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壱番合戦 仁さんの返信一覧。投稿の古い順44ページ目

元記事:スレチ失礼します。創作と本業についての返信

そうですね。何かヒントがないか過去のコメントを見返したのですが、正直こちらから離れても問題ないように思いました。
とはいえ、個人個人の公平性は置いとくとして、それ以外ならかなり私が慌てすぎて、相手のことをきちんと見ていなかったなと思います。
信じるというとヘンだけど、せっかく伸びたものに変なすがり方しちゃったな、とは思います。
まあ、よく頭が冷えてから見たこともあって、大丈夫なようが気がしてきた。いけるいける。
途中からグダッたけどできる限り
①一貫性
②最終的な相手の利
③自分との兼ね合い
を大切にはしてきたことを、昨日のこと以上に悔いることはないと思いますし。
私のことはどう思われてもいいけど、まあ、きっと、私の知らないところでわかってくれるところもあるかも。(以前の返信からの推測だけどね)

まあ、問題はやけくそで下書き中の原稿を壱番さんのお師匠さんに送ってしまい、しょっぱなから利用分子目的のワルと思われたことだけど。その誤解は、忘れてしまった方がいいでしょうか。

上記の回答(桂香さん……。それ以前の問題だよ……。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 相手、困っていたよ。いきなり挨拶も自己紹介もなしに、自分のことをべらべら書き連ねて知らない人の名前をバンバン出して「何なのこの人?失礼どころか、言っている意味が全く分からないんだけど」って思ったらしいよ。

 キツイこと言うようだけど、「桂香さんのメールがすごく迷惑だから、本人に言って止めてほしい」って苦情が入っているよ。

 だめじゃん、人に迷惑かけるようなことしちゃ。せめて自己紹介をして、他人行儀をきちんとして、知らない人の話をせず、何のことで困っているか簡潔に話さないと困ると思うよ。

 あと、桂香さんのメールってすごく読みづらい。皆さんにお尋ねします。友人に送るメールに使う比喩に、(x²+x+2)(3x²+x-7)という因数分解を引っ張ってくる人がどこにいるというのでしょう。
 ごめんね、桂香さん。馬鹿にするつもりはないんだ。でも、ずっと我慢していたけど、桂香さんの文章は非常にわかりづらい。もはや壊滅的と言っていいくらいだ……。引用もすごく多くて、URLを追っても、言わんとすることが理解できないの。
 お師匠さんは、正統派に属する日本語を好む方だから、君の日本語を理解できなかったそうなんだ。
 だからね、差し出がましいようだけど、できればこれを機会に分かりやすい日本語を身に着けてほしい。
 そうすれば、国語の成績はもちろん、方々でいいことがあるだろうし、君のためにも周りのためにもなるはずだよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:スレチ失礼します。創作と本業についての返信の返信

補足 

壱番合戦さん式の自己治癒(内省)の考え方あったな。 
あれを使うかは知らないけど、使わずにグレてたら正直勝手にしろ。

上記の回答(スレチ失礼します。創作と本業についての返信の返信の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 ひっど。それはあんまりじゃないか……。

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:いい加減にしてください。の返信

>ここをとっくに読んでいるうえで「絶対許さん、俺様を傷つけたお前なんかセンター試験に失敗しちまえ!!ばーかばーか」とか思いながらアニメ観てポテチとか食っているだと?

 そのほうが全部丸く収まると思わない?(笑)
 人と人は分かり合えないし、分かりあったと思ってもそれは幻想でしかないし、蜜月は一瞬しか続かない。
 そのうえで、いまここであなたを登場人物の一人にすえたロールプレイングゲームが始まってることに気づいてほしいな。あなたは医療系の語彙にはある程度詳しいようだからナラティブセラピーと言い換えてもいいかもしれない。
 まあ、全部茶番ではあるんだよ。でもそれをぶっ壊してまで我を通すことに何の意味があるのかな。

>だぁれぇが、サイコパスだってッ?!(激怒)

