小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

サヴァさんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:ラノベのステータス表示についての返信

元はゲームブックやTRPGの文化と言える表現方法だと思いますが、正直なとこ、そんなふうに考えられて使ってる表現ではないと思う。
おそらくWebなどで使い始めた人は「TRPGで見たことがある」程度の事はあったろうけど、特に気にせず、まあ、意地悪な言い方をすると、「キャラクターの強さの表現が上手く出来なかったため、数字でステータスを書いた」に過ぎないものが始まりではないかと思います。
というのも、「ラノベ独自のものなのか」とおっしゃいますが、ハッキリ言って私は市販の「ラノベ」でステータス表現は見かけたことがありません(ゲームブックやTRPGのリプレイでなら覚えがある)。
しかし、Web小説では良く見かけます。
Web小説は表現のレベルが低いというようなディスりにも聞こえると思うので補足しますが、新しいものはどこから生まれるかわからないし、上手くできないから試行錯誤して作り出した新しい表現にレベルの高い低いはありません。

スキルといったものは、海外でも無いことはないと思うけど、そもそも日本でも近年急激に増えたものです。
Web小説の知名度に応じてよく見るようになった、つまりはWeb小説の流行というのが正しい。おそらく小説表現としては定着しない。
そしてこれを「ゲーム的表現」と言いますが、海外作品も比較対象に入れるのであれば、これは「ゲーム的表現」ではなく「JRPG的表現」です。
日本産のRPGによくある表現で、海外のものは、比較的西洋ファンタジーをしていても「スカイリム」あたりを見てみれば日本産のものとノリが違うことがわかるでしょう。スカイリムはスキルというかパークだし。

少し回答がズレますが、海外、特にアメリカや英語圏だと指輪物語(……は、そうでもないか?)やクトゥルフ神話の影響が強い、というかそれらに影響を受けた作品の知名度が凄いので、そもそも「JRPG的表現」など存在することも知らないでしょう。
しかし似たような表現としてゲームブックやTPRGのリプレイは昔から海外にもあるので、似たような表現を使ってる作品は探せば無いことはないけど、「ラノベ(Web小説)独自のものか」って言うと、うーん……
まあ、「誰もやってない」という意味じゃ独自かもしれんけど……というレベルだと思います。

また、ステータス表現だけでなくスキルやインベントリなどを含むステータス画面が出てくるような表現を指して言うと、
これは単に「ゲームの中に入り込んだ」という表現として使われているだけで、単なる流行です。
「ゲームの中(ないし異世界)に迷い込んだ」という展開は昔からあるけど、たしかに「そこでゲームと同じようにステータス画面が開ける」というのは近年に見る特徴だと思う。
これはVRなどが一部現実的になってきたり、それをモチーフにした作品が出てきたため、これをアマチュアが真似たのが切っ掛けでしょう。
ただ、「ゲーム内、データ内部へ入るというSF作品」では、昔からステータス画面みたいな表現はありました。
「ファンタジー」という括りだから見つからないだけだと思う。

もともとSFとファンタジーは親和性が高いけど、「ゲームそっくりな世界」というテーマを実現させるために「ヴァーチャル」に関するSF要素を全て魔法で解決させれば、昨今よく見る「ステータス表現」になると思う。
で。
要するに「ゲーム世界そっくりな異世界が舞台」あるいは「ゲーム世界的な異世界」といったテーマがWebを中心に流行っているというだけで、ここで扱われる「ゲーム的表現」がよく取り入れられているというのは認識に間違いがあると思う。
確かによく見かけるけど、それは「そういう異世界」を扱ってる人が多いため。
海外で見かけないのは、「そういうゲームが元の異世界」を扱ってる人が少ないため。
これを「ラノベ独自のもの?」と言うなら、美少女ヒロインや少年主人公が主な日本のサブカルも「独自」になってしまいますし……というと誤解させちゃうかな。
日本のサブカル文化における登場人物の年齢が下がったのは近年のことで、北斗の拳やシティーハンターなど少し遡れば大人が活躍する物語ばっかです。
近年の美少女ヒロインや少年主人公は現代はそういうのが好まれるという流行なだけです。

