小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いします

こんにちは、代田錠(ダイタ ジョウ)です。初めてこの掲示板に書き込みます。
客層を限定したSFの設定を考えていて、デジタルクローンという技術を題材にした短編にする予定です。
本題に入ります。「こんな設定をネットに載せたら、読者の感情を害することがあるのではないか?」と迷っていることがあります。
「作品の中で『本人と遺族などに無許可で故人(注1※)を人工知能で再現すること』」です。
ここ数日、この設定が頭から離れないのですが、何らかの問題があるとしたら作品にしない覚悟があります。
ここしか相談できそうな場がないです。
ご意見、ご感想をよろしくお願いします。

注1※作品世界の歌手。代表曲は現在から30年前(=作中世界の2010年代)に発表。
その後の時期ではテレビ出演がほとんどない状態だが、新曲も出していた。数年前に60代で病死。
現在でも根強いファンが存在。

【この質問に関する資料:キーワード】
・デジタルクローン
(注※この作品を書くとしたら、読者が特定の実在人物を連想することがないように設定に細心の注意を払うことが必要)

・”親世代の若い頃に発売された歌”が好きな若者
(注※この物語は未来が舞台の作品である)

・許されない人間関係

【この質問に関する資料:時代・舞台設定】
時代設定は未来、「テクノロジーの進歩で、生物に似た構造の機械が安定して生産できるようになった」ころ。
極小サイズの電子機器(コンピューター、センサー、バッテリーなどを兼ねる)で構成される構造の電子機器が珍しくない。
(補足※多くの商業作品で見られる設定「ナノマシン」のようなもの)
変わりつつある科学技術とずっと変わらない人の感性とのズレがトラブルを起こすことがある。

舞台設定は特定の地域に限定しないが、最低限の設定は公共交通機関が使いやすいこと、ライブハウスがあること。

【この質問に関する資料:簡単なあらすじ】
「未来、渋い趣味の若者が、憧れの人物のデジタルクローンを内蔵したアンドロイドと出会ってしまったら?」という短編。
主人公の視点では、小規模なイベント(※出演者は生前の故人と親交のあった人物)に行こうとしていたのに、不謹慎ともとれる出来事に遭遇してしまう。
若者と「故人(の若い頃)を模した電子機器」との人間関係はどんな結末に向かっていくのか

【この質問に関する資料:主人公について】
トキサカ・リン(鴇坂凛)
19歳、大学生。
地方の実家を出て、都会で一人暮らし中。
同年代の女子と普通の交流関係(対面および電子機器ごし)があるが、一番心を許せるのはネットで会話する友人(実際に会う気はない)。
実は音楽の好みが渋い。親世代の若い頃に発表された曲にも抵抗感がない。
本棚の隅には後述のアーティストのCDを収納。ディスクの裏面が経年劣化で剥がれているせいで再生はできないが、当時の品なので彼女にとって思い入れのある一枚。
(※曲の方は公式のところからダウンロード購入して聞いている)
それに関連して、絶対に実現しない夢は「憧れの人(後述のアーティスト。故人)に会うこと」。

【この質問に関する資料:主人公にとっての憧れの人について】
(注※特定の実在人物を連想させない設定にすること)
アンドウ・ユウ
本名は田鶴悠(タヅル・ユウ)
バンド「フライ・バイ・ワイヤ(FBW)」解散後、ソロ活動を開始。
主人公の親が学生だったころ、ドラマ主題歌で有名だった。
主人公の知識によると「繊細な歌声」「独特な視点で日常を切り取る作風」「先輩の影響でシンセサイザーも使用する」という感じ。
実は上の世代のアーティストにも詳しい。上の世代との交流も多かった。
20XX年代では、滅多にテレビに出ないが晩年まで現役。数年に一回新曲を発表。積極的にライブを行っていた。
この短編での現在からみて数年前、病気で急死。

上記の回答(初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いしますの返信)

投稿者 田中一郎 : 1 投稿日時:

質問の内容は「本人と遺族などに無許可で故人を人工知能で再現する」作品を書くことの是非ということでいいですか?
なら問題ないでしょう。モデルがわかったとしても、実名を挙げたりせず特定に至らない程度の情報であれば問題ないでしょう。中には問題視する人はいるでしょうが、ごくごく少数の意見まで気にしていたら創作活動はできませんから。

