小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

神原さんの返信一覧。投稿の古い順4ページ目

元記事:ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?の返信

そもそも、創作相談掲示板にこういうスレを立てることの傍若無人さについては、いかがお考えですか?

上記の回答(えとね、もうこれここのイザコザになってるよ。)

投稿者 神原 : 0 投稿日時:

一言だけ言わせてほしい。

本人も関係者も不在で場外乱闘初めてどうするの? こっから更に飛び火して場外の場外ってなったら目も当てらんないよ。

こっちでの関係者だからって言うなら、これ以上止めないけど。数少ない鍛錬室の関係者の一人として言いたくなった。

カテゴリー : その他 スレッド: ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

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元記事:えとね、もうこれここのイザコザになってるよ。の返信

ええと(笑
それは私に言っているのかな?
私はこのスレでは「本人も関係者も」のことは一言も言及していませんよ。「熱意と誠実さ」と書いたのは特定の誰かを指したわけではなく、このサイト全体の雰囲気を一般論として言っただけ。ここが断続的に荒れていることを気にしている人がいたから、そうとでも言うしかないじゃないですか。それとも「全員クズだから」と言った方がよかったですか?

もともと、神原さんや他の何人かが呼ばれもしないのに入ってこなければ、ここまで荒れなかった。入ってきた理由が向こうでの私怨をはらしにきたとしか見えなかった。
そういう行為について、どうお考えですか?

上記の回答(えとね、もうこれここのイザコザになってるよ。の返信の返信)

投稿者 神原 : 0 投稿日時:

どうお考えですか? ですね。

まず、この問題に対しての彼の反応がおかしいと思う。これは作品に感想を書く上できちんと読み取れるほどの人ならば、今までのやり取りで分かっているはずの問題。なぜそれが分からないのか? 理由は性格が出来上がっているからでしょう。人間歳をとると謝れなくなる人が増えます。それだと私は思っている。

元々と言うならばその元は乱入してきた人に帰属する。が、しかし、あなた方が諭しているはずなのに収束に向かうどころか発展していたのはなぜですか?

私達が乱入してきたのは最初からではありません。荒らしたと言うなら、あなたも荒らした一人です。

最初のスレッドの事であれば、彼はここの人だったはず。彼を悪く言う気はさらさらないですが。

私怨を晴らそうとしたについては、他の人の思考はしりません。私個人に関してなら、あなたがここで荒らした様にあまたに血がのぼっていたからです。私怨でないかと問われれば、その通りですが、ことここに関してはあなたの方が嵐の一人ではないでしょうか?

スルーしろと言うならば、あなたもまたスルーするべきです。違います?

で、それを聞いてあなたはなにをしたいですか? ここで更に炎上させて、ここを荒らしたいですか? 

全員くずだから、と言うのは賛同できかねます。あなたにはくずに見えた。私には見えなかった。それだけの事です。

カテゴリー : その他 スレッド: ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

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元記事:技名口上

ジャンプ漫画や異世界系とか、技名を書いて描写説明しますが

技名とか考えて書いた方がいいんですか?

とある魔術の超能力者達は、わざわざ技名なんて書きませんけど

どっちがいいんですか?

上記の回答(技名口上の返信)

投稿者 神原 : 0 投稿日時:

技を考える時に思うのは動作。逆に技名を考える時は魔法。詠唱からの発動の言葉として使う場合が多いかも。

詠唱がない場合の魔法でも簡単なので言えば、ファイヤー、サンダー、フリーズ等々のすぐ思い浮かべられるものがあります。陳腐にはなってしまいますが、言葉でどんな種類の魔法が使われたか一目瞭然です。

これをそれらしく詠唱を唱えさせて、上記の様な言葉を使わずに、その詠唱によって何が起きているかを描写。最後に魔法の名前。どうなったか、で。もう少し臨場感がでてくるかも。

