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一番合戦 仁さんの返信一覧。最新の投稿順16ページ目

元記事:実は大体のプロットは出来上がりました④

だが、レイヤの体の傷は二度と元に戻らないほど悪化しており、レイヤほどではないものの真名の適合儀式の悪影響でアイルは下半身不随状態に陥った。
殊に二人は千の強き者達によって幾重にも強力無比な呪いを傷口にかけられていたのである。
自分達が何年かのうちに死ぬことを悟ったレイヤは、維持神「ラガルテ=セ・レナ」の元を訪れた。
延命措置をレイヤに施すため、セレナは『創造神の真名』の『名降ろしの儀』をレイヤに執行し、儀式は無事に成功した。
だが、神の力を使いこなすには何十年もの長い月日が必要であることが後になって判明した。
体力が限界を超えたレイヤはすぐに応急措置を施され、命を助ける方法を失った二人は最後の手段を行使することになった。
その方法とは自らの魂自体を生命力に変換する禁術を使うことだった。
アイルとレイヤは苦悩の末に禁術を使用すると決断した。

そんな彼を見てある事をセレナに希う。
レイヤは「レイヤ君と私の余命を等しくして欲しいの。
思いっきり楽しく生きて、それから『あ~、楽しかった!』って言って、最期は一緒に手を繋いで、二人で逝きたいんだ」と願ったのだ。
セレナは神術によってその望みをかなえた。
その日から、レイヤとアイルの最後の蜜月が始まった。

上記の回答(実は大体のプロットは出来上がりました④の返信)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

退院したアイルは治療と維持神の神術によってまるで病気が嘘のように元通りになっていた。
レイヤも元通りの健康を取り戻した。
だが、残された天命はあと僅か。
レイヤとアイルは死ぬ前に思い残すことがないように、二人で精一杯余生を楽しむと決めた。

ある晩、創世神がレイヤの夢枕に降臨し、「破壊神が不在だった時同様、神の力を悪用されないために貴方は創造神になりなさい」と告げ、名降ろしの儀を行った。
レイヤは創造神になった。
(後でわかったのだが、アイルを破壊神にしたのはオロトⅠ世だったそうだ)

先のない彼らは人間らしさを失わない範囲で理性を捨てた。(とてもいい意味で)
あらゆることに関して我慢することを止めた。
生きている間にやりたいことを表にしてまとめて、それらを片っ端から実行した。
まず一つ目に、結婚した。
アイルが一番好きなアンズの花と、レイヤが一番好きなデイゴの花を花束にして、アイルに送り、求婚した。
神々の結婚ということもあり、大人になったかれらのアツアツな新婚生活を誰もが祝福した。
自分たちの忘れ形見として、子供がほしいということで(こんなことを書くのもなんだが)毎晩褥を共にした。
そして、レイヤとアイルの間に玉のような男の子が生まれた。
そのあと、セレナと今後の世界について話し合い、世界宗教を創った。
(おかげで、各地が割と平穏になったという)
行きたいところに行き、食べたいものを食べ、したいことを精一杯楽しんだ。
お世話になった人たちの元を行脚して、お礼を言ったり、そこら中に神として祝福をかけて回った。
残り余命あと一日。
アイルはこんなことを言い出した。
「人間、辞めようよ!」
そう、それが彼らが選んだ死に方。
本能を開放し、「人間」として野生に帰り、息が切れるまで野山ではしゃぎ回って、野垂れ死ぬことだった。
雪を駆け、風と遊び、雲を眺め、雨に降られて、花に埋もれ、歌って踊る彼らの姿は、どこまでも人間らしくて幸せそうだった。
疲れ果てて、丘のてっぺんに寝転んだ。
「生きていることが、こんなに楽しくて嬉しい事だとは知らなかったよ」
「うふふっ、……私もだよ」
ほっと一息。
「「あ~、楽しかった!!」」
「ありゃ、そろそろお迎えが来ちゃったみたい」
「そうだね」
「最期は君の顔を見つめて死にたいな」
「私もおんなじことを考えていたよ」
二人は命が尽きるまで泣きながら、笑って、哂って、咲って、愛を確かめ合って一緒に亡くなった。

「僕の異世界冒険記・アンズとデイゴの花を君へ」完
(「黒き悪夢に撃砕を」ってタイトルは表記にミスです;;すみませんでした;;)

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: キャッチフレーズの作り方と、「僕の異世界冒険記」二部作のテーマとは?

