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SF小説の現実性 (No: 1)

スレ主 ぐーたろー 投稿日時:

質問です。

ここのサイトはライトノベル向けの質問が多いのでこういった内容の質問をするべきかどうか悩みましたが一応投稿させていただきます。


現在、長編のSF小説を書いているのですが、書いててある疑問が浮かびました。

「物語にSF要素を盛り込む場合、どこまで詳しく書けばいいのか」と。

例えば、作者しか聞いたことが無いマイナーな専門用語ならともかく、物語の展開上どうしても「相対性理論」という誰もが一度は聞いたことがあるようなワードを入れなければならない場合、「あーはいはい、あの有名なアインシュタイン博士の理論ね」と分かっている読者と、「えっ、待って。相対性理論? 何それ、初めて聞くんだけど」と読んでいて戸惑う読者がいると思います。

そうすると、物語の流れを優先して読者が「相対性理論」を分かっている体で説明を省略して書くか、初めて聞く読者の為にも説明を入れておくべきか。説明を書くとして、どこまで詳しく書いた方が良いのか……

どちらの読者を対象にするのかで物語の内容と言うか流れも変わってくると思うんです。

皆さんだったらどうしますか?


これは質問①と関連する内容ですが、SF小説を書く場合、現実に存在する物理法則に忠実に則って書いていかないと駄目なのでしょうか?

「万有引力」、「ドップラー効果」、「慣性の法則」etc...こういった(物語の展開上必要な)物理法則を調べた上で書いていった方が望ましいのか、それとも内容が面白ければこういった物理法則を完全無視したご都合主義でも読者に納得してもらえるのか。

また、現実の物理法則に忠実に則って書いていくと、それってSF(サイエンスフィクション)ではなくSNF(サイエンスノンフィクション)になってしまうのではないでしょうか?

皆さんの意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。

カテゴリー: ストーリー

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SF小説の現実性の返信 (No: 2)

投稿者 大野知人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 まあ、このサイトそのものが『ライトノベル』作法研究所ですからね。ラノベの質問が多いのは当然ですよね。

 ①説明に関してですが、俺は大雑把に『中学のカリキュラムで習う単語まで』は説明しなくても知って居る前提で書きます。
 ただし、細かい計算や例外事項をトリックのネタにするときは、必ず解説を入れるようにもしています。出来れば100文字以内で。

 ②別にガン無視してもいいし、完全に現実通りに描いてもいいよ。
 そもそも、SFだのなんだのってジャンル分けは、『作品があってから、作品をジャンル分けする』訳であって、『最初からどのジャンルで書こう』と決めて書くのは、本末転倒だ。違いますか?
 その上で、別に『ゼロから自分オリジナルの物理法則を決めて』も良いし、『半分くらいは現実の物理法則で描きつつ、残りは○○粒子と言う未知の物質を前提にした超科学』でも良い。
 勿論、『全部現実の物理法則』でも、良いよね。どっちかっつーと、『ガリレオ』シリーズみたいな科学探偵モノに近付くだろうけど。

SF小説の現実性の返信の返信 (No: 10)

スレ主 ぐーたろー : 0 No: 2の返信

投稿日時:

大野様

ご回答ありがとうございました。

説明したとしても「中学のカリキュラムで習う単語」そして100文字以内で述べるということですね。
勉強になりました。

②に関しては、何を書いていくかにもよるということですね。

分かり易い説明をして頂きましてありがとうございました。

SF小説の現実性の返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

>現在、長編のSF小説を書いているのですが、

SFと言っても幅が広いです。科学的な知識や情報をアイデアの骨格として盛り込む小説をハードSFといいますが、一方でSF的な用語や小道具をギミックとしてのみ用いる作品もあります。後者にも名作は多く、ジャンルとしてどちらが優れているということはありませんが、科学用語の扱い方は当然違ってきます。
なので、スレ主様がどういった内容のSFを書かれているのか、もう少し詳しく説明してください。でないと、回答してもあまり意味がありませんから。
「相対性理論」という言葉は一例として持ち出しただけかもしれませんが、仮に相対論をネタとして使われるとして、ストーリーの根幹に関わる使い方なのか、単に科学的な雰囲気を出すための演出に止まるのか?
そこをお聞きしたいです。

例えばですね。
庵野秀明監督がエヴァ以前に製作した『トップをねらえ!』というアニメ作品があります。庵野氏がクリエイターとしての名声を確立する前の作品だったこともあり、ウケを狙ったチープな演出やパロディの多い、まあ、B級っぽい作品なのですが、ストーリーの骨格には本格SF的なアイデアが用いられていました。
相対性理論では物体の動く速さ、質量によって時間の流れが異なるという奇妙な現象が予測されており、俗に「ウラシマ効果」と呼ばれています。
『トップをねらえ!』ではこのウラシマ効果がストーリーの本筋で使われており、宇宙空間で地球外生命と戦う主人公の時間が、家族や友人とだんたんずれていってしまうという状況が描かれていました。このアイデアは衝撃的な感動のラストに見事につながります。
こういうストーリーの場合は、相対論についてのある程度の説明は必要になりますが、スレ主様の作品はどうなのでしょうか?