私は上記の様な感じで使ってます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 技名口上

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元記事:型に嵌ってるって言われた

皆様お久しぶりです。一作目に書いていたものがようやっと推敲も終わったので、また友人に読んでもらいました。しかしその友人からは「最初に見せてもらったやつより、キャラ造形がラノベラノベし過ぎだししかも古臭い。90年代か!このツンデレは分かりやすくツンデレになってしまってイカンよこれは」って言われました。実際私が読んで参考にしたのはその辺から00年代初中期のものだったんですが、やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?
最近は書く方ばっかになって読んだのはどすこい転生くらいのものなんですけど、書いてるものの参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった場合、どうやってその状況から抜け出しますか?
最初の頃に友人に文章が商業作品と比べるとアレって言ったのは読み返すとよく分かるし、比べると私頭使って書いたりこれと思うような文章がまだ書けてないなと思って凹んだりします。

上記の回答(型に嵌ってるって言われたの返信)

投稿者 神原 : 1 投稿日時:

普通に考えて誰かの模倣をしているのなら、それは既に型にはまっていると思うのは私だけでしょうか?

オリジナルは存在しない、とは言いますが、新しい組み合わせは考えるべき。どれもヒットしたのはその型の最初の一人ではないでしょうか?

マネをしている辞典でそれは習作にしかならず、その方面に詳しい友達を唸らせる事など出来ないと思えます。

マネをするならするで、一部分にして自分の作風と物語の一部を融合するくらいはしてほしいかと。

アニメで流行った異世界転生。ですが、どれも独自性があり、同じ様な内容は売れなかったり、廃れています。面白いのだけがヒットしている状況下で二番煎じ、三番煎じが売れる訳もありません。。

今は習う時期だと言うのであればいいのですが。しっかり書き上げて自分の一つの作品として世に出したい欲があるのであれば、試行錯誤するべきです。

と私は思いますが。どうでしょう?

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 型に嵌ってるって言われた

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元記事:生き別れの親子を証明するアイテムについて

こんにちは、カイトと申します。
タイトルの件について、皆様のお知恵を拝借したいです。

現在考え中のプロットにおいて、生き別れになった父娘が、確かに血の繋がりがあると周囲(親族)に認めさせる必要があります。ただ、何が決定的な証明になるかがいまいち思いつきません。
自分で思いついたのは
①外見上の特徴
②父が娘(か母親)に託した親子を証明する何か
というありきたりなものですが、それがあったところで周囲が必ずしも納得するだろうか、と引っかかりを覚えています。(難癖つけられそう)

今のところの設定としては、
a)生まれる前に離別したため、娘に父の記憶はない
b)父は年老いて認知症気味であり、彼がいくら「娘だ」と通したところで周囲は信憑性に欠けると断じてしまう
c)時代設定から、DNA検査などの化学的な証拠は得られない
の三点があります。
c)以外の二つについては、良い案が浮かばなければ変更可能ですが、できれば変えたくないです。

①②を組み合わせたり、第三者が権力を行使して無理やり周囲を納得させる方法もあるのですが、できればぐうの音も出ないほどの何かがあればなぁと、今回質問させていただいております。
ちなみに、タイトルは「アイテム」としましたが、別に物にこだわっているわけではありません。
何か妙案がありましたら、教えていただけるとありがたいです。

上記の回答(生き別れの親子を証明するアイテムについての返信)

投稿者 神原 : 1 投稿日時:

血統を利用するのが一番楽と言えば楽。

その地方では珍しい瞳の色とか、その血筋でしか扱えない魔術だったり、その家の家系でなければ召喚不可能な魔獣であったり精霊であったり。

________________

写真を娘に持たせる手が一つ。娘が赤ん坊の頃に付いている痣とかほくろとかを出してそれが父親と一緒に移っている写真を娘がもっている。

もしくは父と母が結婚した時の写真を父がもっていて、母と娘が移っている写真、赤子から幼い少女あたりまでの写真多数を娘がもっている。

________________

写真もダメなら、絵でもいい気がします。絵師に頼んで書いてもらった設定で。
カメオとかでも可。

ぱっと思いつくのはこれくらい。後は他の人にパス。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 生き別れの親子を証明するアイテムについて

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主人公やその仲間に必ず感情移入させる必要ってあるのですかね?

