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元記事:意味不明で理解出来ない会話。

最近のアニメ、特にライトノベル原作のものを見ていると、会話シーンの理解にとても苦しみます。

最近の作品は、キャラクターがみんな変人なのが多いからです。
「ナカノヒトゲノム」を例に挙げますと、中でも「アカツキ」は、セリフの半分が意味不明で理解出来ません。状況に合った事を話さない事が多くて、会話が成立していない場面も多いです。
アニメ 第7話冒頭の会話でも、

アンヤ「オメーからも何とか言えよ」
アカツキ「ん?何がですか?」
アンヤ「あの豆女。オレの言う事なんか聞きやしねえ」
アカツキ「2人が仲良くなって良かったです」
アンヤ「なってね~よ!」

という具合です。
もっとも、前述した通り、このアニメのキャラクターはおかしな人間ばかりで、それぞれも余り他人の言う事を聞いていない様ですが……。

「物語シリーズ」は、余談が多いものの会話としては成立しています。しかし、最近ではこのナカノヒトゲノムの様に、意味不明で理解に苦しむ様なセリフや会話が増えていると思います。
ただこの場合、アンヤがアカツキに投げた会話は無意味なものでは無いですし、考え方によるとアカツキの人間性を特徴付ける為という解釈も出来ます。

ですが、最近のラノベ原作アニメでは、セリフや会話に無意味なものが増えたと思うのです。
「何を言っているのか解らないセリフや会話」を見せられても、ユーザーは面白いと感じるものなのでしょうか。
また、そういった「切っても特に問題無い様な、無駄なセリフや会話」というのは、存在に何か理由があるのでしょうか。

応募作のコメントで、会話が毎回低評価なので、どうしたら面白いセリフや会話が表現出来るのか、知りたくて質問してみました。

上記の回答(意味不明で理解出来ない会話。の返信)

投稿者 ハイ : 0 投稿日時:

迷える狼さんの仰ることは、ある意味では非常に正しいです。

会話、というものを『情報伝達手段』として見た場合、重要なのは正確かつ、手短に、素早く情報を伝えることであり、それ以外の余計な要素は排除されるべきものであり、必要ないものです。
よって、会話を『情報伝達手段』として見る場合においては、そこに迷える狼さんの考えるような『正誤』や『優劣』が存在します。

きちんと情報が伝わるなら、『正』。伝わらないなら『誤』。
わかりやすい、もしくは簡潔なら『優』、わかりにくい、または冗長なら『劣』という風に。

言語が誕生した当初であれば、これらが最重要課題であったものと思われます。

しかしながら、会話というものは今現在単なる情報伝達手段ではなく、『自己表現』であるとか、『笑い』『言葉遊び』のツールとしての側面も持ち合わせています。
そして『自己表現』や『笑い』『言葉遊び』などにおいては、厳密ではないですが、『優劣』こそあるものの、基本『正誤』がありません。
ある人からどんなに間違って見えても、主流は基本的に『正』の側です。
かと言って、マイナー側が『誤』という訳でもなく、このあたりは人それぞれということになります。

推測になりますが、迷える狼さんは『会話』を『情報伝達手段』としての側面しか捉えていないのではないかな、と。
そのために、『情報伝達手段』として見た場合、どう見ても余計なものでしかない部分を切り捨てているのではないでしょうか。

ですがすでに触れたように、会話には『情報伝達手段』の側面と、「自己表現」「笑い」「言葉遊び」などの『娯楽手段』の側面も持っています。

日常の会話においては、この分類は場面場面で異なってきますが、基本小説というエンターテイメントにおいては、概ね両方の属性を兼ね備えていると言って差し支えないかと思います。
つまり、

会話は『情報伝達手段』かつ『娯楽的手段』としてのツール。

こう考えた場合、おそらくは迷える狼さんの判断基準である『情報伝達手段』的側面のみで判断を下してしまうと、まず上手く行かないものと思われます。

というのも、大半の人間は会話というものを『情報伝達手段』と『娯楽手段』の両方の性質を兼ね備えている前提で使用しているからです。
あくまで印象なので明言は避けたいところですが……7割〜8割ぐらいは『娯楽手段』としての側面も理解した上で使用しているように感じます。
あるいはもっと多いかもしれません。
(例文のやり取りは、迷える狼さんが思う以上に多くの人が意味を汲み取れるはずです)

