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大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるには (No: 1)

スレ主 バッキー 投稿日時:

お久しぶりです、色々とっ散らかって来たので少し質問させて頂きたく思います。

この話の本筋に要るキャラクター自体は男性主人公とメインヒロイン、それから彼らを再び接触させて何事かさせようとしているトリックスターめいた人物ではあります。

この話の結末というかやりたい事に「交われば神に等しい事をやりうる二人が敢えて番わない」事であり、そうするだけの理由というのは自ずと「セカイが見出した運命の人よりそれまでの人生で築いてきた繋がりをお互いが選んだ」という結論になりました。

問題なのが、男性主人公と女性主人公がそういう結論を出すだけの「お互いに運命の一人をかなぐり捨てるに足る」バックボーンを二人分しっかりやる必要性が出てきた=自ずとキャラクターが多くなるという事です。

もっと言えば、とある事情から男性主人公と女性主人公の会合はマルチバースを隔てた本来あり得ないものであり、各々背負っている世界観もそれなりに作り込む必要性が出てきました。

なるべくコンパクトに纏めるにはいい方法はあるでしょうか。

カテゴリー: ストーリー

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大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

書かれていることから要約すると、
・男主人公の、運命の人を選ばないドラマ
・女主人公の、運命の人を選ばないドラマ
・男主人公と女主人公はお互いを選べば何らかの奇跡が起こる
これらを書いたあとに「運命を選びませんでした」ってオチになれば少なからず言いたい事は伝わると思う。
でも、そうすると男主人公と女主人公で別のドラマを用意するわけだから話が広がりすぎる、そこに悩んでる。どう圧縮すべきか。
という話かな。

やはりポイントは男主人公も女主人公も
>「お互いに運命の一人をかなぐり捨てるに足る」
これをうまく表現できるかどうかで、このエピソード次第で圧縮できる程度が決まると思う。
もっと身近なことに例えると「夢をあきらめて彼女を取るか、彼女に泣いてもらって夢を追うか」って話と似ていて、そう考えると短編くらいでこのエピソードは書けると思う。
聞く限りではセカイ系のような印象を得るけど、そこでイメージを広げすぎちゃってるだけではないかな。
ようは「運命の人をかなぐり捨てる理由になるエピソード」が作れりゃいいんだから、お互いに「何か」と「運命の人」を天秤にかけるような状態なわけで、その「何か」が決まらんとどうにもならんけど、
それは例えば「運命の人を選んだら捨てなきゃいけないモノ」だとすると、主人公のエピソードはただ「どうしても捨てられない、自分にとって大事なものだ」っていう事が書けりゃいいわけで。
そう考えりゃそんな重厚なバックボーンにする必要はないと思う。
イメージ上、壮大な世界観になってるから何か特別な凄いことをしなきゃいけないんじゃないか、ってなってるだけのような気がする。

この話で重要なのは、個人的には
>男主人公と女主人公はお互いを選べば何らかの奇跡が起こる
こっちのほうだと思う。何らかの奇跡が起こるってのは勝手に補足しちゃったけども。
お互いに天秤を持ってて、それがどちらに傾くかわからん状況を作らなきゃならないけど、お互いのエピソードでは「運命の人をかなぐり捨てる話」を書いてるから、設定上は「運命の人を選ぶべき」という何かがないと天秤にならんし、そういうのが欲しいとこじゃないかな。
お互いにすべきことがあるから、せっかく邂逅してもお互いに納得して背を向ける。
そのとき少しでも後ろ髪を引かれる要素がないと盛り上がらんと思う。

大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信 (No: 3)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

もうすでに良回答は出ていますけど、他の案も考えてみますね。

「ざまぁ系」…トリックスターめいた人物をムカつくキャラにして、そいつの思うとおりにしたくない展開にする。

「悲恋系」…「時をかける少女」、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」みたいに別れが必須な設定を作り、作中で二人の想いをメインで描いて、泣く泣く引き裂かれるラストを描く。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。

大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信の返信 (No: 4)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 3の返信

投稿日時:

すみません、追記失礼します。
説明不足だと思ったので補足です。

「悲恋系」で「別れが必須な設定」ですが、今回の場合ですと、「二人が番うことによって失うもの」となると思います。
それを特に深く説明しなくても読者に伝わるような設定にすれば、それほど文字数を使わなくても、「二人が番わない選択」に読者は納得しやすいのでは?と思いました。

大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信 (No: 5)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

好きなマンガ家がよく書いてたテーマだわ。
その人だと【交われば神に等しい事をやり得てしまうから】世界平和のために分かれるって感じやった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
二人が生きているうちは良いんやけど、二人が死んだ後、その子孫が二人の庇護なくどういう扱いをうけてしまうか?を考えたら、まあ止めとくのも分かる。

極端な話、近親相姦やら獣姦系において、同性愛――—GLやBLなら「子供出来るわけじゃないし、迷惑かけないなら別に良いんちゃう?」ってなるけど、異性愛における上記は、ミノタウロスやら遺伝的奇形の保有児とかが発生しかねないから、なんか嫌悪や抵抗が強くならん?

二人のクエストとかで、二人のような運命の恋人が結ばれて以降に発生したシビアな実情を見せるといいかもね?

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信 (No: 6)

投稿者 カイト : 0 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、カイトと申します。

構想を読んで感じたのは、「必ずしも両方に重大なバックボーンがある必要はないのでは?」ということです。
片方に重いバックボーンがあってそのために恋人を諦める、もう片方は重い責務を背負う相手を思い遣って背を向ける、というのは自然な事のように思います。

貴作がマルチバースの世界観なら、
①地球で暮らす極々平凡な主人公の前に、ある日一人の少女が現れる。彼女は別次元の地球から来た王女で、祖国の命運を左右する存在だった。
②一目で恋に落ちた二人。主人公は、国を背負う重圧に苦しむヒロインをなんとか自由にしたいと思い、ヒロインも彼と生きる未来に希望を感じる。
③でも結局、ヒロインは国を捨てきれず、主人公もそんな彼女の意思を尊重し別れる。
みたいな感じでしょうか。
バックボーンの作成が一人分になった分、少しは負担が減るでしょうか?
参考になれば幸いです。

大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信 (No: 7)

スレ主 バッキー : 0 No: 1の返信

投稿日時:

皆様返信いただきありがとうございました。

本筋の尺をあまり圧迫しない範疇で、寧ろ本筋の主人公とヒロインの話に重点を置きながら説得力を出していきたいと思います。

大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるにはの返信 (No: 8)

投稿者 t : 1 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、できるだけ序盤にマルチバース前提と読者に何かしら伝えた方がいいかもしれませんね。「交わればーー」「セカイがーー」終盤で2回読者の予想期待を裏切ります、諦めて長く書くか、コンパクトに纏めたいなら逆に突き抜けてしまって書ききれない部分を。ピースにはまるトリックスターめいた人物を探す方向で調整してみるのも、いいかもしれませんね。
何かの参考になれば幸いです。

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タイトル:大風呂敷をなるだけコンパクトに纏めるには 投稿者: バッキー

お久しぶりです、色々とっ散らかって来たので少し質問させて頂きたく思います。

この話の本筋に要るキャラクター自体は男性主人公とメインヒロイン、それから彼らを再び接触させて何事かさせようとしているトリックスターめいた人物ではあります。

この話の結末というかやりたい事に「交われば神に等しい事をやりうる二人が敢えて番わない」事であり、そうするだけの理由というのは自ずと「セカイが見出した運命の人よりそれまでの人生で築いてきた繋がりをお互いが選んだ」という結論になりました。

問題なのが、男性主人公と女性主人公がそういう結論を出すだけの「お互いに運命の一人をかなぐり捨てるに足る」バックボーンを二人分しっかりやる必要性が出てきた=自ずとキャラクターが多くなるという事です。

もっと言えば、とある事情から男性主人公と女性主人公の会合はマルチバースを隔てた本来あり得ないものであり、各々背負っている世界観もそれなりに作り込む必要性が出てきました。

なるべくコンパクトに纏めるにはいい方法はあるでしょうか。

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