小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。 (No: 1)

スレ主 九十九零 投稿日時:

どうも、しがない小説家の九十九零(つくも ゼロ)と申します。
いつも小説創作のヒントを得るためにこちらのサイトを利用させていただいていますが、掲示板を使うのは初めてです。
まだ不慣れなところがたくさんあると思いますので、何卒よろしくお願いします。

さて本題ですが、私は「小説家なろう」及び「カクヨム」にて「反逆正義」を連載しておりますが、感想やコメントはおろか、アクセス数すら満足に伸びずにいます。

内容を簡単に紹介すると、「親の希望を満足するためにとある学校に送り込まれた主人公たちは、その学校は実は地獄のような場所だと知り、教師たちに抗議を持ちかけるが、学校から出るためには教師全員を倒す必要がある」というストーリーです。

主人公たちは途中で超能力のようなものを覚醒させ、それで様々な舞台(ファンタジー世界など)で教師たちに立ち向かうという熱い展開にする予定です。

この小説を思いついたのは2011年にとあるゲームからインスピレーションが湧いて、最初は冒頭部分しか書けませんでしたが、2014年にキャラクターを大幅に増やし、舞台も現実世界からファンタジーまで拡大することで、2015年から正式になろうに投稿することにしました。

以前専門学校で設定を先生に見せた時、「キャラクターが多い」と指摘されましたが、マルチメディア化を目指しているので、やはりこれぐらいの方が多いかと思います。(現時点では50-70人ぐらい)

構成としては5段階を予想して、2018年6月15日にようやく第1段階は完結させました。第2段階は主人公たちが教師たちが用意したファンタジー世界に転移し、そこで新たな冒険に出るという感じです。

さて問題ですが、「これぐらいの内容なら大ヒット間違いなし!」と意気込んでいまぢたが、5年間連載しているにもかかわらず、なろうのアクセス数がたったの21000ぐらいしかありませんでした。(字数は70万字で、文庫本5-6冊ぐらいは出せると思います)

感想もたった1しかなく、それも大学の先生がくれたものです。

第1段階を完結させたその日はアクセス数が伸びており、「これでようやく評価させる」と喜んでいましたが、次の月にまたいつも通りに落ちてしまいました。

焦った末に私は2018年末にカクヨムにも投稿しましたが、こちらではコメントやレビューをいただいたものの、なろう以上にアクセス数が伸びませんでした。

このままでは、書籍化はおろか、アニメ化も夢のまた夢でしょう。
私はすでに各キャラクターに出演する声優さんを決めており、一緒にお仕事できる日を待ち望んでいますが、今はただ時間が無駄に過ぎていき、見る見る声優さんたちも年を取っていくのが目に見えます。

コンテストも何回も応募しましたが、どれも一次選考すら通れず、失敗の繰り返しでした。

「別の作品を書いてみて」という意見もいただいたのですが、やはり5年間も続けてきた作品ですので、思い入れがあってどうしても諦め切れないんです。
私は一体どうすればいいでしょうか?

もしお時間のある方は、私の駄作を読んでご意見をいただけたら幸いです。感想や批評なども受け付けております。
https://ncode.syosetu.com/n7727cl/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887803930

何卒よろしくお願いします。

カテゴリー: やる気・動機・スランプ

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人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 20 No: 1の返信

投稿日時:

まずは、これから言うことは全部ただの私見であって、私個人の感性によるところでしかないと断っておきます。

とりあえず今の流行、まあ異世界チートですかね、これが何故人気あるのかを考えてみましょう。
1話目こそ主人公の描写のみな作品もありますが、基本的には次のページですぐに異世界へと飛んでる。ないし死後の世界や神との対面など現実世界から離れている。
1ページで一気に展開して飽きさせない構造になってます。
そしてすぐに何かしらのアクションがあって、主人公の行動へと繋がり、問題にぶち当たってそれを解決し……と、次から次へと展開して、「読者を飽きさせない」ことに注力しています。
ぶっちゃけ、ここに内容はあんま関係ありません。
本屋にある紙媒介の文庫本なら違う構造も考えられますが、目移りしがちなWeb小説では「飽きさせない」ことが何より重要です。
たいした内容でなくとも飽きさせないことが可能なら、最初に用意した興味を、文字通り飽きずに読み続けてくれるからです。
だから、内容自体はあんまり関係ありません。つまらないのは問題だけど下らないとか微妙だとか王道テンプレだとか、そういうのはあんまり問題にならない。

で。
御作をイントロダクションから02まで読んでみましたが、飽きずに読めてればもっと読んでから感想と意見を書いているので、02まで読めたってのが作品の実力だと思う。
構成が悪い意味で映像的で、出だしのイントロは何らかの戦争の最中という場面だと思いますが、これは「絵・映像」がないと興味を惹かれるものではないので、映像的な構成をしているところが失敗の一因ではないかなと思います。
学校の話なのだから、「入学した」という場面から始まってもいいと思う。
紹介文には
>ヘブンインヘル私立学校に転学させられることになった。
といの一番に書いてあるのだから、この作品を読む読者は「その学校の話」に興味を持って読むわけで、だったら最初に「学校」の場面を置いたほうが良い。
おそらくはイントロの「戦争」は学校の演習かなんかなのか、学校行事が関係する事なんだと思うけど、何も知らない読者はそんなこと知らんし、学校へ転校することになった経緯とか学校までの道中とかそんなん一切興味ないので、「さっさと学校の話を始める」ことが大事だと思う。

それと、セリフがセリフ的すぎる。
今んとこ数えるほどしかキャラが出てきてない(イントロも含め)と思うけど、全キャラのセリフが、あえて悪く言うけど大根役者の棒読みのよう。
「俺のセリフを予約すんなよ」とか、まるで用意したセリフを口にしてるような言い回しが多い。

あとは、一人称は主人公の心の声のみで進行するけど、書き慣れてない人がよくやってしまうのは「本当にほぼ心の声しか書かない」というパターン。
だから風景は主人公の視線の上にあるものしかわからない。もちろん一人称のルール的にそれは間違いではないのだけど、言い換えると、これは「風景がわかるように主人公を上手く動かさないと背景が見えてこない」ってこと。
でも、物語の進行を第一に考えているから主人公をあまり動かせず、このパターンの一人称は、だいたい背景が見えてこないことが多い。

最後まで読んでないので、02まで読んだ印象だけを書いた感じで、物語や小説全体の話ではないことに注意してください。

ついでに、相談内容について、少し。
>「キャラクターが多い」と指摘されましたが、マルチメディア化を目指しているので、やはりこれぐらいの方が多いかと思います。
キャラクターの数自体は別に何も問題ないと思います。それがわかれば良いし上手く扱えればそれでいいので、10人だろうと100人だろうと捌ければ問題ないと思います。
ただ、指摘されたってことは「実際、キャラを捌けてない」って事である可能性もあるので、◯◯だから多くてもいいという判断、っていう話じゃないと思います。
50人もキャラが出てきたら扱いに工夫が必要になるので、ただ出してるだけでは「多い」と指摘されるでしょう。

