小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

やとうさんの返信一覧。最新の投稿順8ページ目

元記事:物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありかの返信

ちょっとサムライさんハジけすぎていて大丈夫かwwと突っ込みたくなってしまったhexaです。

この3キャラクターに限って言えば、比較的書き分けがしやすいほうですので、できなくもないだろう……とは思っていますが。
基本は、視点が切り替わった冒頭なるべく早くに、視点人物の名前を主語にした文章を入れること、です。(三人称一元のシーン切り替えの場合。一人称であれば「俺・拙者」「僕」「私」で区別してもいいですが、一人称の切り替えはちょっと微妙かもと思っている。演技が大変ですから……)

でも、視点を固定したほうが、他キャラが何を考えているか推測できる、空気読めたり思いやりのあるキャラに成長したりするんですよ。ちょっとこのサムライさん近視眼的すぎてそこ心配になりますけどww

ていうかぶっちゃけ、私はヒロインよりもサムライのほうが心配なポジションだと思っているんだが……小公子の父親に「ほんとに息子任せて大丈夫なのか」って思われたらおしまいですよ。そもそもの異国人というハンデは厳しい。自分から率先して順応していく逞しさがないと、最終的にイギリスに残る話にならんと思うんだ。。(まあ、そこに目を瞑って彼を歓迎する節穴パパの阿呆っぷりを描写するのも面白いかもしれませんが)

ヒロインや小公子の「まったく東洋の野蛮人はこれだから」的なセリフと雰囲気は普通に伝わると思いますし、頑張ればサムライの三人称一元でもいけなくないと思うんですが、この3キャラクターの三人称一元ローテーションもいけるとは思っています。お好きなほうでどうぞ。

上記の回答(物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありかの返信の返信)

スレ主 やとう : 1 投稿日時:

hexa 様

いつもお世話になっております。

主人公であるサムライはこれが、平常運転になりそうな予感がしています。
常識についてはヒロインが叩き込むお説教係、小公子は残念な大人を見て色々学ぶ、と言う方向性です。
いまのところ、狂犬とトレーナーと飼い主、と序盤の三人の関係をイメージしています。

三人称視点での表現については、

・これで解決、とサムライは思った。
・なんて非常識な男だ。ヒロインは天を仰いだ。
・どうしてこうなったんだろう。小公子は頭を抱えた。

のような切り出しで場面が変わった所で、視点変更しているという形にしたいと考えています。
基本的には三人称でサムライ視点が中心となりつつ、時々ヒロインなど他のキャラクターの目線で描写できればと欲が出てきてしまいました。

サムライは本国ではいいとこの人なので、教養はゼロではないが残念。
一応学習能力はあるので、そのうち順応していくかと思われます。
異国でのサムライの地位については、小公子のお家の業界のドンのような人がバックについていて、その人物と王の公認で派遣され(押し付け)てきたので、お家の人たちに拒否権はない状況です。
小公子は両親がいなくて後ろ盾なし。唯一の肉親の祖父には嫌われている子なので、教育・守り役としての主人公、ヒロインと言う立場です。
節穴さんはパパではなく、舞台となる国の偉い人から出てきます。たぶんその国では他に逆らえない人です。

主人公中心とした三人称で視点変更もときどき加えていく、と言う方向で進めていきます。

一人で考えていると、物語の矛盾点や曖昧な箇所が見えてこないので、
ご指摘いただけることによってより詳しく物語の内容が明確になり書きやすくなってきました。

hexa様、いつもコメントをいただきありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありか

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元記事:物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありかの返信

三人称で書かれるなら、第一話は特に主人公と小公子の二人の視点だけで、
ヒロイン視点は書かないほうがいいのでは?と感じました。

なぜなら、テーマがサムライ×小公子×猫だからです。
サムライと彼女の恋愛がメインではないですよね?
特に冒頭はテーマを伝える上で重要だと思うので、主人公&小公子の二人だけの視点のほうが、「ああ、二人の物語なんだ」と伝わる気がしました。
逆に、第一話でヒロイン視点があると、「主人公とヒロインの関係性のお話なんでしょ?」と誤解を受ける可能性がある気がしました。