>SF小説を書く場合、現実に存在する物理法則に忠実に則って書いていかないと駄目なのでしょうか?

別にダメではありません。
上記のようなハードSF要素の場合でも、現実に存在する物理法則にフィクションとしての作者の空想を加えてアレンジするのがSFです。フィクションの部分が皆無だったら仰るようにただの「科学読み物」になってしまいますが、骨格の部分には現実の物理法則を組み込むのがハードSFの醍醐味です。現実の科学との連続性を持たせることによって、「あるいは一つ条件が変われば、そんなことも本当に起こり得るかもしれない」という思考実験を愉しむということです。

一方で、例えば『スター・ウォーズ』には現実の科学との連続性はほとんどありませんが、あれはあれで名作。SF的道具立てを散りばめたファンタジーに近い物語と言ってよく、ああいうのこそ面白ければ勝利です。

ということで。
重ねて質問しますが、スレ主様のお考えのSFって、どういう物語なのでしょうか?

追記 (No: 8)

投稿者 あまくさ : 1 No: 3の返信

投稿日時:

通常のエンタメ小説の作法が当てはまらないジャンルが二つあります。ハードSFと、本格ミステリです。
本格ミステリは謎解きが興味の主眼なので、理屈っぽい説明の文章が多用されます。プロットも、謎が深まる課程と探偵による解決編によって構成されるため、普通のエンタメの盛り上げ方とはかなり異なります。キャラの心理や行動もトリックを成立させることを主眼に組み立てられるためやや不自然だったりしますが、本格ミステリの読者は割とそういうところには目をつむってくれるんですね。謎解きの鮮やかさが優先され、主人公の心理や成長とかにはあまり興味が無いんです。
ハードSFも同様で、理屈っぽさは欠点になりません。ただし、これらのジャンルは最初からそういうのが好きな読者しか読まないから通用するということです。

このことを踏まえて、あらためてSFにおける科学知識や専門用語の扱いについて考えてみます。

1)ハードSF
難解さや理屈っぽさは問題なし。疑似科学ではあるけれど、一定の前提の上に立った整合性は重視され、ロジックの破綻は許容されない。

2)ハードSF的要素を盛り込んだエンタメ小説
この場合は普通のエンタメ小説の作法に準じます。こういう作品の読者は、コアなSFファンではないからです。理屈ぽい説明は避ける方がよいでしょう。
ただし、ハードSF要素があるゆえ、ある程度ロジカルな思考は必須とまでは言えなくても、あった方が楽しめます。よって「相対性理論」などについての説明をどうするかが最も問題になるのはこのタイプかと。
対処法としては、なるべく文章による説明は避けて、ストーリーに盛り込みながら伝えるなどの技術が要求されます。
先の書き込みで上げた庵野秀明監督は、この辺のタイプに近いと思います。

3)SF的味付けだけの普通のエンタメ、またはラノベ
この場合は、用語の説明は不要。「相対性理論」という言葉が出てきても、それ自体が科学っぽい雰囲気を漂わせるための演出として使われているだけです。

ガチガチのハードSFって、実は現在はほぼ絶滅危惧種です。ただSFは多様化を果たし終えたジャンルでもあり、2~3の名作が数多く生み出されている状況です。
そういう意味で、

>SF小説を書く場合、現実に存在する物理法則に忠実に則って書いていかないと駄目なのでしょうか?

