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元記事:ヒロインに敢えてドン引きされそうな事をさせてどれくらい大丈夫か

私の作品(前回相談に来たなろうでの連載とは別)のヒロインには俗に言うギャップ萌えを狙ったキャラがいますが、いささかやり過ぎていないか心配になって来たので皆様のご意見を伺いたく思います。

彼女は平常時は内気で大人しい人物であるのですが、戦う時になると別人のように荒々しくなります。
この「荒々しくなる」というのが単に気が強い人物になるという範疇でなく、半分モンスターのような姿になって、殆ど理性を失って唸り声と咆哮以外にまともに何も言えなくなるレベルで暴走します。
攻撃手段も伸びた爪で皮や肉を抉り取るとか喉笛を歯で噛み千切るとかいった残虐方向の物です。魔法とか必殺技とか武器とか高尚なものは一切扱えません。
こんな戦い方をするので当然戦いが終わると敵の血と肉片でベトベトで、その度に「やっぱり自分は化け物で、生きてちゃいけない奴みたいだ」という自己嫌悪に陥ります。
この性質は話の進行によって幾分かマシにはなっていく予定ですが完全に取り除かれるものではなく、一生付き合うものとして表現する予定です。

私は主人公やヒロインは「この世に生まれたことが消えない罪」くらいのモノを背負わせたいという少々変な性癖ですが、全年齢でこれはやりすぎでしょうか。

上記の回答(ヒロインに敢えてドン引きされそうな事をさせてどれくらい大丈夫かの返信)

投稿者 あざらし : 1 投稿日時:

パターンを(A:既存作)(B:新作)に分類して書きます。

まずは(A)から。
ご質問に、

>私の作品 ~中略~ いささかやり過ぎていないか心配になって来た

と、ありますので既に読み始めた方がいらっしゃる(少なくとも冒頭は)発表済み小説ですよね。
ならば『読者がここまでの物語をどう楽しんでいるのか』を想定して決定すべきです。

パターン(B)
これから書き始めるならば『どれだけやっても大丈夫』です。
むしろ、そういった迷いやブレーキを排除して、バッキーさんが書き続けるのが辛くなる程度を目指し、あらゆる常識を破って突き抜けてください。
中途半端ってのは一番たちが悪いです。
やるなら徹底的に。

さて本題。
このように(A)(B)のパターンに分類したのは、読者が物語を楽しむためには最低限の決まりが必要だからです。
身構える必要も疑心暗鬼になることもありません。簡単なことです。
1)タイトル
2)冒頭可能な限り早く、できれば数ページで物語の楽しみ方、最低限ジャンルだけでも提示する。

商業作品の場合は”装丁”がついて回りますので、そこで知らせることもできますがプロは己の勝負どころである文章を使ってこれらを明示しています。

御作の雰囲気を書き込みから想像して例を出します。
知名度のある作品、かつラノベでの代表格としてなら、たとえば【浅井ラボ著:されど罪人は竜と踊る】でしょうか。
小説の発表からは時間が経ってますが、今年度アニメ化されてますので未見であっても比較的記憶には新しいかと思いますし、知名度を優先します。

1)されど罪人は竜と踊る
このタイトルを読むと薄ぼんやりとでも『おおよその雰囲気・大くくりのジャンル』がつかめるはずです。
”罪人”で不穏な空気、”竜と踊る”は比喩か直接か、いずれであっても連想の中にバトルを含んで読み解く方が多いでしょう。
センスの良さが光るのは”されど”ですね。『そうではあるが、しかし』といった前述の打ち消しをタイトルに持ってきています。
2)については、これはもう読んでください。小学館の書籍紹介に試し読みがあります【https://www.shogakukan.co.jp/search/site/%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A9%E7%BD%AA%E4%BA%BA%E3%81%AF%E7%AB%9C%E3%81%A8%E8%B8%8A%E3%82%8B】

4ページから”ポロック揚げ”のシーンで、物語の楽しみ方を紹介していますよね。
著者が『読者に物語の楽しませる約束』を明示すれば、あとは極論なにやっても大丈夫です。

なぜこれが必要なのかですが。
人間って不思議なもので、無意識であっても”いまから行う行動の結果”を予測し、予め準備しています。
これを酷く裏切られると不快感に繋がります。たとえば『紅茶のつもりで飲んだらコーヒーだった』や『塩と砂糖を間違った料理』といった誤認。(あくまで誤認の例え。これは脳の危険信号です)

もちっと近づけて、たとえば映画をレンタルしたとしましょうか。
タイトルは『○○の恋人』
ジャケットは女性と男性、背景にレンガ造りの建物とモミの木。
まぁ今日日なさそうなベタベタのラブロマンスだと誰しも思うはずです。
物語も中盤をすぎ、ふたりの仲も近づきそこでキスシーン。
ここでいきなりヒロインが主人公の顔面を噛み千切ったら、どうなるでしょう。
それがたとえ熱狂的なホラーファンだとしても喜ばない。これが正常な反応です。
仮にラブロマンスで、ゾンビになったヒロインを愛し続ける主人公であっても『そういった映画』だという情報提示が物語りには必要になります。

