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なろうで書き続けるべきか (No: 1)
スレ主 霜月 一三 投稿日時:
こんにちは。以前、魔法が使えない動機付けについて質問させていただいた霜月一三といいます。
前回の質問では、たくさんの方から真摯な回答をいただき、とても勉強になりました。皆さんの意見を元に、小説のプロット
を組み直しています。
さて、今回皆さんの力を借りたい疑問というのは、私の書きたい小説と、デビューを狙う場所の雰囲気のズレについてです。
私は、「小説家になろう」に小説を投稿しています。体調の関係で更新も不定期、少しずつしか書けませんが、粘り強く書いているつもりです。
最近、「なろう」から書籍化した作品がたくさん本屋に並んでいて、「私も、ここでなら夢だった小説家への近道ができるかも」なんて甘い夢を抱いたのが、なろうで書き始めたきっかけでした。
しかし、最近、自分の書きたい小説と、「なろう」の雰囲気のズレに悩み始めています。
「なろう」でランキング上位、または書籍化までこぎつけた作品は、いわゆる「異世界チートモノ」がほとんどです。主人公は絶対的な力を持っていて、なんの苦労もなく物事を解決していく……そんな作品が多いように見受けられます。
しかし、私の書きたい小説は、舞台は異世界か現代かというこだわりは無くて、むしろ、登場人物にそれなりの試練があり、つまづいたり困ったりしながらも、努力や知恵で試練を乗り越えて成長する物語なんです。
でも、あまりその手の作品は、「なろう」では評価されないような気がしてなりません。
だから、このまま「なろう」で書き続けるべきか悩んでいます。
それでも、やっぱりプロの作家になりたいので、どうすればいいか自分なりに模索していますが、中々答えが出ません。
どこかのライトノベルの大賞を取った方が、息の長い作家になれるかとか、なろうの流行もいつか終わるとか色々考えてますが、どうすればいいのか、どんな方法が、私に合った「小説家の目指し方」なのかわかりません。
支離滅裂な文章でごめんなさい。
どうか、私にヒントをください。
カテゴリー: 流行分析(なろう研究)
この質問に返信する!なろうで書き続けるべきかの返信 (No: 2)
投稿日時:
どうもこんにちは。如月千怜と申します。
回答者の立場としてレスをさせてもらうのはかなり久しぶりな身ですが、もし私の私見がお役に立てるなら幸いです。
まず自分の書きたい作品となろうの雰囲気のズレに関してですが、はっきり言います。ズレを少しでも感じているなら別のサイトに移った方がいいです。
なろうで流行っている作品は自分の作風と違う、そうあなたが確信しているならあなたの作品がなろうで書籍化することはかなり難しいと思います。
思い切って新天地を探してみてはいかがでしょうか。なろうを離れたくない事情があるとしても、他のサイトの環境を確認するのは有意義なことだと思います。
ちなみになろう以外で書籍化の話がよくあがっているサイトはアルファポリスだそうです。それ以外にも色々なサイトが存在しているので調べてみてください。
なろうで書き続けるべきかの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
こんにちは。返信ありがとうございます。
確かに、なろう以外のサイトをあまり意識していなかったように思います。アルファポリスなど、他のサイトの状況も確認してみようと思います。
ありがとうございました!
なろうで書き続けるべきかの返信 (No: 3)
投稿日時:
プロになることが目的になってる気がする。
であれば、自費出版して、あるいは電子書籍って選択すればかなりコストを抑えて「プロの作家」になれますから、早けりゃ来週にでも夢が叶いますよ。
ちなみにこれは専属記者とフリー記者程度の違いしかなく、販促規模が小さいので知名度こそ低いですがそれなりに飯を食っていけるくらい稼いでる人もおられます。
それでWebからの書籍化か新人賞かって話は、そもそもこの両者は求めてるものが違うので、Webで手応えがない(しかし自作に自信はある)場合は新人賞を狙ってみるのも良いかもしれません。
あまり尖ったものは万人ウケしない事も多いので、見る人が見て評価する人が評価しないと凡作で終わっちゃう。
ただ、求めてるものが違うと書きましたが、新人賞は次の流行を作れるような新しい人材の発掘を目的にしています。対してWebは審査員が読者なので単純にエンタメを求めています。
新人賞の場合は、単純に「本屋に並んでそうなくらいの作品」だと100%落選するので、本当に「新しいもの」で勝負をかけにいくことになります。
新人賞にシフトするのであれば、新人賞用に新作を書くくらいの事は当然として、「流行と自分の好みが違う」程度のことじゃなく次の流行を考えて「新しいもの」で勝負してみましょう。
そんで、ついでに。
>大賞を取った方が、息の長い作家になれるかとか
年にライトノベルの賞がどれほどあるのか調べてみてください。
各賞にそれぞれ数名の受賞者が出るので、年間「新人作家」が何人出てるのかが算出できます。