>大ヒット間違いなし!
えっと、これは単なる経験則と理論的ではない感覚の話ですが、
構想に時間をかければかけるほど、割とスベります。
展開を上手くさそうとして予定調和になっちゃったり、考えすぎて複雑になり読者に伝わってなかったり、出たとこ勝負も良くないけど、時間をかけすぎるのも非常に良くないです。
ハッキリ言うと、特に何部作といった形で壮大に考えているとほぼ確実にスベります。
その作品をより良くしようと、「面白い」ところを後に後に構成しちゃうんですよ。
「入学シーンを面白くするために、事前にヒロインと出会ってる事にしよう」と考えたら「面白い入学シーン」を後回しにして「ヒロインとの出会い」を前フリに使っちゃう。
こうするとより良くなったのかもしれないけど、面白い部分まえのフリが長くて、読者がそこまで読んでくれなくなる。
壮大に考えるとこうした事も壮大になってくので、前半部分がまるまる面白くない、という感じになったりもする。
だから、本当はこの逆をやらなきゃいけない。
シンプルに短く、最低限の構成でやる。ウケが良さそうならエピソードを追加して膨らませていくし、ウケが悪いなら最低限の構成のまま書く。
こうすると「面白いこと」は最小の間隔で物語に挟めるし、読者の飽きも抑えられる。
それが結果的に何部まで続いたって事はあろうけど、最初からそのように構成はしない。

でもこれだけの作品を書けたこと自体は素直に凄いことなので、それについては自分を褒めてやってください。
>私は一体どうすればいいでしょうか?
諦めきれないとありますが、この作品はこのあたりで〆たほうが良いと思います。
書籍化アニメ化まで考えているのなら、プロとして本を書きたいってことでしょう。でも、プロこそ見切りは正しくつけてさっさと次へ行かないと生きていけません。
言っちゃなんだけど売れない作品をいつまでも書かせてくれるとは限らないし、いい時期に切り上げないと次の仕事に影響が出るので、損切りは未練なくバッサリと傷の浅い内にやってしまうのが良いです。
もう既に未練たらたらなので、そこは目をつぶるにしても、いま、バッサリと切ったほうがいい。
というのも。
そんなに自信がある作品なら、その自信が正しいものであるなら売れないわけがないので、実際あまり芳しくない原因はすなわち技量と経験が足らないから、ご自身の自信に力量がついてきてないって事じゃないでしょうか。
なら、「今」ムリして書くよりも、経験をつんだ「将来」に書いたほうが良くないですか?
だったらその「将来」のために今は方向転換して、経験をつんで技量を上げるのがいいんじゃないでしょうか。

苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信の返信 (No: 12)

スレ主 九十九零 : 3 No: 2の返信

投稿日時:

サタン様
 
 まず、ご返事を頂き誠にありがとうございます。
わざわざこんな駄作にお時間を割いて読んでくださり、本当に感謝します。また、貴重なお時間を費やせてしまった上に、お目汚し大変失礼致しました。
では、頂いたご返事に順を追ってお返し致しますね。
 
>とりあえず今の流行、まあ異世界チートですかね、これが何故人気あるのかを考えてみましょう。
(中略)
そしてすぐに何かしらのアクションがあって、主人公の行動へと繋がり、問題にぶち当たってそれを解決し……と、次から次へと展開して、「読者を飽きさせない」ことに注力しています。
 
なるほど、飽きさせない工夫ですか。
最近のラノベはほとんど異世界もので展開は似てるようなものが多く、やや食傷気味にはなりますが、それでも人気が高いのはちゃんとした理由があるんですね。
読者をいかに早くクライマックスを見せられるテンポもかなり大事だと思います。
実は最近ジョジョのアニメにハマっていますが、あれは息つく暇もないバトルの連続ですが、様々な敵キャラクターが持つスタンド能力を、主人公たちがどうやって立ち向かうのか、見るのが楽しくてたまりません。
 
>構成が悪い意味で映像的で、出だしのイントロは何らかの戦争の最中という場面だと思いますが、これは「絵・映像」がないと興味を惹かれるものではないので、映像的な構成をしているところが失敗の一因ではないかなと思います。
 
 確かにその通りでございます。
実は最初に書いた時はあのイントロはなかったのですが、これを加えたら読者の興味を引き、「一体どうやってこんなことが起きているんだ!?」と続きを読んでくれると思いましたが、どうやら逆効果のようでしたね。
 またあの頃はハリウッドにハマっていることもあり、つい癖で映像的な描写にしたくなりがちです……やはり小説は文字しかないので、状況を伝えるのが難しいみたいですね。
 
>おそらくはイントロの「戦争」は学校の演習かなんかなのか、学校行事が関係する事なんだと思うけど、何も知らない読者はそんなこと知らんし、学校へ転校することになった経緯とか学校までの道中とかそんなん一切興味ないので、「さっさと学校の話を始める」ことが大事だと思う。
 
いいえ、学校の演習ではなく、このイントロの部分はフェイズ2の話で主人公たちがファンタジーの世界で戦う場面であり、フェイズ1の学校とは関係がありません。
 前にも書きましたが、これは読者に興味を持たせるための途中で加えた部分なのですが、やはりかなり先のことをいきなり最初に持っていっても、読者は何が起きているのかついてこれませんよね。
 
>それと、セリフがセリフ的すぎる。
今んとこ数えるほどしかキャラが出てきてない(イントロも含め)と思うけど、全キャラのセリフが、あえて悪く言うけど大根役者の棒読みのよう。

 私の場合は、「このキャラクターならこういうことを言うだろう」と予想し、そのままセリフとして書いてしまうんです。
「セリフがセリフ的すぎる」というのは、どういう意味なのでしょうか? キャラクターの発言が自然ではない、という認識でよろしいでしょうか?
 しかし、作者がキャラクターの個性を出すために、現実ではあんまり聞かない口癖を付ける現象をよく見かけますが、アレとは違うのでしょうか?
 また、「セリフ的すぎないセリフ」にするには、一体どうしたらよろしいでしょうか? もしよろしければ教えていただければ幸いです。
 
>「俺のセリフを予約すんなよ」とか、まるで用意したセリフを口にしてるような言い回しが多い。
 
 これは主人公の「他の人とはちょっと違う」一面を見せるために当時考えたセリフなのですが、実際に使ったのはたったこの一回です。不幸中の幸いかもしれませんね。
 今にして思えば、確かにこのセリフはちょっと主人公には似合わないですよね……ゲームとかが好きそうな人が言いそうなセリフです。(実際にこの作品にこういうキャラクターがいます)
 
>でも、物語の進行を第一に考えているから主人公をあまり動かせず、このパターンの一人称は、だいたい背景が見えてこないことが多い。
 
「背景が見えてこない」とおっしゃいましたが、具体的にはどういうことなのでしょうか?
 これについては基準は人それぞれですから、作り手である自分がもちろん全部分かっているつもりではありますが、一体どこまで説明すれば読者も背景が見えるようになるのでしょうか? 教えていただければ幸いです。
 
>えっと、これは単なる経験則と理論的ではない感覚の話ですが、
構想に時間をかければかけるほど、割とスベります。
 
 果たしてそうなのでしょうか? 私の感覚では、人気作ほどボリュームやスケールが大きく、途中で何年間も更新されていない作品もあります。読者としても、好きな作品をもっと続いてほしいと思うのは本望ではありませんか?
 