ジャンルの変更という、ありえないほど極端な例をだしましたが、それが同ジャンルでも程度があります。
高校生の部活を舞台にした格闘技漫画で、試合相手の首をへし折ったら、勝利ではなく不幸な事故です。
それがたとえ物語の盛り上げを意図していても、それまで楽しんでくれていた読者への裏切り。作者についていけません。
普通は物語の破綻となり、死亡事故という社会的な概念の中でもシリアスな代物が混入してきますから、少なくとも部活漫画という主軸の変更を余儀なくされます。※
普通の読者にすれば「それをやるなら初めっから(冒頭から)雰囲気だけでもやっといてくれ」って話です。

御作がA)ならば既存の読者を裏切らないように。
それが大丈夫ならバンバンやってOKでしょう。
B)ならば、1)と2)を意識してください。
読者が物語を楽しむための最低限の決まりを護るならば、なにをやっても大丈夫、ブレーキをとっぱらい全力でアクセルを踏み抜いてください。

面白いお話お待ちしております。
がんばってください。

※どっかの週刊連載漫画ではそういう実例もありましたがプロの技……ってか怪我の功名という感じ。不幸中の幸いという偶然性の高いレアケース。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ヒロインに敢えてドン引きされそうな事をさせてどれくらい大丈夫か

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元記事:描写の特殊なテクニック

小説を読んで地の文の描写や、イメージ描写でちょっと気になるものがあったので質問します。
ちょっと自分でもどう説明すればいいのか分からないのですが、「限られた地の文を用いて、読者がそこから背景や状況をイメージさせる」ものでした。
どういったものかと言うと例をあげるとすると、

①主人公は好きだった同じ会社に勤めている先輩女性に振られる。

②そのせいで主人公は何杯もビールを飲む。向かいの席で他人事のように笑っている同期の親友。

ここの②の部分ですが、主人公が直接居酒屋に行ったという表現は書かれていません。ただ、書いてあった表現、地の文は、
●もう何杯ビールを飲んだかわからない。
●向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
●失恋したことを知った主人公は同期に電話して呼び出した。
●愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

……これくらいですが、自分はこれですぐに主人公は振られたから友達誘って居酒屋でやけ酒しているということが分かりました。
しかし、さっきも言った通り、居酒屋という単語、または居酒屋の類義語は一切使われておりませんでした。なのに、確実に主人公が居酒屋で飲んでいるということは理解出来る。

他の作品でも、学校や教室という表現も使われていないのに、主人公と親友達が学校の教室で会話していることがイメージできる、というものも見ました。

限られた地の文から状況や場所を把握する。
こういうテクニックはどう使えばいいのでしょう?
自分は、主人公がやけ酒している。向かいの席で話を聞いた同期が笑っている……の辺りで、すぐにその場所が居酒屋と分かったので、読者の先入観を利用しているということでしょうか?

上記の回答(描写の特殊なテクニックの返信)

投稿者 あざらし : 3 人気回答! 投稿日時:

まずは、おめでとうございます。
着目された事柄を突き詰めて身につけられると、おそらくラノベ系、特に新人さんでは希有な著者さんになられる可能性があると感じます。
私のような読書好きからすれば大歓迎。

のっけから賞賛しましたが、前置きとして如何体かを。
直接的ではありませんが、仰っていること、これは小説に限らず『あらゆる物語の文法』のひとつと申して差し支えないと思います。
形式論理や認知的には『概念メタファー』ちょっと離れますが絵画等で使用される『アレゴリー』も延長線として扱っても良いように感じます。

認知としての話から入ります。
書き込みされています例のシーンですが、もっと情報が少なくとも(面白みは置いといて)成立はしますよね。
1)対面に友人がいてビールを飲んでいる
2)隣の席で飲んでいるOLが笑っている
この2点だけの情報で『さて、どのような場所でしょう?』とクイズにされても答えられますよね。
導き出すヒントは1)対面に友人、これだけでは家かもしれませんし、なんなら終業後の社内でもありえます。
ところが2)に人物名では無くOLという一般名詞があり、ここから”誰かはわからないのだろう”同時に”その状況で不自然では無いのだろう”という推論ができます。
まぁ状況としては移動中の新幹線車内だってありえますが、一般的に多くの人が抱く概念としては居酒屋ですね。

これをかみ砕くと『読者(鑑賞者)が感じ、自ら導き出した答え』です。
これは直接的な表現と比較して、遙かに強烈に印象に残ります。例えは悪いですが『洗脳の基本』『詐欺師手口の基本』なんかもコレです。
ここらは実際、林檎県さんが”気になった”と書いてらっしゃいますね。こうなったのは小説を執筆されている立場だけでもなく、そうなるように著者が読者をコントロールした技でしょう。