なので、第一話についてですが、
ヒロインの考えていることは、視点主を通して読者に伝わるように書かれたほうが良いのでは?と思いました。

あと、絶対ヒロインの視点を出しては駄目というわけではなく、
主人公と小公子の関係性というテーマが伝わった後なら、ヒロインの視点が出ても、問題ないとは思います。

上記の回答(物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありかの返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

藤谷要 様

いつもご指導いただき、ありがとうございます。
初挑戦の短編の構想のときから、お世話になっております。

・物語の中心はサムライと小公子

ご指摘いただいたとおりで、物語の中ではヒロインよりも小公子のほうが重要なポジションとなる予定です。
今のところヒロインとの恋愛要素は薄く、主従関係がメインとなりそうです。

序盤では物語のテーマを伝えることを大切にすると考えると、二人を中心とした視点で進めたほうが良いですね。
いきなりスタートから欲張って三人からの視点にせず、その後の展開の中で必要に応じてヒロインも参加させていきます。

こちらでご指摘いただくまで、読者の方がどう感じるか、伝え方についての考えが足りていませんでした。
これから先の展開においても、読者の方への伝え方について、書き方や表現を意識するようにしていきます。

藤谷要様、ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語の視点は主人公固定か、別キャラへの移行もありか

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元記事:執筆中の浮気心との付き合い方についての返信

今でこそなんとか順調な執筆ペースを保っていられますが、過去の停滞期間やら黒歴史やらも多いhexaです。

いちおう、常連さんにはその人ごとに合った話を振る、というポリシーですので、他の人にも通用する一般論ではないですが、やとうさん向けと思える話をいくつか。

1.気にしない
しょうがないじゃん、他の作品見るの楽しいんだもん、と開き直る。

2.ぶっちゃけ取り組んでいる作品が難しいので、「どう難しいのか」をつきつめたうえで、しばらく放置、もしくは問題解決のカギを必死に探す。

3.スキルアップのために以前の作品を改稿してみたり、ヴィクトリア朝を舞台にした、そこに馴染んでいる普通の人々の風景を短編で描写してみる。例えば小公子と家庭教師のある日のお茶の風景だけ抜き出してみるとか。ぶっちゃけ、この世界でサムライが異物なんで書きにくいんですよーと思っているもので。

やとうさんの作品のシチュエーションと被るかもしれない話をしてみます。私の以前の職場にいた英語講師の方ですが、とても優しいのですが、講座を受けた人は「優しすぎて、ちょっと物足りないかも……」という感じでした。で、その人が辞めて、新しく入った人は「気遣いもできるけれど、レッスンも厳しい」人だったそうです。

私は講座を受けずに仕事中に話をしたことがありますが、ろくすっぽ英語もできませんでしたが彼女が「上でなんやかんやいろいろやってるんだけどうるさくない?大丈夫?」と言っている、とわかったので「ノーノ―、オーケー(笑顔)」だけで済ませました。英語の文法で言えば間違っているかもしれないのですが、「気にしてないよー!!」と全力で表現したつもりです。

ええと、何が言いたいかっていうと、異国で教師としてやっていくってのはつまり、「自分がその環境に順応する柔軟性」と「目的を持っている人を鍛え上げる厳しさ」の両面を持っていなければ務まらないんだな、と思った、という話です。自分が学ばなければいけない状態で、他の人の面倒を見るわけです。相当人間できてねえとできんだろ……と思った話でした。で、そんな人の内面を描写するのはもっと難しいだろ、という気がしています。

もうひとつ、ヒロインの扱いに関して。やとうさんは「サムライとヒロインで喧嘩ップルやってる姿から学習させる」と言っていましたが、それはつまり小公子がこの二人の組み合わせから弾かれる状態ということになり、小公子とサムライの距離は近くなりません。「小公子とサムライが反発している中をなんとかヒロインが取り持つ」のほうがいいのではないか、と以前私が言ったのはそのためです。それにはヒロインに妙なプライドをくっつけずに、いろいろと小回りのきく人のほうがいいのではないか、とも思っています。

女性家庭教師って貧困をプライドで隠した結果の産物、とは聞いておりますが、そういう「一般的なヴィクトリア朝の貴族女性」の固定概念に縛られずに、うまくこの物語での役割をこなせる人のほうがいいのではないか、と思っています。

サムライにしても同様だと思っています。現実にある「やっぱり日本が一番、日本が恋しい」と思っていた人の書いた記録を参考にしても「イギリスに残ることを決意するキャラクター」をつくりあげることはできないだろうと思っています。