作中で問題視する人なら結構な数がいそうな気がします。規制されてる方が自然なレベルかもしれません。浮気してた配偶者がようやく死んだと思ったら、勝手に愛人がデジタルクローン作って夫婦ごっこやってたので刺しました、なんて事があったら即法整備されそうですし。

アイデアとしては面白そうですけど、SFというならさらに細かい設定が必要になりそうです。藤子先生のSFの方なら気楽に書けそうですが。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いします

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元記事:【仮】夜空にあげる~星形成の姫神(プリンセス)~

質問ばかりしてしまってすみません。
自分で考えてても埒が明かないのでネタバレ承知でまたご相談させてください。

前回、「死んだら星になる」というスレッドで相談した作品を現在も構想中です。
人間は死んだら星になるという伝承を扱っている作品で、現代日本を舞台に、女子高生の主人公がいろいろあって神となり死んだ人間の霊魂を夜空に上げる仕事をすることになるというストーリーなんですが。
クライマックスで、ヴィランに杖を奪われて神の力を悪用されるシーンが書きたいです。で、その悪用の仕方として、星を引き寄せるということをしたいと考えています。
星を引き寄せる、と言っても、恒星を引き寄せたら、地球にちょっと近づいた段階で地球が沸騰して燃え滅ぼされてしまいそうですよね。
なので、ヴィランは神の力を使いこなせずに宇宙のゴミ、デブリや岩石や鉄塊などを引き寄せてしまうことにしようというところまでは考えました。
ここで疑問なのが、(1)宇宙にそんな都合の良いデブリや岩石や鉄塊などは浮かんでいるのでしょうか?
で、それが地球に引き寄せられて来たとして、そのままだと隕石の落下で大変なことになるので、それを地球に届く前に撃ち落したいです。魔法じゃなくて物理で。
地球から打ち落とすというより、(2)月の軌道上辺りに宇宙戦艦を浮かべて打ち落とすってイメージできますか?
で、その場合、(3)地球を守るためにはどの程度の規模の宇宙船があればよいですか?
あと(4)デブリを撃墜するためにはミサイルがあれば良いのでしょうか?
この辺りの設定が、門外漢なので全くわかりません。勉強しようにも、どこから手をつけていいやら。

(5)参考になりそうなライトノベルがあれば、それも合わせて教えて頂けると嬉しいです。

さらに、(6)描写する際のアドバイスとかもあれば最高です。

あと、(7)タイトルを仮で「夜空にあげる~星形成の姫神(プリンセス)~」に決めたんですけど、興味をひかれますか?

全部じゃなくても良いので、アドバイス頂けたらな、と思います。
よろしくお願いします!

上記の回答(【仮】夜空にあげる~星形成の姫神(プリンセス)~の返信)

投稿者 田中一郎 : 2 投稿日時:

現代風ファンタジーかと思ってたら、突然宇宙戦争のテーマ曲が勇壮に鳴り響き出した感じですね。
出遅れた感がありますが回答を。

(1)宇宙にそんな都合の良いデブリや岩石や鉄塊などは浮かんでいるのでしょうか?
宇宙といわず太陽系内にも小惑星などは観測不能なぐらいゴロゴロしてますが、地球に落下して甚大な被害をもたらしそうな物体は常に捜索監視されてます。火星軌道の内側に入るぐらい接近すると警戒されるぐらいなので未知のものが突如飛来して被害甚大というのは難しそうです。
20年ぐらい前に、地球と月の間を通過する直径何百メートルかの小惑星が発見されたことがあって結構話題になりました。その時は確か、発見が数日前ぐらいで準備が間に合わず、衝突しないように祈るしか手がなかったと記憶しています。
その後、アメリカが核兵器で迎撃する研究を始めたとか聞きました。

(2)月の軌道上辺りに宇宙戦艦を浮かべて打ち落とすってイメージできますか?
「宇宙戦艦ヤマト」のアンドロメダと地球艦隊のシーンがイメージされました。
個人的には好きなのですが、リアリティを優先すると宇宙戦艦の必要性が皆無です。戦艦打ち上げるロケットで質量兵器を直接打ち上げたほうが安上がりで効果的なので。

(3)地球を守るためにはどの程度の規模の宇宙船があればよいですか?
想定される巨大隕石の規模にもよるでしょうが、地球規模で阻止作戦をしなければいけない程の直径がキロ単位の大きさのものになると、どれほど数を揃えたところで迎撃は不可能だと思います。
というのもその質量が数十万トンにも到達するからです。これほどの質量に砲弾やミサイルを撃ち込んでも焼け石に水より効果ありません。核兵器使用してもこのサイズになると歯が立ちません。
破壊どころか軌道をそらす事すら至難であると言えましょう。

