弟ひとりひとりの技量に合わせて「君にはまだ神視点は勧められない」などとチェックを入れています。おもな理由は「ひとりひとりのキャラクターをくっきり書き分けられているか」などだそうです。
「小説道場」は、恥ずかしながら読んだことがないので、私の解釈が正しいかどうかはわかりません。
が「神視点」を「多元視点」と置き換えても成立するんじゃないでしょうか。
つまり、各キャラクターをしっかり掘り下げておかないと、視点者にはなれないよ。という意味だと捉えました。
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投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 2
>それって、人称とか視点とか、関係なくないですか?
そのへんはあまくささんが言っていることにまったく同意なのでパスさせてもらう。サタンさんも言ってるけど物語→神→読者の中継点となっているケースがあって「神要らねぇええ!」と思うのがまずい使い方をしているやつ、「あなた(神)がいてくれないとこの作品の面白さは半減してしまう」ってのが「ちびまるこちゃん」「黒いおみみの~」のナレーション。
個人的には、歴史小説は「まあ……解説してくれるのはありがたい」「でもやっぱり微妙かも」の二派に分かれるジャンルだと思っています。
>神視点だけに起こる問題点ではないと思いますよ。
そうなんだけど、一人称→三人称一元→三人称一元のシーン切り替え→三人称神視点の順に「起きやすく」なるんです。だから、小説道場ではこの順番で視点の使い方をマスターするのが推奨されている。
>なろう系の書籍になってる作品で、視点の揺らぎがあるものも存在しますから。
は? なろう系の書籍化作品ですと? そんな「玉」のほうを見ていて問題なんてあるわけないじゃないですか。小説道場だって、有段者(書籍化レベルの人)には「まだところどころ視点が揺れているが、そんな些細なことはどうでもいい。瑕瑾を探すというやつに過ぎぬ」というくらい、道場主は視点を重要視しつつも同時に寛容な人なんですよ? 私だって、f-logさんに指摘されるまで気づかなかったくらい通常は意識してないんですよ?
だから「石」のほうを見ると勉強になるんですよ。道場主もそのつもりで見ていたそうですから。
>「神視点」を「多元視点」と置き換えても成立するんじゃないでしょうか。
さっきも言ったことの繰り返しになるんだけれども、だんだん難易度が上がっていくんです。そして、難易度の低い手法で書いていれば見逃さなかったレベルの失敗をやってしまう、それが恐ろしいところなんですよ……。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例