>その作品をより良くしようと、「面白い」ところを後に後に構成しちゃうんですよ。
「入学シーンを面白くするために、事前にヒロインと出会ってる事にしよう」と考えたら「面白い入学シーン」を後回しにして「ヒロインとの出会い」を前フリに使っちゃう。
こうするとより良くなったのかもしれないけど、面白い部分まえのフリが長くて、読者がそこまで読んでくれなくなる。
 
 そこは自分も思いました。
これは私の悪い癖かもしれませんが、以前自分が書いた小説を友達に読ませたら、よく「展開が急すぎて分からない」と指摘され、あれから「分かりやすくするように、ストーリーは詳しく書かないといけない」と思うようになりました。
 頭の中には色んなクライマックスシーンはありますが、そこまでの経緯をはっきり説明しないといけないと思うので、そのシーンが来るまでだらだらと説明が長引いてしまい、結局自分まで「いつになったら面白いシーンが書けるんだろう」と思うハメになってしまいました。難しいバランスですね。
 ご指摘いただいた入学シーンですが、確かにヒロインを他のクラスメイトたちと一緒に出場させたほうが自然ですね。勉強になりました。
 
>シンプルに短く、最低限の構成でやる。ウケが良さそうならエピソードを追加して膨らませていくし、ウケが悪いなら最低限の構成のまま書く。
 
 私の場合は、「ハリーポッターのような超長編を作りたい!」と気負い、とにかく内容を膨らせようと思いました。これも逆効果なんですよね……
 
>諦めきれないとありますが、この作品はこのあたりで〆たほうが良いと思います。
 
>なら、「今」ムリして書くよりも、経験をつんだ「将来」に書いたほうが良くないですか?
だったらその「将来」のために今は方向転換して、経験をつんで技量を上げるのがいいんじゃないでしょうか。
 
サタン様の他にも、同じご意見を述べる方が多数いらっしゃいました。
 確かにこの構成のままでは埒が明きませんし、修正にもかなり時間がかかりますので、当分はこの作品の執筆を止めて、より読みやすい短編か中編を書こうと思います。
 
 改めまして、たくさんのアドバイス誠にありがとうございました。
 いただいたアドバイスを糧に、よりいい小説を書けるよう頑張ります!

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信の返信の返信 (No: 14)

投稿者 サタン : 3 No: 12の返信

投稿日時:

返信ありがとうございます。
それで、ご質問についてですが、その前に。
私のコメントはだいたいは最初に「私はこう思う」と書いて、次に「その理由や一例はコレ」と書いています。
なので、申し訳ないけれどご質問の回答は既に書いたので、繰り返しになってしまうと思います。

>「セリフがセリフ的すぎる」というのは、どういう意味なのでしょうか?
次の行で書いた通り、「まるで用意されたセリフを口にしているみたいだ」という意味です。つまりは作りすぎてる。自然体ではない。
前のレスで引用した「俺のセリフを予約すんなよ」は、その一例として挙げたまでで、このセリフ単体がおかしいと言ってるわけではありません。
問題だと感じたのはあくまで「用意されたような」「作りすぎてる」という事で、口癖や語尾など特徴的なモノのことではありません。
疑問に思われた、現実にはない口癖など、にお答えすると、これら口癖や語尾などはあくまで「自然体の反応」+「特徴的な口癖や語尾」になっているのでセリフ自体は自然な反応として書かれていると思います。

ただ、まあ、私はこれについては感覚的な話しかしていないので、理解しにくいだろうとは思います。
うーん。でもこれ、本当に感覚の話なので論理的に説明は出来ないんですよね。
別の表現で一言で言えば「自然な会話文ではない」という感じなんですが。これも既に似たようなことを書きましたが、キャラクターたちが用意された台本を読み合ってるような会話文。会話じゃなく台本合わせをしてるような。
論理的な回答ではないので、気をつけろとか直せとか言われてもどうすりゃいいのかわからんと思うので、今は「そういう感想をもらった」という事だけを知っていれば良いと思います。
作者の自己満足で書く会話文ではなくなる切っ掛けはその程度のもので十分だと思うので、そのうち改善していくだろうと思います。

>「背景が見えてこない」とおっしゃいましたが、具体的にはどういうことなのでしょうか?
そのままの意味で、おそらく作者がイメージしているだろう背景、状況、場面がほぼ伝わってきていません。
ただ、なんとなく流れで「父親に転校を告げられて、特殊な学校に転校することになった」という事が書いてあるんだろう、って事だけが伝わってきます。
だからストーリーの流れは理解できます。

>一体どこまで説明すれば読者も背景が見えるようになるのでしょうか?
まず何より言えるのは「説明」ではないよってことです。背景は描写しましょう。
背景と描写についてはそれだけでえらい長文をこれまで何度か回答してきているので、既にこのレスも長文になってますが、背景についての質問スレッドを覗いてみると良いと思います。
私の回答が正しいわけではないので、多くの方の意見から参考になったと思うものを参考になされば良いと思います。

それで次のご質問ですが、
>>構想に時間をかければかけるほど、割とスベります。
という私のコメントに対し、
>果たしてそうなのでしょうか?
と反応されています。別にどのような考えがあっても各々の問題なので良いと思いますが、私のコメントは最初に書いた通り基本的には「私はこう思った」から「その理由・一例」と続いています。
なので、「構想に時間をかけるとスベる」の一例として
>>その作品をより良くしようと、「面白い」ところを後に後に構成しちゃうんですよ。
とシーン構成について説明しています。
なので、この部分で
>そこは自分も思いました。
と返されると、「最初は異を唱えたかと思ったら、解説で納得してる。どういうことだろう。理解されたのかな?」と混乱してしまいます。
構想に時間をかけると、より良くするため「面白い」を後回しに構成しちゃうから、面白味が伝わりにくくなってスベりやすくなる。って事です。
「面白いを後回しに構成しちゃう」という事に自覚があるのであれば、事実、構成に時間をかけすぎたせいで面白味が薄れて面白くなくなった、という事ではないでしょうか。

一応、長期シリーズについて回答しておくと、これは構想と呼べるものはない。いやあるにはあるけど、そんな複雑には考えてない。
ハリポタも1巻から出てきていて解決していない問題は「ヴォルデモートとは何か?」という事だけ。要するにラスボスだけど、言ってしまえば「主人公の最終的な目的はヴォルデモートを倒すこと」と提起しているだけに過ぎない。
他の話題は全て「賢者の石」に終始して、これが解決したところで話は終わっている。続刊である「秘密の部屋」についての伏線だとか話題は一つでもあっただろうか。まあ私は原作未読だからあるのかもしれないが。
そこにきて「書き慣れない人の壮大な構想・長考して構成」は、「あとあとの展開のためにココに伏線を……」とかやっちゃうので、読者からすれば興味がないどころか意味不明で作者の自己満足感が強く伝わってきてしまい、スベりやすい。
ハリポタは確かシリーズ通して10年くらい書き続けていたと思うけど、実際は「10年かけて構想した」のではなく、最初に書くべきポイントを考えただけで、それぞれの巻(各ポイントのまとまった話)は一年内に書き上げている。出版社や印刷所の関係から考えるとおそらく実際の執筆は半年ちょいくらいで構想自体は長くて2・3ヶ月でしょう。
それを「10年続けた」という事で、「10年構想し続けた」というわけじゃないと思います。

ただ、確かに「長い時間構想に費やした」という名作もあります。
例えば夢野久作の「ドグラ・マグラ」などはデビュー作から死の間際までずっと書き続けていた作品。
でもこれはデビュー作を何度も推敲して書き直してを繰り返していた作品で、モノ自体は出来ていたし、素人と違って技術も経験もあった。
だからまあ、「絶対スベる」とまでは言わないけど、書き慣れてない人が構想に時間をかけるとだいたいスベる結果になる事は非常に多いです。

ついでに、別にフォローするわけじゃないけど、そんなスベった人ってのは「壮大すぎて先が見えねえ……」とか「展開は決まってるのに書けない(ハードルを上げすぎて自分の技術じゃ表現できない)」とか、そもそも作品を完成させられる事がまず無いです。
でも、スレ主さんは、おそらくココで止められなければ書き続けていただろうし、事実1部とはいえちゃんと書き上げているし、これは本当に凄いと思います。
スレ主さんは自身の目的ないしコレと決めたものには邁進できる恵まれた素質があると感じるので、一つの作品にこだわらず数をこなせば、おそらく上達は早いと思います。
数年後に今回の作品を見直したら、たぶん書き直したいと感じると思うので、そこからが勝負でもぜんぜん遅くないかと。

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 3)

投稿者 読むせん : 3 No: 1の返信

投稿日時:

泣かす気で行くぜい

逆に聞こう。
70万字そうとうの「誰かの小説」を、あなたは読んだ?
なろうの検索で読了時間目安は、5万文字で2時間くらいに設定してある。
約「24時間ぶっ続けで読んでしまう一作」を、そのサイト内で何冊読んだ?

