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玄翁さんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方についての返信

文章の中に挿入される記号のことを約物と言います。なので約物でググると詳しい情報が得られます。

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E7%89%A9

ポイントは、

1)本来、明確なルールはない。

これはサタンさんの仰っている通りで、書き手の感覚で決めても間違いではありません。で、実際のところ私もほぼサタンさんが書かれているの同じように使っています。

ただ、注意が必要なのは、

2)慣習的に事実上ルール化しているものがある。また、出版物特有の組版ルールがある。

という事情です。

組版というのは古くは活字に由来します。?!と!?はどっちでもいいのですが、確か活字の既製品が?!だけだったという話を聞いたことがあるような気がします(うろ覚え)。なので昔の印刷屋では!?はわざわざ作らなくてはいけないので大変だったということですね。三点リーダー2つがいいというのも、活字単位でやっていた名残だったと思います。

今は!?くらいワープロでも簡単に作れてしまうので問題ないわけですが。

ところがここに「組版」という日本語レイアウトの問題がからみます。まず「禁則」というのがあって、行頭に句読点や終わり括弧を置かないというのが代表例です。
それに加えて文字幅のバランスという問題もあって、漢字とアルファベットと約物を全部同じ大きさにすると見栄えが悪いんですね。そこで、文字や記号の種類によって幅を変えるということを印刷業界ではやっていて、これも業界的に緩やかにルール化されています(デファクト・スタンダードがある)。

*余談ですが、ワープロ・ソフトやレイアウト・ソフトの間で同じ文書ファイルをやりとりすると1行に収まる文字にズレが生じ、その影響で行数まで変わってしまうことがあるのは、これが原因です。あと、数文字分の字下げをスペースでやると、行ごとに頭が揃わなかったりします(そういう時はタブを使って強制的にそろえる)

そんなこんなで。
要するに印刷屋さんの都合で「こうしてください!」というのがまずあり、出版界がこれを受け入れて、だいたいのルールが決められています。
業界人の心理的特徴として、部外者が「自分たちの勝手ルール」にはずれたことをしているのを見るとイラっとするものなんですね(組版上、実際に不都合なケースもある)。
この出版界のルールを作家も受け入れて、文章作法がどうとか言っている状況です。
私なんかは大半は、「そんなの後生大事に言いふらしてるのって、バカなの?」とか思ってしまいますが、バカバカしくても業界で常識化している以上、ある程度従っておかないと「こいつ、小説の書き方のイロハも知らないドシロウトだな」と見なされてしまう原因になるので注意した方がいいみたいです。

上記の回答(三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方についての返信の返信)

スレ主 玄翁 : 0 投稿日時:

返信が遅くなりましたが、回答いただきありがとうございます。
また私自身は約物等全く知らず、それらに関する知識もご教示いただき大変助かりました。
印刷屋の都合からルールとして固まっていったと言うのは大変興味深いです。
現代ではソフトウェアによりどうにでもなりそうなものですが、昔からの慣例がそのまま続いていると言ったところでしょうか。

ともあれ、サタンさん、あまくささんのアドバイスで概ね理解できました。

上手く使いこなせるよう努力したいと思います。

本当にありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方について

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元記事:三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方についての返信

ぶっちゃけ、作法というか何らかのルールがあるわけじゃなく暗黙なので、好き好きで問題ないです。
三点リーダーなんて「沈黙」を表現する記号ではないし、でもそのように使われている。
「行頭は一段下げるべき」と言って、じゃあ地の文に詩を書いたりとか、長いセリフを改行したいがここでも下げるべきなのかとか、状況によって様々で今回のケースもその一端。

じゃあ、それはどう判断するのかって言うと、読者の立場になってみて、読みやすいようにレイアウトしましょう、という事以外にないと思います。
例えば「詩」の場合は状況を示す「地の文」と何かの引用である「詩」とを明確に差別化するため行頭は下げない、という選択をすることができます。
もちろん、空行で挟んで詩だけを孤立させれば行頭を下げても差別化できる、と考えることもできます。
長いセリフで改行する場合も、私は行頭を下げてる人と下げてない人の本を読んだ覚えがあります。