ともあれ。それぐらいの人間が、会話においてのユーモアやセンスを求めているわけですから、小説においてはなおさらでしょう。
この『娯楽手段』としての会話をどう理解するか、が今後の課題となるように思いますが……。

1 もっと会話を楽しむ。
2 ユーモアを学ぶ。

ぐらいしか思い浮かびません。
多くの方が少なからずこういったことを好む傾向にある……と思っているので、提案としては微妙な気がしますが、もし上記二つに違和感や忌避感を覚えるようであれば、徹底的に純文学の芸術方面の文体や会話に逃げて、読者に「よくわかんないけど面白い!」と思わせる手もありかもしれません。

あるいは。
会話分でこれらいずれも無理であるなら、地の文で遊んでみるというのはどうでしょうか?

少なくとも、現状のままでは厳しいと思われるので、道筋としては。

1 徹底的に会話とそのユーモアを学ぶ。
2 その方向を完全に諦めて別の面白さを生み出す方を選ぶ。

でしょうか?

もしかすると第三の道もあるのかもしれませんが、私からはこんなところです。

それではご武運をお祈りいたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 意味不明で理解出来ない会話。

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元記事:意味不明で理解出来ない会話。

最近のアニメ、特にライトノベル原作のものを見ていると、会話シーンの理解にとても苦しみます。

最近の作品は、キャラクターがみんな変人なのが多いからです。
「ナカノヒトゲノム」を例に挙げますと、中でも「アカツキ」は、セリフの半分が意味不明で理解出来ません。状況に合った事を話さない事が多くて、会話が成立していない場面も多いです。
アニメ 第7話冒頭の会話でも、

アンヤ「オメーからも何とか言えよ」
アカツキ「ん?何がですか?」
アンヤ「あの豆女。オレの言う事なんか聞きやしねえ」
アカツキ「2人が仲良くなって良かったです」
アンヤ「なってね~よ!」

という具合です。
もっとも、前述した通り、このアニメのキャラクターはおかしな人間ばかりで、それぞれも余り他人の言う事を聞いていない様ですが……。

「物語シリーズ」は、余談が多いものの会話としては成立しています。しかし、最近ではこのナカノヒトゲノムの様に、意味不明で理解に苦しむ様なセリフや会話が増えていると思います。
ただこの場合、アンヤがアカツキに投げた会話は無意味なものでは無いですし、考え方によるとアカツキの人間性を特徴付ける為という解釈も出来ます。

ですが、最近のラノベ原作アニメでは、セリフや会話に無意味なものが増えたと思うのです。
「何を言っているのか解らないセリフや会話」を見せられても、ユーザーは面白いと感じるものなのでしょうか。
また、そういった「切っても特に問題無い様な、無駄なセリフや会話」というのは、存在に何か理由があるのでしょうか。

応募作のコメントで、会話が毎回低評価なので、どうしたら面白いセリフや会話が表現出来るのか、知りたくて質問してみました。

上記の回答(意味不明で理解出来ない会話。の返信)

投稿者 ハイ : 0 投稿日時:

>1 徹底的に会話とそのユーモアを学ぶ。

●失敬。
よく考えてみると、似たような事例で元々その手の感性が無いか弱い人にこういったことを言っても逆効果か無意味になりがちだったので、諸々自覚した上で強みを探して高めるほうが現実的かもしれません。

全く無意味では無いかもですが、まあ一応。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 意味不明で理解出来ない会話。

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元記事:きらら系列日常系

「きらら系列日常系」を小説で再現しようとしていますが、なかなか難しいです。でも何がどのように難しいのか分かりません。なぜ難しいか説明できる人がいたら教えて下さい。

上記の回答(きらら系列日常系の返信)

投稿者 ハイ : 0 投稿日時:

日常系四コマのノベライズは数多の作家さんや志望さんが討ち死にしてきた分野なんですけど……なんでみんなそんなに小説にしたがるんでしょうね? うーん、私にはわからん。