読者からしたらハードルが鬼高いです。

読みだしたら最後24時間が消滅やで?睡眠や日常の予定も入れて3~7日分くらいの自由時間すべてつぎ込まないと追えないんですよ。それを見ず知らずの他人に強要している自覚はありますか?
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まずは短編や中編から客寄せしろ。
「私という作家は、こんな文体で物語を書きます。( `・∀・´)ノヨロシク」という自己紹介をして、そこからブクマしてくれた読者を気長に長編や超長編に招待しなきゃやで。

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たとえば『読んであげるし、なんなら感想も描いてあげるから、かわりに私の作品を先に読んで感想書いてねハート。最後までちゃんと読んでよハート。ちなみにわたしの小説は80万文字【私と彼の恋物語♡】だよ!!』

・・・・・・とか言われたとして、お前さんは【私と彼の恋物語♡】とかいうクソ臭のするヤバそうな自称小説を律儀に最後まで読み干せるのか!?ああん?(´Д`)

わたしはリア友の長編作品を読まされた事あるよ!!読むのが嫌になりすぎて、その友達と絶縁したさ!!
友人の妄想オリキャラと見知らぬアニメキャラのいちゃいちゃ二次創作365日とかマジトラウマじゃーっ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ってか5年も書いたから諦めきれないって・・・・このサイトの常連さん?の一人も、そういう人いるから、その人の作品を読んできてみる?批評ブースにあるよ?

・・・・・地味に嫌でしょう?

読者を追い払っています。

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 4)

投稿者 パクトボー : 4 No: 1の返信

投稿日時:

まず、自分は小説家ではありません。
そこまで活字中毒ってわけでもないですし、最近は文字を読むのもすっかり遅くなりました。
なので、以下の感想は、もしかしたら九十九零様の想定している読者層とは違っているかもしれません。
参考にならないかもしれませんが、「こういう考えの人もいるんだな」程度に聞き流してください。

まず、五年続けた。
これが純粋に、単純に素晴らしいと思います。
それだけの根気と情熱を持ち続けられた、夢を追えたというのは、間違いなく九十九零様の才能みたいなものだと思います。
自分含め、世間の人間はだいたい飽き性ですから、その点一歩リードしてらっしゃいます。胸をはってください。

それで、とりあえず読んでみました。
イントロダクションなる部分は読み飛ばしました。多分全部読み終えてから戻ってくると感慨深い類いのものだと経験則で感じたので、一周目で熟読する意味はないかな、という判断です。
この判断が、なろうやカクヨムの読者層の何割程度の読み方なのかはわかりません。少なくとも、自分はそういう読み方をする人間です。申し訳ありません。

第二話、プロローグ。
導入がふたつあるのって、なんだかむずむずしませんか?本筋はいつ始まるのかな、って感じに。
読み進めると、息を「呑む」が正しいのかな、とか、そんな日本語のニュアンスで微妙に集中が乱されたりしました。
それで、多分九十九零様には、「醜い形~近未来の機械」でどういった形のマシンが街並みを蹂躙しているのか、それこそ映画のワンシーンのような鮮明な映像が想像できていたのでしょう。ですが、自分は想像力が不足しているのか、ふわっと「街が襲われてるってシーンを書きたいのかな、いや前置きで学校って言ってたし学校かな」と雑に認識していました。
どうにももったいなかったです。近未来の機械という単語から受ける個人的なイメージは、真っ白いスマートなボディだとか、青やら緑やらの光の線だとか、スタイリッシュなものでした。そこに「醜い」が付与され、これは主人公の感情が憎悪のフィルターを通しているからそういう認識なのか?実際に歪な形なのか?と混乱してしまいました。機械って人間型?戦車型?四脚とかヘリコプターとかもあるよな……どれだろう?と、マシンの具体的な脅威の方向性すら見えてこなかった。結局はふんわりとした「つまり危ないって言いたいんだな」というのん気な認識に帰結しました。
で、魔法という単語が出てきて、さらに混乱しました。その時点で、前置きの「学校」という単語とかから、すっかり「屋上」は、貯水タンクとかおいてあったりするような、遠くにビルの看板とか見えたりするような、そういう現代的なもののイメージでした。そこに突然白刃と魔法が出てきたので、もう一度脳内を整理する必要が出てきました。
ここまでで、具体的な映像は、こちらにはひとつも浮かんできていませんでした。
もったいないというのは、描写を足すもう一押しが足りてないように感じた部分です。
マルチメディア展開とおっしゃるのであれば、小説には小説の強みと弱みがあります。1000文字を費やしてもイラスト一枚に情報量で負けるとか、心情を描くのは強いとか、そういうものです。その辺の分析とか飲み込みが足りないように見られて、どうにも、広い展開の起点としては大雑把に感じてしまいました。
その後、キツネの子が出てきたあたりで「こいつどこに出現したの?」となって。
ごめんなさい、そこから先は諦めました。なので、自分はサタン様よりも根気がありません。本当にすみません。
一段落進むたびに、情報を整理するために前の行に戻る。その繰り返しみたいでした。

書きたいものは、とても壮大で派手なんだと思います。
実際、これを映画館とかで見れたら、結構楽しそうだとは思いました。自分は、こういうカオスな世界観は結構好きなんです。ハチャメチャやって最後は大団円、みたいなの、大好物なんですよね。
きっと最後まで読めれば、ブクマのひとつも押したくなったと思います。
でも、こういう言い方は傷つかれるかもしれませんが、「脳内で鮮やかに動くとびきりのアニメーションを、文章に調理せず生で出された」って感じでした。

あるいは、夢の追い方を変えてみるのもいいのではないでしょうか。
今しがた第三話を流し読みしてきました(じっくりは読めず、文体はやっぱり合わない感じです。すみません)。緑色の太陽とか、発想は好きでした。
つまり、少なくとも自分の心に引っ掛かる、気にかかる部分は作れていたわけです。アイデア力はあるんじゃあないでしょうか? 無責任なことはあんまり言えませんが、自分は好きでした。
アニメ脚本家とか、いかがでしょうか。どういった目指し方があるかは寡聞にして知りませんが、「声優さんを立てられる手段」としては、そちらのほうがダイレクトだと思います。
「それでも小説家からはじめたい」という場合は、サタン様のおっしゃる通り、コツコツと練習が必要だと感じました。自分も決して大きなことは言えないのですが…。
以上です。繰り返しますが、目標のサイズ感は好きです。五年追えたのも見習いたいし、憧れます。いつかTVで、九十九零様の作品が流れたらいいですね。

苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 5)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

逆に質問なんですけど、ネットの投稿サイトで読まれやすい小説・評価されやすい小説って、どんな特徴があるかご存じでしょうか。
また、公募の選考基準ってどんなものなのかご存じでしょうか。
私ならですが、まずそこから調べて自作に取り入れていきますね。

お互いに頑張りましょうね。
ではでは、失礼しました。

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信の返信 (No: 9)

投稿者 ふ じ た に : 3 No: 5の返信

投稿日時:

「プロローグ 絶体絶命のアンフェア・プレイ」の途中まで読んで、以下の点に気づきました。

・タイトルから作品の内容が察せられない
・構成について
・文章があいまいに感じる
・登場人物を一気に登場させる

・タイトルから作品の内容が察せられない
タイトルについてですが、そこから内容が分かりにくかったです。ネット環境では、読み手はまずタイトルを見て、興味を持ってくれます。現状では、学園の戦争的な要素が好きな読者を集めにくいと思いました。
端末の環境によりますが、あらすじが見えないものもあるみたいなので、なるべくタイトルで内容が察せられるものがよいと思います。
「無理やり転校」「学校で戦争」「知略」「生き残り」みたいな要素を私ならタイトルに入れますかね。

そうでないタイトルで人気作もありますが、そういう場合はたいてい一話目から読者を引き込めるような工夫がされていますし、設定が斬新だったり、人気要素が入っていたり、文章が上手で読みやすかったりするので、評価ポイントが入ってランキングに載るため、自動的に読者の目に触れやすくなっているように感じます。

・構成について
内容が分からないと理解できないポエム的なプロローグも、読み手の中には嫌がる人がいて、読み飛ばす、ブラウザバックすることがあると聞いたことがあります。プロの作品でもやっているから大丈夫とお考えかもしれませんが、プロの方は「この人の作品は面白い」っていう実績がすでにあるんです。実績がない人は、早くから物語の面白さを伝えないと読み手は作品に期待しにくいと思います。

なので、あくまで個人の意見ですが、私なら「イントロダクション」はカットします。
あと、「プロローグ」でファンタジー的な要素と戦闘シーンを出したのは世界観と趣旨を伝える上で良かったと思いますけど、小説の場合ですと読み手は「よく分からないけど戦闘している状況」に興味を持ちにくいことが多いです。これも小説と映像の違いでしょうか。映像なら見ているだけでいいんですけど、小説の場合ですと、文章を読み、頭の中で状況を整理して理解していく過程が必要だと思います。けれども、理由が分からない戦闘っていうのは、状況の整理がしにくいため頭の中に残りにくい気がします。
なので、このシーンを引き続き使うなら、何かしらの工夫が必要かなぁと思いました(私には経験がないので分かりませんが)。

・文章があいまいに感じます。
例えばですが、「何故かというと、父親は秀和のヘンテコな発想に困って、どうやって彼を思うようにできるのかを悩んでいた。」というあらすじの日本語にまず引っかかりました。
「何故かというと、」で始まる理由を述べる言葉は、「~からだ。」みたいな形で終わります。そこが文法的に間違っていると思いました。
公募の選考では、文法の間違いは文章で大きなマイナスになるみたいですよ。見つけ次第、直したほうがいいと思いました。

以下のリンクはプロの方のアドバイスです。試されてみてはいかがでしょうか。
https://plaza.rakuten.co.jp/wakatukihikaru/diary/201806030000/

あと、あらすじで主人公をディスっては、読み手は作品に期待しにくいのではないでしょうか。キャラの好感度も大事ですので、主人公を持ち上げる言い方のほうが良い気がしました。
「何故かというと、父親は秀和の常識に縛られない自由な発想をヘンテコ呼ばわりし、それを矯正しようとしたからだ」
試しに直してみましたが、このほうが父親に問題があるように感じませんか?
もし本当に秀和がヘンテコだったら、無理やりな転校にあまり同情できないです。

他にも「思わず息を殺す。」は「思わず息をのむ。」のほうが状況的にあっているような気がしました。「息を殺す」は気配を消す感じの意味ですし、後者のほうは殺人に衝撃を受けているように感じます。

「無実の人」って、その人の犯罪歴って主人公はわからないですよね。「無辜の民」みたいに言いたかったのかなぁと思いましたが、硬すぎて一人称には合わない気がしますし、「ただの通行人」みたいな気安さでもいいかもって思いました。
「屋根の上で」って、屋根はどんな形状ですか? 平らな陸屋根、切妻屋根、方流れ屋根、色々あるので、ちょっと想像するときに迷いました。
屋根から落ちたときに5階建てって書かれていましたが、「中世のイギリスの街並み(これもちょっと想像できなかったです)」と書かれていたので、私は二階建てくらいの住居の屋根にいるのかな?と思ってました。
なので、最初のときに5階建ては書いた方がいい情報のように感じました。

「醜みにくい形をしている近未来の機械」はどんな形なんでしょうか。映画マトリックスで出てくるような生き物みたいにウネウネ動く機械でしょうか?
「エルフ」や「学校」みたいに、想定読者が同じものを想像できるような言葉なら説明は略しても大丈夫なんですけど、それ以外の言葉ですと説明が必要になると思います。

「だがこんな絶望的に不利な状況でも、立ち上がって残酷な運命に抗う人もいる。」と書かれていますが、数行前に「街の住人たちは必死に抵抗しようと己の武器を振りかざすが、(中略)先端技術武器の餌食となってしまう。」と、どちらも必死に戦っているので、ちょっと文章がおかしい気がしました。
「だがこんな絶望的に不利な状況でも、希望の星はあった。」みたいな感じを言いたかったのでしょうか。

「そして三人は見えない自分の背中を大切な仲間たちを託し」って、主人公以外に四人が紹介されていましたが、三人はその中の誰ですか?
あと、「そして三人は(自分の背中が見えないのは当たり前なのでカット)自分の背中を大切な仲間たちに(てにをはの間違い)託し、」ですね。

日本語に引っかかると、物語に没頭しにくくなる原因になってしまいます。

私も過去にご指摘をいただいことがあり、何度も読み直して推敲したり、分かりやすい表現に変更したりするようにしています。自分の使っている言葉がちゃんと正しい意味で使われているのか、ネットで検索して調べることもあります。

・登場人物を一気に登場させる
「金髪の美しい女性」「白銀の鎧を身に包んでいる護衛隊の一人」「キツネの尻尾が二本生えている小柄の少女」「三人目の女性は、長い水色の髪」とキャラが四人ほど次々に登場しますが、様子が結構詳しく書いてあったので情報量が多かったです。そのため、誰がどんな感じなのか、一読した限りでは把握できなくなり、読み進めるのが困難になった感じです。人によって頭の中で保持できる情報量が異なるみたいなので、大丈夫な方もいると思いますが、私はあまり情報量が多いのは得意ではないです。なので、非常に気になりました。
モブ化を意識されたのか名前を書いてないところは良かったんですけど、外見の情報があるとモブ化の邪魔になっているように感じました。

私ならですが、冒頭で名前の出てくる主要なキャラは主人公と一人目のヒロインくらいに絞って、他の味方キャラは存在をにおわす程度にモブ化&記号化し、読み手に主要な人物をまず覚えてもらうことに集中します。

登場人物を冒頭で一気出しは、私もやったことがありますが、読み手は把握しづらくなり、ブラウザバックの原因になりやすいみたいです。

あと、他の方も助言されていますが、別の作品も書いたほうがいいと私も思います。
私の投稿サイトでの話ですが、別の作品を書いて投稿したとき、それが結構評価されると、他の作品も読まれることがあったからです。
「この作品が面白かったから、他の作品も面白いかもしれない」って読み手が期待してくれることがあるみたいですね。
長編でも文庫一冊分の分量で完結を目指してみてはいかがでしょうか。評価シートをもらえる公募に応募しやすいです。
また、完結して自分の手から作品が離れると客観視しやすいため、今よりも文章のチェックがしやすくなると思いますよ。