話がソレた。
まあともかく、これは表現の問題に見えるだろうけど、流行ってる物語テイストの問題で、ホラーが流行ればホラー表現が多くなるのは当然というだけの話。
ゲーム的な異世界が流行ってるんだから、ゲーム的な表現が多く見えるのは当たり前。
言い方を変えると、SFでもファンタジーでもない、現代の日常を描いた、普通の高校生が主人公のコメディを思い浮かべて、そこで「ステータスには……」とか「授業でスキルを習得して……」とか、いわゆる「ゲーム的表現」があったらどう思われますか。
これは流石に「そういう話」でなければNGでしょ。
単に、Webを中心にそれがマッチする「そういう話」が流行ってる、というだけ。
表現の問題ではないと思いますよ。

サヴァさんはずいぶん前からゲーム的な表現について疑問が多いようですが、何が疑問なのかどうにも読み取れません。
要するに「文学的にどーなの?」「コレ作家としてアリだと思うの?」「もっと詩的な美文で書いてくれよ!」みたいな話なんでしょうか。

上記の回答(ラノベのステータス表示についての返信の返信)

スレ主 サヴァ : 2 投稿日時:

 ご回答いただきありがとうございます。
なぜこうも疑問に思うのか、実は自分でもよくわかっておりません。ただ、なんとなく違和感を覚えるんです。数値に言及されてしまうと現実味が薄まるとでも言いますか、そもそもなぜそう考えてしまうのか。単に自分の頭が固いだけなんでしょうか? 情報を簡潔に提示できるというメリットがある一方で、ファンタジーの世界観にそぐわないと考えてしまうんです。それが表現法のデメリットによるものなのか、ただの偏見なのかがわかりません。

カテゴリー : その他 スレッド: ラノベのステータス表示について

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元記事:怪獣の設定について

怪獣があの大きさで潰れず動き回れるのは、物質と反物質、暗黒物質で肉体が構成されているからと説明したいのですが、

なにぶん作者が馬鹿なので設定が破綻する未来しか見えないのです。

どうしたらうまく説明できるのか、知恵と知識を借りたいです。

よろしくお願いいたします。

上記の回答(怪獣の設定についての返信)

投稿者 サヴァ : 2 投稿日時:

下手に納得のいかない説明をされるより、何も説明がないほうがましというときもあります。読者の想像に委ねるのもひとつの策だと思いますよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 怪獣の設定について

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元記事:キャラクターの練り方

キャラクターの作り込み方がよくわかっていません。
設定を決めたくても、どういうところから手を付けていけばいいのかわからないのです。

上記の回答(キャラクターの練り方の返信)

投稿者 サヴァ : 1 投稿日時:

大塚英志の「キャラクターメーカー」を参考になされてはいかがでしょうか?

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの練り方

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元記事:主人公以外のうごき

前に主人公の動機が決まらず話が進まないと相談したことがあったの
ですが、他の主人公に関わってくるキャラについての話をしたいです!

大雑把にすると二十人ぐらいの人が関わってくる予定ですw
多すぎて話の邪魔になってしまうでしょうか…?
全員が主人公についていくわけではなく現実世界からサポート
してくれたり(現実世界マネと神様の世界ノクがあります)
主人公に多く関わる人をノクに連れて行き真相を確かめようと
するんですが…

主人公は元々神の子で小さいときノクから落とされて記憶を失くし
マネで生活していた…ということを途中で知ります
主人公には兄妹がいてその子が協力するのは納得がいくと思います。
あの時なにがあったのか、誰が犯人なのか突き止めたい。
この動機で動くんですが他の人たちが主人公の味方をする
意味が見つかりません。
主人公が助けたからといって主人公のためだけに行動するのは
おかしいとも思うので…(一人ぐらいは入れようかと思います)