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元記事:実は大体のプロットは出来上がりました④の返信

退院したアイルは治療と維持神の神術によってまるで病気が嘘のように元通りになっていた。
レイヤも元通りの健康を取り戻した。
だが、残された天命はあと僅か。
レイヤとアイルは死ぬ前に思い残すことがないように、二人で精一杯余生を楽しむと決めた。

ある晩、創世神がレイヤの夢枕に降臨し、「破壊神が不在だった時同様、神の力を悪用されないために貴方は創造神になりなさい」と告げ、名降ろしの儀を行った。
レイヤは創造神になった。
(後でわかったのだが、アイルを破壊神にしたのはオロトⅠ世だったそうだ)

先のない彼らは人間らしさを失わない範囲で理性を捨てた。(とてもいい意味で)
あらゆることに関して我慢することを止めた。
生きている間にやりたいことを表にしてまとめて、それらを片っ端から実行した。
まず一つ目に、結婚した。
アイルが一番好きなアンズの花と、レイヤが一番好きなデイゴの花を花束にして、アイルに送り、求婚した。
神々の結婚ということもあり、大人になったかれらのアツアツな新婚生活を誰もが祝福した。
自分たちの忘れ形見として、子供がほしいということで(こんなことを書くのもなんだが)毎晩褥を共にした。
そして、レイヤとアイルの間に玉のような男の子が生まれた。
そのあと、セレナと今後の世界について話し合い、世界宗教を創った。
(おかげで、各地が割と平穏になったという)
行きたいところに行き、食べたいものを食べ、したいことを精一杯楽しんだ。
お世話になった人たちの元を行脚して、お礼を言ったり、そこら中に神として祝福をかけて回った。
残り余命あと一日。
アイルはこんなことを言い出した。
「人間、辞めようよ!」
そう、それが彼らが選んだ死に方。
本能を開放し、「人間」として野生に帰り、息が切れるまで野山ではしゃぎ回って、野垂れ死ぬことだった。
雪を駆け、風と遊び、雲を眺め、雨に降られて、花に埋もれ、歌って踊る彼らの姿は、どこまでも人間らしくて幸せそうだった。
疲れ果てて、丘のてっぺんに寝転んだ。
「生きていることが、こんなに楽しくて嬉しい事だとは知らなかったよ」
「うふふっ、……私もだよ」
ほっと一息。
「「あ~、楽しかった!!」」
「ありゃ、そろそろお迎えが来ちゃったみたい」
「そうだね」
「最期は君の顔を見つめて死にたいな」
「私もおんなじことを考えていたよ」
二人は命が尽きるまで泣きながら、笑って、哂って、咲って、愛を確かめ合って一緒に亡くなった。

「僕の異世界冒険記・アンズとデイゴの花を君へ」完
(「黒き悪夢に撃砕を」ってタイトルは表記にミスです;;すみませんでした;;)

上記の回答(実は大体のプロットは出来上がりました”etc.”)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

因みにイノウエはレイヤの故郷へちょくちょく顔を出しており、レイヤの両親に彼の成長ぶりを報告していました。
両親は彼の不甲斐なさを嘆くと同時に、立派になった彼を心から応援していました。
皮肉なことにイノウエは『井上先生』という教師としての役目に責任を感じており、その職務を全うしていたのです。
例えそれが偽りだったとしても。
なによりも、元々イノウエは人に何かを教えることが好きな人間だったんですね。

以上のプロットを評価していただくという形ならどうでしょうか?