 うわー、きっつ……。座座座座~のときの切れ味はどこ行っちゃったんだよ。怒らせたら座座座座~のクオリティが出るタイプかと思ったけどそういうわけでもないんだな。『だぁれぇが』とか『ッ?!』とか『(激怒)』で自分の感情をテキストに乗せられると思ったら大間違いだよ。寒いだけだよそれ。なんだか悲しくなっちゃったな。

 まあ、壱番氏には"役割をこなしてほしい"という気持ちでいっぱいですね。いまここに、あなたが主人公ではない"脚本"が存在していることに気づいてほしい。
 『アスペルガーって基本そんなもん』に関しては当事者からの反論はあっていいけれど、反論すればするほど"アスペってそんなもんなんだな~"と思われてしまう場の空気を踏まえたうえでの言い方ってあるだろうし、そこで及第点の解を選べないのであれば表現者としてその程度なのかと思わざるを得ない。"おれのことはいいからアスペルガー当事者全体を悪くいわないでください!"くらいの殊勝さはみせてほしかったな。

 "あえて空気読まない"ということであれば好きにすりゃいいし、読むせん氏が常識的に考えて大概なことを言っているのも事実なのでもっと攻めてもいいんだけど、やりかたにセンスがないし、その程度で作家志望とか(笑)みたいな気持ちにならざるを得ない。もっと人間の気持ちをシミュレートしろよ。これでも期待してるんだ。

上記の回答(いやいやいやいや、逆ですから。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 座座座座の時の暴挙から反省したから、こういう言い方にしたんですよ?
 ぶっちゃけ、あれが切れ味があったといわれても、それ以前に日本人としてアウトでしょう。
 人様を無許可で二人称小説の主人公にしたり、ラストで自分を出すとか、ナルシシズムの極致です。あ、これ、自己批判ね。
 おまけに、脳内世界の活け造りをあの場でもやっていましたし、近い表現で例えるなら、わいせつ物陳列罪で捕まっています。(ただ中身がわいせつ物じゃなくて別ベクトルで気色悪いものだったってだけで、やっていることは同じです)
 あの時の僕を爆殺したいです。「ここはてめぇの日記じゃねえ」ぐらい叫んで腹パンしたいですね。

 まあとにかくそういうわけで、以前にも多くの方から批判が飛んだので、回答に小説の形式を引っ張り出すのはやめました。

 あと、知らなかったのですが、作家って「日常会話にも物語性を持たせる」のがふさわしい行いなのですか?
 僕の知る限り、作家業をプロでやっていらっしゃる方に鏡恭介先生という人がいますが、彼が会話自体を即興の小説に仕立てようとする意図は、話していても感じられませんでした。

 もし、今この場で、そういった高度な知的遊戯が行われていたなら僕は無粋だったかもしれません。
 その場合は、深く謝りたいと思います。ごめんなさい。

 そのうえでなのですが、僕にもそのやり取りに加えていただけないでしょうか。差し出がましいことを申し上げるようですが、何しろそんな文学的な会話など経験したことがないので、混ぜていただければ僕としてもうれしいです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。

 こんにちは。壱番合戦 仁です。

 皆さんに質問させていただきたいことがあります。
 ズバリ、「ラノベに行間は必要ですか?」

 これについては、詳しくないので僕は意見しません。皆さんの回答をお待ちしております。

 次にまろん師匠の文学論について。
 彼方は、「せっかくアスペルガー症候群の君が、アスペルガー症候群の主人公をかくのだから、常識や常人の感性につきやってやる義理はない」と僕にご教示なさいました。
 暗に彼女は、「(きっちり描き切ってなお読者が読めないと文句を言うならそれは読者のせい)だからこそ、読者に媚びて読みやすくしてやる必要などない」といいます。湊かなえや百田尚樹のような売文奴になってほしくないのだといいます。