他の方と重複しているところはありますが、別の言葉で同じ指摘を私自身がいただいたとき、すごく理解が深まったことがあったので、今回自分のことを棚にあげて書いてみました。気に障ったら申し訳ないです。
場面を意識した書き方は、とても良かったと思いましたよ。

私も誤字脱字誤用など、色んな人に教えてもらって助けてもらっています。つい先月に「君って、あまり文章にこだわりがないよね」って家族に言われたばかりです。多分、私もここで添削を頼んだら真っ赤になって返ってくると思います。自分の未熟さが悲しいですけど、自分で気づけない分、教えてもらえるのはありがたいですよね。
お互い頑張りましょうね。

何かの参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました。

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 6)

投稿者 手塚満 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

申し上げるべきか否か、逡巡しておりました。言い方ではなく、以下に申し上げる内容がむごいことは承知しつつも、思い切って申し上げてみます。

結論から申せば、お示しの作品に固執していては、いつまで経っても思わしい成果が出ないと存じます。

この作品はやりたいことをやり切った記念碑とし(フェイズ2以降は諦めたほうがよい)、次の作品に取り掛かったほうがいいでしょう。何年かけていようが、どれほど労力をつぎ込んでいようが、今の作品はサンクコストとして切り捨てるべきです。

理由は単純明快で「上達する前に大作に挑み、手に余ってしまっている」というものです。物語内容については、とても読み切れないので、ほとんど何も申し上げられません。

小説として文章が致命的に駄目です。言葉のみで読者に伝える小説であるのに、文章が稚拙で内容が伝わってこない。状況をしっかり思い描かず、記号処理的に書いたと思しき箇所も散見されます。読者に伝えるべき情報の取捨選択も不適切です。

おそらく、大事な部分については作者さん(スレ主さん)はしっかりイメージしたんでしょう。だから自信があった。これは面白いと。しかしそういう作者感覚は要注意です。作者の高揚の1/20(5%)しか伝わらないのが通例だからです。他作品の20倍面白いと思えて、ようやく同等ということです。

その上、文章技術が伴ってないとなると、さらに半分以下となります。1割程度かもしれません。そうなると1/200=0.5%しか伝わっていないことになります。

主に文章面で、抜き書き的に例を挙げて説明を試みてみます。以下は説明のために挙げてみたものであって、全てではありません。以下の部分だけ推敲したら何とかなるものではないことを、予め、念を入れてお断りしておきます。

――――――――――――――――――――――――――――
・イントロダクション
誰も読みたがらない典型的な哲学語りです。作者的に高揚するのは分かりますが、作者が面白がるほど、読者は退屈し、嫌がるものです。なぜ冒頭にこんなくだらない語りをぶち込んだのか。どうやったって目を引くツカミになりません。

文章的には、こんな簡単な内容でも、読者に対する不親切(言い換えれば、作者の独りよがり、推敲不足)が見られます。

> その疑問を胸に、予想もしなかった人生を変える大きな冒険の旅に出た……

「予想もしなかった」が何か、解釈が多岐になってしまっています。予想できない人生でしょうか。そうなら、予想できないものがさらに変わることになります。

冒険の旅に出ることが予想できなかったんでしょうか。後を読めば、おそらくそうではないかと思います。

もしそうだとしますと、読点(、)の使い方がぞんざいです。読点は適当に入れるもんだ、みたいな使い方をしてしまっている。例えば、

改> その疑問を胸に、予想もしなかった、人生を変える大きな冒険の旅に出た……

などでしょうか。情報の塊が何かを意識しないと、読点(、)はうまく使えません。

・プロローグ 絶体絶命のアンフェア・プレイ
出だしの、

> プロローグ 絶体絶命のアンフェア・プレイ
> Unfair play in a serious crisis

は何でしょうか? その後を読むと「どうやら日英タイトルらしい」と分かりますが、イントロダクションはこのプロローグに何らつながっていません。本文と思って読む向きが多いでしょうから、「?」となるはずです。タイトルは繰り返す必要はないし、英語タイトルを入れたいならタイトルと分かる書き方を考えるべきです。

>  中世のイギリスを彷彿とさせる美しい街並みとは不釣り合いな、醜い形をしている近未来の機械があちこち機関銃やミサイルを撃ちまくって跋扈している。

これが上で申した下手な文章の典型例の1つです。問題は「近未来」です。どの時点からの近未来なんですか? 作者さんには分かっている。だって設定作りは済ませ、絵をイメージして説明しているのが作者なんですから。

読者は文章からイメージを起こさねばなりません。冒頭ですから設定も知らないのです。作者さんとしては「いや機関銃やミサイルだし、機械が跋扈なんだから現代から見ての近未来に決まってる」と思えるかもしれません。

しかし読者はそんなこと知らないのです。中世風に未来的なアイテム、ガジェットがある創作作品なんて、いくらでもあるんじゃないでしょうか。それの類例だと思った場合、作者さんの設定とずれが生じます。

読者にはどんな情報を出してあるか。読者に引き出しには何がありそうか。それが意識できないと、伝わる文章にはなりません。

> 「危ない!」
>  どこからともなく響いてくる、焦りのこもった声。それを聞いた俺は声の源を探そうと後ろを振り向いたが、時は既に遅かった。
>  何の前触れもなく飛んできたミサイルが俺の近くに爆発し、それによる爆風に巻き込まれた俺の体はふっ飛ばされ、

「危ない!」はおそらくミサイルを視認した誰かが主人公に発した声でしょう。主人公のいる辺りにミサイルが落ちると分かるほどの距離のはずです。「危ない!」の声から一瞬の間しかないはずです。

ですが、上記のような間に延々と状況描写を入れてしまっている。かつ、状況を詳細に描写してしまっている。一人称のはずです。「危ない!」の声に振り返ろうとしたら、もうふっ飛ばされているはず。

だからリアリティがない。原因は視点が(おそらく無意識に)主人公と作者の間でブレているせいでしょう。劇的な描写をしたい等の理由で、都合のいい視点を選んでしまっている。別の言い方をすれば、主人公が神視点の作者の知識を知ってしまっている。

このことは不自然な描写を招く以外に、キャラの操り人形化も招きます。主人公が自分の意思で行動するようではなく、作者都合で動いている感じがあからさまに出てしまうということです。

・リボルト#00 静寂を打ち破る、夏休みの最終日

例えば「お袋」についての記述。主人公が小さい頃に出て行ったんですよね? 出て行った理由すら分からないということは疎遠になっていることを窺わせます。なのに、「その思考回路はお袋と同じく、まるで高校の先生と同じだ。」とある。

父親が母親の思考回路と似ていると、主人公は判断できてしまっている。じゃあ母親についても熟知しているはずなんですよね、となります。疎遠なのか、出て行った後も親密にしているのか、イメージが揺らぎます。

こういうところ、細かい描写の都合で設定が揺らいでいる感じがあります。そのせいで読者としては、状況がうまくつかめない。

> 「何を言っている。(略)……お前と来たら、はあ……」
>  親父はそう言い、大きな溜息を付く。

こういう重複描写が目立つように思います。「はあ」で台詞を終えてから、地の文で「そう言い」では、「そう」がため息前の台詞を指すため、時間が前後します。続いて、もう分かり切っているのに「大きな溜息を付く」(なお「吐く」が適切)と繰り返している。

伝える情報が不足かと思えば、こういう行きつ戻りつや、くどさも多い。もっと読者を親切にリードしないといけません。読者は御作や作者さんについて知りたいのではないです。単に楽しみたいんです。すらすら読んで、ぱっぱと分かるように工夫しないと、読者はついて来てくれません。