冒頭で『あらゆる物語の文法』と書きましたので、使い方については映像作品を例にさせて頂きます。
誤解を恐れずに明言してしまうと、テレビと映画の違いです。
一応書きますが、以下はメディアとしての優劣ではなく、性質だとお考え下さい。
【前置きが長くなります。●マークをつけときますので不要なら飛ばして下さい】


テレビ番組、特に民放の場合は視聴率という宿命が課せられていますよね。
映画の場合は興行収入がこれに当たります。
一見似ていますが、映画は入場料をもらった時点で収益が決定されます。
あくまで極論すれば、ですが『観客にブーイングくらおうと、絶賛を得ようと、入場者が多ければそれで商売になる』という事実です。(極論は、口コミや批評というモロモロをすっ飛ばしている点)
いやらしい話、俳優の人気・広告費なんかで興行収益を予め計算して作り、中身がスカスカでもビジネスとして成り立つ……と、まあ某日本映画の悪口みたいな話。
解りやすい例は、洋画に演技力を無視して芸の無い芸能人を吹き替え声優として起用するケース。映画ファンの間で炎上騒ぎになった【プロメテウス(2012年米英)】なんかが有名ですね。
一方で観客は金を払ってから観るわけですから、映像作品として大冒険もできるという可能性があります。
人によっては退屈と感じられてしまうようなペースで淡々と物語をすすめ、中盤から徐々に盛り上がっていくような物語は映画の方がやりやすい。
好例としては【ディアハンター(1978年米)】でしょうか。冒頭よりありふれた日常生活から結婚式までのシーンがかなり長く30分近くあります。もちろん見終わると重要なシーンで、だからこそ物語が引き立つのですが、小説でこれをやると、かなり高度な筆致が要求、というかプロであっても凡百の著者ではハッキリと無理でしょう。

テレビは簡単ですね。
民放の場合、お金を払うのはスポンサーであって視聴者じゃありません。
全てとは申しませんが『おもしろさで勝負!』『無名俳優でも上手ければ使う』といったドラマ作品は、ゴールデン枠からはずれ、22時以降~深夜帯が指定席になってます。(深夜帯なら面白い、なんて戯れ言は死んでもいいませんが)
極論すれば、テレビ局にとって重要なのはCM。テレビ局の立場にすればCMの間にドラマの放送をやってます。
言い方を変えれば『テレビ離れが進んでる時代、とにかくスポンサーにそっぽ向かれない』が最優先事項かつ至上命題で、視聴者はそのための存在です。
結果として(今が旬の顔を出す&枯れ木も山の賑わい)(チャンネルを変えられない工夫)(家事をしてようが携帯ゲームをやってようが成立する番組作り)(誰でもわかる内容)こういったところに落ち着きがちです。
口悪く言えばバカですら観てくれないと困るのが民放。(テレビ局に恨みはないんですけど。もちろん時間帯による視聴者の集中度合いってのもありますよ)
もっと言えば、ぶっちゃけ『少なくとも稼ぎどころの時間帯では、真剣に観ないとついていけない』という番組作りはやりにくい。
不特定多数、誰がどのような状況で観ようとクエスチョンマークの出ないわかりやすさ。これがテレビドラマの王道になってます。

さて、長々と書きましたがメリット・デメリットがあって故です。
メリットは冒頭でも書きましたが、読者本人が状況から導き出した答えですので、それだけ印象が強くなりますし、ものによってはインパクトさえ与えてくれます。
デメリットの筆頭は、やはり使い方次第で物語を楽しむハードルにも転じます。

実例を交えるために一本映画から。
【黒澤明監督:椿三十郎】レンタルで簡単に視聴できますのでどうぞ。工夫の塊、物語展開のお手本みたいな映画です。
件の映画ですが、冒頭のシーン。主人公の椿三十郎がある村に足を踏み入れます。
ここで人気の見当たらない寂しげな村の奥から一匹の野良犬が歩いてきて、その口には刀で斬首されたとおぼしき人間の手が咥えられています。
時間にして、ほんの数秒ですがこれだけで『その村が置かれている状況の一片』が観衆に理解できる素晴らしいシーンです。
わざわざ書くほどではありませんが、
1)犬が咥えている手の持ち主がいるだろうことから、少なくとも無人では無い
2)斬った相手の存在を推定できることから、最低でも複数。
3)おそらく治安は良くないであろう
こういった事です。

ここまで来ると、観衆の興味は『村にいる人』に注がれますよね。
窓の隙間から主人公をのぞき見る視線、これだけで更に状況説明ができてしまいます。
テンポが素晴らしくよく物語が運んでいく、という訳ですね。
はい、小説でも使えるテクニックです。