 「自分の主義主張を曲げてまで馬鹿に面白いといわれる事より、文学者として意義のある小説を書いて賢人に称えられるほうが尊い」

 これが彼女の一貫した主張です。これには僕も大いに賛同するところです。
 ですが、ここで一つ疑問が出てきます。
 「これって、純文学の流儀だよね?」「この方向があっていると強くサンドする僕は、ラノベ作家をやるべきではないのではないか?」と思ってしまったのです。

 面白い小説は書きたい。でも、読者に媚びたくないし、主義主張を捻じ曲げるなんてまっぴら。ましてや、奴隷ハーレムものを書いて「さすが○○様!すごいです!」なんてやりたくない。

 正直そろそろラノベに飽きました。
 【異世界転移ものにしろ、転生ものにしろ、魔王勇者ものにしろ、奴隷ハーレムものにしろ……。自己承認欲求を満たして現実逃避するためのオ〇ホじゃねーか!!】

 っとと。失敬。これは言い過ぎですが、読了しても胸の奥に何も残らない小説が多すぎる気がします。萌えとか抜きで、ラストシーンに差し掛かったあたりのヒロインを抱きしめたくなるようなラノベも、味わいのある余韻が残って、文学的に意味のある感動を覚えるラノベも、聞いたことないし見たこともありません。

 おそらくですが、ラノベの正体を彼方が知ったとしたら、たぶん僕がラノベ作家になることを義人はしないでしょう。そして、ぼくも、同じラノベを書くにしろ、純文学や大衆文学を書くにしろ、味気ない小説を書くつもりはありません。

 続きはまた今度。

上記の回答(ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。の返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 続きです。
 
 とはいえ、どこまで定型発達の読者に付き合えば売り物になるのでしょうか。
 純文学には、あえてリーダビリティを破壊したような文章が存在し、そうした文章が高く評価されることもままあります。

 例に挙げると、ラノベにも同じような書き方をする作家さんはいます。長月達平さんの「リゼロ」では、レグルス死亡時に彼の主観で地の文が描かれることがありました。その際の文章が破滅的に読みづらくなっています。センテンスをあえて抜きまくって話題をとびとびにすることで、レグルスの異常性を文体自体で表現した手並みは圧巻の一言です。

 ああいう文章を書けばいいのでしょうか?たとえば、アスペルガー症候群の主人公を書くなら、「相手の気持ちがわからない主人公=読者の気持ちがわからない主人公」という体裁をとって、【あえて】独りよがりな文章を書く。

 読むせんさんをはじめとした皆さんが、「自己開陳を控えたほうがいい」とおっしゃった。まろん師匠が「君の文章が不愉快に思われたからと言って媚びてはいけない。手加減なしで君らしさ全開で行け!」とおっしゃった。

 芸術性と新奇な文体ばかり追い求めて「一から十まで一人の人物の独白に終始している」文章は小説だとは思わない。だけど、どうせ読まれるなら、わかる人にだけ読んでほしい。分からない馬鹿どもが、分かろうと努力する気があって読もうとするなら、こっちは手加減しない。でもそれで、多くの人に読んでもらえるのか?というか、まったく何も考えず、かつ無意識に人様を差別するバカにこそ読んでほしいのに本当にそれでいいのか?

 はてさて、純文学へベクトルを向けるか、娯楽小説へベクトルを向けるか。
 僕は重大な分水嶺に立たされています。

 皆さんのご意見をお聞かせください。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。

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元記事:スレチ失礼します。創作と本業についての返信

召喚成功

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
壱番さんとじゃれあいに飽きたら、さっさと受験勉強にもどんなさいね受験生。
ここに現れたってことは謝罪は伝わったってことなんですから。
彼を言い訳にして勉強さぼるの良くない。

そういう意味では、壱番さん、本っ当に申し訳ありません。
にわとりさんにもお世話かけましたし、場を荒らすような真似をしてしまいました。

あと、まぎらわしい書き方をしたようですが、サイコ云々は壱番さんより私の方にかかる言葉です。

上記の回答(スレチ失礼します。創作と本業についての返信の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