・リボルト#01 地獄の中の天国 Part1 出迎えバス

語義の問題が散見される例として。

>  車掌は言うがはやいか、鍵を回して、アクセルを踏む。

車掌って何なのか辞書で確認したほうがいいです。運転以外の業務を担う乗務員です。上記一文までで、既に車掌と出ています。そう思ってイメージしたら、実は運転手だとここで分かる。そんな描写の効果はありませんから、単純に語義を間違ったとしか思えません。

これ、作者的には「ちょっと間違った」くらいの感覚になりやすいので注意が必要です(同じことが誤字・脱字にも言える)。読者からすると大問題です。多少誇張すると、言葉が通じないわけですから。言葉の通じない人の話は聞けません。作品は読めません。

> バスのスピードが急に大きな爆発音と共に上昇していく。俺は慣性の作用で、体を前に乗り出さずにいられない。

前後から察するに、急発進ですよね? その前の部分で「バックミラーから見えた車掌の目が」とあるので、主人公は運転手と同じ向きに座っていることも分かる。バスということから、運転手の座席は前部にあるはずです。

急発進したら、主人公はシートに沈み込む方向に力を受けます。「俺は慣性の作用で」と書いてある以上、ご承知のはずです。なんで逆になってるんですか。この発進シーンは、主人公をドタバタさせようと思ってはいるものの、実際の状況をイメージせず、主人公の目線にもならず、適当に記号処理したようにしかみえません。

この発進シーンは、よくあるシーンながら、ようやく目を引き得る、動きのあるシーンのはずです。そこに全く力を入れていないように感じられます。
――――――――――――――――――――――――――――

引用しての説明はここまでにします(とても書き切れない、少なくとも網羅的には)。最後のほうも少し拝読してみましたが、どうも文章技術、情報処理的に大差はないようです。
(字数制限により続く)

苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信の返信 (No: 7)

投稿者 手塚満 : 2 No: 6の返信

投稿日時:

(No: 06の続き)
拝読した少量からの印象ですので不正確にはなりますが、どうも作者さんが己がイメージした物語に夢中になり過ぎ、浮かれてしまっています。そのせいで、イメージして興奮した物語の感想しか言ってないように感じられます。言い換えれば、作者イメージ中で、作者が興味をひかれたものしか書いてない。

読者にとって大事なのは、作者さんが何に感動したかではなく、感動に至る過程です。その過程を読者が追ってみて、うまくいけば作者さんのような感動に至るわけです。「いやあ、凄かったんだよ!」と言われたって、凄いと思う人はいません。何が凄かったのか、その「何が」を伝えてみてください。

そのためには、最低限の伝わる文章技術が必要です。御作の書き方から感じられるのは、「この作者さんは、自分が書いて自分が読むことに終始したんじゃなかろうか」ということです。作品知識がない人、つまり普通の読者に読んでもらって、分かるように書けているかどうか確認せずに、ここまで来たんじゃないかと思えます(そういうケースはちょくちょくある)。直截簡潔に表現するなら「独善」です・

捨ててもいい、あるいは全面的に書き直してもいいと思えるくらいの小品、短編を書いて、感想を求めてみてはどうでしょうか。大作だと書き直すのは嫌なはずです。ある部分の書き直しが、後のストーリーに響いたりしますし、とにかく作業量が膨大になる。おそらく、御作に対して誰が何を言っても、やり直すのは難しいのではないでしょうか。

ですので、繰り返しくどくて申し訳ありませんが、練習と割り切った短いもので、文章技術を磨くべきです。幸い、このサイトでは投稿作品への感想が得やすいです。掌編~短編なら気軽に読んでくれる方も多い。予め作者コメントも付けられます。作品投稿時に「文章面でアドバイス欲しいです」と断って、感想を求めてはどうかと思います。
(終)

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 8)

投稿者 ヘキサ : 3 No: 1の返信

投稿日時:

文章力に関する指摘は他の方から出ているので、構成のほうを見させていただきました。「プロローグ」は映像媒体の担当者がその時ピックアップすればいいだけで、小説では無意味どころか逆効果です。単行本一冊で終わるミステリーの冒頭なら許容範囲ですが、逆に「このシーン、どこに繋がるのかいつまで覚えていなくちゃならないんだろう……」と徒労感を覚えさせるうえに、執筆側としては「そのシーン」になった以降の文の切り出しに困るという、マイナス面しか思い当たりません。

あと、リボルト03の冒頭まで読ませていただきましたが、「アバン」とあるのはアニメ化した際のアバンタイトルでしょうか。そうすると、一話でややアブない感じのする車掌もとい運転手が乱暴な運転をしたのみ、二話は生徒たちの紹介を数名したのみ、三話以降もしばらく校内の紹介のみが続くようだと解ってここで断念しました。通常TVアニメ等では一話の後半で不穏な事件の発生などが起こると思うんですよね……

その後もリボルト05の脱兎組の結成までおそらく事情を知らされるのみ、異能などの発現はおそらくは第二章以降、最後の第4章もリボルト17の「束の間の憩い」という、明らかにひとまずの区切りの戦闘ではない休憩シーンで13部ほど使っているという(個人的にバトルものの休憩シーン自体の有用性は認めておりますが、このタイミングの挿入はないだろうと思うし長すぎると思う)。メディアミックスを意識した構成としてもうまくいっていません。

いっそのこと「アバン」が全部ないほうがすっきりするくらいです。イントロダクションと雑談タイムに至ってはノーコメントで。

で、フェイズ1だけでも674207文字÷4章構成=1章16855字ちょっとって、単行本1冊(10~12万字)をオーバーしてませんか?それで一応の話のケリがついていない時点で通常の公募には落選しますよね。そして完結済にしてあっても第一部のみ。それは完結済詐欺ってやつだと思います……。

いくつか他の作品を書いたうえで、単行本一冊(10~12万字)で7人いるらしき教師一人を倒すくらいにまで内容を圧縮できる程度に文章量をコントロールできないと厳しいと思いました。

5年も構想して諦めきれない、と仰っていますが、私の創作仲間にもそういう人は何人かいてプロで打ち切りor企画会議にも通らない、という人はけっこういるので気にしてません、いつだったか「昔のアレやる気ないの?」と聞いて「アレは古すぎて今編集に見せてもマイナスにしかならん」と言ってたこともあったり。

今まで70万字書いたその経験を糧に、10~12万字でおさまる作品にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 10)

投稿者 かにさん : 5 No: 1の返信

投稿日時:

んー、大前提として「作品に面白さがある」と考えるのではなく、「作品と読者の関係性の中で面白さが生まれる」と考えたほうがよいのでは。

面白さは、作品にあらかじめくっついているものじゃなくて、読者の持っているアレコレと作用しあって生成されるもの。

ユーザーに提供する目的で作品を作る限りは結局、面白さを決めるのは読者なのです。

後、苦労と成果は無関係です。苦労したから報われるのではなく、求められているものを提供できるから対価を貰える。作者側に立つなら、ここはユーザ中心しゃないとダメだと思います。

作者にとって思い入れのある作品でも、読者にとっては「one of them」でしかない。そういった感情に成功の根拠を求めても無駄なのです。

やるべきことを見つけてやる。後は、トライ&エラーしかないと思います。

苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 11)

スレ主 九十九零 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

スレ主の九十九零です。
まず、思った以上に多くの返信を頂き、誠にありがとうございます。
そしてわざわざお時間を割いてくださりこのような駄作を読んでくれた上に、詳しい問題点やアドバイスまでいただけて、大変恐縮でございます。お目汚し、大変失礼致しました。
おかげさまで、今まで見えなかった問題に気付くことができました。もっと早くここで質問すればよかった、と痛感しております。