(4)デブリを撃墜するためにはミサイルがあれば良いのでしょうか?
スペースデブリは人工物で小型軽量のものが多く、大気圏突入時にだいたい燃え尽きます。
時々寿命切れの人工衛星など大型の物が燃え尽きずに落下してきますが、あれは迎撃できません。技術的にはできるでしょうが、したところで細かい破片になって、さらに迎撃に使用したミサイルの破片も一緒になって降ってくるので、大気圏内で行っても意味がないからです。
ミサイルなどを迎撃する意味がるのは、起爆により破片とは比較にならないほどの被害が出るからなのです。実際、先の大戦中も落下してきた日本軍の高射砲弾の破片で死傷者が出てたりしますが、迎撃しないよりはマシなので撃ってた感じです。
処理をするなら宇宙空間で、ロケットを外付けしてやって衛星軌道から逸してやるほうが良いかと思います。

(5)参考になりそうなライトノベルがあれば、それも合わせて教えて頂けると嬉しいです。
古い作品ですが「銀河英雄伝説」ぐらいしか知りません。考証は怪しいですが、ロマンは感じられます。

(6)描写する際のアドバイスとかもあれば最高です。
あまり科学考証を意識しすぎるとSFチックになりすぎて主題のファンタジー要素と乖離しそうなので、地球に迫る危機や迎撃する手段もファンタジーに寄せたほうが良いと思います。
科学的にやろうとすると、「地球到達まであと半年、先進各国は迎撃のための共同プロジェクトを急遽立ち上げ~」みたいな別作品もう一本状態になると思います。

(7)タイトルを仮で「夜空にあげる~星形成の姫神(プリンセス)~」に決めたんですけど、興味をひかれますか?
「夜空にあげる」か「星形成の姫神」だけのほうが良いかなと思いました。
ちなみに私はタイトル付けるセンス悪いと自覚してますので、あまり参考になさらずに。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 【仮】夜空にあげる~星形成の姫神(プリンセス)~

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元記事:人たらしの主人公に説得力を持たせたい

初めまして、円と申します。
この度は題名通り、人たらしの主人公を書いているのですが
複数の友人に見てもらっても「見た目がよっぽど奇麗なら……」と言われてしまいました。
どうすれば内面から人を引き付けていると思わせられるのでしょうか?
一応設定としては
・クールビューティーで基本的に何事にもドライで辛辣
・だけどよっぽどの事態かつ頼まれれば引き受けるくらいの情はある
・なんでもこなし、なんでもいち早く聡明な頭脳の持ち主でとあること以外では葛藤はしない(聡明なためすぐに判断できる)
・常に正しく冷静なので女性も男性にもモテモテ
・親に裏切られた過去を持っているのでそれを救ってくれた人物に一途でその人のためには何でもし、裏切りもする
・仲間は主人公の頼もしい判断とクールビューティーさに裏切りすらも許すくらいに主人公を大切にしている
こんな感じです

この設定は変えたくない+弱い部分や主人公が批判されるなどの主人公に都合悪いような設定追加は絶対にしたくないのでそれ以外でアドバイスお願いいたします

上記の回答(人たらしの主人公に説得力を持たせたいの返信)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

人たらしの代表格と言えば木下藤吉郎、後の豊臣秀吉を思い浮かべます。
以下に国民的人気キャラとも言える藤吉郎の描写され方を円さんに倣って箇条書きにしてみます。

・ひょうきんな不細工で基本的に何事にも情に厚く温厚
・頼まれなくても買って出るぐらい情に溢れている
・何でもこなすが周りを持ち上げることを忘れない
・普段は隙だらけに見えるので世話を焼いてくれる人も多い
・下賤の身分の出だが自らそれを笑いにする強かさがあり、引き立ててくれた主君には忠実で逆らわない
・仲間は有能で異例の速さで出世しつつも、どこかそうと思わせない抜けたところがある藤吉郎を親しく思ってる

円さんの主人公はむしろ真逆ですよね。有能で美人だから許されてるだけで、むしろ疎まれるタイプだと思いますよ。一般的には「人たらし」とは程遠い人物像です。
中でも「裏切り」は最悪で、日本人に最も嫌われる要素のひとつでしょう。明智光秀なんか400年以上経っても悪役のままです。そして円さんのヒロインは藤吉郎よりは光秀に近似性があると思います。