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: キャッチフレーズの作り方と、「僕の異世界冒険記」二部作のテーマとは?

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元記事:さらに横槍

なんか最近出しゃばってばかりで質問者にも他の回答者にも申し訳ないんですが、うん、申し訳ない。

>あと、本編に含んでいい内容かは分からないので裏設定にしてあるエピソードですけど、レイヤはむかしから被虐待者ですよ?
なんで裏設定にしちゃうのさ。
それが、というかこの返信に書かれてる内容が、そもそも竹牟礼さんの「書きたい事」でしょ?
なんでそれを書かないで裏に設定しちゃうの。読者に引かれるかもしれないし読者層に合わないかもしれないから?
そしたらそれって、「書きたいこと」が「読者層に合わない」って言ってるようなものだから、読者ターゲットを変える選択肢しかない。

自身の心情をぶちまけた返信を書いたのだろうけど、カウンセリングの人や学校の人と同じく、私にも竹牟礼さんの気持ちはわからない。
安易にわかるよと同情されるのも嫌でしょう。
だから、それを物語に乗せて伝えようとしてるんじゃないの? この返信の内容を物語にしようとしてるんじゃないの。
なんで「読者が引くと思ったから」で書かないの。

アスペルガーなんでしょ? だったらそこで空気読まないでいいんだよ。アスペルガーらしく思ったことを書いていきなよ。そういう自己表現が許される場所だよ、創作って。
「アスペが書いてるから文章が意味不明」って? まあそういうこともあらぁな。
それは確かにアスペって病気も関係してるかもしれんけど、厳密には「初心者だから」「技術不足・経験不足だから」というのが理由なので、何十作品と書いてりゃそのうち改善します。
アスペ特有の文章的欠陥はあるかもしれないけど、そんなんアスペじゃなくても初心者は欠陥だらけの文章です。
すでにやったかもしれないけど、「アスペ 作家」でググってみなさいな。アスペでも作家として有名になった人は割と多いですよ。「アスペ」が理由で「魅力的な文章になる」ことはあっても「平凡で退屈な文章になる」ことはないでしょう。
アスペを理由にグダグダ言うのは彼らアスペルガー持ちの作家たちが書いてきた作品の数を超えてから言いなさいな。
アスペってさ、日常生活では「え。そこで? なんで?」ってことしたり言ったりするけど、こういう常識的には理解できない意外性って創作では凄く貴重で羨ましいと思うことさえあるよ。
なんでそれを活かそうとしないで、『まるで障害かのように』思ってるのさ。
繰り返すけど、創作ってそれが許される場所だよ。
別にアスペに関わらず竹牟礼さんに関わらず、持病をココで暴露する人の多くがそうなんだけどさ。
え、健常者になりたいの? 普通になりたいの? それって普通の作品しか書けないってことだけどいいの? 創作家として、君はいま何をしているの? と思うんだけど。
「持病持ちの経験をしたことないからそんな事が言えるんだ」って? だからその思いを作品にしなさいよ。という話。
なんで「裏設定」とかにしちゃうのかなー……それキミの個性でしょ? 出さないでどうすんの。
ていうか、その個性をココで出して作品で出さないって、どういうことなの。

上記の回答(単に描写をわざと控えめにしている事が原因かと思われます。)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

いやだから、単にそれは『虐待シーンを書いた方が絶対に良いに決まっているけれども、それを序盤でドロドロ書いて果たしてラノベとして成立するのか?』『別にボーダー小説や一般文芸書になってもいいけど、それで本当に僕が伝えたいメッセージを、一番読んで欲しい読者の目に留まるのか?』『過激な暴力描写がどこまで許されるか分からないので保留にしてある』というただそれだけの話ですよ。
だから、仕方なく裏設定にしてあるんです。