息の長い作家なんてのはごくごく一部の活躍してる人だけで、角川スニーカー大賞ってビッグタイトルを取った人でさえ既刊一巻でそのまま消滅した人もおります。
更に、異世界チートものは確かに流行っているし書籍化は比較的多いけど、別にそればっかではありません。
流行だから目立ってるだけで、数が多いからそこから出やすいだけで。
なろう作家は息が短い一発屋みたいな風潮も多少あるけど、そもそもWeb作家って肩書はここ数年に生まれたもので、息が長いと言えるほど長くやってる人が物理的に存在してません。
作家業ってのは新人賞受賞作家であろうとアマチュアの書籍化だろうと、作家本人のやる気が全てで、やる気がないとどんなビッグタイトルを取ったところで一発屋だし、やる気があればYoutubeあたりの暇つぶし投稿から始まって今現在現役でバリバリ作家やってる人もいます。あぁ、たしか「文豪ストレイドッグス」の朝霧カフカがニコニコでクトゥルフTRPG投稿やってた人だったかな。
作家なんてのはやる気が全てなので、新人賞もWeb投稿もやってなくったって「プロ」になる行動は取れますよ。
なろうで書き続けるべきかの返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
こんにちは。返信ありがとうございます。
厳しいご意見、ありがとうございます。おかげで、自分がどうして作家を目指していたか見つめ直すことができそうです。
「小説家はやる気が全て」……確かにその通りだと思います。書きもしないのにデビューの話をしていても仕方がありませんよね。
web小説と新人賞の、「求められる傾向」についても、とてもわかりやすかったです。
まだまだ私は未熟なので、今はとにかく、「場所」に拘らずにがむしゃらに書きたいものを書こうと思います。
ありがとうございました!
なろうで書き続けるべきかの返信の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
>厳しいご意見
いやいや、責めてるように聞こえたのなら申し訳ない。確かに私は口が悪いが。
ただ、「新人賞を取ってから作家になるぞ!」というのは、ようは「ピュリッツァー賞を取ってからカメラマンになるぞ!」と言ってるようなもので、まあ賞の規模が違げえってツッコミもあるけども、なんだか作家だけが賞前提って認識されてる方が多くて「それおかしくね?」って話なのです。
昔なら持ち込みって方法があったけど、近年は小説の持ち込みは嫌厭されたり受け付けてなかったりもする。けど今はWebしかり出版を通さなくても作品を発表でき、そのうえ電子書籍なら個人でコストをおさえて発表できるわけで、「作家になるには賞を取らないと!」とか「誰かに認められて出版社から声がかからないと!」って感覚はもう5・6年近く前の事だと思うんですよね。
持ち込みが無くなってからWebや電子書籍が出てくるまでの間の認識ならそれは正しい認識だったと思うけど。
でも新人賞は、別に資格試験じゃないんだから。
本当に厳しいことを言うなら、
商品になる売れる「作家」を作るって作業を本当に必死こいてやってるのは、大金を投入して賞を開催したり、Webを徘徊しまくってスカウトしたりしてる、編集部の人間ですよ。
作家になりたいって言ってる本人は好きに作品を書いて趣味ごとに興じてるだけ。
だから、別に責める意味で自費出版すればって突き放してるわけじゃなく、プロになりたいってんなら作家側も努力しましょうよ、その手段として自費出版って選択肢がありますよ。って話なわけです。
書いてるだけで営業しないんじゃ、誰かが貴方に気が付く偶然がない限り日の目は見ないと思いますよ。
そういう営業をしてりゃ、ハッキリ言って別に才能なんてなくても「プロ」を名乗れるくらいにはなります。
世の中、誰でも身に着けられる一定水準の技術さえありゃ、誰が書いても問題ないって仕事はあるので。
なのに「新人賞」か「書籍化」かってのは、営業の努力をしたくないって言ってるだけでプロになる手段は編集部の人間に丸投げで他人任せってこと。
別に「面白い物語を書きたい」のであれば、書籍化はただの結果なので、そんなん気にしないで良い作品をがむしゃらに書いてりゃいい。
でも今問題にしてるのは「プロになりたい」なので、だったらプロになれる努力を行動をしなきゃダメでしょ。
私にしてみりゃプロになりたいならなればいいじゃん、なんでなろうとしないの? と思ってしまいます。
なろうで書き続けるべきかの返信の返信の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
ふたたびのお返事ありがとうございます。
サタンさんの本意とは全くズレた返事をしてしまい、申し訳ないです。
確かに、「作家になるなら新人賞か書籍化しないとダメだ」と、思考停止していました。
プロになるなら、私自身も「売り込む」努力をしないといけない、というご意見は、目から鱗でした。
もっとがむしゃらに書いて、そして、電子書籍含め様々な方法を模索してみます。
ありがとうございました!
