努力する才能がなくても小説家になれる!無駄な努力をしない重要性

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毎日、一行だけ小説を書くことで執筆を習慣化してしまおう。

努力が苦手であっても、脳の性質を知って必要なことは「習慣化」してしまえば、がんばらなくても努力が可能です。

小説家になるために最も重要なのは「毎日、一行だけ小説を書くことです」
毎日、書くことを習慣化できるからです。
根性を出さなくても毎日書ける、この習慣化された状態こそ最強です。

東大教授の池谷裕二さんは、その著書の中で「何事も始めたら半分は終了」と述べています。
例えば、人が寝るのは眠くなるからではなく、「寝室に入って灯りを消して布団を被るから」睡魔がやってくるのです。
「やる気」も同様で、作業を開始するから気分が乗ってきて、物事を成し遂げられます。

小説の場合も、パソコンの電源を入れ、机に座り、最初の一行を書くことで、脳が執筆モードに入って、どんどん文章を書くことができます。

この最初の一行を書くまでが、とにかく大変なので、毎日の目標は「一行だけ書くこと」に設定しておくと良いのですね。
気づいたら3000文字以上書けていたりします。

あとは、これをなるべく毎日続けて習慣化させてしまえば、がんばらなくても小説を書くことができるようになります。
「努力する才能」が無いとしても、悲観する必要はないのです。

一行だけ書けば良いのですから。

無駄な努力をしないのがプロ作家への近道!

また脳科学者の中野信子さんによると、努力が苦手な人は「無駄な努力をしない才能を持っている」そうです。
努力が得意な人は、嫌なことや無意味なことに耐えてがんばってしまうので、逆に成果が出なかったり、過労死するリスクが高いのです。

小説家の場合も「無駄な努力をしない才能」は重要です。

例えば「小説家になろう」から何作品も書籍化されているある作家さんは、ランキング上位作品を徹底的に研究して、これはイケると思って発表しても、実際にヒットするのは3作中1つですと語っていました。

では失敗と判断した2作はどうするかというと、早々に打ち切るそうです。
これが重要なのです。

人気が出ない作品を書き続けるのは、書籍化という目的を考えた場合に、無意味な努力となります。それなら、新作を考えた方が効率的です。
努力する才能がある人は、成果が出ないことでもがんばって続けられるが故に、この「損切り」が苦手だったりします。

日本人は努力が好きなので「努力する才能」を高く評価しがちですが、これにはマイナス面があり、努力が苦手な人にもプラス面があるのです。

努力が得意な人は、この努力に意味はあるのか?
努力が苦手な人は、習慣化で楽に努力できるようにできないか?

考えて実行するのがベストだと思います。

最後に、自分には 「努力する才能」が無いから、努力できないと思いこむのは危険です。

自分はダメだと思いこむと、努力しても無意味と考えて本当にダメになってしまうことが心理学的にわかっています。 特性にはプラス面とマイナス面があるので、プラス面を活かすようにしましょう!

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