”クズはクズなりに考えたい事があって異世界へ行った”、と書きましたが、僕だって僕なりに自分の事を考えながら、レイヤと自分を重ね合わせて書き進めているのです。
当然、『自分の事を知り、成長しながら書いて行きたい』というきっかけで書き始めたわけですから、最初から『自分のアスペルガーは障害じゃなくて個性なんだ』って気づいてりゃ、僕にとっての筆を執る機会は一生なかったかもしれません。
書いたとしても気まぐれ程度でしょう。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: キャッチフレーズの作り方と、「僕の異世界冒険記」二部作のテーマとは?

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元記事:確かにそうですよね。の返信

他の方とのやりとりでいっぱいいっぱいになってるかもしれないから、返信は無理しなくていいけど……

>そうなってくるとhexaさんがおっしゃるように、主人公がアスペルガー症候群っていう必要はそこまでないのかもしれませんね。

うん、でもだからといって「最初からその設定なしでいったら?」と言ってるわけじゃないからね。後半に向かってどんどん主人公が「らしくない」感じになってしまったとしても、変だと思わなくていいよって言いたかっただけだから。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズは知ってる? ADHDと難読症の息子さんを励ますために描かれた児童文学。あれ、冒頭こそ主人公達は問題児扱いされているんだけれど、冒険の最中はみんな至ってまともなんだよね! 作者さんが当事者じゃないから、というのを割り引いても、私はそれで普通だと思ってる。

というのも、このシリーズ、毎回「○日以内に××しないと世界が滅びる」的な話を神様から投げられてそれの達成に必死になる話だから。あまりに切羽詰まった状況すぎて健常者だろうが障害者だろうが関係ないレベルにやることが変わらんのよ……

とまあ、そんな例もあるわけです。今後の構想の参考になればと思います。では

上記の回答(まあ人間誰しも、必死になって何かを成し遂げようとする気持ちは似たようなものですよね。)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

ああ、「アスペルガー設定を止めれば?」とは受け取っていないのでその辺は大丈夫です。
それにしても、ジャンルは明確になっていないだけで、『発達障害文学』ってジャンルは結構あるみたいですね。
その辺の金字塔で言うと、少し畑は違いますが「五体不満足」とかが有名ですよね。
でもかなりのページ数だったので、気が引けて読めませんでしたが……。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: キャッチフレーズの作り方と、「僕の異世界冒険記」二部作のテーマとは?

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元記事:キャッチフレーズの作り方と、「僕の異世界冒険記」二部作のテーマとは?の返信の返信の返信

私の後に書き込んだ方は 【JJ さん】だけになっています。

私、なんの返信ももらっていないよ!!( ゚Д゚)アイヤー
============================
長ーい返信は【本人から削除依頼さん】にしか返していないし、しかも明らか【本人から削除依頼さん】のアドバイスを曲解しちゃってます。

たぶん、返信を書き込む場所を間違えてしまっています。ここのスレッド、書き込んだ時間表記が無いみたいですから

そのせいで「回答無視された・・・(´・ω・`)ションボリ」が私以外にも発生していますよ?きっと発生しているよ?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の回答はいちおう読んでいましたか。何のレスポンスもなかったし、壁やぬいぐるみに㉗個もツッコミ入れてもむなしーし、何より面倒くさかったんで、諦めていました。

========================-
まずはこれから答えて

次の()と【】内の言葉はどれに該当(がいとう)してたの?

Q,皆様は()どう【】お考えでしょうか?

A1、皆様は(僕の作品について)どう【いうテーマだと】お考え?

A2、皆様は(皆さんが小説を書く時は)どう【いう思想(しそう)・モットーを】お考え?

A3、皆様は(皆さんが「自分で書いている作品」におけるテーマは)どう【いうテーマにしたいと】お考え?