 そうでしたか……。いや、こちらこそ誤解してしまって申し訳ありませんでした。

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:キャラクターへの自己投影について

先日友人とキャラクターについて話していた際、私のキャラがどうにもワンパターンの思考や行動がしないことを相談したところ、自己投影の部分が強いからということがわかりました。

私は難しい問題事からは目を背けて理由を付けて逃げたくなりますが、私の書くキャラクターも皆そんな感じです。何かしらの理由をつけてみんな逃げようとします。

私が書きたいのはこんなワンパターンな子じゃなくて、自分の要素しかない薄い人間じゃないのになぁとすこししょんぼりしてます。

これってどうすれば改善されるのでしょうか?

上記の回答(ちなみに、全て『仕事』だ)

投稿者 ごたんだ : 0

小説家という人種が向いている職業は、左官か看守だろうね。
それも『地獄』のが付くと、尚向いている。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターへの自己投影について

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投稿日時:

元記事:小説が書けません続

プロになりたいわけではありません。好きなものをなかなか見たことがないもどかしさにより、自分で生み出したいので小説を執筆したいのです。
しかし本編を一文字も書けず、設定もふわっとしたものだけ。
私は小説をろくに読まないのですが、小説を読めばいつかは改善できるでしょうか?活字が苦手で読んでません。
質問になっていなかったらすみません(二回目)。とても深刻に悩んでいます。

上記の回答(小説が書けません続の返信)

投稿者 サタン : 1

単純に、イメージを形にする方法がわからんだけ。
でも、そんなものに「方法」なんてものは、ない。
書けばいいだけなんだから。
だから、そこにあるのは「効率的なやりかた」というものなんだけど、これは人によって違うと思うし、そして何より、「やってもいないのに効率的な方法なんて知ってもしょうがない」という事があります。

小学校の頃の図工の時間を思い出して下さいな。
例えば紙粘土で何かを作りましょうとなって、貴方は昆虫を作ろうとしたとします。
でも、これはおそらく上手くいかない。
何故かって、昆虫の足は細いからね。体積のある胴体部分を、紙粘土で作った細い足では支えきれない。
でも、学校の図工ってのは「正しく作る手段を学ぶ」んじゃなく、「その失敗を学ぶ」ための授業なので、「じゃあ、胴体を支えるにはどうしたら良いか?」と考えることが大事なわけです。
失敗をしていないのに、解決手段を学んでも何の意味もない。
そして、失敗をしていてもそこから問題を見出だせてないと、答えを得ても意味がない。
問題がわからないのに解決手段を教えてもらっても、それは確実に実践できないし、そもそも問題を把握できてない以上、解決策を話しても理解できないでしょう。
問題が把握できてないってことは、回答者の解決案がどうして問題解決に繋がるのかがわからないって事なので。
失礼ながら、同じような質問を何度もしてるあたり、問題を探ろうとしないで答えを求めてるように思えます。

なので、これから話すのは、どちらかというと「物語の作り方」ではなく「問題の見つけ方」。
といっても、単純な事です。
まず、物語を完成させましょう。
何も製品レベルのしっかりしたものを作れって話じゃないです。
4行の箇条書きでもいいんで、最初に形を作る。

うーん。ゲーム制作で例えるとわかりやすいかな。
RPGって主人公が冒険して魔王を倒すまで、出会いと別れがあったりライバルとの激闘があったりすごい長いけど、これをプロローグから順番に作ろうとするから失敗する。
ゲームを作るときは、
最初に「主人公が旅に出る」という場面を作ったら、次のステージで「冒険する」という適当なMAPを作って、同MAP奥に魔王を配置して倒して終わり。エンディングを流す。
コレが雛形になって、ここにヒロインとの出会いを追加したり、仲間やライバルを追加したり、ゲームのボリュームを膨らませていく。
で、普段みながプレイしてるような形のRPGゲームになる。
最初に「簡単な形で魔王を倒す最後までの形を作る」というのが失敗しないコツ。
何故なら、強弁すればこの時点で「完成」って言えるからね。最後まで作れてるんだから。
一人で作る、もちをん小説の場合は一人が前提だけど、一人の場合は作者の体力が「ボリュームを増やす」という作業の限界値を決めるから、
プロローグから順番に作ってく方法だと体力が持たなくなった時点で終わると完成しない。そして先が見えないので序盤で気力が先に切れることが多い。
でも、最初にショボい適当なラストまで作っておくと、作者の体力が無くなった時点で「完成」で何も問題ない。最初に完成させてるんだから。