色(神様が定めた特別な魂の概念のようなもの)で繋がりを一つ
作れたとしても、相手にとっては意味わからないはずです。
「あなたは神様に選ばれた存在なのです」って言われてついてくる人
いませんよね?(宗教などを除いて)
大きな繋がりを作りたいけどなかなか決まらず…

もう少しこういう質問をするときは設定が定まってきていて
聞くのが正解でしょうか?
主人公の行動ができても周りの考えが動くような動機が浮かびません
世界を危機にさらす方がいいでしょうか?w
設定が曖昧なまま聞いてすみません!
自分ならこうさせたい!というのがあったら参考にさせてほしいです

上記の回答(主人公以外のうごきの返信)

投稿者 サヴァ : 1 投稿日時:

主人公に味方をする理由としては
・恩返し
・利害の一致
・母性本能
・損得勘定
・盲従
等、まあ探せばいくらでも出てくるでしょう。

キャラクターの性格設定から行動理念を割り出すのであれば、アンジェラ・アッカーマンの「性格類語辞典」(類語辞典シリーズ)が参考になるのではないでしょうか?

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 主人公以外のうごき

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元記事:チート能力ってどんなものなんでしょうか?

チート能力について考えてたらよく分からなくなってしまいました。
普通の敵だったら無双できるレベルの能力がチート能力といえるのでしょうか?
超強力な能力でもデメリット付きでもチート能力といえるのでしょうか?

上記の回答(チート能力ってどんなものなんでしょうか?の返信)

投稿者 サヴァ : 1 投稿日時:

 「チート」という用語は元々はゲームの不正行為を指すものでした。
通常プレイでは獲得困難なレアアイテムの大量所持、レアスキル/アビリティの不正入手、ステータス・パラメータの改変による異常な能力値、自身の実力と不釣り合いな能力の獲得等、そこから転じて規格外の強さや能力を指して「チート」のようだと表現するようになり、ライトノベルではそちらの用法が一般化したようです。
能力の獲得過程と能力自体とで「チート」のニュアンスが異なるかもしれません。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: チート能力ってどんなものなんでしょうか?

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元記事:ラブコメにドラマ性は必要なのか

某小説投稿サイトでオリジナルのラブコメ を執筆している者です。
つい先日、こんな感想を読者様から頂きました。

「ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいるのは如何なものか」

「ヒロインが主人公を好んだ理由が”一目惚れ“だけではドラマ性が薄い」

「主人公がヒロイン達とイチャイチャしてるだけの甘ったるいストーリーではドラマ性がちっともない」

そこでタイトルにもある通りの質問をさせていただきます。
ラブコメにドラマ性は必要なのでしょうか?
露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして……やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?

上記の回答(Autocadでのスケーリング)

投稿者 Jariz : 0

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラブコメにドラマ性は必要なのか

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投稿日時:

元記事:新作の主人公をなろう主人公と同類と言われた

どうも如月千怜です。
今回のスレなんですけど、二つ以上前のスレッド「主人公の弱点」と関連するスレッドです。

そちらのスレッドで話題にあげた主人公を「なろう主人公と同じだ」という方がいました。
そちらの方は「チ●コがなくなっただけで思考ルーチンがなろう主人公と同じ」「私以外にも同じことを思った人がたくさんいると思う」と言われました。
私はあのスレッドで設定を開示したシャロがなろう主人公に見える要素など、一個もないと思っているのですが、そちらの方はなろう主人公と似ているように見えたそうです。
ただどこが具体的に似ているのかは一貫して言及されていませんでした。
もし「シャロはなろう主人公に似ている」と思っている方が他にもいたら、どこが似ていると思ったか教えてほしいです。

●補足1 いつもの友人の見解
参考程度として例の友人にも話を聞いてみました。
彼の感想によると「シャロ単品ならともかく、ユークリッドがセットになると途端になろう感が増すな。こいつみたいな権力者をこき使うのは多いパターンだから」とのことです。
あくまで彼はシャロ単品の問題よりユークリッドが付属することを重点的に指摘していました。