で、食文化が特に馴染めるのかという話……サムライが激甘党でイングリッシュ・ハイ・ティーの習慣に慣れることができる人ならいける?とか。日本にも茶の湯の習慣があるわけで、茶道の「一期一会」の精神とイングリッシュ・ハイ・ティーの「欠かすことのできない日常」の違いを表現した短編、なんてのもいけるかなとは思っています。

あとはですねえ、やっぱり「ヒロインに惚れたから残る決心をする」というのもある意味漢らしいのでは……という気がしています。ストーリーの主筋は小公子との話にしておいて、隠れてこっそり仲が進展している描写をしてみるとか。例えばだけど、孤独に疲れてそうなサムライを見て励まそうとしてヒロインが見様見真似の激マズ和食を作ってみるとか。日本画やら骨董品やらを部屋に飾ってくれるとか。そういうのをやると「出番が少なくても印象に残る人」になったりするんですよ。

ちなみに蝶々夫人と聞いて「ああ、あの人間のクズ(←ピンカートン)の出る話ね」としか感想が出てこない自分はちょっと情緒に欠ける人間かもしれませんが。どっちかというと「この設定はハッピーエンドに持っていけるものなのか?」という点で設定などを見る人間ですので、そういう人の意見として聞いてください。

上記の回答(執筆中の浮気心との付き合い方についての返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

hexa様

いつもお世話になっております。

最近タブレットを購入し、動画配信サービスに電子書籍と、様々な作品に出会う機会が増えて執筆が疎かになってしまいました。
また作品の設定や舞台について考えるのが難しく、キャラクターも動きにくい…というやりにくさも感じています。
ご提案いただいた、以前の作品の書き直しや日常風景の短編という方法は書きやすく、また新しいアイデアも浮かんできそうです。

主人公については、周囲との文化や考え、価値観のズレはどんな所かなどなど悩みが多いです。
ヒロインは「ヴィクトリア朝のガヴァネス」のイメージが強いのですが、史実は参考にしつつ、それに引っ張られないよう動きやすいキャラクターを考えていきたいです。
参考やネタとして図書館の本を漁っていますが、あまり資料にこだわると書きにくく感じました。
必要なところを取り入れてあとはオリジナルで、物語のなかで動けるような人物として形作っていきます。
食文化については色々入れれたら…と思っています。
サムライとヒロインが絡みやすいように、ネタにできないか色々試してみます。

小公子のパパについては、エロル大尉に蝶々夫人のアレと三浦按針を加えて…な感じで人物を考えています。
いまのところバッドエンドになる予定はないので、それなりに登場人物が満足して生きていけるような展開にできるよう、創作を続けていきます。

ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆中の浮気心との付き合い方について

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元記事:執筆中の浮気心との付き合い方についての返信の返信

追記

なんか、モチベーション維持を聞かれているのにモチベーションなんて関係ねえと、
お求めの答えとずれた回答になってしまった気がしたので、フォローを。

とりあえず、机に向かい、パソコンを付けて、ワードを開く。
そして、書き始める。
モチベーションわかないなーという時でも、とりあえず執筆できる状況を整えます。
本文を書くほど設定が煮詰まっていないなら、キャラクターの名前を考えるだけでもOK。
ストーリーが決まっていないなら、初期設定と、最後のオチはこうすると決めるだけでもOK。
とにかく、作品に向き合ってみる。
で、何か妄想するなり、設計するなり、あまり頭を使わないでもできるところから
とりかかってみます。
人間は、とりあえず始めてみたら、徐々にやる気になっていくものです。
やってるうちに気づいたら夢中になっていた、なんてこともあるはず。
作業に終わりが見えたら、そこまでやるかという気にもなります。

それでも、読書映画が気になる、という場合は、
とりあえずその気になるところを満足するまで楽しんで、
新しいものに手を出さない、というのもありかも。
例えば、映画だったら、気になるシリーズを全制覇して、
心ゆくまで楽しんだ後、創作に戻る、とか。
アニメだったら、チェックする新作アニメを厳選して、
それ以外見ないと決めるとか。

そんな感じです。
ではでは。

上記の回答(執筆中の浮気心との付き合い方についての返信の返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