で。「記号」の場合はどうなのかというと、これは前の行とごっちゃになるケースが出てくると思うので、改行してますよ、違う行ですよ、ということを示すために行頭は下げたほうが良いと私は判断します。
あくまで私の判断というだけの事です。最初に書きましたがルールがあるわけじゃないので好きにやってます。
記号の後に三点リーダーが来る場合も空白を入れています。入れてない作品を見たこともあります。
そもそも「記号」は日本語ではないので、日本語の文章のルールには当てはまりません。
そういうルールがあると考えているのはおそらく大部分がただの慣例です。
なので、私の場合は「!」や「?」と同じ扱いで「☆」やら「♡」やらを扱います。滅多に使わんけども。
これらは「記号」として一括に扱ったほうが良いと個人的に判断しているためです。
正確に言えば「!」と「?」はピリオドの親戚なので日本語では句読点に類するものですが、しかし、句読点と考えると「!」の後ろに空白を入れるのは不自然でしょう。
句点や読点の後ろに空白を入れる風習は日本語にはありませんから。まあ結局のとこ句読点も記号なんだけど、これらは日本語の符号だから。

そんなわけで、自分が見ておかしくない形、わかりやすい形にすれば良く、間違えたら恥ずかしいような明確なルールは存在しません。
すんごい細かいことを言えば、そもそも我々が「小説の作法」と思ってる事は割と本来の使い方ではない「ルール外」の使い方だったりします。
例えば「!?」こんな使い方は本家の英文ではしない。というか「!!」と感嘆符を重ねる事自体変な使い方。ピリオド(の親戚)ですからね、これ。
三点リーダーは「リーダー(導く)」なので、本来は「第一章…………3p」という目次で使うような記号(二個セットで使うってのはこの名残)。
「ーー」といったダッシュは、日本語で言うと括弧と同じような記号。
でも、こんなん細かいことで、「……」は沈黙を表現してるし「ーー」は一瞬の間を表現してる。そう使ってきたので、それでいい。
創作は表現なので、そもそもルールなんて無いので、好きに使って問題ないです。
好きにやった結果が読者に伝わりませんでしたじゃ話にならないので、わかりやすさを考えて自分で決めましょう、という感じです。
なので、私は記号の後ろには空白を入れていますが、それは通例に従ったほうがわかりやすいと思うためです。

上記の回答(三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方についての返信の返信)

スレ主 玄翁 : 1 投稿日時:

回答ありがとうございます。
厳密なルールはないのですね。こちらのサイトで色々見聞きして文章作法については
何となくそうではないかと思いつつも今回の件は以前から自分の中で疑問として残っていたので、
思い切って質問させていただきました。

通例に従いつつも、あまりガチガチに考えすぎないようにします。
ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三点リーダとそれに伴う!や?の扱い方について

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信の返信

玄翁さん、こんにちは。サイドです。
返信いただき、ありがとうございます。

>昔と今とで世相が変わり、解釈も変わってきたのではないか

僕も同意見です。
ツンデレ、クーデレ、ヤンデレ、輪廻転生、世界系、ループものなどなど、流行と共に解釈や在り方は、変わって来ているとよく感じます。

>前者なら成長によって主人公が何かしら変化するでしょうし、後者は刑事ものとか時代劇によくありますが、平穏な日常があって事件が起こり、それを取り戻すため主人公が活躍し事件が解決してまた元の状態に戻る

書き上げた現状で判断すると、後者に寄っていると思います。
主人公は陽キャのヒロイン達の方法を真似て、事件に対処しようとしており、積極的に行動をしているので活動的です。
その一方で悪い噂が出回って嫌がらせを受ける事態は、メンタルへのダメージが大きい出来事にもなり、主人公はそれに苦しみます。
逆に言うと、その問題を解決できれば精神面でタフになり、成長したとも言えるので、そうなれれば前者の意味合いも含んでいると思っています。
現状のバランスを見直すと、前者の要素三割、後者七割くらいですね。