●補足2 該当レスを下さった方へ
このスレッドを立てる際、結果的にあなたを晒上げるような真似をすることになってしまったことは反省しています。大変申し訳ございません
ただほぼ初対面の相手へのレスに「チ●コ」などと下ネタを交えて主人公を批評するというあなた様の行動は、あまり誠実な回答ではないと私は思っています。
これは私自身が単純に下ネタがあまり好きじゃない性格だからという面もありますが、不快に思われた方は私の他にもいたはずです。

ちなみにこのことに関して私は謝罪を求めているわけではありません。他の方に同じことをしないで欲しいと思っているから正直に申し上げただけのことです。
同じことはしないようにする、という心構えさえ持って下されば謝罪は不要です。

上記の回答(新作の主人公をなろう主人公と同類と言われたの返信)

投稿者 大野知人 : 6 人気回答!

 なんか怒ってるなぁ。
 俺、そのスレの時多分居なかったか、忙しくて細かく読んでないんすけどね。
 如月さんは少々鋭敏に過ぎる部分があると思います。要は、気にしすぎです。

 でも、今回の案件に関しては、『如月さんが大人になるべき』だと思います。

 先に言っておくと、事情やスレの内容がどうあれ、そういった下ネタを挟んで意見を言うのがマナーのなっていない行動・品の悪い行いであるというのは事実です。
 一方で、『まあでもそういう人も居るよね』と寛容になるべきだとも俺は思います。

 以前、俺と如月さんの間でひと悶着あったの覚えてますか? 俺、あの時は言わなかったですけど、俺自身のみならず如月さんにも色々と問題点があったと感じています。
 ただ、そこを掘り返そうという話ではなくて。
 如月さんも、『コイツちょっと嫌だな』と思っても、言わずに放置したらどうかな。と思う次第。
 なぜ俺が当時指摘しなかったかと言えば、端的に『イチイチ言うのが面倒くさい』からです。
 この『面倒くさい』には内包するモノが多いので細かく書きますが。

①まず第一に、人と争うのが面倒くさい。『貴方ってこう言う癖有りますよね。それ良くないですよ』って言えば、喧嘩になるのが見えてるし、わざわざ喧嘩しなくてもこっちが『そういう人だ』と思って接すればいい範疇と感じたから。
②第二に、スレッドを立てるのが面倒くさい。如月さんは多分知ってると思うけど、俺は『分かりやすい文章を書く』って事にめっちゃこだわってるから、ちょっとした文句でも『分かりやすい文章』にしないと気が済まないし、ちょっとした文句程度でそんな労力を割きたくないので、そもそも文句を言わない。
③第三に、『人の振り見て我が振り直せ』。俺が他人を気に食わないと思う時、でも俺の言い回しも『他人から見たら嫌がられるかもしれないなあ』と感じるので、『他の人にも目こぼししてもらってるし』と思って、一回納得する。

 この三つが、俺の言った『面倒くさい』ね。
 如月さんを面倒くさいと思ってるわけじゃなくて、『全般的に誰かのマナーや発言に対して意見を言う事』を面倒くさいと思っている訳です。
 で、別にこれは俺が忙しいから面倒くさいと思っている訳ではなくて、単純に『適度に面倒くさがらないと、自分の精神が参ってしまう』『他人の事を気にしすぎて精神をすり減らすのはあほらしい』からなのね。

 できれば如月さんにも、そういう諦観を身に着けてほしいなあって。

 『コイツ、ちょっとマナー悪い所あるよな』とか『細かいとこ気にしすぎてウザいよな』とか『一々、言い方が刺々しいんだよ!』と思っても、口に出さずに自分に利のある所だけ読む・受け入れるようにしてはどうでしょうか。(ちなみに、上記三点は俺が良く言われる奴。気を付けますね)