そんな必要はまったく無いと言えます。

>内容が面白ければこういった物理法則を完全無視したご都合主義でも読者に納得してもらえるのか。

そういうご都合主義のレベルが高くなっている状況なので、問題ないかと考えます。

SF小説の現実性の返信の返信 (No: 11)

スレ主 ぐーたろー : 0 No: 3の返信

投稿日時:

あまくさ様

ご回答ありがとうございました。
そして返信が遅れてしまい申し訳ございませんでした。

なので、スレ主様がどういった内容のSFを書かれているのか、もう少し詳しく説明してください。でないと、回答してもあまり意味がありませんから。
➡そうですね。肝心な部分が抜けていました。

今回私が手掛けているストーリーと言うのが、
ある日超能力(サイコキネシス+ある程度の衝撃に耐えられる強い身体+聴力が数倍発達する)に目覚めた高校生の少年たちがお互いの存亡を懸けてバトルする。
というのが主軸で、
その超能力の起源を辿っていくと、人類が生まれる前に知性を持った地球外生命体の存在が浮かび上がったり、血液型別に超能力の覚醒速度が違っていたり、修行を重ねれば超能力をより使いこなせるようになったりといったSF要素を盛り込んでいます。
超能力をブーストさせるアイテムや薬も登場させているので、現実に存在する薬の生成方法について調べたり、多少の医療知識も前もって調べてストーリーに加えているという感じですね。

ざっくりとした説明で申し訳ございませんでした。

まだ説明が足りない部分がありましたら遠慮なくお申し付けくださいませ。

SF小説の現実性の返信の返信の返信 (No: 18)

投稿者 あまくさ : 2 No: 11の返信

投稿日時:

返信ありがとうございます。

>ある日超能力(サイコキネシス+ある程度の衝撃に耐えられる強い身体+聴力が数倍発達する)に目覚めた高校生の少年たちがお互いの存亡を懸けてバトルする。

その内容ですと、ストーリーの根幹の部分では現実の科学との関わりは薄いようです。サイコキネシスも人類誕生以前の地球外生命体の干渉も、ほぼ空想の産物と言ってよく、少なくとも実証された理論は存在しません。
そういう設定の場合は作者がかなり自由に作ってしまっても問題ありませんが、「嘘を本当らしく見せる」テクニックが必要になります。

まどマギでは「第二次性徴期の少女の希望と絶望の相転移」なんて言っていましたが、作者はさほど深い意味を込めているわけではなく、適当にもっともらしく表現してみただけだろうと思われます。
「相転移」という言葉自体は物質の変化を意味する物理学用語なのですが、作中のあのシーンで言っていたことは、魔法少女がある条件に達すると魔女に変化してしまうということだけです。しかし、専門用語をうまく散りばめただけで「科学的」な雰囲気が作れるという好例です。関連してエントロピーという言葉も出てきましたが、これも科学っぽさの演出としてさらっと使われていただけです。
作者には多少の知識がないとああいう文章は書けないでしょうが、読者に詳しく説明する必要はありません。あくまで雰囲気作りのギミックですから。

>超能力をブーストさせるアイテムや薬も登場させているので、現実に存在する薬の生成方法について調べたり、多少の医療知識も前もって調べてストーリーに加えているという感じですね。

それはストーリーの本筋ではなく、ディテールのリアリティを補強するための要素になるのかなと思います。超能力をブーストさせる薬自体は空想の産物でもよいですが、それにリアリティを持たせるために、現実に存在する薬の知識もまぜるということですよね?
そういう目的であれば、現実の薬などについてはクソ真面目にちゃんと調べる方がよいです。そこがいい加減だとリアリティの補強になりませんから。

ただし。
なまじ詳しく調べると、詳しく書きたくなってしまいがちなので、注意が必要です。あくまでリアリティを感じさせるための演出に過ぎず、読者にとって必要な情報ではないと割り切るべきです。なので、説明は極力簡単にする方がよいかと。

往々にして、知識の量と説明の長さは反比例するものです。
精通している人は、要点を的確に把握しているから短文で説明できるんですね。一夜漬けの生半可な知識だと、所々ネットの情報の丸写しみたいな説明が入り、それを上手くまとめられないため長文になったりします。

SF小説の現実性の返信の返信の返信の返信 (No: 19)

スレ主 ぐーたろー : 1 No: 18の返信

投稿日時:

ご返信ありがとうございました。

その内容ですと、ストーリーの根幹の部分では現実の科学との関わりは薄いようです。サイコキネシスも人類誕生以前の地球外生命体の干渉も、ほぼ空想の産物と言ってよく、少なくとも実証された理論は存在しません。

➡そうですか。私としては、大友克洋作の「AKIRA」やスティーヴン・キングの「キャリー」を強く意識して書いていましたので「じゃあこの作品もSFだろう」と勝手に思っていました。まあそりゃそうですよね。超能力の自転でファンタジーですものね。

そういう設定の場合は作者がかなり自由に作ってしまっても問題ありませんが、「嘘を本当らしく見せる」テクニックが必要になります。

➡「それらしい説明」にするためにそういった専門書などを読み漁って「それっぽい考察」にしてきたつもりですが、説明の比率が多くなるといかんせん教科書みたいな感じになってしまうのでそのバランスって難しいなあと思いました。