>最初は全くのぼっちだった主人公が何かのきっかけでヒロイン達と一緒になり、それによって事件が起きて主人公たちのコミュニティに危機が訪れ、それまで消極的で何事にも無関心だった主人公が事件解決に乗り出す。
>それは自らを守るためだけではなく、ヒロインや仲間達とそのコミュニティ、引いては自分の居場所を守るためにぼっちだった頃では考えられないほど行動力を発揮する。

はい、ストーリーはほとんど仰る通りのものです。
付け加えられる点があるとするなら、コミュニティの危機が訪れた際、一度、主人公がヒロイン達との繋がりを拒絶することでしょうか。
全てを失い、心の闇と向き合い、自分の本心を確認して、再びヒロイン達と繋がりを持つ、という流れですね。

>具体的な犯人が出て来なくてもそれだけのことをするようになったのなら、主人公にとって十分に成長したと言えるのではないでしょうか?

主人公はヒロイン達の為にも、事件を解決するという結果にこだわっており、行動をするだけじゃダメ、結果が出ないと成長とはいえないと考えています。
なのですが、初期設定から主人公は全てに対して才能がない、最後まで何もできない描写で話を進めてきたのに、突然、結果を出すストーリーにすると、違和感がすごいんです。(汗
形として、無力だけどひたすら頑張るから、周囲が感化される……みたいのを目指したんですが、ここの結果を出せるか否かと最後の結末は、想定が甘かったかと……。

>即席で考えてみた成長譚パターンで、サイドさんの考えるストーリーに全く即していないかも知れません。

いえ、先述した通り、全くその通りです。w

>…今気づきましたが、そもそもラブコメなら成長譚は合わないでしょうね。
>ふつーに事件解決、めでたしめでたしでやってしまうのが無難かもしれません。

起こる事件の原因には、三人いるヒロインの内、二人の主人公に対する好意、それに伴った主人公の心の推移が絡んでいるため、ラブコメ要素も序盤から入れる形になっています。
普通のラブコメで充分の様な気もしたんですが、今までの応募と一次も通らない傾向から、刺激的な事件を入れた方がいいのかも、と思い、ラブコメと成長を同居させる形になりました。
で、仰る通り、ラブコメと成長のかみ合わせの悪さに苦しんでいるところです。(汗

>今まで書いていたことをすっ飛ばすような結論になって申し訳ないですが、個人的には「自分が陰キャであることを受け入れた上で前向きに生きていく」が、今時の主人公象として受け入れられやすいのではないかと思います。
>まあ二に近いのですが、あえて言うなら「前向きに」の部分が主人公らしくあるべきところになるでしょうか。
この頃の主人公はそれすらもない、単に二のケースで終わる場合もあるようですが。

前向きになるという要素を入れるか迷っていたんですが、入れた方がよさそうですね。
「自分は自分だからいいや」で完結すると、投げやりな主人公になってしまいますし……。

>ちなみに一もありはありだと思います。
>フィクション、創作、ファンタジーと割り切って読者に心地よさを提供することに徹するため、リアルではちょっとありえないスーパーヒーローにしてしまうのも一つの方法だと思います。

「二」の主人公って爽快感に欠ける感じがしますよね。
僕自身もゲーム、漫画、アニメなどを見ていても、主人公がガンガン戦って前へ進んでいくスタイルは好きです。

>あえて言えばご自身の性に合ったものを選ぶのが無理なくお話を作れるかなと思うのですが。

まだ応募まで時間はあるので、最後まで仕上げてから、また見直してみたいと思います。
返信いただき、ありがとうございました!

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信の返信の返信)

投稿者 玄翁 : 0 投稿日時:

もうすでに書き上げているのならあまり大きく変化させるのは難しいところでしょうか。
ただ、細部を直すだけでもかなり印象が違って見えたりもするのですが。
再度見直して手を入れるのは…この掲示板内でも言及されている、下手するとエタりかねない私もやらかしてるパターンですが。

>コミュニティの危機が訪れた際、一度、主人公がヒロイン達との繋がりを拒絶することでしょうか。
>全てを失い、心の闇と向き合い、自分の本心を確認して、再びヒロイン達と繋がりを持つ、という流れですね。