 最後に、ちょっとだけ本音。
 上述の通り、俺は基本的に他人のマナーや発言に対して介入・ないし意見を言う事を面倒くさいと考えています。が、今までに数回、このサイトでハッキリと誰かを名指しにして警告・喧嘩の仲裁を行ったこともあります。
 俺は如月さんと仲良くしたいと思っているので、今回書き込んだのは『そんなことにならなくてもいいように』という、前段階の前段階くらいの注意だと思ってほしいのですが。

 本人たちの反省の如何にかかわらず、当時彼らの行動がハッキリとした問題であったので名指しで書きますが。
 みたらい(つたぬき)さんと、金木犀さん(が、スレッドへの返信を巡って大規模に喧嘩した時)の二回です。みたらいさんに対しては、警告ののち管理人への連絡を行いました。

 勿論、彼ら/当時の彼らと如月さんを同一視するわけではないのですが、そうですね。
 『あと2~3キロぐらい走って行ったら、連中と同じところに行っちまうかもしれんぞ。』という警告です。

 冒頭にも書きましたが、如月さんは少々鋭敏に過ぎる部分があると思います。要は、気にしすぎです。
 
 人の振り見て我が振り直せという話ではなく、単純に『他のユーザーにもう少し寛容になる』と言う意味で、苦言を申し上げさせて頂きました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 新作の主人公をなろう主人公と同類と言われた

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投稿日時:

元記事:光属性を使うヴァンパイアはそんなにもおかしい存在なのか

どうも如月千怜です。いつもお世話になっております。
今回は前置きすることがないので、すぐ本題に入ります。

私は以前、鍛錬室に「渚の環境ミッドナイト」という作品を掲載したのですが、この作品は好意的な意見を多くいただき、自身でも世界観が気に入っている大変自信のある作品です。
ただマイナス点をつけた感想投稿者の方も今までで最多でしたので、私が今まで執筆した作品で最も賛否両論だったと言える作品です。

で、その作品に関する話なのですが、人間と吸血鬼のハーフの主人公が光属性の魔法剣を使うシーンがあるんですよね。
ところがこのシーンに対して、「日光が弱点のヴァンパイアが光魔法を使えるなんておかしい」「魔物特攻みたいな効果があるなら主人公自身にも有効じゃんこの魔法剣」みたいな意見があったんです。

ただ私はこれらの意見に対して「そんなにおかしいことなのか?」という疑問を感じているんですよね。
一応私はヴァンパイアでも使うことができる理由をある程度は作っています。
この魔法剣は月の魔力を使っているという設定になっていまして、これなら日光じゃないからヴァンパイアが使っていても全然おかしくない理由付けになると思ったんですよ。
ただ知人からは「その理屈はおかしい。そもそも魔物がそういう祝福みたいな効果を受けれること自体が考えられない。たとえ自身に害がないとしても」みたいな理屈をこねられて反論されました。

魔物特攻の効果があると明記してしまったのがいけなかったのでしょうか?
それとも原動力が月光だとしても光魔法を使えること自体がおかしいのでしょうか?
この主人公の物語に関して、私は続編を作るつもりです。
続編の方では本格的な攻撃魔法を使わせることを検討しているのですが……
魔物特攻が諸刃の剣になっているだけ、なら一応その効果を削除するつもりです。

上記の回答(光属性を使うヴァンパイアはそんなにもおかしい存在なのかの返信)

投稿者 ふ じ た に : 2

こんにちは!

「渚の環境ミッドナイト」の作品って、以前拝読した覚えがあるんですが、うろ覚えで申し訳ないです。
たしか、この作品って、世界観の説明不足があった気がします。

以下、過去に書いた感想の一部

「最初に主人公の説明で、「多分街のみんなは知らないと思うけど、僕は人間じゃない」とありましたので、主人公が吸血鬼だってことを隠していることは伝わりました。
さらに、「正体がバレたら恐らく憲兵は討伐隊を編成してくるだろう。」とあり、
吸血鬼が受け入れられない存在だということは伝わりました。でも、世の中には吸血鬼がいることが広く知られているのか、いないのか。そこまでは、ちょっと読み取れなかったです。
街中に熊が出たみたいに討伐されることを想像したのか。吸血鬼以外の人外がいたことがあり、そういう対応を以前見たことがあるのか。他の街では吸血鬼が討伐されたことがあるけど、この街で今まで吸血鬼が出たことがなくて討伐されたことがなかったのか。そこまで分からなかったです。