SF小説の現実性の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 20)

投稿者 あまくさ : 1 No: 19の返信

投稿日時:

いえ。
そういうのも立派なSFだと思いますよ。
日本のSFは1970年代を中心に黄金時代を迎え、その時期にかなり多様化したんです。「科学」という一言ではくくれない作品が多数生み出され、その影響が一般のエンタメ小説やマンガ・アニメ・映画などに広がって、今に至る感じです。
言いたかったのは、SFだから科学にこだわらなくてはいけないという先入観は必要ないということ。超能力も地球外生命体も実証された理論は存在しませんが、だからダメだと言っているわけではありません。大事なのはフィクションとしてどう料理するかです。

>「それらしい説明」にするためにそういった専門書などを読み漁って「それっぽい考察」にしてきたつもりですが、説明の比率が多くなるといかんせん教科書みたいな感じになってしまうのでそのバランスって難しいなあと思いました。

詳しく調べるのはとてもよいことですが、実際に作品に盛り込むのはそのうちせいぜい5%くらいにとどめるのが丁度いいです。後の95%は、ボロを出さないための知識として頭の中にしまっておきましょう。

SF小説の現実性の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 21)

スレ主 ぐーたろー : 0 No: 20の返信

投稿日時:

度重なるご返信に感謝致します。

➡言いたかったのは、SFだから科学にこだわらなくてはいけないという先入観は必要ないということ。超能力も地球外生命体も実証された理論は存在しませんが、だからダメだと言っているわけではありません。大事なのはフィクションとしてどう料理するかです。

なるほどですね。どう料理するのか。つまり、他にもフィクションとして盛り上げるための要素という調味料が必要ということですね。まさに今手掛けている作品は、他のSF作品と差別化を図るために以下の設定を加えて工夫を凝らしています。
ミッション形式➡隊を編成して敵が殺害しようとする人物の守護と保護を行う。核爆弾の争奪戦&起爆の阻止
恋愛要素➡主人公が片思いしているヒロインの女子高生と主人公の確執。ヒロインが巻き込まれて主人公が助ける
サスペンス➡誰が本当の黒幕か分からない、絡み合う陰謀

超能力×ミッション×青春×サスペンス

これらの要素が加わったことにより、物語が進むにつれて状況が複雑になっていくという展開を実現させました。

➡詳しく調べるのはとてもよいことですが、実際に作品に盛り込むのはそのうちせいぜい5%くらいにとどめるのが丁度いいです。後の95%は、ボロを出さないための知識として頭の中にしまっておきましょう。

全部説明するのではなく、色んな場面に散りばめてにおわせるぐらいが丁度良いということですね。
まあこれはSFに限らず、全てのジャンルに通じるものではありますけど(笑)

よろしくお願いします。

SF小説の現実性の返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

思い違いをしているというか、考えすぎてるんじゃないかと思う。

1. 有名な法則を解説すべきか。
まず、作者が書こうとしてるのは小説であって物理の教科書ではないので、例えば「相対性理論」を出す場合は、「その作品内で相対性理論はどういう扱いなのか」を書くべきであり相対性理論のうんちくを語るものではないです。
現実通りのものであるなら、読者が知ってる知らないに掛らわず、基本的には解説する必要はないです。せいぜい要約してセリフの一行に置くくらい。
ただ、そもそもSFは読者層の知的レベルに依存しやすいので、中学高校くらいの読者層を想定しているなら、
「そ、そーたいせい理論って……?」
「わかった、アホのためにイチから解説してやる。相対性理論ってのはなーー」
と、「解説するための無知キャラ」を置いとくのが優しいと思う。

現実通りの扱いでない場合、例えば相対性理論なら、
「かのアインシュタインは光速度不変の原理から特殊相対性理論を提唱したが、同時にそれは虚数の質量を持つというありえない粒子の存在をも裏付けてしまった。理屈としてそれはあるハズなのだ。しかし存在してしまうと相対性原理の因果律を崩壊させてしまう。……そう。時空間転移や超光速通信をはじめ我々のテクノロジーの根幹を支えているタキオン粒子だ」
とか、そんな感じ。
虚数の質量を持つエネルギー体が動力源ですよ、という設定の例で、この場合の相対性理論はそのエネルギーの説得力の1つとして扱ってます、という感じ。

SFの技術解説は、別に、ただただ物理の教科書を読めばわかるような事を書けばいいってわけじゃない。
そういうのは基本的には書く必要はない。読者層を考えて解説役を置いたほうがいいかどうかはあるけど、基本的にはなくていい。
書くべきは「その物語でどういう扱いなのか」に尽きる。