まずはここから答えてプリーズ

上記の回答(A①.が該当します。)

スレ主 一番合戦 仁 : 0 投稿日時:

完全にレスポンスを書き間違えていたことに失念しておりました・・・・・・。(マジか)

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: キャッチフレーズの作り方と、「僕の異世界冒険記」二部作のテーマとは?

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元記事:選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

自分の書いた小説を、友人や新人賞の下読みの方に読んでもらったところ
「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と言われてしまいました。
仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
しかしその指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした。
というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
たとえば猫型ロボットの『ドラえもん』だって、犬型でもいいし、たぬき型だって成立はすると思うんです。
(もちろん、猫型でないと微妙につじつまが合わないこともあるとは思いますが)

なので、どのように人物や物語を書けば、題材を必要不可欠なものにできるのかを教えてもらえればと思います。
できれば、例のようなものを交えて説明してもらえるとたいへん助かります。
厚かましい質問でもうしわけないんですが、よろしくお願いします。

上記の回答(選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信)

投稿者 パクトボー : 4 人気回答!

おっしゃる通り、確かに大抵の作品の要素はすげ替えてしまっても通ってしまいます。孫悟空が佐藤太郎でもボブでも李さんでも、ドラゴンボールのお話の進行に影響はないはずです。
けど今や孫悟空は孫悟空で通じますね。これは恐らく、孫悟空という名前を使用する必要性があったからです。
雲に乗って、しっぽ生えてて、伸びる棒で戦う。これで佐藤太郎なんて名乗られても印象が薄いわけで、西遊記の猿のイメージを取り入れたからこそ「孫悟空」と呼ばれ、他の名前でもいいじゃん、とは言われないわけです。
あるいは孫悟空が、コウモリに変身し、血を吸って戦っていたとしたら。そこは素直にドラキュラを名乗れよ、となりますね。他の要素に変えても問題なくなる例です。
ドラえもんもそうです。さっとググったら、名前の由来は「どら猫+右衛門(いえもんとかの、よくある名前要素)」だそうで。容姿には起き上がりこぼしの要素もいれているそうです。えもん部分は太郎でも次郎でもよかったんでしょうが、猫要素は重要だったんでしょう。犬型ロボットだったら、名前とか、耳を食われた話とか、通りが悪くなりますね。

ここで重要なのは、「設定でそうである必要性がない」ということではないのです。「作者が、どうしてもそのモチーフを選択したかった」という点です。
猫の愛嬌が重要なら、犬でもたぬきでもなく、猫型を選ぶ。西遊記の旅のイメージがかっこいいから、孫悟空を選ぶ。アメリカのロックバンドが好きならキャラの能力を曲名に、忍者を書きたいから忍者に。
つまりは「これの魅力を表現したい」というのが固まっていれば、問題はないはずです。

例にあげられた「天使のヒロイン」の場合です。
ひょっとして、「空から降ってきた」とか、「羽根が生えている」とか、そのくらいの設定だけで終わらせてはいないでしょうか?
例えば、喜んだら頭のわっかが光るとか。落ち込むと羽根にこもるとか。頭のわっか投げて攻撃するとか、白色が好きだとか。「天使の女の子のここがかわいい」を押し切れていないのかな、と思いました。
ドラえもんが猫型なのは、わりと自由で気ままな過ごし方ですっと理解できます。犬型なら、忠犬のようにのび太に終始ついて歩くほうが自然ですね。ドラえもんに助けを求めたら不在だった、というパターンや、近所の猫への恋心で、「猫型ロボットの友人」という魅力を表現していると考えられます。
天使なら、「毎朝祈っててかわいいな」とかも考えられるでしょうか。ことあるごとに、「このヒロインは天使だから魅力的なのであって、そこをすげ替えては作品を書けない」とアピールするわけです。
悪魔もそんな感じでどうでしょうか。「キミの羽根は暖かそうで羨ましい、もいでやる」など、悪魔でなければできないようなことを言わせる(最近は悪魔なのに優しいタイプが流行っぽいので、的外れかもしれませんが)等々。