同時にこれはテレビには不向きな方法。
『真剣にスクリーン(画面)を見つめている』という大前提でこそ成立します。
一瞬手元の携帯を見たり、そこまでいかずとも”おかずに伸ばした箸の先”に視線を落としただけで見落とすような時間ですし、そうなると物語に置いてけぼりを食らいますよね。
もうひとつのデメリット。
この程度の読解力に頭の良さは不要、並で十二分ですが、やっぱり世の中は広いので、言葉が悪いですが、その、オツムに血の巡りが悪い方にはサッパリになります。
ある意味『読者(観衆)の一部に物語を100%楽しみきれない人が発生する可能性』があります。うん、テレビ的には向きません。

ぶっちゃけ小説も同じです。
結構、小説ってのも二極化してます。
A)『誰でも楽しめるように徹底的にハードルを排除する』
B)『解る人に(より)楽しんで欲しい』
どっちが悪いってことじゃありませんので、これは著者さんのスタンスでしょう。
小説によってB)のハードルは様々です。
極端な代表例はハードSFですね。興味がないひとは無論、下敷きとなる知識がないと読むのが苦痛という話になりかねません。ここらはひとえに分母の大きさ。イーガンの小説が各国語に翻訳されるのはハードSFの熱狂的ファンが存在するから、というような話です。

同時に、物語が面白ければ、B)を楽しめる人はA)も楽しめます。趣味の問題だけ。
A)を楽しめる人にB)も楽しめるようにするのが本題。
ここは『理解できない人にも楽しめる書き方、』そのハードルのさじ加減。

A)をターゲットにしても同じです。
さじ加減を間違って、読者の読解力を徹底的に疑うと極めて読みにくい小説になります。
さすがにここまでになるとプロではなく素人さんの小説になりますが、極端な著者さんになると、個人的にも”もうちょい読者を信用したれよ”という感想を書いたりすることもあります。

なんだかんだいっても、使いどころと見せ方はやっぱりセンスがものをいいます。
抽象的感覚的なこと故、ざーっと流しても長くなっちゃいましたがお許しを。
ではでは執筆がんばってください。
応援いたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写の特殊なテクニック

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元記事:どないせえと……。

実は、某ラノベ新人賞の応募の評価で、困っています。

簡単に言うと、審査員の方のミスについてです。

まず、主人公の設定で、ある知っている知識についての何も説明が無いと言われた事があるのですが、作中できちんと説明しています。
※どういう事かと言いますと、主人公は小説家で、小説を書くのに必要な知識としてそれを知っている、と作中で説明しています。

以上は、単純に審査員の方の見落としで、違う評価をされたと思われる事が1つ。

次に文法についてです。
以前、「!」や「?」の後ろに1文字分空白を入れる様に指導されたので、それからはそうやって書いているのですが、今度は逆に空白は必要無いと言われました。
これ自体は作品の内容の評価とは別だと思うのですが、同一の賞の審査で違う事を言われると困ってしまいます。

他にも、審査員の方によって同一の事に対して違う指導をされる事があるのですが、

そういう時は、本当にどうしろって言うんですかと思います。
どっちに従えば良いのさと……。

上記の回答(どないせえと……。の返信)

投稿者 あざらし : 1 投稿日時:

はじめにお断りしますが、あくまで評価を元にした書き込みです。御作を読んでいませんので本当のところは解りません。
もう一点。新人賞の応募評価とありますので、プロを目指されているとして書いています。有り体にいえば厳しい書き方をしていますのでご了承を。

>以前、「!」や「?」の後ろに1文字分空白を入れる様に指導されたので、それからはそうやって書いているのですが、今度は逆に空白は必要無いと言われました。

業種はことなりますが、文字レイアウトは私の生業に密接に関係します。その上でお答えしますが、明確なルールは存在しません。どちらかというと慣例です。
ただし商業的な印刷物(パンフレット・カタログ類)に関しては『空白をいれる』のが必須レベルの慣例です。
その上でのお答えですが『御作を応募された出版社の慣例に従う』これで、まず問題ないはずです。その出版社、応募されたレーベルで確認すればすぐ解りますよね。
もし、その上で指摘されたとしても『御社の慣例に従いました』というだけの話ですし、それこそ『評価した人のミス』という自己判断もできるでしょうし、場合によっては『拙作の小説を考えた上でレイアウトを斯様にしました』という言い分も発生させることができるはずです。