人魚と魚人についても、説明が曖昧だったと感じました。
人魚について主人公がいつも海にいると説明していましたが、他の人間はそのことを知っているのでしょうか? 主人公が人外だから特別に知っているのでしょうか?
他の人も主人公みたいに、たまに吸血鬼以外の人外に遭遇することがあるんでしょうか(憲兵は平和ボケしているとあるので、もしかして知らない?)
人外系全般は闇の世界の住人で、人間には知られていないのか。そのあたりが曖昧だった気がします。
主人公が使える魔法についても、説明が曖昧だった気がします。人外だけが使えるのか、人間も使えるのか、そのあたりが分からなかったです。
現実の世界にないものを作中に出す場合に、どういう風にその世界で認識されているのか説明が必要になるらしいです(公募の評価シートで私は教えてもらいました)。

あと、細かい気になった点ですが、腰に下げている剣は、憲兵に見つかっても大丈夫なんでしょうか。この世界は子供が武装していても咎められないんでしょうか。
あと、吸血鬼は何属性なんでしょうか。
魔法で「邪悪なる者を討ち払う光の剣」を使っていたんですが、ハーフとはいえ闇属性っぽい吸血鬼が使っていて大丈夫なのかなぁと心配になりました。お母さん、実は聖女系だったとか、そういう伏線なんでしょうか。」

※引用ここまで。

その作品の中で「吸血鬼」と「人外」ってこんなものっていう説明がないまま、話が進んでいったので、それぞれ読者が持つ吸血鬼や人外の固定イメージを使う状況だったと思います。

あと、「邪悪なる者を討ち払う光の剣」ってありましたけど、この世界で「邪悪なる者」ってなんですか? 人外っぽい吸血鬼は含まれないんですか? そういうところから、あいまいだった気がします。

なので、「邪悪なる者を討ち払う光の剣」という書き方で、「吸血鬼は人間から恐れられる邪悪なる魔物扱い」だったなら、知人さんが、「その理屈はおかしい。そもそも魔物がそういう祝福みたいな効果を受けれること自体が考えられない。たとえ自身に害がないとしても」と疑問に感じられたのも仕方がないと思いました。

もし「吸血鬼は血を吸うことと魔法を使える以外は、人間と変わりがない。けれども、他の邪悪なる魔物たちと混合されて誤解されている」と作品の前半部分で説明があったら、後半部分で吸血鬼が月魔法を使って邪悪なる者を退治していても、問題ないと思いました。

また、毒蛇みたいに、「この魔法だけは、吸血鬼は大丈夫」って説明を書けばいいんじゃないでしょうか?
吸血鬼は邪悪なる者の存在の一部だけど、他とは違い、月の祝福を唯一受けている。だから月魔法の「邪悪なる者を討ち払う光の剣」が使えるのだ――みたいな。
こういった補足説明は確か御作の本文ではなかった気がします。

たとえば、「スライム」っていう魔物が出たって書かれていたとします。
作品の中で「それは固いうろこを持つ肉食恐竜みたいな生き物だ。でも、他の魔物を食べて人間を襲わないから人間には好かれている」と書かれていれば、その作品の中では「スライム」ってそういう扱いになるんですよ。紛らわしいですけど。
でも、もし何も説明が書かれていなければ、「ゼリーみたいな軟体な生き物で、生き物を溶かして食べる。魔物の中では弱いが、人間を襲ってくる」みたいなイメージを読み手は持つと思います。

なので、作者さんが考える「月の光魔法を使う吸血鬼」っていうイメージを読み手に正確に伝えたいなら、その作品の中で設定をきちんと描けばいいと思いましたよ。

色々と書きましたけど、あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。
何かしら参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 光属性を使うヴァンパイアはそんなにもおかしい存在なのか

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