王道パターンをうまく踏襲されているようですね。陰キャの性格から言っても自分なんかいない方が、みたいに自らコミュニティを離脱するのは自然な流れだと思います。

ただ御作の主人公は才能なし、取り柄なしの設定とのことですのでそこから活躍させるならまずはある種の底つき感を与える必要があるかと思います。

今までは自分ひとりだけだったから才能なくてもまあしょうがないで終わってたけれど彼女たちが苦しんでいるのに何もできないままでいるのは情けなさすぎるだろ、と強いショックと言うかこのままじゃだめだと言う風に主人公を追い込んで自分が変わらなきゃと思わせる必要があるかと思います。

その上で主人公に結果を出させるために知恵やらノウハウを伝授するコーチ的存在、例えばですが同じ陰キャでもめちゃくちゃ有能で行動力にも長けているが、カテゴリーエラーなんで学校内では孤立している先輩キャラとか出してみたらどうでしょうか?

最初主人公は言われるがままにするもまるで出来なくて、しくじったりもするけど彼女達のためにと不器用ながらも一生懸命こなすうち段々と出来るようになってくるとか。
先輩の方も元々ほとんど接点なかったし、主人公が号泣しながら土下座して頼み込んできた時はウザいなと思いつつも必死にやってる彼の姿を見ているうちに応援してやりたい気持ちが高まって、最終的には直接間接問わず手助けするようになる、とか。

上記のようにめちゃくちゃがんばる主人公ですが、その能力はあくまで火事場の馬鹿力的なもので事件が解決したらまた元のダメダメに戻ってしまうと言うのもありだと思います。
ゲームのキャラで、ラスボス倒せるほど強くなったはずなのに新作ではまたレベル1から?みたいな。

失礼ながら勝手に話を膨らませてしまいましたがそれらの点に私ならこうするかな、と考えてみたのですが…結局形にするのはサイドさんなんで、使えなかったらスルーしてください。

あとラブコメ部分は主人公と彼女たちの日常を描くためのものにして、主人公が彼女達(とそのコミュニティ)を守るため事件解決に向けて動こうとする動機を読者にも納得させられる材料として割り切った方がいいかと。
その意味では前半に集中して展開させ、効果的に用いるべきかなと思います。

まあでもある程度書き上げてるなら大きな軌道修正は大変だと思いますので、使えなかったらすみません。
何にせよ、執筆がんばってください。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 玄翁 : 2 投稿日時:

こんばんは。
以前に感想を書いていただきありがとうございました。

訳あってこちらにはしばらく書き込みしていなかったのですが、見覚えのあるお名前だったので今回に限り書き込みさせてもらいます。

前置きはこのくらいにして、陰キャの成長は陽キャとなることなのか?なのですが、これに関しては昔と今とで世相が変わり、解釈も変わってきたのではないかと言うのが私個人の考えです。

しかしご提示された内容の通り、物語の目的が主人公の成長ではなく事件の解決であるならばそもそも結果が違って当たり前かと思います。

前者なら成長によって主人公が何かしら変化するでしょうし、後者は刑事ものとか時代劇によくありますが、平穏な日常があって事件が起こり、それを取り戻すため主人公が活躍し事件が解決してまた元の状態に戻る、と言った感じになるかと思います。

もっとも今時はこう簡単に分類できるようなストーリー展開は前時代的なものとされる可能性が高いです。

主人公がヒロイン達と一緒になった詳しい経緯が不明なのでここからは完全に私の創作になりますが。
例えばですが、最初は全くのぼっちだった主人公が何かのきっかけでヒロイン達と一緒になり、それによって事件が起きて主人公たちのコミュニティに危機が訪れ、それまで消極的で何事にも無関心だった主人公が事件解決に乗り出す。
それは自らを守るためだけではなく、ヒロインや仲間達とそのコミュニティ、引いては自分の居場所を守るためにぼっちだった頃では考えられないほど行動力を発揮する。
具体的な犯人が出て来なくてもそれだけのことをするようになったのなら、主人公にとって十分に成長したと言えるのではないでしょうか?