>ある知っている知識についての何も説明が無いと言われた事があるのですが、作中できちんと説明しています。

その説明が(一般読者を対象とし)物語を楽しむ上で必須であるならば、読み落とされるような書き方が問題とも思えます。
少々たとえ話を交えますが、部下なり子供なり、なんなら部活の後輩でも良いです。迷える狼さんが説明をし、理解と実践をさせなくてはならない責を負う場合にどのように話しかけるべきでしょう。
少なくとも食事中にする雑談の延長で、さらっと流すような話し方では相手に「そんなことは聞いてません」と言われるかも知れません。
重要度の高い話をするときは準備が必要です。
仮に食事中に話を持ちかけるならば、一端箸を置き、食べるのを中断し、相手もまた聞く体制になっていることを確認した上で発言するべきです。
と、いうのを小説に当てはめ、お手本となるような著者数名の作品で確認してから御作を読み直してみてください。ひょっとするとご自身で気づかれる点があるかも知れません。

>どっちに従えば良いのさと……。

企業から明確な指示があるのは『絶対に守ってもらわないと困る、弊社と貴方にとって致命的なことになりえます』という意味と読み取って、まぁ大きくは外れません。
ただし『少なくともプロを志している人ならこれぐらいは常識として自学しておけ』は割愛されるものです。(相手に非常識と受け取られた場合、時によっては門前払いってことです)
不親切であたりまえ、出した情報をどれだけ租借して答えを出したのかを見極めるというのも立派な審査です。
応募したその企業に利益をもたらし、そこで初めて”お客様”の一面が出てきますので、それまでは我慢してください。
業種問わず公募とはそういうものです。

最後に全体的に感じたことを。
指摘を受けられた内容ですが、おおよそ”些細なこと”だと感じました。説明不足については肝心の物語を壊すほどでなければ他にもっと書くことはあるでしょうし、レイアウトについては言わずもがな。
あくまでご質問内容からの想像ですが、ここから感じたことは二点。
1)評価を書くのに困った
2)評価を書くのに非常に困った

1)は『物語が面白すぎてベタ褒めしたい。でも改善点も評価のうちなんで書いておこう』
2)は『あまりにも平均点。悪いところも良いところもありすぎて、どこから指摘したら良いのか悩む(ありていには”たいくつすぎる話”だ)』
審査員の理不尽さに恨み言をいう前に、自身のプロ予備軍としての至らなさに注力するほうが間違いなく迷える狼さんの成長につながるはずです。
だってですね、

>どっちに従えば良いのさと……。

これは自身の作品に絶対の自信を持った人には単純なこと。”自分に従う”という答えで良いんですよ。

ここまで書いたことはもちろん、あくまで想像の範疇から導き出したことです。
二点あげましたが他にも色々考えられます。
その中でも特筆すべき原因『絶対に面白い! なぜこれを夢中になって貪り読まない!』だってありますが、この場合は運です。
”運も実力のうち”と申しますが、これは事実です。
対象が大人数となる公募ほど、はっきり運の良さが影響します。どう努力しようがこちらで審査員は選べませんから、そこで迷いを出しても時間の無駄です。
たとえそうであっても運のなさを悔やむことのないよう。クリエイターの重要な資質は鋼の心よりも柳の心です。折れちゃ駄目。迷える狼さんにたたき付けられれくる強風を柔らかに往なして下さい。
めちゃくちゃ運が悪かったら、10回チャレンジすれば良いだけです。それでも足りなかったら100回チャレンジしましょう。停まってる暇なんてありません。
全ては『前進するためだけ』に注力して下さい。

好きなことしてお金を貰えるなんて、こんな嬉しいことはありません。それがプロです。
ただ流石に”好きなことだけ”では対価は得られません。
此度のことは『先々金儲けするために、ちょっと自分も代価を払わねば』と納得し、気持ちを切り替えて次作に取りかかられることをお勧めします。

執筆応援いたしますと共に、おもしろい物語お待ちしております。

カテゴリー : その他 スレッド: どないせえと……。

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元記事:ストーリーを作っていくコツとは

はっきり申しますと、自分は作家志望の底辺初心者です。
自分は長編を一本も書き切ったことがありません。故に新人賞に投稿したことは一度もないです。
こんなストーリーを書いてみたい、という思いでワンシーンを書くくらいが自分の限界です。世界観のアイデアやキャラクターのアイデアが浮かんでも、アイデア止まりで終わってしまいます。
自分とは違い、何度も新人賞に原稿を出している作家希望者や、様々なストーリーを執筆している方は数多くします。
彼らのようにたくさんのストーリーを作るにはどうすればいいのでしょうか?

自分とストーリーを何本も完成させる、または新人賞に応募する方々とは才能の違いによる思い、自分に諦めをつかせようともしましたが、それでもやはり夢ですので、そう簡単に諦めきれず、小説を書きたいという思いが強まるばかりです。
才能を羨んでばかりではいられないので、情けない話ですが、アドバイスをお願い致します。

上記の回答(ストーリーを作っていくコツとはの返信)

投稿者 あざらし : 0 投稿日時:

お悩みですが、一歩下がって客観的に見つめられる必要性を感じました故、ちょっとたとえ話から失礼。

知人にラーメン屋を始めたい方がいらっしゃるとしましょう。
彼は「一国一城の主として誇れるラーメンを作りたい」と志しています。そのために具材の研究から始めました。チャーシュー・煮卵・メンマと熱心に試行錯誤と研究を続け、自分でも悪くないと思える程度の具材は一応できました。
ところがラーメンとして完成させる、肝心の麺とスープが手つかずです。熱心に作り上げようとしているのですが、それができないと仰っています。
さて。
野乃さんなら、彼にどうアドバイスされますか?