ちなみに2007年頃(うう、時を感じる)に芳文社KR文庫なるきらら連載中の作品のノベライズがあったんですが……不調だったのかなんなのか、その後は刊行されていないようです。
私が読んだのは「三者三葉」のやつですが、確かオリキャラ(男)視点からの話だったかな。原作と比べると、悪くはなかったけど良くもなかったような印象でした。(他、落花流水、ひだまりスケッチとかあったっぽい)
そんな感じに大本がやってもダメだったっぽいことなのでその難易度はかなり高いものと思われます。

まず、すでに玉城つむぎさんが指摘されていますが、まず絵の有無ですね。
きららやぱれっとなどと言った日常四コマ系における絵のウエイトは非常に大きいので、それを小説において表現するすべが実質的に存在しない、というのが問題です。

一応、アレ系の雰囲気を再現することが可能っぽい文体も存在しないことも無いと思うんですが、私の記憶の中で該当しそうな文体は小中学生向け少女小説の中でもかなりふんわーりとした女の子一人称文体になってしまって、きらら・ぱれっとの読者層的に合わんのじゃないかなーと思っています。
(大昔の記憶なので、今現在の少女小説がそうかはわかりませんけども)

ご存知かどうかわかりませんが、ラノベで言うと文学少女シリーズの野村美月先生の文体のように甘くふんわりと仕上げた文章です。
(文学少女シリーズなら文学少女見習い以降、主人公交代してからの文体)
ただ私はあれがすごく好きなんですけど、あれって一般的な男性にはキッツいのではないかと思うわけで……。

よって、想定読者層を考えると、きらら・ぱれっとのような作品のノベライズは筋違いではないかと思うんですよね。そもそも、読者層がそれを望んでいるのかどうか……いや、割と書きたい人がいるってことは需要があるってことなのかなぁ?

さておき。

それでもあれこれ考えてみて、思いついたのは。
一番解決策に近いのは文章を増やした『絵本』ではないかと。
これなら小説的要素を強めつつ、絵も押し出していけるのでご要望のものに近いんじゃないかなぁと思うんですが……え? やっぱりノベライズじゃないとダメですか?w
となると、絵本と小説の中間あたりにライトノベルならぬフェザーノベルって分野でも作って、挿絵多めの文章超軽く少なめなレーベルを創設するとかどうかなと思うんですが……そこまでいくとただ単にどっちつかずになるだけなような気もするわけで。
うーん、ムズい。

戯言だらけですが、参考になりましたら幸いです。

(追記・にわとりさんの指摘も確かにありそう)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: きらら系列日常系

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元記事:とても変なスランプ(?)に陥っています、12歳です…

 12歳、女です

 小説家になろうと言うサイトで、1年、必死に書きまくって、
 100ポイント(評価のような感じ)の壁を越えて、
 ブックマークしてくださる方も、予想以上に120件を超えました。
 ただブックマークボタンを押すだけですが、それでも120人という数字に驚いて、
 感激して、毎日自分の評価でうっとりしてる私。

 私は、その作品の前に、ちょちょっと書いてすぐに捨ててしまった作品がありました。
 そのほとんどが、5000文字以内で。
 
 元々なんで小説家になろうに登録したのかと言えば、書籍化できるからとか、
 そんな叶わない夢。
 
 調子に乗ったんです、「このまま本になるんじゃないか」って。
 (自意識過剰です、そこは直さないと……)

 けれども、矛盾点をたくさん指摘され、挙句の果てにストーリーがループすると言う作品でした。

 それから、しばらく書かなくなりました。
 
 作品も、2カ月、3カ月と、放置。
 
 たくさんの、一度でも、いいと思ってブックマークしてくれた120人に対する
 申し訳なさがあったけど、

 もう矛盾点が多いし、8万文字を治していくのは面倒くさい、
 
 と、新たな作品を書いて捨てて書いて捨てて書いて捨てて
 
 アイデアは腐るほどあるんです、すぐに、ぱっと思いつく、
 けれどもそれを文章にして、物語にしてができない。

 今回、ライトノベル研究所にて、いろいろな記事を読み漁りました。
 そしたら、どんな作品でも書いてみる事が大切みたいなことが書いてありました。
 

 本当にそう思った、けれども、やはりできない。

 自分の中での黄金期が頭の中に残って、
 せっかく書いた新しい作品(もうただの文章)
 が人気にならないんじゃないかって……

 わかっているけど、できない
  
 それが本音。

 結局、なろうのアカウントも削除、1年間書いた作品もこの世に存在していません(削除した。)

