物語の辻褄が合わないの返信
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物語の辻褄が合わない(元記事)
こんにちは。創作初心者のいーぴんと申します。今長編のプロット制作中なのですが、物語の辻褄合わせに苦労しています。そこで質問ですが、物語の整合性をとる方法を教えて下さい。
例えば、A→B→Cという順で展開していく物語があります。この時A展開中で辻褄が合わない点に気がついたとします。ここでの辻褄が合わないとは、
①キャラクターの行動が不自然(性格的に取らない言動をしている、もっと良い解決法があるのにそれを試していない)
②世界設定との矛盾
③単体ではおかしくないが後のB,C展開と合わせるとおかしい
等を指します。この時、皆様はどうやって解決なさっているのかを知りたいです。
一応自分なりの解決方法として、以下のことを試しています。
1.整合性が取れる新しい設定を作る
取り敢えず、問題箇所はこれで解決します。ですがその新しい設定により、今度は別の箇所に問題が発生することもままあります。上手くまとまらないです(;_;)
2.A展開を諦める
A展開の重要要素だけを残して、後はすっぱり切り捨てます。そして出来た空白を埋めるA´展開を練ります。お話の流れが大きく変わるため、実質一から物語を書き直すのと変わらないですね。現在執筆中の物語も一度書き直しています。
3.他作品様の展開を参照する
小説、映画、アニメ等他作品様の展開から要素を引っ張ってきます。実際、展開の整合性が取れないのは、自分の引き出しが少ないのも要因のひとつだと感じています。ただ、せっかく引き出しを増やせても、それを自分の作品に落とせるだけの実力すら足りないです……。
「自分もあなたと同じ方法で書いてるよ」というご意見、「自分は別の方法で書いてるよ」というご意見、「その方法は間違っているor自分はこうした方が良いと思う」他、色々なご意見大歓迎です! 皆様の創作論を参考にしたいと思っております。以上、宜しくお願いします。
追記:ただ、「辻褄を気にするよりさっさと書ききった方が良いのでは?」といった、質問内容そのものへ疑問を呈するご意見は、出来ればお控え頂ければと思います。自分の創作目的が「楽しく書くこと」なのですが(趣味で執筆しています)、質問に挙げる程度には気になっちゃう……気になっちゃう……(;_;)前記はもっともなご意見だと思うのですが、一度気になると楽しくなくなるんですよね……(;_;)基本的にはどんなご意見も受け止めたいのですが、「いーぴん自身の力量不足のせいで受け止め切れない場合もある」という点だけご容赦頂ければと思います。
物語の辻褄が合わないの返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
>①キャラクターの行動が不自然(性格的に取らない言動をしている、もっと良い解決法があるのにそれを試していない)
>②世界設定との矛盾
>③単体ではおかしくないが後のB,C展開と合わせるとおかしい
①と②は矛盾に気がつけば何とか修正できる場合が多いと思いますが、③はやっかいですね。ABCまとめて修正できるならいいのですが、それがやりにくい時っておそらくストーリーの本筋にからんでいます。
あと、個人的な経験としては、矛盾が事物に関することならたいていは修正できますが、主人公または主要キャラクターの言動に関わることの場合は直しにくさを感じることがあります。主人公やヒロインの性格や言動は辻褄さえあっていればいいというわけではなく、読者に好感をもってもらうということも狙う必要があるからです。
シンプルなキャラ設定とストーリーならそこに齟齬が生じることは少ないのですが、オリジナリティを出そうとしてクセのある主人公やヒロインにしてみるとか、キャラの関係性に凝ってみるとか。そんなことを盛り込もうとした作品ほど、あっちこっちで辻褄合わせと好感度がケンカするみたいな事態を引き起こしやすいようです。
……まあ、こういうことっていうのはプロットの段階で洗い出した方がいいわけですが。(て言うか、それがプロットが必要な理由ですね)
正直私も、執筆が半ばくらいまで進んだあたりで気がついて困ったことが、何度もあります。
そういう場合の対処法としては、そもそも作品を構想した時点で自分がどういうウリを考えていたかというところまで戻ります。主人公なら主人公のどういう言動で読者に魅力や面白さを感じてもらいたかったのか。そういったことを思い出し、それを起点にしてプロットを再点検します。
これをやると、たいていはそれまでの執筆分のほとんどを捨てて、一から全部書き直すような作業になります。部分的には、比較的当たり障りのないパートを再利用できることもありますが。
ある程度執筆したことによって自分の中でキャライメージなどが鮮明になってはいるので、それを使って話を作り直す感じです。
このやり方は言うまでもなく、それまでに費やしたかなりの時間と労力を捨てることになるわけですが、今の自分の実力ではそういう過程を経ないとこの作品を仕上げることはできなかったのだと考えて諦めることにしています。
そうやって書き直した作品が比較的好評だったこともあるにはありますから、まったく無駄な作業ではないのかもしれません。
まあ、そんなことしないで一発で仕上げられるようになるのが理想ではありますけどね。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語の辻褄が合わない