小説の書き方。このシーンは面白い?と悩んだら。4つのチェックポイント

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キャラ同士の対立。または対立の予感が入っているか?

  • 読者のニーズを満たす要素が入っているか?「無双、モテ、すげぇ、ざまぁ」
  • キャラ同士の対立。または対立の予感が入っているか?
  • テンプレを使っているか?
  • 主人公の状況がプラスに転じて行っているか?
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読者にとって美味しい展開「無双、モテ、すげぇ、ざまぁ」

読者にとって美味しい展開「無双、モテ、すげぇ、ざまぁ」があるか考えてみましょう。

なろう小説では主人公をヨイショする展開になっていることが重要です。
なろう系だと

主人公が「無双」して「モテ」て「すげぇ」と言われて「ざまぁ」する話を、それぞれの要素の快感を強くして、いかにストレスフリーで書くかが問われます。

なろうで女性向けの異世界恋愛の上位ランカーの人が言っていたのですが、今(2020年9月段階)は女性向けでも、甘々恋愛よりも、ざまぁがウケるそうです。

モテよりも、ざまぁがウケるのは男性向けでも同じなので、男女の性差はほぼなくなってきているように思えます。

キャラ同士の対立を描く

ハリウッド脚本術によると、キャラ同士の対立を描くのがおもしろいシーンのコツだそうです

キャラの個性を立たせるために、他のキャラと対立させて(利害、理想、立場など)、そのやり取りの中で、双方を輝かせるのがプロの手法です。

例えば「異修羅」 (2019/9/17)では、以下のように思想や戦闘スタイルが異なる者同士をバトルさせることで、双方の個性を引き立てています。

群れを率いることで最強になった者VS群れから離れることで強さを極めた者

魔剣を得ることで強くなった者VS技を極めることで強くなった者

など。

主人公の状況がプラスに転じて行っているか?

一話がちゃんと起承転結で書かれていることも重要です。
起承転結とは

主人公が他のキャラと対立、対話。

主人公が勝利。主人公の能力がアップしたり、仲間が増えたり、領地が発展する、褒められるなど、プラスの状況で締めくくる。

この繰り返しのことです。

なにより、これは面白そう!という人の小説は、まず最初のシチュエーションがおもしろいです。

1話冒頭が読者のニーズを満たす、強烈なおいしさや、おっと思わせる緊迫感のあるシーンから始まります。

あるいはテンプレを研究して「お前はこのパーティには必要ない、追放だ!」の一言から始まります。
テンプレはおもしろさの最適解です。

これっておもしろいの?と悩んだら、テンプレを使えばその解決になります。

テンプレがわからない場合は、大ヒット作をいくつも読んで共通している要素、展開を抜き出して覚えるようにしましょう。

それがテンプレです。
実力がある人はおもしろさの最適解となるテンプレをいくつも記憶している人です。

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