 今では、やる気を出すために音楽かけて、イヤホンして、(耳に悪いのに)感情的になるようにする
 けれども、無理。

 やる気はあるのに、書いた途端に「ああ、無理」とやめてしまう
 読書はあまりしません、確かにそれも関係あるかも……

 けど、かつてのあの日の様に、無我夢中で一日中書いていたい。

 私は、どうしたらいいのでしょう
 聞きたいことは

・この異常なスランプから抜け出せるのか
・↑もし抜け出せるなら、どうすればいいか
・私はそもそも、調子に乗っただけであって、これから書いてもなんにもならないのか
・アイデアが腐るほどあるのは皆さま同じなのか
・これから、作品は書いていっていいのか

 です

上記の回答(とても変なスランプ(?)に陥っています、12歳です…の返信)

投稿者 ハイ : 0 投稿日時:

もう一度好きなように書けるようになりたい、というのが質問者さんの希望、ということでよろしいでしょうか?

とりあえず書き込みを拝見した感じでは、

> 自分の中での黄金期が頭の中に残って、
> せっかく書いた新しい作品(もうただの文章)
> が人気にならないんじゃないかって……
> わかっているけど、できない 
> それが本音。

●このようにあるので、「過去の成功体験」に縛られているように思います。
以前のように上手く行かなかったらどうしよう、であるとか。
上手く書きたい、成功したい。あるいは書籍化出来ないような作品じゃなきゃ意味がない、と思っていらっしゃるのかもしれませんね。
(想像が外れていたらすいません)
そういった感覚は私にもちょっと覚えがあって、同じ作品をずっと直し続けていたり、あるいは乱雑に浮かんでくるアイディアで延々と書いてみては、読者が楽しめると思えなくて放棄した作品が山とあります。

実のところ、そういった向上心や功名心が逆に足を引くケースは多々あります。
なのでまずやってみることは、下手でも良いと思うこと、上手く行かないことを受け入れること、以前の成功はたまたま運が良かっただけだと思うこと、などこのあたりではないかと。
そうして、自分への過大な期待を捨てることから始めてみてはいかがでしょうか?

以下、質問に多少答えておきます。

>・この異常なスランプから抜け出せるのか

●まあ、ひとによりますね。
ただ、性根が変にひねくれていない限りは抜け出せるものと考えています。
ついでにですけど、それは異常ではなくて割とある悩みです。
一本目が意外に受けちゃって、二本目以降に尻込みするとか。

>・↑もし抜け出せるなら、どうすればいいか

●すでに書きましたが、開き直りが一つの手段です。
あるいはですが「様々な不安を吹き飛ばすほどの確固たる技術の習得」なんかも解決手段として有効だと考えています。あまくささんが言うようにインプットすることも効果的です。
ただこの回答例は、原因が「過去の成功体験」にとらわれている場合の話なので、原因が別にある場合はまた別の方法が必要になってきます。
ですので、まず原因がそこなのかどうかを確認してください。

私の場合だと、一定のクオリティをクリア出来ないのが理由だったので、単純に創作論の再考察と技術の底上げ、あるいは上手い人の上手い理由の観察と分析で解決しました。
要するに、自分の作品に満足できるように上手くなった、って感じですかね。
流れとしては。最初の頃はまず下手な自分を受け入れることから始めて、そこから徐々に何が駄目で下手なのかの分析を進めていって、その解決方法を探っていった、って感じです。参考になれば幸いです。

>・私はそもそも、調子に乗っただけであって、これから書いてもなんにもならないのか

●それを決めるのはあなた自身です。
自業自得、という言葉があります。
私が好きな言葉です。
一般には「悪行が自身に害となって返ってくる」みたいな意味で使われますが、本来は「悪い行いは害となって、良い行いは幸運となって返ってくる」みたいな意味です。
何が良い行いで悪い行いかを学びながら色々やってみましょう。