みりん様

やる気が出るのを待って…では、好きなことをやっていても執筆の進みも気になって…
結局どちらも気になる状況でした。
ご提案いただいた字数のノルマ制は、クリアしたら好きなことに切り替えでき、
両方とも集中できて楽しめそうです。
アイデアが出てくるのを待つのではなく、作品と向き合う時間を作ることで、
アウトプットの機会と量を増やすことも必要ですね。
一気に全部決めようとすると辛いですが、名前だけ、設定だけという方法は続けやすいですね。
やりたい事も楽しみつつ、区切りをつけて創作にも集中できるようにしていきます。

みりん様、ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆中の浮気心との付き合い方について

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元記事:執筆中の浮気心との付き合い方についての返信

 私もよくスマホゲームや録画した番組の視聴などよく他の趣味に手を出して執筆のペースが遅れることあります。

 私としてはまずは執筆から始める、私は仕事中に思い付いた文章をまず纏めてメモをして作成する。その後にみりんさんの挙げている目標の文字数は達成する。以上をすれば後は他のことをすべきかなと思います。
 趣味で長編小説書いているのであればそこまで気にすることはありませんが、賞に応募となればそうはいきません。

 とりあえずペース配分は考えた方が先決かなと思います。

上記の回答(執筆中の浮気心との付き合い方についての返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

臼田様

ご返信いただき、ありがとうございます。
動画配信サービスなどに手を出し、さらに新作ゲームが…と誘惑に負け続けてしまい情けないです。

続きが気になって集中できないのも辛く、執筆がストップしているのはもやもやしてしまうので、結局どちらも楽しめなくなってしまいますね。
メモやノートは書くようにしているので、このまま続けながら、文字数でノルマを作ることでやりたいこととの切り替えができるようにしていきます。
どちらも楽しみながら書きたいものが形にできるよう、楽しく続けていきたいです。

臼田様、ありがとうございました。
ちょうど良く続けられるペース配分を考えます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆中の浮気心との付き合い方について

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元記事:一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

此処を初めて利用します、失礼します。不手際があったらごめんなさい。

一人称のバトル描写、動きのある描写に悩んでいます。
例えばドラゴンボールのような流れのある戦闘を一人称で描写する場合、違和感があります。俺は相手に向かって拳を繰り出した、とか、彼女の剣が俺の首を目がけて振るわれた、とか。戦っている最中にこんなこと考えるのか? と思います。

今手元にある有名な作品を見ていますが、これも一人称でバトル描写があり、書かれている文章としては「隙を見せたところ、その横腹に僕は蹴りを入れた」、「僕は三メートルほど吹き飛ばされる、そのままぐるりと身体を回転させて着地した」と書いてあります。

こういったバトル、動きのある一人称の状況描写はどう書けば良いでしょうか? また例文などあれば教えて下さい。

上記の回答(一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。の返信)

投稿者 手塚満 : 0

1.小説の地の文は読者への実況中継

一人称の主人公は地の文も喋っているわけですが、バトルに限らず、何をしたか、どう思ったか、いちいち語ってしてますよね。そんなことを普通するか、と問われたら、ほとんどしないということになるはずです。でも、そんなこと言い出したら、文章作品で何かを伝えられなくなります。

なぜ不自然なのに、小説では成立しているのか。地の文は実況中継だからです(言葉だけですから、例えばラジオの実況中継に近いでしょう)。スポーツの実況中継なら、小説での三人称が近いでしょう。実況アナウンサーなら放送席にいて、目の前で行われているサッカー試合を描写するわけですね。一人称だと、プレイしているサッカー選手自身が実況中継するようなものです。

2.実況中継でも過去形で語るのは基本

地の文が実況中継だと考えると、今やっていることなのに過去形で語るのが基本になるのも分かる気がします。原則、人称に関わらずです。起こったことが確定してからでないと伝えられませんから。ですので「現在形で語ると、まさに今起こっているような臨場感が出せる」と言われたりもします。

もちろんですが、「目の前で車が行きかっている」みたいな、現在のことをごく普通に語る描写もあります。これは「目の前で車が行きかっている(のを見た)」を、上記の通り、まさに今起こっているように伝えるものです。

未来のことも語ることがあります。「あのバイクはすぐにこけるだろう」とかです。これも「あのバイクはすぐにこけるだろう(と思った)」です。未来は未確定ですから、推測するわけであり、それは思考であるわけです。思考も確定してからでしか説明できません。思考自体は過去形になるわけです。