2-1. 現実通りでなければダメか?
そんなことはないけど、強いていうなら「○○をモチーフにした」という感じで考えると良いと思う。
前述した例にある「タキオン」は実際には存在しない仮想的な粒子ですが、それが存在するものとして扱われてるSF作品はかなり多くあります。

2-2. 必要なものを調べたほうが良いのか?
必要なら調べるべきだけど、繰り返し、別にSFだからって理論の解説をしてる教科書を書くわけじゃないんだから、「その理論や原理でどういう物語を作るのか」が大事。
基本的には1つのエピソードに複数のテーマ(何を書こう、と考えるもの。この場合は○○の法則や✕✕効果など)は書けないので、1つのエピソードには1つのテーマを起きます。
そうなると、「万有引力の話」を書いてないのに、その先にある「ドップラー効果の話」について調べる必要は薄く、
要するに「必要なときに調べれば良い」という話だと思う。

エピソードに不可欠な「物語」はそれ単体で作れるようにしといて、その物語に後から、例えば「万有引力」をSF面のテーマに据えて話をでっち上げるってスキルを磨くと良いかもしれない。
例えば、すごく適当に「主人公とヒロインが恋をする話」を考えて。考えたあとで、その物語に「万有引力」をテーマに物語を再整形してみて。
これが出来ると、物語は先に考えることができて、必要に応じて後からSFにもファンタジーにも現代学園モノにも出来るようになるので、その話を書くタイミングで調べりゃ事足りるようになる。

2-3. サイエンスノンフィクションでは?
違います。
SF、すなわちサイエンスフィクションとは、科学的なモノをテーマにしたフィクションのことです。
例えば、AIが管理する近未来の日本を舞台にして、「情報技術でいま現在問題視されてる『ビッグデータの扱い』『ブロックチェーンの改竄の可能性』『ディープラーニングの欠点』など」について書いたとすると、これはいうなれば「今現在問題とされてること」をリアルに書いたわけだけど、「それがAIに支配されてる未来ではどれほどの問題になるのか」をフィクションとして書いたものになるので、サイエンスというテーマでフィクションをしている、ということになりますよね。
サイエンス「に」フィクションがあるかノンフィクションであるか、という言葉ではないよ、って事ですね。

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SF小説の現実性の返信の返信 (No: 12)

スレ主 ぐーたろー : 1 No: 4の返信

投稿日時:

サタン様

ご回答ありがとうございました。

≫ただただ物理の教科書を読めばわかるようなことを書けばいいってわけじゃない

おっしゃる通りですね。確かに小説は物語を読ませるものであって決して何かの専門書というわけではないですもんね理解しました。

②のサイエンスフィクションについても、本来の言葉の意味を分かっていませんでした。
ご説明ありがとうございました。

SF小説の現実性の返信 (No: 5)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

「物語にSF要素を盛り込む場合、どこまで詳しく書けばいいのか」

 ガチな話すると、対象読者の性別による。
女向けなら専門用語をポカスカ並べておくだけでも勝手に調べて読んでくれるか、スルーして読んでくれる。そもそもSF読むような女はだいたい詳しい。不思議。

問題は男です。不親切にすると飽きやがるし、丁寧に描くと、なぜかSF警察や自称物理学に詳しい警察が来る。SFの感想欄で暴れているのはだいたい男です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

正直、すごい「ああああああああ」ってなっちゃう。
調べてもいいの、でもね

『必ずうまくいく前提で、理論を組んでくるんじゃねー!!』ってなります。

絶対なんて無いのよ。ドップラーとかヤマビコ現象とか、条件が揃わないと観測も把握も難しいのよ、正確な事象の観測と把握なんて幼稚園児だって無茶なのは分かるわよ。

太古の「なろう」で粉塵爆炎チート流行ったけどさ、あれそんな簡単に発生するもんじゃねーから!!
 空気の乾燥具合とか粉塵の粒子とか、最悪の条件が重なって重なって発生する事故で、宝くじが当たったくらいのものなの。なんなら竜巻の方が発生頻度も高いの。

物理法則とか理屈知っているからって即実行☆作成☆発生☆ができる方がよっぽどご都合主義なんじゃー!!щ(゚Д゚щ)なめんな!!