>・アイデアが腐るほどあるのは皆さま同じなのか

●人によりますが、私もアイディアは腐るほどあります。
一部、実際に腐ってしまいました。
人の作品に触れるたびに、人と対話するたびに新しいアイディアが浮かんでくるので正直辛いぐらいです。
その割に書くのが好きじゃない……と言うか、満足の行くレベルに仕上げる労力を知っているだけに、あまり手を付けてはいません。
私の場合だと一本書き上げるのに3,4ヶ月欲しいところですけど1,2ヶ月で3,4本のアイディアが沸いて来るのでどうしようもありません。

>・これから、作品は書いていっていいのか

●突き放した言い方になりますが、それを決めるのはあなた自身ですね。
書きたいなら書くと良いですし、書きたくないと思っているなら書かなければいいだけのことです。

●最後に。
もしかすると別の場所でも言われているかもしれませんけど大人としてちょっと言わせてください。
YouTubeであれなんであれ、ネット上で年齢や性別を晒すことは非常に大きなリスクを背負うことになります。
特に女性は。子供であればなおのことです。
(まさかと思いますが、YouTubeで顔とか出してませんよね?)
こう言った場所で安易に情報を晒している点から見て、他の場所でも同様の行動をしている可能性を危惧しているのですが、子供で女性である時点でつけ入る隙は山ほどあります。あなたが思う以上に。
(確実にではないですが、画像一枚、映像のワンシーンから住所を特定する手段もあります)
特に私のようにあなたの心配しているような物言いで近づいてくる輩には細心の注意を払ってください。悪人は悪人らしい見た目や言動をしているとは限りませんから。
もちろん12歳女性が事実でないのならなんの問題ありませんが、一応ということで。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: とても変なスランプ(?)に陥っています、12歳です…

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元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 ハイ : 1 投稿日時:

うーん、タイトルの内容についていろいろ考えていて、否定する方向で論じてみようと思ったんですが、上手くいきませんでした。

>陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

これですね。
これ、掌編でも少し触れたので「それは違います」と言い切ろうと思ったんですが、色々考えてみるとなるほどここで迷ったのかな、というのが私の中にも浮かんできたのでちょっと書いてみます。

まず、陰キャというものについて自分自身誤解している可能性を考えてちょっと調べてみましたが、やはり陽キャ陰キャについて上位互換であるような記述はなく、スクールカーストとセットで語られることが多い相対評価……って感じで、概ね自分の理解と齟齬はないようでした。

ってことで、それは違うのでは、という方向で考えていたんですが……引っかかりを覚えたのがスクールカーストを猿山に置き換えて考えていたときです。
実際に猿山のトップに立つのって、優れた猿なんですよね。
となれば、陽キャは優れていて、陰キャは劣っている……確かにな、と思ってしまったわけで。
でも、実際に違うという気持ちもあったわけで。何が問題なのかと俯瞰してみましたが、おそらくはどの枠組みで見ているかが問題なんだと思うんですね。

スクールカースト=猿山=「クラスという小集団としてみた場合」、人心掌握術や気の強さ、力の強さ、体の大きさ、などなど。そのクラスごとの発言力の基準というものがあって。
そのクラス単位の枠組みで見ると、より上位のカーストに登っていく=陽キャ化する、というのは確かに成長と言えるかと思うんですね。

ただここで問題なのは、別の枠組み……「一個の人間的な実力や性質」の枠組みで見た場合、それは成長と言えるのか、ということです。
例えば割とあると思うんですが、勉強やスポーツが出来るわけじゃないけど、話が上手くて明るい性格のムードメーカーってのがカースト最上位よりちょっとしたあたりにいたりしますが、元々全く性格的に違う人間がそうなるってのは考えにくいですし、成長じゃないですよね? それって、変貌とか変質とか、正常じゃない成長だと思うんですよね。
あと、陽キャにも色々あって、必ずしも人間的に優秀でない……というか、割と無能な人間が陽キャカテゴリに入るであろう場合もあるわけで。
えーと、アニメSIROBAKOのソフトモヒカンとか、月刊少女野崎くんの前野さんとか?(どっちもスクールじゃないですけど)
そんなわけで、言葉の上では必ずしも陽キャになるのは成長とは呼べない、なんてケースにもありえますね。