ですので、普通はいちいち思わないようなことを書くのは、実況中継による説明だと割り切る必要があります。それも、たとえ一瞬にせよ確定した事項を伝えるものであるわけです。

3.言葉で語るバトルはスピード感と臨場感が齟齬しがち

そういうものだとしても、特に難しいのはお考えのような、バトルなどの緊迫感がある激しいシーンですね。過去形で淡々と語っては、スピード感が損なわれ、臨場感も出せません。過去形を現在形に変えても効果は薄いでしょう。かといって、端折って書くと何が起こっているかが分かりにくくなります。

描写を、説明・行動・動作の3つに分けて考えてはどうかと思います。ボクシングでA(主人公:俺)が対戦者Bをダウンさせるシーンで考えてみます。

説明:俺は相手を右ストレートでダウンさせた。
行動:俺は右ストレートを打ったらラッキーパンチとなり、相手はたまらずダウンした。
動作:相手のガードが下がりかけたのを見て、俺は思わず半歩進んで右拳を真っ直ぐ叩きつたら、相手は顎にまともに食らい、一瞬棒立ちになった後、崩れ落ちた。

説明→行動→動作の順に詳しくなり、そのため長くもなります。文章量が多くなるにつれ、読者の体感時間は長くなります。つまりスピード感は下がる。しかし一連の動作を語れば、何が起きたかは正確に分かります。これは臨場感につながる要素です。必須の2つの要素が、単純には相反するわけです。

普通は速めたいときに説明で描写し、多少の臨場感を加えたいときには行動で描写したらいいと思います。問題は臨場感をきちんと出したいが、一連の動作が一瞬である場合ですね。上記の通り、単純には矛盾が起こります。描写の各文をできるだけ短くする手はありますが(体言止め多用も厭わない等)、限界があります。

4.過去形を生かして「終わってから振り返る」手もある

ですので、例えば「一連の動作が済んでから振り返る」という手法を使ったりします。まさに実況中継でやっている基本です。

「俺は何かにハッとしたと思ったら、もう右拳を真っ直ぐ突き出していた。なぜか相手は俺の脇でゆっくり崩れ落ちてゆく。そうか、ガードが下がりかけたのを見るや、体が反応してストレートを出せたんだ。」

例文ですので面白みも何もないのはご容赦ください。一人称の語る時点を明らかに未来に移すと、以下のようにもできます。

「ハッと気が付いたら、俺の横で相手はゆっくり崩れ落ちていく。レフェリーがコーナーに下がれと指示してくる。このときの俺は気が付いてなかったが、相手のガードが下がった瞬間、渾身の右ストレートを叩きつけていたらしい。」

この他にもコツはあると思いますが、ご参考までに。ただし、多用すると慣れで飽きるし、「またか」という感じがしかねないリスクもあります。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

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投稿日時:

元記事:モブキャラの設定はどこまでやる必要がありますか?

僕は初心者なのですがモブキャラの描写について悩んでいます。
ライトノベルはキャラクターどうしの掛け合いが重要な要素と教わりました。
そして僕の書き方はキャラクターを自然に描写出来ていないらしいです。
慣れれば頭の中でこのキャラはこういうキャラだって想像力を働かせることが出来るらしいです。
しかし僕は初心者だからかそれが出来ていないと言われました。
なので僕はキャラの設定をきちんとしようと思ってキャラシート使った方がいいかと思っています。
しかしながらモブキャラを一つ一つやっていると作業量が大変だなと思い相談したいです。

上記の回答(モブキャラの設定はどこまでやる必要がありますか?の返信)

投稿者 千歳 : 1

モブキャラは設定があまりないからモブキャラなんです。設定を細かく作り込んだならそれはメインキャラになるべきだと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: モブキャラの設定はどこまでやる必要がありますか?

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投稿日時:

元記事:【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈について

1.主人公の無双描写(能力・知識チート)の質について、その限度は?
 主人公を強く見せるために敵を弱くするというのは昔からあることですが、小学生レベルの掛け算で賢者認定、杜撰な知識で異世界改革など主人公が強い・すごいというより周りがひどいだけの設定や描写で主人公を賛美するのは無理がありませんか?

