- 本題に早く入る。最初からおもしろくを意識
- 主人公視点でなるべく物語を展開する
- 現在の人気作を10作品以上は読んでマネる
- 設定の説明は必要最低限に
- 文章は短く、中学生でも読めるくらい簡単に
- ストーリーはシンプルでベタな展開でOK。王道がウケる
創作で失敗する人はこの6つをやっています
- 物語の前置きが長過ぎる
- 主人公が物語の中心にいない。受け身。空気。
- 市場調査もヒット作の研究もしない。下手な鉄砲は数を撃っても当たらない。
- 設定の説明ばかりする。
- 頭良さげな一文が長い文章を書く
- ベタな展開をバカにする
おもしろくない小説の冒頭3つのパターン
- ポエム
- ふつうの日常
- 歴史。設定の羅列
これらは人気が出ないことが確実なテンプレ
共通しているのは「本題に入るのが死ぬほど遅い」こと。
本題に入るのが早いのが上手い人の特徴です。
初心者がおもしろい物語を書くためのたった1つのコツ
「すべてのシーンに主人公が登場し、すべてのシーンが主人公の視点で描かれているようなシナリオが望ましいのです」
書籍【アニメ・シナリオライターへの道!】より引用
『主人公=読者』。
読者は主人公になりきって、物語を楽しみます。
読者がもっとも読みたいのは主人公の活躍です。
オリジナリティとは独りよがりと紙一重
小説とは商品で、売れる商品とは世の中の大半の人が求めている物。
現在の人気作品を分析して、読者が何を求めているのか仮設を立てて書かなければ、ウケる可能性はゼロに等しくなります。
あなたの好きな物と、大衆の求める物の交差する箇所を狙って書く
プロの作家さんは、市場調査をしています。
この本の売上がこれこれだから、これと同じ系統の自分の書いている小説はこれくらい売れるだろう、という目算を立てています。
魚のいない池で釣り糸を垂らしても、魚は釣れない。
市場調査をしないアマチュアは爆死を繰り返します。
小説とは商品なんです。
現在の人気作を10作品以上は読んで傾向を掴みましょう。
ラノベがゲームっぽい異世界ばかりな3つの理由
- 読者は通勤通学の電車やお昼休み中に『暇つぶし』にWeb小説を読む
- ゲーム、漫画、他の小説なども合わせて読んでいる
- このため、あまり特殊で複雑な設定は覚えてくれない
特色を出すならゲーム的な異世界というテンプレを守った上で行うのがベスト。
『とある魔術の禁書目録』や『魔法科高校の劣等生』のような複雑でいろんな要素が混じった小説は、コンテンツが溢れかえっている現代ではウケにくいです。
読者は、複数の小説を同時並行に読むため、わかりにくい話を敬遠します。
すぐに話に入れて、設定を忘れても大丈夫な物の方がウケやすいです。
世界観はテンプレでOK。
誰でも簡単に良い文章が書ける3つのコツ
- 一文を短くする(約40文字が目安)
- 改行や空白を多めにする(ページに3割くらいの空白を)
- 難しい言葉や漢字を使わない(漢字使用率は20%以下に)
良い文章とは、わかりやすい文章。
わかりやすい文章とは、簡単な言葉で書かれた一文が短い文章です。
中学1年生が読んでも理解できるような、文章を心がけましょう。
ラノベのおもしろさとは何か?
これに加えて最後に感動をさせると最高の型となります。
感動とは
・キャラが自分の殻を破って精神的に成長すること
これができていると、感動します。
そのために必要なのは生きた人間を描けていること。
テンプレなキャラに人間味が加わっていると、感動を呼ぶ下地として最高です。
わかりやすさこそ正義
『「儲かる企画」とは何か。「分かりやすい本」のことである。分かりにくい本でベストセラーなんか、絶対にない』
引用:書籍『編集』著書:少年サンデー初代編集長。豊田きいち
ラノベが生き残っているのは、わかりやすさを最大の武器にしているからです。
ストーリーは王道でシンプル。ベタでOKです。
捻ったものよりも、感動できるもの。おいしさが伝わるものがウケます。