正直このようなキャラが「人たらし」するには、洗脳儀式や怪しげな薬物、魅了の魔法なんかを必要とするのではないですかね? 意外な手法で半ば洗脳的に周囲の人を籠絡していくダークヒロインなら面白そうですが。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 人たらしの主人公に説得力を持たせたい

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元記事:見込みのある作品とは

以前、掲示板で「批判されたのは見込みがある証拠」という文が書いてあったのですが、そもそも見込みとは一体何なのでしょうか?
 たとえ、批判しかない文章でも、炎上しても、それは見込みがあると思った方が良いのでしょうか?
「批判されたのは、見込みがあるからだよ」と言われても、
私だったら、「じゃあ、どこに見込みがあるの?」と思ってしまいます。
そこで、皆さんに質問です。
見込みのある作品って、何なのでしょうか?
そもそも、見込みとは何か?
見込みのない作品には、どうしているのか?

皆様のご意見、お願いします。

上記の回答(見込みのある作品とはの返信)

投稿者 田中一郎 : 1 投稿日時:

批判されたとネガティブになるのではなく、興味を持ってもらえたとポジティブに考えたほうが良いと思いますよ。スルーされる品の方が多いのでしょうし、それよりは好評価されてると言えます。それならむしろ比較的上位評価もらったとまで言えるかもしれません。

見込みというのは、つまり未熟な作品ながらも魅力があったかで、欠点を感じつつも読んでもらえるぐらい興味を引いたポイントがあったと考える方が適切だと思います。それが設定なのか、キャラなのか、文章力なのかは私にはわかりませんが、エアさんの作品には批判者が反応するだけの何かがあったわけです。
多分、批判コメの中にも良かった点は指摘されてるのではないでしょうか? 気分を落ち着かせたら再読してみるのをおすすめします。

カテゴリー : その他 スレッド: 見込みのある作品とは

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元記事:物語に合わないキャラクターとは

どうもお久しぶりです。マリン・Oと申します。
ただいま私は新作の企画を練っている最中なのですが、また知人から酷評を受けている真っ最中です。
今回プロット段階から受けた酷評はキャラクターの話なのですが、知人の酷評に従うべきか否かのご意見を下さい。

今考えている作品のレギュラーキャラは三人いるのですが、その内の一人が「お前の作風にあわないからやめろ」と言われています。
ちなみにジャンルは今回もバトルものです。一昔前に流行った学園もの要素も少しだけ入れてあります。

<ここから少しキャラ紹介入ります>

清澄エリカ
主人公。剣での接近戦を得意とする女子生徒。
学校内では戦闘の授業で高い戦績を挙げているため、顔を知らない相手から知られていることもある。
ただ勉強は苦手。特に数学はかなり悲惨。

スカー(仮名)
自分が一番強いと思っている困ったちゃん。しかし実際の戦績は芳しくなく、態度の悪さから同級生からは嫌われている。

ベアトリクス・イーダ・シェーンハイト
エリートお嬢様。二丁拳銃での射撃戦を得意とする。
実力が伴わないスカーを嫌っており、第一エピソードでは彼女がスカーをいじめることで主人公のエリカと敵対する。
エリカに敗北した後は仲間になる。しかしスカーのことは相変わらず嫌っている。

ええ、このような三人の物語を構想していたのですが、知人からはスカーを外すように指示されました。
というのも、第一エピソードの事件が終わった後もベアトリクス自身はいじめに対して改心しないという設定で考えていたからです。
これに対して「悪役が改心しないで仲間になるのはいかがなものか」との主張を受けました。
ただ実際のいじめっ子ってものは、一度や二度注意されたところで改心するような奴はそうそういないんですよね。
ひどい奴は年度の開始から終わりまで注意され続けたのに一生反省しないとか、がザラです。
※実名を出さない掲示板だから言いますが、私はかつていじめの被害にあったことがあります。上記の記述も私が実体験で見たものです。
一応スカーとベアトリクスについては、しかるべき時が来れば和解させるつもりで設定を組んでいます。
以前のスレッドで言及したが、スカーを誘拐事件に遭わせて救出する過程で和解するという展開です。