投稿者 悪魔ミュージック 回答数 : 8

投稿日時:

 まぁ、闇金ウシジマくんとかデスノートや軍鶏あたりの主人公がほぼどうしようもない悪党かクズらしいので。ダークヒーローもガッツ、アーカ... 続きを読む >>

色々

投稿者 黒々 回答数 : 14

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こんにちはお久しぶりです。色々あってなかなか小説がかけない時期でした。 今回キャラクターの設定に関してわからないことがあるので質問... 続きを読む >>

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投稿者 夜蘆田ゆか 回答数 : 6

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私はいくつも小説の構想を持っていて、大体のあらすじも考えているんですが、物語の山場を考えすぎて、プロローグや序盤などの起き上がりの部... 続きを読む >>

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元記事:人間とAIの恋愛について

現在練っている小説のプロットで、主人公は高校生、ヒロインはAIで、二人がARゲームの中で知り合うんですよね。
それで徐々に惹かれていくんですけど、AIと人間の恋愛や人権についての意見があったら聞かせてください。
また、それについての面白い論文などがありましたら是非紹介してくれればと思います。よろしくお願いします。

上記の回答(人間とAIの恋愛についての返信)

投稿者 さる・るるる : 1

まだ出ていないので、
以下の3本の「AI映画」をオススメしておきます。

「her/世界でひとつの彼女」
これは、AIの声だけで、男性が恋に落ちるのか?という話です。
ちなみに、もともと、別の女優さんが声を担当していたのですが、
これを全て、スカーレット・ヨハンソンでやり直し、
第8回ローマ映画祭において、最優秀女優賞を受賞しました。
つまり、アニメのように声を当てるのではなく、
声の抑揚だけで、最優秀女優賞を獲ったのは、世界で彼女が初めてです。
そのほかには、第85回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞において、
作品賞と監督賞を受賞。
第86回アカデミー賞では作品賞を含む5部門にノミネートされ、
監督のジョーンズが脚本賞を受賞しました。
つまりは、世界が認めた傑作というワケです。
日本でも、映画史に残るクラスの大傑作と評している人もいます。
これが一番、参考になりそうだと思いました。

「エクス・マキナ」
これは、AIの表情のみで、男性が恋に落ちのか?という話です。
このロボットには、顔とスタイルは女性らしいですが、
ボディなどはスケルトンで、とっも人間には見えません。
もちろん、女性らしい、長い髪の毛もありません。
しかし、ラストで、あえて、その格好をさせていることが分かります。
個人的には、ラストで唸りましたね。
これも、参考になると思いますよ。

「チャッピー」
これは、恋愛物語ではありませんが、
AIが学ぶ環境によって、人格(?)が変わってくるという話です。
物語は、生まれたてのAIロボットが、
ギャングに育てられたらどうなるか?という発想で
展開は、これが、一番よく練られています。
なんと、ラストは、泣けます(笑)。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

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投稿日時:

元記事:ストーリーの始まり方

現在執筆している(というよりしようとしている)小説の書き出しのストーリーが全く思いつきません
少年漫画的なバトルものの系統なのですが、こういった作品って「物語開始時に主人公がその世界(界隈)に入って、先輩に教わっていく」か「主人公の相棒的な人物がその世界(界隈)に入って、主人公に教わりながら二人称的な視点で進める」というのが多いと思います
そういった形ではなく「主人公が既にその世界に生きていて、そのうえで主人公の視点から見ていく」というストーリーはどのような導入がいいのでしょうか

上記の回答(ストーリーの始まり方の返信)

投稿者 サタン : 1

うーん……。
聞く限りだと、世界観の説明から入りたいのかな、という印象を受けるのだけど、まず物語の導入はそれだけじゃないよってことを頭に入れたほうが幅は広がると思う。