不確定な要因での事象の変化や失敗をふくまない前提の理論組むより、ぶっとび設定の方がなんぼかマシだとおもいます。

SF小説の現実性の返信の返信 (No: 13)

スレ主 ぐーたろー : 0 No: 5の返信

投稿日時:

読むせん様

ご回答ありがとうございました。

①も②もあまり肩に力を入れずにそこそこのSF要素で物語を作れるように頑張りたいです。

SF小説の現実性の返信の返信の返信 (No: 17)

投稿者 読むせん : 0 No: 13の返信

投稿日時:

昔さー_(┐「ε:)_小学生の時にさー
でんじろう先生の実験で「シャー芯を使ってアナログ電話をつくろう!!」ってのがあって、作った事あるのよ。

構造的にはアナログレコードに近いやつ、シャー芯を共鳴版にして、芯の揺れを電気信号に変換して、磁石とエナメル線で作ったスピーカーでその電気信号を音に変換する、みたいな?

ぜんぜん上手くいかなくて、詰んだ_(┐「ε:)_壊れたラジオを祖父から譲ってもらって、ラジオを分解してスピーカー取って、付けなおしても「ブっ!!」くらいしか変換されないの。

今思えば、シャー芯を100均で買ったものにしたけど、あれ別メーカーに変えて再挑戦すればよかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、「電話って簡単そうに見えて難しいよねー」ってネットで言ったら、馬鹿にされた

【あれ、構造メチャ単純ですからww】って。

なら作って見ろや。

【材料とか費用は、貴方が用意してくれたらいいですよ??】
【見事な論場www】

みたいな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は小学生時点で小遣いはたいて、実験器具そろえたのに、それを馬鹿にしてしまえるし用意までさせようって神経にゾッとした。

あ、こいつ【簡単にできる】と思っているんだ。
【失敗なんて何も起こさないと理解した気になっているんだ】ってさー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実際、じぶんで実験してみたり実行して見ないと『どこで失敗するか』『どんな失敗をするか』は分かんないんですよ。

それをサクサク成功させてチートとドヤる奴がムカつくー_(┐「ε:)_失敗をイメージできないだけじゃん。ってなりました(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
SFとかだと絶対正解だと盲信されていたシステムが欠陥だらけだった展開とかも、大事だと思います。

SF小説の現実性の返信 (No: 6)

投稿者 手塚満 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

結論から申せば、設定や理屈はできるだけ書かないことが大切です。(書いてて面白いかもしれないけど)読んでつまらないですから。また、架空の理論や技術を作中で使わなくても、出来事が架空ならノンフィクションとはなりません。

以下、少し説明してみます。

1.相対論を説明しない、相対論とすら言わないのがベター

相対性理論が必要なSFであれば、相対性理論が初耳の読者層は切り捨てるべきでしょう。SFという時点で相対論くらいは知ってる層が興味を示しますんで、メインターゲットは相対論くらいは知ってる層です。にもかかわらず「相対論っていうのはね」とか、地の文あるいはキャラ説明台詞なんか入れたら、せっかくのターゲット層には不満となります。

例えば宇宙で長距離移動をするに、もう「ワープ」とか当たり前です。いちいち「どんなに加速しても光速度は超えられないから、空間を歪曲して」とか説明しません。そのほうがいいのです。その部分に関してはですが、相対論知らない層にも受け入れてもらうことができます。なにせ「近道する」って話ですから。「宇宙は広すぎるから近道するんだ」ってな分かりやすい話になるわけです、相対論と言いさえしなければ。

2.「トップをねらえ」はウラシマ効果で起こる結果を重視

あまくささんがいい例を挙げておいでで、「トップをねらえ!」ですね。もう古い作品ですが(1988~89年)、確かにウラシマ効果が物語の重要な演出やドラマに関わってきます。例えば主人公の父親は宇宙で敵に襲われ死亡する。10年後、宇宙に出た主人公は父親の乗った宇宙船を発見する。限りなく光速度に近いため、その船内では2日しか経過していない。

主人公は一縷の望みで宇宙船に追い付き、船内を捜索する。という展開があります。船内は荒れ果てて生存者なしで、1時間も経たずに主人公は失意で帰還するんですが、帰還した先では数か月経っているわけです。さっき父親の死を確信したばかりの主人公と、数か月帰還を待っていた仲間との温度差が描かれます。

さらに主人公とバディとなる先輩。最初は1~2歳差です。その2人がしっかり結びついてから、いったん離れる。地球に残る先輩と宇宙航行を続ける主人公。ウラシマ効果で年齢差が10歳以上となります。先輩は主人公とは10年会ってないけれど、主人公はつい先日別れた先輩が、すぐに帰って来て、しかし歳がはっきり離れてしまっている。そこでも2人に温度差が生じます。