私なら、ですが「世のラーメン屋がたった一度の試作品で店を開いたとお思いですか? 少なくとも客が何度も足を運ぶだけの店、そこの主人には回数を忘れるほどのトライアンドエラーがあるはずです。あなたが作った素晴らしい具材もそれだけではラーメンとして売れませんよね。とりあえず下手でもなんでも完成させてみましょう。完成したラーメンが存在しなければ、改善点は絶対に見えません」
こんな感じでしょうか。

ご心配されずとも”完成させることができない”というのは小説に限らず創作において、ジャンル問わずに一定数の方がはまり込む悩みです。
私事ですが、2週に一回ほど教育機関で客員みたいなことをしていますが同じですよ。もちろん手助けはしてますが、究極的には本人しか解決できない問題です。

まずは、ご自分に約束を。
1)期限を設ける(ルーズすぎず、カツカツすぎず)
2)一年後の自分に怒られない行動を。書かなくても誰も困らない。書かずに困るのはあなただけ。
3)完成が第一、上手下手以前の問題。(第三者からみれば)完成したものが何もなければ、それは何もしていないのと大差ない。

>自分とストーリーを何本も完成させる、または新人賞に応募する方々とは才能の違いによる思い、自分に諦めをつかせようともしましたが、

他人の作品と比較するというスタートラインに立つには完成作が必要です。
まだスタートラインに立ってませんから、才能もなにも解らない。
なんら才能がないなんてことはありませんし、才能ってのは二段飛ばしで階段をあがるようなこと。地道に一段ずつ上がればよろしいです。

もうひとつ、重要なことを。
『クソみたいな駄作を量産する使命をご自分に課して下さい』
絶対に間違いなく、数を書けば技術だけは上がります。(頭は使ってくださいね)
あとはセンスを磨いて下さい。

とりあえず一本、これ以上無くベタで安直で先が読める、自分で馬鹿馬鹿しくなるような作品を一本産みだして下さい。
つまり野乃さんにとって最悪の物語ですね。
書き続けていると「どこが悪いか解らない」というやっかいな敵がまま現れますが、そのときに役立つはずです。(下をみてやり過ごす、ってのじゃあありませんよ)
不思議と悪いところというのは、無意識に引きずっている場合があります。

なんにせよ完成させるには熱量が必要です。
ということで、一本タイムリーな映画を紹介して終わります。【バーフバリ:https://www.youtube.com/watch?v=cXpD5pzhIZg&feature=youtu.be】
インド映画です。当初一週間のみの公開予定だったのですが、熱狂的な口コミで話題になり長ロングラン上映になった映画です。友人に映画好きがいらっしゃれば聞いたことがあるかも。現在は世界向け版ではなくインド公開時のノーカット版が上映されてます。【伝説誕生】が一本目。紹介した【王の凱旋】は2に相当しますが、既に一本目は公開終了となった地域が多いため、2の紹介となりました。
もちろん一本目から観ることを推奨しますが、無理ならダイジェスト【https://www.youtube.com/watch?v=bP4s2AMheY8】を観てからでも大丈夫です。あらすじを知っていても楽しめるという希有なほど熱い映画です。できればIMAXでどうぞ。

執筆がんばってください。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーを作っていくコツとは

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元記事:ラスボスのキャラクターに関して

最近一年がかりで小説を完結させました。
それで知人に見せたのですが、ラスボスのキャラクター性を酷評されました。

キャラクターとしては騎士道と美学を重んじるキャラクターなのですが、同時に厳しい価値観も持っていまして、家族を守るために戦う主人公を下した時「家族を守るために貴様が傷つけば、当然貴様の家族も傷つく。そんな理由で戦うのは傲慢の極みだ。」という発言をしました。
(ただしこのセリフの後に続けて「最後の最後まで私に向かい続けた勇気は認める」と言って主人公の事を認めています)
知人はそれが気に入らなかったみたいで、『こんな危険思想に取りつかれた奴が騎士道だの美学だのを語っていると吐き気がする』とか『ステレオタイプなスーパーヴィランをラスボスにして勧善懲悪にした方がよっぽど面白い』とまで言われてしまいました……

個人的にこのラスボスは、自分の思うかっこいいボスキャラクター像を意識して設定を組んだので、かなり自信喪失しました……
慰めが欲しい訳ではございません。ですが、もしこのラスボスが良いラスボスなのなら、あるいは本当に問題があるのなら意見を下さい。