そのうえで説明から入る場合、スポーツ漫画とかの構成が参考になるんじゃないかな。
スポーツ漫画はだいたいキャラ描写の次にスポーツの大雑把な説明から入るので、スレ主さんが例に出されたような
「何も知らない主人公が先輩に教わっていく」や「無知な相棒(ヒロインなど)に主人公が説明する」というパターンがよくあると思います。
でも、それらスポーツ漫画でも「先輩に説明された」から「物語的に説明は済ませた」というわけではなく、ちゃんと物語として物語の中で語られるように構成されています。
例えば、「先輩にルールを説明される」「実際に試合をする展開になる」「主人公がルール違反をして注意を受けた」みたいな展開があるとする。
この場合、「先輩にルールを説明される」というところに注目して「先輩に教わっていく」と考えられていると思いますが、物語的にこのシーンは「今回のエピソードはこのルールの話をするからね」という前座でしかなく、物語的に実際にルールを説明しているのは最後の「主人公がルール違反をする」というところです。
このエピソードは要約すると「主人公はせっかく教わったルールを間違えて失敗してしまった」という話だけど、内容はというと「主人公は失敗した」という内容で、では何に失敗したかと言うと「ルールを失敗した」という話になっています。
つまり、「ルール」について書かれた内容で、そこで主人公は失敗しました、というエピソードになっている。
「ルールについて書いている」からこのエピソードは物語的に「ルールについて説明をした」という話になってる。
ポイントは、「先輩に教わる」というのは「ルールについて書く」という物語の切っ掛けにすぎず、「先輩に教わる」こと自体が「ルールについて書いている」というわけではない。ってことです。

であれば話は簡単で、「ルール(世界観)について書く」ための切っ掛けを「先輩」以外で「主人公に説明する」という要素以外で別に作ればいいだけ。
例えば、そうだな……剣と魔法のファンタジー世界で魔法の設定説明をする場合。
「魔力量が多くイキってる学生が、対して少ない主人公を馬鹿にする」(これが前座。魔力量の大小が強さですよというルールの提示。いわゆる「先輩の教え」に相当する)
「そんな学生を主人公は歯牙にもかけないが、なんやかんやあって決闘することになる」
「魔力はしっかりコントロールできれば魔力量を限りなくゼロに見せることも出来る。主人公は本来持ってる膨大な魔力を見せつけて学生の戦意を折った」
と、こんな感じ。

ようするに、世界観の説明については「如何に設定を描写する場面を作るか」という話であって、さすがにそれは作品によるので具体的に こうしたらいい というのは言えないかなと思う。
ただ、「設定を書きやすい冒頭」というのはあって、例えば逆に、戦闘モノの話なのに日常シーンから始まると 日常シーンで戦闘を説明しなければならない ので、非常に難しい。
だから、戦闘モノなら戦闘から始まった方がいいし、ミステリなら謎から始まった方がいいし、ラブコメなら女の子を出すところから始めた方がいい。
最序盤に説明したほうが良い設定を数個ピックアップして、それら設定を「魔力量が多いイキり学生」の例みたいに、こういうシチュなら書きやすいなという状況を考えれば、それが設定を書きやすい冒頭になると思う。
スレ主さんが書こうとしてるのはバトルものとのことなので、それだけを聞いたら戦闘シーンから始めた方がいいと回答できるけど、バトルといってもモノによるし、それよりキャラの描写を優先した方がいいというのもあるし、この考えはあくまで「基本的には」という話でしかないですが。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーの始まり方

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元記事:主人公やその仲間に必ず感情移入させる必要ってあるのですかね?