その温度差がドラマを動かす重要な部分になっています。ウラシマ効果がどういうもので、なぜ起こるかなんてことは大事じゃないし、興味が湧きもしません。大事なのはキャラクターの気持ちであり、キャラクター間に発生するドラマであるわけです。相対論ではこうなっている、なんて地の文の解説ないしはキャラの説明台詞なんぞが挟まったら台無しになります。

3.仕掛けの理屈や種類ではなく、仕掛けの結果が面白い

なぜなら、キャラの時間が離れるというドラマの仕掛けは、ウラシマ効果でもいいし、冷凍睡眠でもいいわけですから。問答無用に「時間の流れが異なる世界に行ってきた(浦島太郎の竜宮城)」とか、なんでもいいんです。とにかく、主人公とサブキャラがいて、どちらかだけが時間が止まっていた、という状況さえ作ればいいわけですから。それらしければなんでもいいのです。

説明しないといけない設定(考証を含む)はできる限り少ないほうがいいのです。読者の負担が減りますから。設定って作者的には作ってて面白いんですが、読むのは退屈です。作者が何して遊んだかなんか、読者としては関係ないですから。

ですので理屈は説明しない。ウラシマ効果や双子のパラドクス等の特殊相対論的効果とか、ブラックホールやその蒸発、ラプラスの悪魔、マクスウェルの悪魔、タ―ディオン/ルクソン/タキオン、多世界解釈、反物質、エキゾティックマター、ワームホール、反粒子の時間反転、先進波、母親殺しのパラドクス、時間のループ等々、全て理屈の説明・紹介は避けるべきです。読んでつまんないですから。

4.設定そのものではなく、設定によって何が起こるかが大事

見せるべきは、それで何が起こるのか、というほうです。ウラシマ効果なら上述の通り、キャラの時間や歳がいきなり離れるドラマとか。多世界解釈なら(実際は理論的にエラーだけど)似ているが違う世界に行っちゃったとか。母親殺しのパラドクスなら、過去の世界で何かしようとすると自分が消えそうになるとか(バック・トゥ・ザ・フューチャー)。

これはこういう理屈でして、とか言われるより、それで起こることにキャラが巻き込まれるほうが面白いのは当然です。読者は勉強したいんではなく、楽しみたいんですから。それに、読者が複数寄れば、たいてい作者より賢いものです。下手な解説は知識自慢となり、知識比べで読者に負ける、バカにされるリスクは低くありません。キャラがどう思って、どういう気持ちで何をするかを面白く描くことは作者の独擅場です。読者は文句を言わず/言えず、キャラの動きに夢中になってくれます。

5.ハードSFだって理屈は少ないほうがいい

ハードSFだと、それでも解説は必要になってきます。あまり知られていないことも多くなりますし、読者が知っていそうなことでも、使い方がややこしくなることが多いですから。それでも理屈を最低限にする工夫が大事なことは変わりません。作者が知っていること、苦労して調べてきたことは書きたくなりますが、ぐっとこらえることが大事です。繰り返しですが、読者は勉強したいのではなく、作者の知識自慢を聞きたいのでもないからです。作者が知識をいかに面白くドラマに生かすかに期待しています。

6.設定が既存だからノンフィクションなのではない

それが現実の物理法則に忠実に則っているかどうかは問題ではありません。そこは科学考証とSF考証の問題です。大雑把に言えば、科学考証は「ここまでは嘘はない」と設定的に保証するものであり、SF考証は「ここからは作品固有の嘘」と作者が自覚するラインを決めるものです。

SF考証部分では、主に「既に知られている法則を破る」と「まだ未知の部分をでっちあげる」の2通りがあります。面白ければ既知の法則に反してもいいのです。例えばワープなんてものは、ほぼ確実に因果律を破りますが、たいてい作者は知らんぷりで黙ってます。

しかしSF考証という嘘がなくてもSFは成立します。既存の物理法則の範囲内で書いてもいい。それがノンフィクションということはありません。全て既知の物理法則通りでも、架空のキャラの架空の出来事ですから、ノンフィクション扱いにはなりません。

例えば「アポロ13号」の事故と帰還を事実を徹底調査して克明に描いたら、いかに物語風でもノンフィクションでしょう。しかし、例えば今放映中の「月とライカと吸血姫」(ライトノベル原作、牧野圭祐著)は、ロケットや宇宙船については1950年代の技術に基づいて描いたとしても、純然たるフィクションです。ヒロインが吸血鬼だからではありません。登場人物も出来事も架空だからです。

SF小説の現実性の返信の返信 (No: 14)