2.俗に「中世ジャガイモ問題(ジャガイモ警察)」と呼ばれる設定に対する解釈について
 いわゆる中世風異世界に「ジャガイモ」と呼ばれる農産物を登場させたときに「その時代にジャガイモがあるのはおかしい」という批判は、現実世界の歴史を基にした主張です。ジャガイモという名前に引っ張られる形でその歴史過程までも異世界に当てはめようとしてしまうことがおそらく原因でしょう。
反論としては、「異世界が舞台であり現実のそれとは違う」というものがありますが、この場合「ジャガイモ」という名称の由来が新たな争点となります。
異世界であるなら別に「ジャガイモ」である必要は無いのではないかというわけです。(無論すべての名詞を異世界風に改めるのは某FFのように読者の理解が追い付かなくなる危険がありますが)
 もう一つ話題になったものとして「異世界シャワー問題」があります。(僕はその作品を読んでいないので詳しいことはわかりませんが)異世界なのになぜシャワーがあるのか? という疑問だったと思います。ジャガイモやシャワーに限らず異世界に関する描写・設定について読者はどこまでを現実的に判断し、どこからをファンタジー的に判断するのでしょうか?(考えるだけ無駄という意見はこの際おいといて)

上記の回答(【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈についての返信)

投稿者 にわとり : 0

1.
 現代でも公教育がまともに機能してない国に行けば、とくに貧困層では掛け算ができない大人なんてザラにいると思うし、異世界の教育水準によってはそういうこともあるのかなと思う……。
 まあ掛け算はともかく、描かれている異世界の文化水準に比して、ご都合主義と思えるレベルで異世界人の特定の知識が欠落している、みたいな作品はもしかしたらあるのかもしれない。だとしても、それがいいかどうかは時と場合によると思う。リアリティは間違いなく犠牲にしているけれど、整合性だけが物語の価値のすべてじゃないし。
 ギャグとして面白く仕上がっているとか、平凡な主人公が予期せず異世界住民によって賢者に祭り上げられてしまう展開が後々のストーリーのために必要だったりとか、そういう物語上の要請があればリアリティを捨てるのも選択肢のひとつではあるので。
 とくに後者、主人公が実力以上にスゴい人物のように周囲から見られてしまう、っていうのは巻き込まれ系主人公で話を転がしていく常套手段のひとつです。能力を過大評価されているが故に、周囲から無理難題が次々持ち込まれてくるわけですね。
 だからまあ、そういう低レベル知識チートも、話のきっかけとして活用するのであればアリなんじゃないかなという立場。一方で話のオチとか緊迫した場面での起死回生の一手としてこういうことをやっちゃうのは、やっぱりだめだと思う。幸運で窮地を脱したってことになるとどうしても物語的に盛り上がらないので。

2.
 異世界ジャガイモ問題、これは、A.それはジャガイモなのか、とB.そこは中世なのか、の2つの論点があると思う。

 まずA.について。たとえば英語を知らない日本人がアメリカに長期間ホームステイして、現地人との対話の中で英語を学んだとする。彼は、日本ではジャガイモと呼ばれる食材を彼らがポテトと呼ぶのを聞いて「ああ、ジャガイモはこの土地の言葉でポテトと言うんだな」と理解する。もしかしたら日本のいわゆるジャガイモとはDNAや品種が微妙に違ったかもしれないけれど、彼の味覚はそれをジャガイモと認識し、彼の聴覚はそれを地元民がポテトと呼んでいると認識する。
 そんな彼が日本に帰国し、日本人に向かって日本語でホームステイ中に食べたものについての思い出を語るとする。そのとき彼はポテトについてどのように説明するだろう。とくに説明なく"じゃがいも"って呼ぶんじゃないだろうか。
 厳密には「ジャガイモによく似ているが日本のジャガイモと厳密に同一であるかどうかはわからない、ポテトと呼ばれる食物」と呼ぶべきかもしれない。けれどいちいちそんなまどろっこしい説明を加えていたらいつになっても話が先に進まない。
 英語と日本語だって厳密には一対一で対応しているとは言い切れない。それでもポテトをジャガイモと呼ぶような"処理"を施さなければ翻訳したことにならないし、聞いている側も理解できない。
 フィクションの異世界探検記も同じことなんじゃないのかなと思う。ジャガイモとは厳密には異なるよく似た作物であっても、それを作中でジャガイモと表記する(=日本人に馴染みのある用語に翻訳する)のは、特に不当ではない自然な言い換えでしょう。それを否定するなら、任意の名詞や動詞は"現実世界とは関連付けられない異世界に固有の概念"ということになるので異世界で見聞きしたことを何一つ日本人の読者に理解できるように説明することは不可能、みたいな話になる気がする。だからこれって翻訳の問題なんじゃないのかなと。そういう意味において、異世界ファンタジーでジャガイモを登場させる(作中でジャガイモと表記する)ことに問題はないと考えます。