 まぁ、闇金ウシジマくんとかデスノートや軍鶏あたりの主人公がほぼどうしようもない悪党かクズらしいので。ダークヒーローもガッツ、アーカード、島津豊久、フジキド・ケンジ、カイムなどは悪党やクズではなくても倫理観? なにそれおいしいの? 状態ですし。
 なんかもうやけっぱちな気分なのと戦争したいのと己の欲望を解放したいのと毎度毎度、同じような書き方から始めて盗賊とか悪徳領主とか化物とか狩るのも飽きたので一次創作と二次創作で現代地球とダークファンタジー異世界にて世界を敵に回してただ戦争をしたいから戦争をする。人を(作中で)殺したいから殺す。そんなわけで少佐や志々雄真実みたいなテロリスト主人公を描きたい気分になってきたのですよね。ただ私の勘違いかもしれませんがフォレストページ+ではたとえ架空国家であってもお上に逆らうのは防衛戦争以外ではウケずpvが減る。フォレストページ+は若いユーザーが多いから保守派の方が多いのかもしれない。
 ま、pv数なんて気にせず書きたいものを書くのが一番なのでテロリスト一次創作とテロリスト二次創作を書いてみようかと。心が折れるかもしれませんが。
 まさか「すげえぞ! さすが超越者! ホントに死なねえぜ!」の時のガッツに感情移入する人は俺みたいな狂人以外にはそんなにいなさそうですし、主人公ズに感情移入させる必要性ってそんなに重要なことなのですかね? ベルセルクなどダークヒーロー作品は人気作品ですし。フォレストで真似事すると保守派の気分を損ねた場合はウケがよくないですが。
 まーた、まとまりのない文章になってしまったかも。誹謗中傷は勘弁。
 どなたかコメント頂けたら幸いです。

上記の回答(主人公やその仲間に必ず感情移入させる必要ってあるのですかね?の返信)

投稿者 サタン : 2

偉そうな上から目線な回答になってしまうかもしれないが、
そもそも「感情移入する」のは読者であって、作者がさせるわけではない。

だから例えば、青春系の物語には割と古典的なキャラクターが配置されがちなんだけど、それには理由があって、というのも、そんな青春モノを楽しむ読者層が「登場させたキャラのどれかに親近感を持つ」ようにしてるため。
つまり、読者が感情移入する先を選べる、ないし、どれかにハマるようにしている、ということ。
青春モノこそ誰かに感情移入できないと青臭いだけでクソつまらないドラマになっちゃうからね。

なれてない人は「重要なキャラには感情移入させなきゃいけない」と勘違いすることがあるけど、そうじゃない。
感情移入は、言ってしまえば読者が「作り物である物語」を身近に感じるためのツールなので、その入り口はどこでもいい。つまり誰でもいいし極論一人いればいい。
その「一人」が全然登場しないんじゃ意味がないから、バランスよく登場させる、ないし、登場しやすい人物を感情移入しやすいキャラクターにする、という工夫があるわけです。
つまり重要人物に感情移入させるってのは結果論であって、要件を満たしていれば主人公でなくてもいいし、主要人物でなくてもいい。
そしてそれを選ぶのは読者であって、作者が出来ることはあくまで「しやすい環境を作る」ということだけ。

以上のことから、主人公や主要キャラがクソ野郎でも何も問題ない。
その場合の感情移入しやすい手段としては、
クソ野郎な主人公の横に常識人を置いて、この常識人を通して読者に感情移入してもらうパターンが王道。
クソ主人公に振り回される常識人、でもだんだん常識人はクソ主人公の内面を知ってゆくことになり、常識人はクソ主人公を理解して片腕足りうる存在になる。ってストーリーよく見るでしょ。
このクソ主人公は、このスレだからクソ主人公と表現したけど、人間離れしたスーパー超人とか、異常者レベルのIQを持つ超天才とか、そういう「一般的に理解できそうもない主人公」である場合にこのパターンが成り立つ。
例えば、ジョジョ4部の広瀬康一が常識人と表現した「入口」になるキャラ。
常識人ってのもただの表現で、ようは「相対的に一般人に近いポジション」って感じ。
このパターンは、常識人枠の凡人が横にいる超人との比較になって超人っぽさがアピールできるし、凡人が驚いたりリアクションを取れるので表現しやすいため、漫画でも小説でも映画でもどこでも王道。