即席で考えてみた成長譚パターンで、サイドさんの考えるストーリーに全く即していないかも知れません。
あくまで参考程度に留めておいていただいて、合わなければスルーしてください。

…今気づきましたが、そもそもラブコメなら成長譚は合わないでしょうね。
ふつーに事件解決、めでたしめでたしでやってしまうのが無難かもしれません。

さてそうなると、サイドさんが考える二つの主人公象のどっちがいいかの判断も若干変わってくる可能性もありますが…。

今まで書いていたことをすっ飛ばすような結論になって申し訳ないですが、個人的には「自分が陰キャであることを受け入れた上で前向きに生きていく」が、今時の主人公象として受け入れられやすいのではないかと思います。

まあ二に近いのですが、あえて言うなら「前向きに」の部分が主人公らしくあるべきところになるでしょうか。
この頃の主人公はそれすらもない、単に二のケースで終わる場合もあるようですが。

まあその方が個を尊重する現代の世相にマッチした主人公象だと冒頭の文に無理くり繋げましたが…。

ちなみに一もありはありだと思います。
フィクション、創作、ファンタジーと割り切って読者に心地よさを提供することに徹するため、リアルではちょっとありえないスーパーヒーローにしてしまうのも一つの方法だと思います。

その意味ではどちらもそれなりに需要があるとは思いますし、あえて言えばご自身の性に合ったものを選ぶのが無理なくお話を作れるかなと思うのですが。

縁があって書き込みさせてもらいましたが、所詮は他人の一意見です。
参考にしてもらっても流してもらっても全くかまいませんので、ご自分で納得のいくものを考えて決めていただければと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:こちらこそ申し訳ございません

玄翁様へ

私の方こそ一ヶ月以上も根に持つようなことをして申し訳ございません。
後から冷静に見れば玄翁様も憔悴されていることが文面から容易に推測できるような状況であったのに、回答者へのリスペクトを忘れて死体蹴りを繰り返すような真似をしていることをサタン様に諭されてやっと気が付けました。

ただ人のキャラクターを勝手に使うことは、それだけ原作者を傷つける行為であることは肝に銘じて下さい。
最低でも私は、世の中のライトノベル作家の方達及びそれを志す方達は「自分の作ったキャラクターを誰よりも愛している方」ばかりであると信じています。
そういった方達を配慮不足で悲しませることは二度としないと誓って下さい。

あともう一つ、こちらは完全に個人的なお願いなのですが、できればあなたのプロットをフォローして下さったhexa様とサタン様にお礼の言葉を述べてあげて下さい。
私は先述したお二方のおかげで、あなたのプロットにも利点があることを遅まきながら気が付くことができました。
実際にあなたのプロットにあった弟子を増設するという提案は、形は変わりましたが採用されることになりました。それはhexa様があなたのプロットの利点を抽出して培養してくれたからです。
hexa様が提案して下さらなかったらおそらく私はあなたの提案を廃案にするだけに留まり、進展をもたらされることはなかったでしょう。
あとサタン様が調停をして下さったおかげで、私はあなたと和解する決心をつけることができました。和解を受け入れるかはあなたが自由に決めて下さい。

上記の回答(こちらこそ申し訳ございませんの返信)

投稿者 玄翁 : 0 投稿日時:

私自身のことはさておき、マリン・Oさんがそこまで深く怒りと憔悴の念を覚えておられたことに正直愕然としております。

プロットらしきものでマリン・Oさんのキャラを勝手に拝借したのは具体的にストーリーの流れを書いた方が伝わりやすいだろうとの判断であり、キャラを貶めたりするなどの他意は全くありませんでした。

とは言え結果的にそれがキャラを勝手に弄んだと言われてしまえば弁明の余地はなく、ただただ申し訳なく思っています。

また私の拙案を使ってフォローして頂いた件につきましては、私自身は以前のスレッドはあれ以降自分の書き込みとそれへのマリン・Oさんの返信以外は見ていないので詳しいことはわかりませんが、これもまた自身の失言を発端として荒れた場をフォローしていただいたhexaさんとサタンさんにはこの場を借りてお詫びします。