なろうで書き続けるべきかの返信 (No: 6)
投稿日時:
他の方も言っていますが、「書籍化する」が目標になっていますねー。
「なろう」では評価されない・・・より【合わない】ことの方が問題。
何度か他の人にも言いましたが『君の膵臓を食べたい』は元は「なろう」で書いてましたよ。半年くらい上位独占してましたが、いっこうに書籍化しないからエブリ★にお引越ししました。即書籍化アニメ化実写化や。
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>>書籍化までこぎつけた作品は、いわゆる「異世界チートモノ」がほとんどです。主人公は絶対的な力を持っていて、なんの苦労もなく物事を解決していく……そんな作品が多いように見受けられます
A,せやで
テンプレラノベを狂信的に好むのは、だいたい【アスペルガー障害】を抱える人間です。 アスペの固執の一つとして①不変性に固執する②正確に同じルートをなぞることに固執する・・・などの「こだわり」があります。
「異世界チートモノ」とはアスペルガーに安心を与える代わりに金を無限に搾り取る【貧困ビジネス】の一種!!!!!(笑)
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普通の読者なら絶対途中で飽きてしまうねん。
こんな肥大した妄念展開ラノベを、飽きずにずっとずっとっずっとずっと固執して本買ってくれる客層なんて狂気のアダルトチルドレンや京アニ放火犯みたいなマジきっちーくらいなんですよ真面目に。
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元の「なろう」というか
「異世界チートモノ」とエブリ☆で流行ったエログロ&デスゲームがどうにも性に合わんのや・・・という人が集まったサイトが元々の「小説家になろう」
今の「なろう」は角川のテコ入れ含む【まだまだ異世界チートモノで稼ごう!!】みたいなもんです。
最近またカドカワが魔術師オーフェンで復刻始めやがったし。この会社、金田一耕助から復刻で金稼ぐタイプやねん。
なろうで書き続けるべきかの返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
こんにちは、返信ありがとうございます。
「書籍化すること」は本来ゴールではないのに、そればかりを追い求めていた自分を恥じています。
また、やはり「なろう」に感じていた私の違和感は当たっていたのですね。「合わない」というのは、モチベーション的にも問題が大きいかもしれませんね。
しかし、私はまだ未熟なので、他の投稿サイトの状況も見つつ、「場所」にこだわることなくがむしゃらに書いてみようと思います。
ご意見ありがとうございました!
なろうで書き続けるべきかの返信の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
場所にはこだわっていい、固執しちゃいけないのは「御立派なお他人様」の意見と「過剰な自己評価」。
料理みたいなもん。美味しい物でも「これまずい」とかいう人もいる「俺様の料理をまずいという客がクソ」とかは、あんま「いくない」ってだけ。
「欲してくれる客層探し」と「欲してくれる客がいる土地探し」、「作りたい料理のヴィジョン」の兼ね合いは大事だよ
なろうで書き続けるべきかの返信の返信の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
ふたたびのお返事ありがとうございます。
「御立派なお他人様」の意見に流されぬよう、「過剰な自己評価」もしないよう、もっと気を引き締めようと思います。
「料理」という例えはとてもわかりやすいです。
自分が何を書きたいかとか、どこでならのびのび書けるかとか、見つめ直すことはたくさんありますね。
ありがとうございました!
なろうで書き続けるべきかの返信 (No: 12)
投稿日時:
スレ主さまが書きたいものは、「成長もの」ってことですよね?
あくまで個人の感想ですが、
同じ成長ものでも、ゲーム的な成長や、仕事を通しての成長を描き、楽しい作風を作っているものが、ネットで人気なような感じがします。
「登場人物にそれなりの試練があり、つまづいたり困ったりしながらも、努力や知恵で試練を乗り越えて成長する物語なんです。」と同じ要素が入っていないわけではないと思いますよ(コミカライズされた作品を何作か読んでの感想です)。
最近、家族と一緒にナルニア国物語の映画を観たんですけど、成長要素のある児童向けって、最初登場人物に欠点があるんですよね。でも、冒険を通して彼らは成長していきます。それにカタルシスを感じると思います。
でも、子供が見たら共感できる登場人物の欠点が、大人から見たら登場人物が未熟なために魅力的ではないと感じる恐れがあります。
だから、ネット環境で読み手が大人と想定すると、中身の成長ではなくて、ゲームや仕事を舞台にした成長もののほうが共感しやすいのかもしれませんね。
と、私が気づいた点を書いてみましたが、私が知らないだけで他の成長ものを歓迎しているレーベルがあるかもしれません。そのときはごめんなさい。
あと、投稿サイトはどこがいいか、とのご質問ですが、私はなろうが良いと思います。
カクヨムとエブリスタ、ピクシブとなろうしか試したことがありませんが、なろうが何も宣伝をしなくても一番アクセスが多かったです。
何かの参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました!
なろうで書き続けるべきかの返信の返信 (No: 13)
投稿日時:
こんにちは!お返事ありがとうございます。
なるほど。私の分析は甘かったようですね。子どもと大人の需要の違いなど、わかりやすい分析でとても助かります。
また、他の投稿サイトの状況も観察してみようと思います。
ありがとうございました!