あとは、ベルセルクの場合はパックっていう相棒がいるけども、ベルセルクは主人公がああいう性格のため、人物から事情を聞いたりとか相談に乗ったりとかしないので、すると物語の解説が出来ず読者置いてけぼりで話が進行してしまうので、そのためパックっていうキャラが解説&進行役として存在してる。
一方でベルセルクの「常識人枠」は、主人公に助けを求める村人とか、主人公に情報を流して敵と戦わせようとする町人とか、探偵モノで言うところの「依頼人」に相当するキャラがベルセルクでの常識人枠になってる。
妖精のフリしてる使途と戦うロストチルドレン編で、ガッツに助けを求めた村娘がいたでしょ。あの子がロストチルドレン編での常識人枠。
そんな感じで、毎回話題ごとに常識人枠が変わっていく。

他にも手段はあるから、仲間も全員クソならその仲間ごとにそれぞれ別パターンの「入口」を作ってしまうのがいいと思う。
ベルセルクの例のように、その話だけのゲストキャラでも問題なくて、ようは感情移入は、役割だけで言うと、物語を身近に感じられるようにするための入り口でしかないので、それを果たせれば主人公でもサブキャラでもモブキャラでも何でもいい。

ただ、物語の構造上あるいはテーマ上、主人公(特定の人物)に感情移入してもらわないとダメって場合もある。
例えば、ベルセルクの場合は最序盤を終えて過去の黄金時代編に入るとパックもいないし「依頼人」に相当する人物もいなくなる。
だから、最序盤の領主の使途を倒すまでにパックや「依頼人」を通して主人公に興味を持ってもらい、過去編が始まるまでに、粗暴で非情な振る舞いをする主人公を読者の「入口」にさせてる。
そのため、最序盤なのにラスボスのグリフィスを登場させたり二人の関係性をパックを通してフワッと描写したり、非情な態度を取る裏で悲しそうな顔の主人公を描いたりしてる。
これは過去編に「入口」がないから。そういう常識的なものが一切ない非情な傭兵の戦場を置きたかったから(だと思う)。
だから傭兵時代の少年期が終わって鷹の団に入るとリッケルトっていう常識人が出てきて、彼だけが生き残って狂った世界と変わったグリフィスを、あくまで常識的というか正常な目線で見て語ってる。

だいたい、そういう「物語に入るための入り口」というか「親近感を持たせる入口」というか、そういうキャラなり要素なりがある。
それが、結果的にキャラクターへの感情移入へとつながっている。
なので、「感情移入は必要か」という問いには、それそのものは重要ではない。
感情移入自体は読者が勝手にやるもの。作者に出来ることは感情移入をしやすい環境を整えることだけ。
そしてそれは、「親近感を持たせて物語に入りやすい入口を作る」という事ができていれば、別に感情移入自体は必須ではない。が、それが出来てれば結果的に読者は「誰かしらのキャラ」に感情移入することになるだろう。

たぶん、ここまで私が書いたことってほぼ伝わってないですよね。
なので解説をなくして端的に「主人公や仲間に必ず感情移入させる必要はあるのか?」に答えると、
読者が物語に興味を持って読むことが出来る作品なら、別に意図してやることじゃないから必要ない。
けど、逆説的だけど「そういう物語」を作るために、主要人物の誰かしらには感情移入してもらうことを考えたほうがいいかもしれない。
優先度が高いのは主人公だね。登場回数的に。

で、主人公のキャラ的にそれ難しいんだよなって場合は、前述した「常識人」などのサブキャラでサポートするのが王道かな。
「感情移入」は物語に入りやすくするためには良い道具になるから。
別の手段で物語に入りやすく出来るなら必須ではないし、出来ないならキャラを起点にするのがやりやすいと思うから感情移入させることは考えたほうがいい。って感じ。
この話であくまで大事なのは「物語に入りやすい要素」ってことね。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 主人公やその仲間に必ず感情移入させる必要ってあるのですかね?

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