上記の回答(ラスボスのキャラクターに関しての返信)

投稿者 ヘキサ : 2

うん……騎士としてその価値観は厳しいですね。
基本、戦う人は死を覚悟しているのが常態です。

特に古い考え方では家(もちろん家族含む)や土地を守るため、の意味合いがすごく強い。あと、現実と同じ価値観だと「女子供」を戦わせるわけにはいかない。男女の力の差が古い時代ほど明確だし、子供を生き残らせないと未来がないから。

ゴルゴ13で有名なさいとう・たかを氏いわく「男の人生なんてのは、所詮おまけみたいなもんだよ。子供を産んで育てる女の人生に比べたらさ」好き放題女性食い散らかしてハードボイルドを貫いているゴルゴの産みの親が仰るからこそ、深い言葉なんですが。子種撒き散らしたら後は外で散ってこい、的な。

そのラスボスに関しては、主人公との利害関係にもよるとは思いますが
「情けのかけどころを間違ってる」と思えます。
「勝てないのが明白なら戦うな」と言いたいのかな?
ま、その先に待ってるのが独裁者の恐怖政治だとしたら、お先真っ暗としか言いようがないですが……

非暴力・不服従で有名なガンジーは「ただし、服従せざるを得ない状況なら、暴力をもって戦うことを否定しない」という考え方だったらしいですし。
なんでも人が傷つくことを避けりゃいいってもんではない……ということではないのかと。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラスボスのキャラクターに関して

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投稿日時:

元記事:妻妾同居の中での純情

とある女子高生が、4歳年上の妻のある家庭に同居することになりました。
理由は家出さがしから、
援助交際にもし居場所を求められたらという、儚い期待、浅知恵から。
しかしその願いは偶然にも成就し、二人は同居まで始めますが、障害が待っています。
そこ交際相手の男には同居人がいまして、腹違いの妹なのです。
三人の同居生活は上手くいきません……
当然でしょう、腹違いの妹とは、彼女の同級生なのですから……
しかも愛人正弘とその妹が、肉体関係があることが発覚してしまいます。
ドロドロの三角関係の中、栞は順子を責め、それでも平然と順子は栞理と肉体関係を求め、要求します、彼女はなれているのかもしれません。
しかしそんな腐った順子にも、清潔な憧れがいるんです。
鈴木=テスラ・今日子というセルビアクォーターです。

『順子の癖は、部活での今日子の勇姿、筋肉、体臭、笑顔から真摯な態度と、明確な指導方法に、
時には溜まらず学校のトイレで自分を慰めることすらありました……』

さて質問ですが、女子高生が、いわゆる妻妾同居のなかに、恋人未満の先輩に対し、憧れという遥かな性的慕情を抱いたとき、彼女自身を慰めるのはありなのかなって、もちろん今日子とは致しません、行為にもいたりませんから。

いかがでしょう?
ハイかイエスで答えてね、みたいなことは言いません、
お好きにお答えください。

上記の回答(妻妾同居の中での純情の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0

ぐ、ぬぅぅ……。
こ、こ、これは、マジでキツイ!

どうも……、壱番合戦 仁です。
   ・・・・・・・・・・・・・・・
これ、どう考えても18禁じゃないですか!
ラノベの18禁レーベルって聞いたことがありませんよ!?
少なくとも、お子様には見せられない内容だと思います。。
「僕は友達が少ない」の自慰行為シーンが、せいぜいギリチョンパのラインでしょうが!
ダメです。
最悪の場合、『音に名高い発禁本になりますよ』!(情けなくてPCの前で爆笑)
いやね、馬鹿にしているつもりは無くて、ただ心配で言っているのでそこは気を付けてください‼
以上!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 妻妾同居の中での純情

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投稿日時:

元記事:苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。

どうも、しがない小説家の九十九零(つくも ゼロ)と申します。
いつも小説創作のヒントを得るためにこちらのサイトを利用させていただいていますが、掲示板を使うのは初めてです。
まだ不慣れなところがたくさんあると思いますので、何卒よろしくお願いします。

さて本題ですが、私は「小説家なろう」及び「カクヨム」にて「反逆正義」を連載しておりますが、感想やコメントはおろか、アクセス数すら満足に伸びずにいます。

内容を簡単に紹介すると、「親の希望を満足するためにとある学校に送り込まれた主人公たちは、その学校は実は地獄のような場所だと知り、教師たちに抗議を持ちかけるが、学校から出るためには教師全員を倒す必要がある」というストーリーです。