スレ主 ぐーたろー : 0 No: 6の返信

投稿日時:

手塚様

ご回答ありがとうございました。
そして返信が遅くなりまして申し訳ございませんでした。

私が投稿した質問に対してここまで丁寧に答えてくださって心から感謝しています。
あくまで小説は物語に重点を置いて書くものであって専門書ではないことを意識しながら、自分が書いている作品を見直していきたいと思います。
また悩んだらこの回答を再度読み直していきたいです。

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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SF小説の現実性の返信 (No: 7)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

体操正理論自体は頭の体操じみた思考実験で、移動する物体の中で光の往復が光の速さに近くに連れ、斜めからホライゾン!しちゃう話しで難しくともなんとも無い。

ただ、これが証明されただの異論だの疑問だのの話しになると悲劇が出動する時代に…

SF小説の現実性の返信 (No: 9)

投稿者 silica : 0 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、silicaです。
そもそもどんなSFを書きたいか、にもよると思います。その上で

①に関して
必要に応じて、ですね。本筋に大いに関わるのであれば、読者が迷子にならない程度に、そうでなければ、そういうのがあるんだよー、程度で雑に流してしまって良いと思います。
②に関して
書きたい世界線次第です。現実準拠なのか、先に設定があった上での思考実験なのかによっても変わります。ただ、基本的には、読者に違和感を感じさせない程度には現実に沿わせるべきかと。
また、面白ければ問題ないです。誰も、ビームサーベルに対して突っ込んだりはしないですし。
③1点弄って他全部現実準拠はSFです。全部準拠させてあったって、『サイレント・ランニング』などを見れば分かる通り、SFはできます。むしろ、サイエンスフィクションがサイエンスファンタジーにならないかの方が怖いくらいですね……。

結論、どの程度知識を持っている人に、どのように読んでもらいたいか次第ですね。あとは、ハードSFを書きたいのか、スペオペ-SF風ライトノベルを描きたいかにもよると思います。
これで質問の答えになっているでしょうか……。

SF小説の現実性の返信の返信 (No: 16)

スレ主 ぐーたろー : 0 No: 9の返信

投稿日時:

silica様

ご回答ありがとうございました。

回答内容を読みましたが、ちゃんとした答えを提示されているので大丈夫です。

①あくまで物語の本来の流れを損なわないようにそいう解説を盛り込んでいけばいいのですね。理解しました。

②自分で書いていてあれなのですが、今手掛けている作品がどのSFのジャンルに該当するのか自分でも正直分かりません。。。超能力バトルもののストーリーなのですが、超能力と人体の仕組みとの関連性や超能力をブーストさせる薬などは確かにSFっちゃSFなのですが、関数を経るにつれて宇宙に進出するので、ジャンル分けは読者に任せるって感じですね。

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タイトル:SF小説の現実性 投稿者: ぐーたろー

質問です。

ここのサイトはライトノベル向けの質問が多いのでこういった内容の質問をするべきかどうか悩みましたが一応投稿させていただきます。


現在、長編のSF小説を書いているのですが、書いててある疑問が浮かびました。

「物語にSF要素を盛り込む場合、どこまで詳しく書けばいいのか」と。

例えば、作者しか聞いたことが無いマイナーな専門用語ならともかく、物語の展開上どうしても「相対性理論」という誰もが一度は聞いたことがあるようなワードを入れなければならない場合、「あーはいはい、あの有名なアインシュタイン博士の理論ね」と分かっている読者と、「えっ、待って。相対性理論? 何それ、初めて聞くんだけど」と読んでいて戸惑う読者がいると思います。

そうすると、物語の流れを優先して読者が「相対性理論」を分かっている体で説明を省略して書くか、初めて聞く読者の為にも説明を入れておくべきか。説明を書くとして、どこまで詳しく書いた方が良いのか……

どちらの読者を対象にするのかで物語の内容と言うか流れも変わってくると思うんです。

皆さんだったらどうしますか?


これは質問①と関連する内容ですが、SF小説を書く場合、現実に存在する物理法則に忠実に則って書いていかないと駄目なのでしょうか?

「万有引力」、「ドップラー効果」、「慣性の法則」etc...こういった(物語の展開上必要な)物理法則を調べた上で書いていった方が望ましいのか、それとも内容が面白ければこういった物理法則を完全無視したご都合主義でも読者に納得してもらえるのか。

また、現実の物理法則に忠実に則って書いていくと、それってSF(サイエンスフィクション)ではなくSNF(サイエンスノンフィクション)になってしまうのではないでしょうか?

皆さんの意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。

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