この二人の関係に関しては、現行で行くのはまずいのでしょうか?
マイルドにした方がいいのならばそちらに合わせたいと思っています。

上記の回答(物語に合わないキャラクターとはの返信)

投稿者 田中一郎 : 1 投稿日時:

スカーのように同級生の多くに嫌われる原因が自身にある人物は、本当に嫌な人物でしょうから、そのような人物が仲間にいるエリカも恐らく同類と見られ嫌われてるのが自然だと思います。
そのせいで「顔を知らない相手から知られていることもある」のに、「戦闘の授業で高い戦績を挙げているため」に知られてると思い込んでるスカーと同類の痛い子オチなんじゃないかと、ふと思ってしまいました。
スカーが主要人物ではないのなら、エリカは「イジメは良くないから止めただけ」で、正義感と実行力を感じるだけです。(それでもちょっとウザがられるかも)
ご友人もそのあたりの違和感を感じての「スカー不要」発言ではないのでしょうか? ベアトリクスが嫌っているのはともかく、同級生に嫌われている仲間は扱いが難しいです。
スカーは恐らく男性だと思いますが、腕も性格も悪い異性を仲間にするのも不自然すぎますし、実は良い奴と脇役を丁寧に描写していくのに一冊は短すぎるでしょう。
ご一考されたほうが良い気がします。

あと気になったのはベアトリクスについて。
スカーをいじめることで主人公のエリカと敵対する、とあるからには、エリカはスカーに対してのいじめを容認していない立場なわけですよね?
それをベアトリクスが改心しないままに仲間にするというのは、エリカがいじめを容認するように変化したように感じられ、主人公のイメージが悪化しませんか?
私は、「改心しないまま仲間になるベアトリクス」がスカーよりもさらに不要だと感じました。
悪役のままでいさせるか、改心後に仲間になるかにしたほうが良い気がします。

仲間になるを選択するとなると、イジメた側が改心しても、いじめられた側が許すとも限りませんし、その点をクリアするために相当の熱量掛ける必要あるでしょう。
そのため相当の文量をとられ、テンポ悪くなりそうです。イジメからの和解をテーマにするのでなければ避けたほうが良い気がします。
仲の悪い仲間のいがみ合いに振り回される主人公を描きたいのかな? と感じましたが、もしそうならば、
・ベアトリクスに近い実力はあるけど、それ以上に自己評価が高くベアトリクスを見下すスカー
・スカーより自分のほうがやや上だと思っているのでスカーの態度が気に食わないベアトリクス
・ふたりともエリカには全然勝てないので一目置いている
このぐらいの設定のほうが自然で書きやすいのではないでしょうか?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 物語に合わないキャラクターとは

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元記事:プロットの作り直しに関して

スレ主の立場としてはお久しぶりです。マリン・Oと申します。
今回のスレッドは先日立てたスレッド『物語に合わないキャラクターとは』に関するものです。(出てくる固有名詞はお手数ですが以前のスレッドを参照ください)
先日立てたスレッドでは登場キャラに問題があることが発覚し、最終的にレギュラーの一人を削ることになりました。
そのためストーリーの内容に関して大幅な変更を余儀なくされています。

元々の予定では誘拐事件の被害にあったことがきっかけでスカーがようやく己の無力さに気が付き、それがきっかけでベアトリクスと和解する展開を考えていました。
ところがスカーを削ってしまったせいでこの展開が書けなくなってしまったんですよね。
そのため代替えになるクライマックスを考えているのですが、なかなか上手くいかずにいます。
悩んでいることは主に三つですね。

1.スカーの抜け穴を埋める新キャラを作るべきか。
2.いじめられる担当のキャラを補充すべきか。補充すべきならいじめられるキャラに落ち度がない方がいいのか。
3.書きたかったクライマックスの代替えはどのように作ればいいのか

1に関してはスカーが(物語的に)害だけでなく利点もあるキャラだったから悩んでいます。
エリカとベアトリクスも対になる長所と短所を備えたキャラクターなので、物語的に相性はいいキャラクターです。
その中に毒にも薬にもならない中途半端なキャラをレギュラーに加えるくらいなら、すでに完成している二人だけでそのまま進めるべきかが悩ましいところです。

2に関してはベアトリクスの設定が足を引っ張っています。
補充する場合、落ち度のないキャラクターでないとスカーと同じことを繰り返すだけになります。
しかし明らかに落ち度のないキャラクターをいじめさせると、今度はベアトリクスのイメージが悪くなってしまいます。
彼女は理屈自体は筋の通っているキャラにしたいので、作者自身がキャラクターを愛せなくなる展開は避けたいです。