「ハリーポッターのような超長編を作りたい!」と思うあまり、勢い余って設定や世界観を膨らませようとしたのですが、まさか逆効果になるとは思いませんでした……
また、これは私の悪い癖かもしれませんが、以前自分が書いた小説を友達に読ませたら、よく「展開が急すぎて分からない」と指摘され、あれから「分かりやすくするように、ストーリーは詳しく書かないといけない」と思うようになりました。(今でも状況をイマイチうまく伝えられていないようですが)
 そのため面白いシーンを書くまでに、とにかくそこまでの経緯を理解していただけるよう、だらだらと説明が長引いてしまい、結局読者の皆さまの興味を引けないままブラウザバックさせるという最悪の結末になってしまいました。
 
 さらに書き出した頃にはハリウッド映画にハマっていたこともあり、差別化を図るためにも映画やアニメ的演出を意識した部分も取り入れていました。(「アバン」や「雑談タイム」など)
もしかしたらこの作品はラノベより、マンガにしたほうがいいかもしれませんね……まあ、画力がないのが悔やまれますけどね。 
 
 そしてたくさん頂いた、「別の作品を書いたほうがいい」というアドバイス。
実は私の父もこのアドバイスを口にしたことがありますが、作品への強い思い入れもあり意地を張って聞く耳を持ちませんでした。
 でも今にして思うと、この構成のままでは埒が明かないし、ただでさえ序盤から問題点の多い作品を根気よく最後まで読んでくれるとは思いません。
 なので、皆さんのアドバイスを素直に受け入れて、ここは一旦「反逆正義」の執筆を止めて、より読みやすい短編か中編を書くことにします。
 ただまた話を長くしようとする癖が出てしまうかもしれませんので、これはある意味チャレンジですね……
 
 改めまして、この度は役立つ情報をくださった皆さまに感謝しても感謝しきれません。
 いただいたアドバイスを糧に、よりいい小説がかけるよう頑張ります!
 
(感想や批評はまだ受け付けておりますので、もしよろしければぜひ送って頂ければ幸いです。また個別返事は内容が多いため、すべてお返しできない可能性もございますので、何卒ご了承ください)

人気回答!苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信 (No: 13)

投稿者 t : 3 No: 1の返信

投稿日時:

アクセス数21000に5年書き続けてきたことを考えれば、もっと自信を持っていいと思いますね。別の作品を書けるならそれでもいいのかなと。私だったら5年間も続けてきた作品がなくなると気持ちが萎えて、そのまま書けなくなってしまうかもしれません。

これはあくまでも提案ですが、なろうで2次落ち小説を適当に5作品選び、最初から最後まで読んだ後で、「反逆正義(リベリオン・ジャスティス)Phase II」をすべて読み直してみてください、成長に繋がる大切な発見があると思います。

リボルト#18 ようこそ新世界へ Part1 新たなスタートで、
空から落下するのは勢いがあって良かったですが、問題はその後です。
「キングダム・グロリーへようこそ、異世界の旅人トラベラーたちよ。我が王国を救うために、いえ、この大陸を救うために、あなた方の協力は必要です。どうかお力を!」
この直後に、直己がナンパモードで姫に向かっていきます。(割愛)
スクルド、ジェイミー姫と碧の活躍で一段落ついて、ようやく話が進みます。

(本文)
「さて、邪魔者もいなくなったし、そろそろ話を戻しましょうか」
 俺は自分がまだ話の途中だったことに気付き、ジェイミー姫と碧に向き直る。
「何故俺たちを、ここに来させようとしたんですか? 目的はなんですか?」
――――――
「あなた方の協力は必要です」と言ってから、次に目的を語りだすまでの間に、約8000字。
文庫本換算で15ページほど使われています。
読者からすると。姫が言ってた協力ってなんだっけ。
目的って、これ何の話してたんだっけと忘れていたところです。
まぁ悪いことばかりではなくて。
突き抜けることができていると考えればこれも長所です。

ここでとりあげた8000字。
そしてこれまでの5年間すべてが無駄だったとは思っていません。
要点は、
小説という道具についてどこまで理解しているかです。

それについて難しく考える必要はなくて。
例えば2次落ち小説を数作読んだ後で、自分の作品を読み直してみて、そのときに違和感を感じてみてください。
「自分とみんなは、キャラ文章ストーリー内容以前に、何かが決定的に違うな」と。
積み上げてきたものが他の人よりも多いぶん、
きっかけさえあれば大化けする可能性は充分にあります。
今は火薬庫に火がついていないだけです。

何かの参考になれば幸いです。

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タイトル:苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。 投稿者: 九十九零

どうも、しがない小説家の九十九零(つくも ゼロ)と申します。
いつも小説創作のヒントを得るためにこちらのサイトを利用させていただいていますが、掲示板を使うのは初めてです。
まだ不慣れなところがたくさんあると思いますので、何卒よろしくお願いします。

さて本題ですが、私は「小説家なろう」及び「カクヨム」にて「反逆正義」を連載しておりますが、感想やコメントはおろか、アクセス数すら満足に伸びずにいます。

内容を簡単に紹介すると、「親の希望を満足するためにとある学校に送り込まれた主人公たちは、その学校は実は地獄のような場所だと知り、教師たちに抗議を持ちかけるが、学校から出るためには教師全員を倒す必要がある」というストーリーです。

主人公たちは途中で超能力のようなものを覚醒させ、それで様々な舞台(ファンタジー世界など)で教師たちに立ち向かうという熱い展開にする予定です。

この小説を思いついたのは2011年にとあるゲームからインスピレーションが湧いて、最初は冒頭部分しか書けませんでしたが、2014年にキャラクターを大幅に増やし、舞台も現実世界からファンタジーまで拡大することで、2015年から正式になろうに投稿することにしました。

以前専門学校で設定を先生に見せた時、「キャラクターが多い」と指摘されましたが、マルチメディア化を目指しているので、やはりこれぐらいの方が多いかと思います。(現時点では50-70人ぐらい)

構成としては5段階を予想して、2018年6月15日にようやく第1段階は完結させました。第2段階は主人公たちが教師たちが用意したファンタジー世界に転移し、そこで新たな冒険に出るという感じです。

さて問題ですが、「これぐらいの内容なら大ヒット間違いなし!」と意気込んでいまぢたが、5年間連載しているにもかかわらず、なろうのアクセス数がたったの21000ぐらいしかありませんでした。(字数は70万字で、文庫本5-6冊ぐらいは出せると思います)

感想もたった1しかなく、それも大学の先生がくれたものです。

第1段階を完結させたその日はアクセス数が伸びており、「これでようやく評価させる」と喜んでいましたが、次の月にまたいつも通りに落ちてしまいました。

焦った末に私は2018年末にカクヨムにも投稿しましたが、こちらではコメントやレビューをいただいたものの、なろう以上にアクセス数が伸びませんでした。

このままでは、書籍化はおろか、アニメ化も夢のまた夢でしょう。
私はすでに各キャラクターに出演する声優さんを決めており、一緒にお仕事できる日を待ち望んでいますが、今はただ時間が無駄に過ぎていき、見る見る声優さんたちも年を取っていくのが目に見えます。

コンテストも何回も応募しましたが、どれも一次選考すら通れず、失敗の繰り返しでした。

「別の作品を書いてみて」という意見もいただいたのですが、やはり5年間も続けてきた作品ですので、思い入れがあってどうしても諦め切れないんです。
私は一体どうすればいいでしょうか?

もしお時間のある方は、私の駄作を読んでご意見をいただけたら幸いです。感想や批評なども受け付けております。
https://ncode.syosetu.com/n7727cl/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887803930

何卒よろしくお願いします。

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