もし「別に天使や悪魔ならではの魅力を表現したいわけではない」なら、それこそ本当に「人間と人間でも問題ないから、そっちのがわかりやすい」ことになります。余計な設定は省いたほうが良いので。
天使と悪魔の組み合わせが好きならば、恥ずかしがらず、「羽根の付け根にリボン巻きてぇ!」とか「悪魔のフォークカッコいいから百本くらい持たせてぇ!」とか、自分の感じる魅力をことあるごとに小説内で書いていくといいのではないでしょうか。
作者の考えるストライクポイントが読者 に伝われば、きっと「このキャラは天使じゃないとダメだ、エルフや河童では通らない」と思ってもらえるでしょう。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

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投稿日時:

元記事:最強厨になってしまう

私は元々地に足の着いた強さの主人公達が途方もない強さのモンスターに四苦八苦しながら戦う、というコンセプトで作品を作っていました。

しかし最近のなろう系の最強主人公達やスケールのインフレしたSF作品を見ているうちに「こんな奴に負けたくない」「強さに説得力を持たせないと」とどんどん話のスケールや主人公の強さが膨らんでいってしまい、話が破綻してしまっています。

しかし「鬼滅の刃」や「モンスターハンター」を指して「○○太郎様なら鬼や古龍なんて瞬殺ww」などと言えば「キモイ」の一言で追い返されてしまうでしょう。ゴブリンスレイヤーなんて弱い所に魅力があります。実際ちゃんとした作品は他作品との比較などされず作品内でちゃんと敵の脅威や世界観の大きさを表現できています。
実際クロスオーバーされた場合でも、例えばスーパーロボット大戦で原作では街一つの中でウダウダやっているビッグオーが惑星間規模の戦いをするクアンタよりもダメージを稼いでも誰も文句は言いません。

そういう風に考えたいのですが、どうしても「この敵も主人公も○○の主人公や敵なら楽に倒せるだろうなあ」という考えが頭によぎり、どうしても主人公や世界観を、自分の想像力の及ばないところまで広げてしまいます。

こういう風に、他作品と自分の作品のスペックを比べてしまう癖がついたらどうすればいいでしょうか?同じような症状をお持ちの方、昔は持っていた方は少なくない筈です。そういった方はどうやって克服したのでしょうか?

上記の回答(最強厨になってしまうの返信)

投稿者 サタン : 2

>ゴブリンスレイヤーなんて弱い所に魅力があります。
こういうのは結果論だよ。
ゴブスレは主人公の「ゴブリンに対する執着」を表現するために主人公が強く設定されてないだけ。
どう考えても死んでる攻撃だったのに立ち上がってゴブリンを殲滅せんとする姿は執念でしょ?
それを表現するためにやられることが多いだけで、ここで良さを挙げるなら「弱いとこ」じゃなく「主人公の執念」が魅力だと思うよ。

>他作品と自分の作品のスペックを比べてしまう癖がついたらどうすればいいでしょうか?
自分が書いてるものをハッキリさせましょう。
私は芥川賞作家に嫉妬しないよ。だって進んでる方向がぜんぜん違うからね。
同じような題材で同じようなものを書いてて、同じような物語を書いてる人がいたら、そしてその人が私より上手かったら、相手が無名でもむちゃくちゃ嫉妬する。
これからカレーライスを作ろうって時に、和食が上手いを参考にしないし、その人がどんな上手くても嫉妬なんてしないでしょ。
もちろん今自分が何を書こうとしてるのかってのは自覚してると思うけど、だったらなんで「自分のとは違うもの」と比べるのかってこと。
だから自分が書こうとしてるものをハッキリさせましょう。あれもいいこれもいいとフラフラしてるから「自分のものとは違う作品」に目移りしてしまうのでしょう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 最強厨になってしまう

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