3に関しては本来なら自分で考えるべき部分なのでしょうけど、一度よい鉱脈を見つけてしまった以上、もっといいものを見つけるのは至難の技なので、苦しんでいます。

もし一緒に設定を作ってくれる方がいればご協力お願いします。
既存の二人の設定を大幅に変えないといけないような提案以外は肥やしにしたいと思います。

上記の回答(プロットの作り直しに関しての返信)

投稿者 ヘキサ : 1

うーん何とも悩ましい悩みに嵌まっている様子ですね。
私からの横槍としては「学園ものって実はけっこう難しいから、今考えてるファンタジーのお仕事物を先に片づけてからやったほうがいいかも?」です。

勝手な推測だけど、マリンさんはまだ学園ものを俯瞰できる心境に至っていないのでは、という気がします。その状態でスクールカーストやいじめを扱うのはいろいろ辛いと思う(←過去のトラウマを毒吐きポエムの形にして、消化するまでにけっこう年月のかかった奴の言うこととして聞いてください)。

私としては、前のスレで他の方から出ていた「スカーのキャラ設定の微調整がうまくいっていない可能性がある」という意見を推したいかも。つまり、一作仕上げた後のほうが三人目のキャラの微調整の目途がつくかもしれない、ということです。

ちなみに、前回いじめ関係と絡んで遊戯王を引き合いに出したけれど、何故遊戯王ならOKか、という話なんですけどね。あれは城之内が「暴力タイプは親も暴力タイプの可能性が高い」の典型で、酒乱のダメ親父が母親と離婚して妹とも離れ離れ、でその状態がよくないことを彼自身がそれなりに自覚しているから(実はリアルのいじめ問題でも、いじめられっ子の心配だけじゃなくいじめっ子の親→いじめっ子への虐待、も心配して見守らなくちゃいけないから……周囲は児相案件になるかもとハラハラしながら見守っております)。

要するに、本来は大人が仲介して悪いことに気づかせて和解させるのを省略して、自分達で欠点を認めたり誤ったり許したり、の境地にまで持っていけるやや大人よりのメンタルのキャラクターとして設定されているんだ、遊戯も城之内も本田も。これは本田の「俺達みたいのとつるんでても、お前は荒むなよ」の一言に集約されているけれど。リアル中学生には吐けないセリフですので。

あと、「スカーは弱いままでいてほしい」というのが少し気になっていたんだけど、遊戯王シリーズって実は城之内枠(最初底辺で這い上がってくるタイプ)は優遇されている。少なくともGXや5D’sあたりまでは。ゼアルは初の主人公が初心者タイプだったからその必要はなかったんだけど。

これは原作者のポリシーで、曰く「このタイプのほうがメンタル強いから」と。城之内や遊戯より、海馬や闇遊戯のほうがプライドへし折られた時のメンタル弱いというのは有名な話……

で、エリカはまだよくわからないんだけれど、ベアトリクスってどっちかっていうと海馬社長タイプでないの? だからいじめっ子というよりライバルポジションでは。で、スカーは城之内ポジションとみなすとバランスのとり方の参考になるかもしれない。他の方から出ている「三人目は子分タイプがいいのでは」の意見も、調節次第ではそうとれなくもないと思う(他シリーズの城之内枠であるところのGXの丸藤翔とか、5D'sの龍亜とかはもっとそんな感じです)。

王道少年漫画は、実はけっこう大人の価値観でキャラ配置しないと難しいこともあります。焦らず落ち着いて好きな作品の構造分解してみるといいんじゃないかと思いますよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: プロットの作り直しに関して

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投稿日時:

元記事:創作の参考にしているもの、教えてください。

こんにちは、カイトです。

小説に限らず漫画、映画、舞台、その他諸々、皆さんが創作の参考にされているものがあれば教えていただきたいです。構成、設定、閃き、モチベーション、参考の内容も問いません。
真面目に皆さんのご意見を伺いたいの半分、罪のない雑談を楽しみたいの半分です。

私のよく参考にするものは、
○Eテレ高校講座「世界史」
閃きと異世界ファンタジーの設定の参考に。地図帳メモ帳片手によく観てます。
このほかにも、NHK、Eテレの番組はものすごく参考になるし、純粋にめっちゃ好きです。