あくまで一意見者に過ぎない私が色々と不快な思いをさせたマリン・Oさんに自分から和解してもらおうなどとは毛頭思っておりませんが、今後とも末永いお付き合いをさせてもらえるなら願ってもないことです。

また今回の件で、と言う訳ではありませんが私自身思うところがあり、当分の間こう言った書き込みは差し控えたいと思います。

書き込みしないと書いておいて、返信のあるごとにのこのこ書き込みに戻ってきてしまいましたが、ひとまずこれで失礼させていただきます。

場を荒らしたことで不快に感じられた皆様には重ねてお詫びいたします。

追伸 元の書き込みに誤っていいねされてしまいました。こちらもスルーしてください。
では今度こそ失礼します。

カテゴリー : その他 スレッド: 原作レイプの被害を受けました

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元記事:近世の政治体制について質問です

絶対王政の官僚制について階級や役職を細かく知りたいです

上記の回答(近世の政治体制について質問ですの返信)

投稿者 サタン : 1

読むせんさんが言うようにWikipediaで十分だと思うけど、階級や役職ってあたり組織図を知りたいんかなと思うんで補足程度にURL貼っつけとく
https://sekainorekisi.com/japanese_history/%E5%AE%98%E5%83%9A%E5%88%B6%E3%81%AE%E7%A2%BA%E7%AB%8B/
これは日本の幕末から近代のものだけど、異世界とかファンタジーを想定してるならまんま「神祇官」とかで通用すると思う。

日本は天皇家の力が強かった時代もあるけど絶対王政と言える時代はなかったものの、絶対王政ってようは中央集権化を図って王様に力(主に三権+軍事)を集中させましたって形だから、組織の実態としては普通に君主制で、そんで君主制ってのは君主がいる国のことだから象徴とはいえ天皇家がいる日本は君主制国家だったりします。
絶対王政・絶対君主制とは権力の集中度合いが違うだけね。
なので日本の組織形態は参考になると思うよ。

あとは、十二国記って中華ファンタジーでは古代中国の役職を参考にしてて、六卿とかでググれば出てくると思うけど、これも面白いよ。
十二国記は歴史小説じゃないしたぶん作者の創作も入ってると思うけど、組織形態がだいぶわかりやすいから、古代中国の資料と合わせて見ると解釈しやすくて参考になると思う。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 近世の政治体制について質問です

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投稿日時:

元記事:病的なほど遅筆で、心が折れそうです

まず、今まで五千字に満たない短編を気まぐれに何個か書いてきた程度の執筆経験なんですが
欲望を詰め込んだ長編小説を書こうと思い立ち、何ヵ月も設定を練り続け、十月頃にようやく固まった設定を元に本格的に執筆を始めました
しかし結論から言うと、未だに一話の完成にすら至っておりません

私はフリーターでして、ありあまる時間を使ってPCを開いて書こうと一日を費やしても話が進むのは滅茶苦茶調子が良くて1000字程度
多くの日は数百字進むか、書いては消しての繰り返しでほとんど進まないか、そんなレベルの遅筆です
そんな生活を3ヶ月近く続けて、未だに一話すら完成できない自分の能力の低さに愕然としました
短編を書いていた頃から遅筆でしたが、短編はそれでも書き上げれば「終わり」で達成感が味わえ、長編の場合とは違います
初心者の方でも速筆なら毎日のように数千字書いて一話一話の積み重ねをしている間、私はずっと同じ場所で足踏みしていたのです
それでも趣味として充実の執筆ライフを過ごせていたら良かったのかもしれませんが、私の目標は自分にとって最高な物語を自分に供給することでして、全く進まない現状に不満しかなく精神も磨り減りました
多くの人が次々と新たな物語を書いている一方で、こんなにも書けない自分は何なんだろうと最近は悩んでいます

やる気がないとか不調だとかスランプだから遅筆なのではなく根本的に最初からこうでして
私が小説を書くには数ヶ月かけても一話すら完成できないこの病的な遅筆と付き合っていくしかないと思うと心が折れそうになり、今はPCを開くのも嫌な気分です
悟りじゃないですけど、小説を書く上でもっとも大切なのは「執筆速度」だと思い至り
それがない自分は諦めるべきなんじゃないかと考えたり、思考がもうぐちゃぐちゃです
正直、自分でもどうしたら良いのか、何が聞きたいのかよく分かってないですが、とにかく相談したくて書き込みさせていただきました

