私が運営するノベルラボでプロ作家さんから教わったことです。



失敗しても得た物は次に活かせます。
ちなみにこの方は、4回新人賞に落選したそうです。
それでも今は、会社員をしながら、年間3冊もの小説を刊行しています。
失敗してもめげずに数を打てる作家が最強
漫画家の本宮ひろ志先生は、
「3本に1本、おもしろい作品が描ければ十分だ」と語っています。
創作とはダーツに似ていて運の要素も絡みます。
実力があっても作品をヒットさせるのは難しく、実力が低くても、偶然、ヒットすることがあります。


作家・紙吹みつ葉さんは、プロになれた理由を「運がよかった」から。
そして、運を手にする方法は「書き続ける」しかないと語っています。


作家としての実力を高めるのも、とにかく「小説を完成させるという体験」を積むことであるそうです。
失敗は当然なので、必要以上に落ち込まないことが大切です。


ワイズマン博士という人の研究により、運が良い人の3つの性格的特徴がわかっています。
- 外向性がある
- 開放性がある
- 情緒が安定している
長くプロ作家をしている人にも当てはまる特徴です。
情緒が安定している人は失敗しても必要以上にめげないので、また挑戦することができます。
天才でも最初からうまくいくわけでない
「自分は小説家に向いていない気がします」といった相談が寄せられることがあるのですが、これは割と思い込みだと思います。
例えばノーベル文学賞を受賞したイギリスの首相チャーチルは、小学校の成績は最下位。国語の成績もダメダメだったそうです。
チャーチルは、
「せめて文章くらいは書けるようになれ!」
と国語の授業ばかり受けさせられた結果、文章を書くことが得意になりました。
戦争中に捕虜になった体験談を本にしたり、小説を書いたりして、ノーベル文学賞を受賞。政治家にもなっています。
苦手だと思ったことが得意になることがあるんですね。
「たとえ100人の専門家が『あなたには才能がない』と言ったとしても、その人たち全員が間違っているかもしれないじゃないですか」
by女優マリリン・モンロー「みんな自分の才能を疑いすぎるのです。自分を疑っていては最善は尽くせません。自分が信じなかったら、誰が自分を信じるのでしょうか?」
byマイケル・ジャクソン