○ドラマ「チャングムの誓い」
構成と人物設定の参考に。「こんなのねーよ」と思いつつ次回を気にして観てしまうあの感じ。私は現実的で面白みのないキャラクターばかり考えてしまうので、チャングムのトラブルメーカーっぷりも参考になります。

○映画「アマデウス」
モチベーション。とにかく面白くて好き。ほかにも好きな映画はたくさんありますが、「自分が小説を書くなら」を意識して観たのはこの作品が初めてです。
話すと長くなりすぎるので割愛。

○藤沢周平と夢枕獏の短編小説
モチベーションというか目標。こんなのが描きたいなぁ。

こんな感じです。
真面目な質問の中恐縮ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

上記の回答(創作の参考にしているもの、教えてください。の返信)

投稿者 サタン : 1

世界史は本当に参考になるね。
正確には波乱万丈に生きた人の人生エピソードがすごい参考になる。ぶっちゃけまんま使えること多い。
親の七光りで権力だけ手に入れた無能って嫌われ者のキャラを書いたとき、その嫌われっぷりがイメージできなかったんでジョン失地王のエピソードを捏ねて形にしたりとかした。ちなみにジャンルはライトSF。
ゴディバ婦人のエピソードが好きで「こういう伝説がある」的な話が出ると割と何度も形を変えてこすり倒したりしてる。

最近は割とマジでYoutube。
Youtubeの中でもやっぱ歴史系が多い。
動画を面白くしようとするから、歴史の面白エピソードが紹介されること多くて、「メイドと主人の関係はこうで、こんなことがあったんですね~」って、それもうそのまま「メイドの描写」としてワンシーンに仕立てりゃええやん、ってネタの宝庫。
その道に詳しい人が大量にネタ提供してくれる。

人間関係というか、キャラ相関というか、キャラクターの組み合わせ的なもので参考にするのは、どうあっても流行作品や主戦場にしてる場所の人気作品かな。
コメディを楽しんだ読者は、いくら名作とはいえ次に手に取る本でホラーは選ばなくて、似たようなコメディを選んじゃう。
でもパクり作品を読みたいわけでもないから、「同じもの」ではなく「似たような違うもの」がウケやすい。
そうすると、世界観やキャラや話はまったく違うけど、主要キャラのコンビの関係やヒロインの距離感やサブキャラの役割なんかが、どっか似てると「似たような」感が作れるから、安心して読み続けることができる。のではないか、と考えている。
自分の好み云々というより、これは市場調査的な意味合いになるかもね。

Youtubeと言えば、最近ハマってるのが都市伝説系、の中でも英語圏でクリーピーパスタって呼ばれてるジャンル。
SCPとかすごい使えそうな気はするしいつか扱いたい題材だなと思うんだけど、都市伝説系のラノベだと ブギーポップは笑わない が好きすぎて、どうしてもそっちに寄ってしまって形にならん。
でも、特に海外の都市伝説は怪異とSFが混ざってる感じで、バックルーム とかなかなか日本にはない感性だなぁ、って思って憧れがあるかな。
モチベというかそんな感じでテンション高めたりしてる。

目標ってわけじゃないけど、好きな作家は宮部みゆきと浅田次郎で自分の文章の先生。
小説以外だと、アニメ監督の今敏の映画を、どうやったら文章化できるかなと考えることが結構ある。
代表作はパプリカとかパーフェクトブルーとかだけど個人的には千年女優が好き。
動画、中でもアニメーションでしか表現できないような手法をどうしたら再現できるかなと、単に文字に起こしただけじゃ絶対面白くないし絶対読者がついてこれないから、でも今敏の表現力は凄いし尊敬するし、なんとか文章に落とし込みたいんよな。
たぶん文章ではなく演出や物語の転がし方で印象を操作するんじゃないかなーとは思うんだけど、まあ、この表現どうするんやろ、わからん、って感じで目標はなかなか解けない問題になってしまってる。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 創作の参考にしているもの、教えてください。

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投稿日時:

元記事:場面転換が出来ず、長編が書けない

初めて質問させていただきます、雨村ランジュです。二次創作や一次創作で短々編(500〜3000字くらい)の作品を書き上げて気付いたのですが、どうも自分は一つのシーン、場面の中でしか話が作れないと気付きました(話が一つの部屋の中で、しかも短時間で完結する)。プロットというものも一度試してみたのですが、時系列が進んだり、別の場所で話が展開すると言うような物がどうしても書けませんでした。長編を書くためには克服すべき事だと思うので、どうしたらいいかアドバイスをいただけないでしょうか。