 続いてB.中世という言葉にまつわる問題について。これまで長々語ってきてあれだけど、中世ジャガイモ問題の核心はこっちだと思う。ジャガイモ警察がなんで中世ヨーロッパ風の世界観にジャガイモが登場するのを問題視しているのかといえば、そこが中世ヨーロッパ風で、かつ現実の中世ヨーロッパにジャガイモは存在しなかったからなんだよね。だから近代ヨーロッパ風ファンタジーとか、中世ペルー風ファンタジーだったらおそらくジャガイモ警察は発動しない。そう考えるとファンタジーであることより中世ヨーロッパ風という限定の付け方が警察諸氏の反感を買っているものと思われる。
 これは言い換えると、現実の中世ヨーロッパをどこまで再現する必要があるか、っていう話なんだと思う。中世ヨーロッパ風って紹介されると、読者は自分が思い浮かべる"中世ヨーロッパ"と比較しながら作品を読みすすめてしまうので、知っている中世ヨーロッパの事情と違う設定が説明なしに登場すると、つい警察になって知識マウントを取りたくなってしまう、みたいな。
 フィクションだからほどほどでいいんだよ、っていうのもひとつの答えですが、どっちかというと中世を全面に出しすぎないほうがいいんじゃないかと自分は考えてる。世の中で流通しているほとんどの中世風って、実質的に"剣と魔法のRPG風"ですよね。そうやって看板と中身が微妙にずれてるから揚げ足取られるんだよ……と個人的には思う。
 クリエイターはフィクションの嘘について開きなおるべき時っていうのが確かにあって、スターウォーズで宇宙空間での戦闘シーンに音響効果がついている(真空中では音は伝達しないはず)ことを指摘されたルーカスが"俺の宇宙では音が鳴るんだ"という趣旨の発言をした話が有名ですが、中世ジャガイモについては若干事情が違うのではないかなと思う。もちろん個別作品によっていろいろあるし、中世ジャガイモ問題という言葉だけが独り歩きしたために鑑賞者が色眼鏡で読むようになったっていうのもあるけど、その前段階として創作者サイドが『中世風』って言葉を都合よく使いすぎていたっていう土壌は間違いなくあったと思うのよね。その点で、中世ファンタジーに安易にジャガイモを登場させるのは良くないんじゃないかと思う。

 まとめると、異世界にジャガイモがあってもいいけど中世にジャガイモがあるのはたしかに考証ミスにあたるし、中世にジャガイモはないっていう認識が読者感に共有されつつある局面でもあるので、2019年現在において中世ヨーロッパ風を標榜するなら、なんらかの対策が必要なんじゃないのかなと感じる。ジャガイモ警察、"お前ら読者じゃねーから"って切り捨てるには層が厚すぎるように思えるし、ジャンルに求められるトレンドの一種みたいに考えるのが作家側としては無難なのかもしれない。

 最後に異世界シャワー問題について。これはね、ほんと山本弘には怒りしかない。新人潰す気かよ。やめてくれ。
 現代的な上水道を仮定しなくても、どこかに貯水槽があって高低差で水が出てるだけの原始的な仕組みなのかもしれないし、舞台は娼館なんだから水とか衛生とか大事だろ。いかに中世風の世界観でも施設の性質上、きれいな水が大量に供給可能な立地だったとしてなんら不自然ではない。もっというとあの世界観自体がよくある異世界転生のパロディで、設定の細部がガバいとこもふくめて異世界転生あるあるネタをうまく取り入れてるんだよね。そういうの、ちゃんと読めばチバや神様の言動からわかると思うんだけどな。戯画化された世界観にマジになってどうすんの?
 とにかく読んだことないならJKハルは読め。めちゃくちゃ面白いから。性的な場面がいっぱいあるのでここにリンク貼れないのが悔やまれるが……。

カテゴリー : その他 スレッド: 【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈について

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