そんな感じに、陰キャと陽キャの意味合いにおいて二つ以上の価値基準(クラスカーストカテゴリと、人間的な意味合いカテゴリ他)を混同、あるいは同一視してしまったために迷われたのではないでしょうか?
そう考えると、回答としては「条件付きで正解」とか、「どちらとも言えない」とか、「どの側面で見るかによる」、という答えになるかと。
そのように思いました。

ただ、一個だけどちらのカテゴリにおいても陽キャになることが利点、または成長と言えるであろう点を挙げますと、「行動力」ですかね。
「前向き」とかでも良いですけど、陰キャはとにかくなにかにつけて行動しない。口だけだったり、頭の中だけで完結している……そんな傾向が強い気が(そうでない人はごめんなさい)。
で、行動しないから失敗しないんだけど、成功もしないって感じが強くて、その点においては明らかに陽キャに軍配が上がる……と思ってます。
このあたりは私の体験も含めてそうですね。
(私自身が二型陰キャですけども)
なので陰キャはあえて陽キャになる必要はないですし、なってみても凄い疲れますが、行動力だけは見習って損はないですし、得るものは多いかと。

つまりは、陰キャは陰キャやってるときが一番落ち着きます(ホントに)w でもそれだけじゃ得られないものは確実にある、って感じですね。

ちなみに。
既出ですが、弱キャラ友崎くんは面白いのでオススメですね。
転生系は面白いは面白いけど、タナボタ的スキルとか人生リセットしたい、努力したくないって読者の下心まで見えてしまうので私的には微妙に忌避感が。
その点友崎くんは純粋に今の人生を頑張りたい、良くしたい、って感じがあってすごく好きです。
こんな作品ばかりになれば良いのになぁw
(人生良ゲー説支持派)

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:バトルのない物語の書き方

私が今まで創作してきた話は、みんな超能力や魔法等の異能があるバトルものです。
バトルが無ければ物語を膨らませることができません。
日常もの学園もの恋愛もので、ピンチや読者を引き付ける展開はどう作ったらいいでしょうか。
アドバイスをいただければ幸いです。

上記の回答(バトルのない物語の書き方の返信)

投稿者 サタン : 2

基本的にはバトルものと変わらないので、一つの考え方の話になるかなと思います。
まず「バトルもの」って当然だけど戦闘シーンが一つの目玉になるわけで、「戦闘ないし戦闘に関わるものが面白い」という形になってるはず。
例えば戦闘そのものじゃなくてもそこにある駆け引きとかね。戦闘に関わるもの。

で。
別のジャンルを書こうとすると忘れがちなのが、この「面白いもの」のこと。
「バトルもの」じゃないから戦闘シーンはない、と考えると思うけど、無いわけじゃないんですよね。
「戦闘」に代わる「面白いもの」はあるし、それ自体が無くなるわけじゃない。
それはもちろん恋愛だったり論破無双だったりいろいろあって、言われんでも用意してると思うのだけど、問題はソレをどうするのって事でしょう。

でも、これは「戦闘」に代わる要素なだけなので、考え方は同じなんですよ。
要するに恋愛なら「恋愛ないし恋愛に関わるものが面白い」という形になってりゃいい。
例えば、『ロミオとジュリエット』は悲恋ですが、愛し合ってるけど立場と身分が二人の邪魔をする、という部分が「面白いところ」ですよね。
で、こういう「その作品の何が面白いのか」をちゃんと考えられていれば、たぶん難しいことは何もないのでは。
ロミオとジュリエットの場合なら、ただひたすらに二人の恋仲の邪魔をしまくればいいんだし、二人の関係がバレちゃいけない相手にバレそうになれば当然ピンチだし、会う機会が少ない中で約束の時間に間に合わない事態が起きればピンチでしょう。

ピンチ自体は、「その物語の目的」がわかってれば「その目的に対する障害」を考えればいいだけです。
ロミオとジュリエットの例では「二人の恋愛(の成就)」が目的なので「二人の恋の邪魔をするもの」なら何でも障害になりうる。
そこに「面白いところ」を考えると「二人の立場と身分」があるので、それを利用した障害を置くのが一番おもしろいでしょう。
例えば、「ジュリエットが父親から外出禁止を言い渡される」というだけで、こんなんガキの罰かよってレベルだけど「恋愛の障害」であり「身分や立場」も書けるので、割と良い展開になると思う。