上記の回答(場面転換が出来ず、長編が書けないの返信)

投稿者 サタン : 2

あぁ。ちょっとわかる。
一個に集中しすぎちゃうというか周囲に気を回せないんかな。
私はそのケがあるので、場面を一箇所に固定するとものすごい楽。

単に書き慣れてないだけであるなら、短い回想などを入れて慣らしていくといいんじゃないかな。
私みたいに性格的に、って場合は、開き直って密室劇を書いてみるってのも個性だと思う。
密室劇はそのまま密室での物語で、場面はほぼ一箇所に固定されてて会話のみで物語が進む話。
ぶっちゃけかなりレベルの高いことが要求されるジャンルだけど、創作においてレベルの高さってセンスだけでスルッと抜けられちゃう人いるから、やるだけやってみるのもいいと思う。
密室劇の長編ってのは普通にある。

あとは、考え方の問題だけど、場面を「時系列」つまり流動的なものと考えないほうがいい。
そうすっと「流れ」が気になっちゃうから。
最初はぶつ切りくらいでいいんじゃないかな。案外それで読者にはぶつ切り感が無かったりもするし。
これの考え方で何が変わるのかっていうと、
「Aの話」「Bの話」という2つの短編があったとして、この2つの物語、すなわち場面の「流れ」が気になっちゃうんだよね。
でも、そんなん気にする必要なくて、「Aの話」の次にそのまま「Bの話」を置けば、読者は勝手に読み取るので、流動性は点で置いてきゃ良くて、それを線と認識するのは読者なんだよ。
って、わからんかな、こんな説明じゃ。

うーんと。
例えば「AとBが喧嘩して、仲直りする話」というの考えたとする。
これは一つの場面でしか想定してなくて、ワンシーンで話が終わっちゃう。
でも、物事には必ず「はじまり」「なか」「おわり」の3つの要素があって、これは分割できるんだよね。
つまり、「喧嘩する切っ掛け」「喧嘩の内容」「喧嘩した結果どうなったか」という要素の場面が作れる。
ワンシーンでしか書けないってのは、これを一つのシーンに詰め込んでるだけで、そのシーンの中には最低でも3つの要素が入ってる。
そして、その3つの要素における「場面・背景」は3つとも同じ。当たり前ですよね、同じワンシーンで想定してるんだから。
でも、さっき「ぶつ切りでいい」って言ったけども、この3要素をぶつ切りにしてそれぞれ背景を別物にしてしまえば、3つの要素はそれぞれ別々のシーン別々の場面になりませんか?
例えば「学校の部室で喧嘩の切っ掛け」「教室で口論」「放課後の屋上で仲直り」とか。

ほんで、「朝練が終わって教室へ行って~」とか「流れ」はあんま考えなくてもいい。「部活で切っ掛け」次の「教室で口喧嘩」となれば、読者は勝手に「翌日かな?」とか認識してくれるんで、読者に頼りすぎるのも良くないけど、気にしすぎて書けないよりはいいから。
なので、ぶつ切りくらいのイメージで良いと思う。
「部活で喧嘩の切っ掛けがある話」という物語をワンシーンで仕上げる。
「教室で口喧嘩する話」という物語をワンシーンで、
という感じ。それを3つ並べりゃいいだけなので……

たぶん、発想として「AとBが喧嘩して仲直りする話」を書いた、次は別の場所で何をするか……みたいに考えてるんじゃないかなと思う。コレが起こってるときコッチであれが……みたいな。
それも発想として間違ってはいないと思うけど、まず全体としてどういう話なのかという事で、
その「全体」が「喧嘩して仲直りする話」であれば、そもそもそれ以上は無いので、別の場面が思い浮かばないのは当然だと思う。
例えば「新任教師が思春期男女に囲まれて悪戦苦闘する話」という全体像があって、その一部に「AとBが~」ってあるわけで、
そしてコレは「新任教師が悪戦苦闘する話」を、上で書いたように分解して得られた話の一つなので、「喧嘩して仲直りする話は書いた、次の場面は~」って発想じゃないのよ。って感じ。
なんかいつもに増して回答がまとまってないけどもw

カテゴリー : ストーリー スレッド: 場面転換が出来ず、長編が書けない

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