上記の回答(病的なほど遅筆で、心が折れそうですの返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

自分のために書いてる人はだいたいそんな感じだよ。
小説に限らず創作って基本的には自己表現なんだけど、それを見る人が自分自身だと創作が成立しない(しにくい)って事がわかるかな。
別の事に例えると、そうだな、「今日一日あった事を表現する」という場合、彫刻なら出会った人や印象的だったことを彫刻に表現するし、イラストでもやはり印象的だったことをまとめて表現する。小説も同じだけど、では、「この表現」で一番簡単で単純な方法は何かっていうと、「会話」なんだよね。
会話ってのは自己表現の一番シンプルな形で、「今日の出来事」を家族か友達かに話すだけなんだよ。
じゃあ、その「会話」を自分相手に自分ひとりでやったら、どうかね。
根本の部分で何をどうしていいのかわからんし、気の向くまま独り言をしてて終わりがないし、同じことを二度やってるかもしれんし、まとまりなく適当に終わったりするんじゃないかな。

創作っていうのは目的じゃなく手段で、目的は「伝える」ってことだから、これは一種のコミュニケーションなんだよ。
だから、自分のために創作してるって人は基本的にあんまり書けないし、まとまりがなくなかなか完成しない。
新人賞でもWeb小説のランキングでも何でもいいから1つの目的を持つべきじゃないかなと思うよ。
会話、ないし対話するための土俵に上がれてないから、そもそも完成させる意味がなくて完成させなくてはという焦りしかないんだよね。たぶん自分でわかってるんじゃないかな。

それで、短編は終わりが見えるから書ける、長編の場合は違う、と書かれているけど、なら短編集を書けばいい話で、短編を書く能力があるなら長編も問題なく書けるハズなんですよ。
「勇者が魔王を倒す話」という長編を考えたなら、
最初に「勇者の村が壊滅して勇者が旅立つ話」という短編を書けばいい。
次に「盗賊退治をするが、気のいい盗賊で意気投合して勇者の仲間になる話」を書けばいい。
更に「魔王が王国の王城に現れて勇者一行はコテンパンに負けてしまう話」を書いて、
最後に「立ち直って魔王城へ乗り込み魔王を倒す話」を書けばいい。
4つの短編を通して読めば、これは長編でしょ?
むしろ、長い話を息継ぎなく書き続けるよりも、小さく起承転結を置いて一個一個クリアしていくような構成のほうが話を整理しやすいし、それは同時に読んでるほうも理解しやすく読みやすい。
短編ないし掌編のシリーズもの、という感覚で長編を書けば良い。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 病的なほど遅筆で、心が折れそうです

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:念話で括弧を使うべきかの可否について

現在、主人公1人称視点の小説を書いていてその中で人外のヒロインと至近距離でテレパシーを使って声を発さずに会話するシーンがあります。
この場合は双方とも普通の鉤括弧()でいいのでしょうか。

上記の回答(念話で括弧を使うべきかの可否についての返信)

投稿者 あまくさ : 2

小説の書き方に決まりはありませんが、事実上の「ほぼ決まり」というのは有ります。

1)声に出すセリフ → 鉤括弧「 」 ……ほぼ決まり。

2)内心の声 → 括弧( ) ……決まりではないが、多用される。

ご質問のテレパシー会話は特殊なケースなので、作品ごとに様々に表現されているのが実情でしょう。
括弧( )も使われますが、上の2と紛らわしいので他の記号や表現に使い分ける作者もいます。わりとよく見かけるのは行頭に――をつける方法です。他の記号を選択してもかまいませんが、あまり見慣れない記号を使うと鬱陶しくなるかもしれません。

>この場合は双方とも普通の鉤括弧()でいいのでしょうか。

それでいいかという問題ではなく、作者のセンスで好きなように表現すればよいということになります。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 念話で括弧を使うべきかの可否について

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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