主人公たちは途中で超能力のようなものを覚醒させ、それで様々な舞台(ファンタジー世界など)で教師たちに立ち向かうという熱い展開にする予定です。

この小説を思いついたのは2011年にとあるゲームからインスピレーションが湧いて、最初は冒頭部分しか書けませんでしたが、2014年にキャラクターを大幅に増やし、舞台も現実世界からファンタジーまで拡大することで、2015年から正式になろうに投稿することにしました。

以前専門学校で設定を先生に見せた時、「キャラクターが多い」と指摘されましたが、マルチメディア化を目指しているので、やはりこれぐらいの方が多いかと思います。(現時点では50-70人ぐらい)

構成としては5段階を予想して、2018年6月15日にようやく第1段階は完結させました。第2段階は主人公たちが教師たちが用意したファンタジー世界に転移し、そこで新たな冒険に出るという感じです。

さて問題ですが、「これぐらいの内容なら大ヒット間違いなし!」と意気込んでいまぢたが、5年間連載しているにもかかわらず、なろうのアクセス数がたったの21000ぐらいしかありませんでした。(字数は70万字で、文庫本5-6冊ぐらいは出せると思います)

感想もたった1しかなく、それも大学の先生がくれたものです。

第1段階を完結させたその日はアクセス数が伸びており、「これでようやく評価させる」と喜んでいましたが、次の月にまたいつも通りに落ちてしまいました。

焦った末に私は2018年末にカクヨムにも投稿しましたが、こちらではコメントやレビューをいただいたものの、なろう以上にアクセス数が伸びませんでした。

このままでは、書籍化はおろか、アニメ化も夢のまた夢でしょう。
私はすでに各キャラクターに出演する声優さんを決めており、一緒にお仕事できる日を待ち望んでいますが、今はただ時間が無駄に過ぎていき、見る見る声優さんたちも年を取っていくのが目に見えます。

コンテストも何回も応募しましたが、どれも一次選考すら通れず、失敗の繰り返しでした。

「別の作品を書いてみて」という意見もいただいたのですが、やはり5年間も続けてきた作品ですので、思い入れがあってどうしても諦め切れないんです。
私は一体どうすればいいでしょうか?

もしお時間のある方は、私の駄作を読んでご意見をいただけたら幸いです。感想や批評なども受け付けております。
https://ncode.syosetu.com/n7727cl/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887803930

何卒よろしくお願いします。

上記の回答(苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信)

投稿者 ヘキサ : 3 人気回答!

文章力に関する指摘は他の方から出ているので、構成のほうを見させていただきました。「プロローグ」は映像媒体の担当者がその時ピックアップすればいいだけで、小説では無意味どころか逆効果です。単行本一冊で終わるミステリーの冒頭なら許容範囲ですが、逆に「このシーン、どこに繋がるのかいつまで覚えていなくちゃならないんだろう……」と徒労感を覚えさせるうえに、執筆側としては「そのシーン」になった以降の文の切り出しに困るという、マイナス面しか思い当たりません。

あと、リボルト03の冒頭まで読ませていただきましたが、「アバン」とあるのはアニメ化した際のアバンタイトルでしょうか。そうすると、一話でややアブない感じのする車掌もとい運転手が乱暴な運転をしたのみ、二話は生徒たちの紹介を数名したのみ、三話以降もしばらく校内の紹介のみが続くようだと解ってここで断念しました。通常TVアニメ等では一話の後半で不穏な事件の発生などが起こると思うんですよね……

その後もリボルト05の脱兎組の結成までおそらく事情を知らされるのみ、異能などの発現はおそらくは第二章以降、最後の第4章もリボルト17の「束の間の憩い」という、明らかにひとまずの区切りの戦闘ではない休憩シーンで13部ほど使っているという(個人的にバトルものの休憩シーン自体の有用性は認めておりますが、このタイミングの挿入はないだろうと思うし長すぎると思う)。メディアミックスを意識した構成としてもうまくいっていません。

いっそのこと「アバン」が全部ないほうがすっきりするくらいです。イントロダクションと雑談タイムに至ってはノーコメントで。

で、フェイズ1だけでも674207文字÷4章構成=1章16855字ちょっとって、単行本1冊(10~12万字)をオーバーしてませんか?それで一応の話のケリがついていない時点で通常の公募には落選しますよね。そして完結済にしてあっても第一部のみ。それは完結済詐欺ってやつだと思います……。

いくつか他の作品を書いたうえで、単行本一冊(10~12万字)で7人いるらしき教師一人を倒すくらいにまで内容を圧縮できる程度に文章量をコントロールできないと厳しいと思いました。

5年も構想して諦めきれない、と仰っていますが、私の創作仲間にもそういう人は何人かいてプロで打ち切りor企画会議にも通らない、という人はけっこういるので気にしてません、いつだったか「昔のアレやる気ないの?」と聞いて「アレは古すぎて今編集に見せてもマイナスにしかならん」と言ってたこともあったり。

今まで70万字書いたその経験を糧に、10~12万字でおさまる作品にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。

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