日常ものは、日常がテーマになるものです。
素人目には簡単そうに思えるけど、意外と難しくて、「日常からテーマを探してくるセンス」がないと、ほんとキツい。
これもピンチの考え方は前述した事と同じ。ただ、日常でそこまで切羽詰まった「ピンチ」はそうそう無いので、単に物語に対する障害であれば良い要素。
多くの場合は誤解や人間関係などを障害に置いたりしてると思うけど、……まあ、モノの見方の角度の問題もあると思う。
物語には、意図的に狙った場合を除いてほぼ確実に「障害」はあるので、漫画でもいいんで日常モノを読んで「これのどこがどういう障害なんだ?」と研究してみると良いと思う。

学園ものは、学園をテーマにしたものです。多くの場合は舞台が学園になるわけだけども、つまり基本的には「学園ないし学園に関係ある何か(部活・寮など)」で起こりうる日常をテーマにしたもの、です。
なので、日常とあんま変わらなかったりします。
日常ものよりも「部活」など方向性が定まってる事が多いし、例えば学園ミステリとか学園バトルとかになると、そもそも学園の設定の時点で「ミステリがある設定」「バトルしてもおかしくない設定」になっていて、「そういう学園」で起こりうる事をテーマにしているわけで、
学園ものはその「学園」の設定次第でどうにでもなっちゃう。
だから、ひとえに「学園もの」と言っても、それどういう学園ですか、と聞き返すことになるかなと。

でもまあ、通して作り方はバトルものと大して変わらない、というのはわかるんじゃないかなと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: バトルのない物語の書き方

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投稿日時:

元記事:日常パートが書けません。

今書いている物語を端的に言うと、シリアスバトル系です。
戦闘シーンや陰謀シーンはある程度書けるのですが、その間の日常パートというのがどうにも書けません。
書いたとしても、本当に面白いシーンになるのか、もしかしたら読者はここで離れてしまうのではないかと思ってしまいます。

皆様に教えていただきたいことは三つあります。一つ目は、日常パートは全体でみて何割に抑えるべきか(あるいは書くべきか)、二つ目は、どのように書けば日常パートでも読者を惹きつけられるか、三つ目は、日常パートの書き方(あるいはアイデアの思いつき方)は何であるか、の以上三つです。

細かい指摘であっても大歓迎です。ぜひよろしくお願いします。

上記の回答(日常パートが書けません。の返信の返信)

投稿者 ごたんだ : 0

出たよ…「クッパがいないマリオって最強じゃない?」房

はっきり言って打ち切り覚悟でない限り主人公無敗の戦闘マンガより、バットエンド確定でドMのフランス人、イタリア人しか読まないわぁ…

豚然カルテが日本文化破壊してるからって、何より趣味が悪いし、一般人の代表面してドヤらるとさぶイボが立って狂わぁ!!!!

カテゴリー : ストーリー スレッド: 日常パートが書けません。

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投稿日時:

元記事:書く意欲がほしいです

書くことに対して臆してしまうことと、楽しめないです。
毎日書かなければ上達しないのは自分でも分かります。
ですが、「今書いていいのか、もっと知識を増やした方がいいのではないか」「今の自分の未熟な表現力では良いものが書けない、プロの作品を読んでからにしよう」と結局書かずに1日が終わります。
頭の中にイメージがあるけど、パソコンの前に座るとそれらが霧散する。
そして、自分の中で根本的に書くことを楽しいと思えてないです。楽しいと思わなければ、続かない。
小説を読むことが好きなのは間違いない、だから自分でも書きたいと思ったのに書く意欲が無い。
矛盾しているには自覚しています。それが自分の状況です。

どうすれば書くことを怖がらず、楽しく書くことができるようになるでしょうか。

上記の回答(もしくは原作を付けるとか…)

投稿者 ごたんだ : 0

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>弟子入りしたら??

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書く意欲がほしいです

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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