つまり小説を書くとき、失敗しないコツは「最初に物語を完成させる」ってこと。
それは起承転結の4行でまとめてもいいし、一行でコンセプティブにまとめてもいいし、原稿用紙一枚使ってまとめてもいい。
「最初に完成させる」って事が失敗しないコツ。
その後の執筆は全て「完成度を上げるための作業」であって、「完成」自体は最初にしてる。

で。
この時点で失敗するのであれば、そりゃ「物語」が作れてないってことなので、執筆とか設定とかそういうのはまだ早い。
好きな作品を要約してみて、どういう「物語」なのかを勉強してみると良いと思う。

物語を作れるけど、膨らませる時点で失敗する、という場合は、その失敗したタイミングで原因と解決方法は違う。
膨らませるネタが思いつかない場合は設定を考えたり見直してみると良い。
「主人公はとても優しい人」という設定があれば、これを物語としてエピソードに組み上げれば膨らませるネタになるので、膨らませたいほど興味深い設定がないとか、設定が本筋に絡んでこないとか、そういうのが原因になったりする。

膨らまそうと思えば膨らませられるけど、脱線しまくって手綱が握れないってときは、そりゃ前述した「プロローグから順番にやろうとしてる」というのと同じ症状。
「主人公が冒険する」という場所を頭から順番に膨らまそうとすれば、脱線しまくる結果になりやすい。
なので、その全体像を最初に決める。

どこを膨らませれば良いのかわからないって場合は、物語を箇条書きにしてみると良い。
箇条書きは要点を並べていく作業に近いから、その行間に何かを追加する隙間を見つけやすい。

そして。ゲームでなく小説を作る場合においては、
この最初に作る「完成した物語」を、最低でも2パターンは作っておきましょう。多ければ多いほど良いけど、書けない人はだいたい「一発で最高のものを作ろうとする」って癖があったりします。
それが出来たとしてもクリエイターズハイとでもいうか、ノッてて頭がハイになってるだけの幻想なので、正常な客観的判断が出来ないから良いものに思えてるだけなので、冷静な判断をするために「比較できるもの」を用意する必要があります。
そのための2パターンです。

そんで最後に。
「すごいものを作ろうとしない」って事です。
より良いものを作りたいのは創作家の本能ですが、それは技術や経験がおいついてないと、ただハードルを上げるだけの事で、そしてそのハードルが超えられないくらいに高くなってしまうと100%完成しないので、そのハードルを下げるって事が何より大事です。

最初に物語を完成させれば、あとは部分的に盛り付けてくだけなんで、どこで躓いたかで自身の問題が見えてくる。
例えば「主人公が旅に出る」「冒険する」「魔王を倒す」と考えた場合に、この「冒険する」がアバウトすぎて盛り付けが思いつかないんだけどな。みたいな。
ちなみにこの場合は、「冒険」の内容を3分割してやると解決しやすい。
この手段はそもそも「最初に物語を完成させる」ってのがキツい、と思われがちかなと思うのだけど、
少し触れたけど、この「完成」はそんなしっかりしたものじゃなくて、「既存作を要約して数行にまとめてみる」と考え書き出したものと同じモノなので、出来なければ既存作を数作品要約してみりゃ割と誰でもすぐ出来るようになると思う。

創作だけでなく何でも同じなんだけど、問題を解決するときには問題を細分化して一つづつ解決していくのが手っ取り早く、また問題の中で何が原因になってるのかも特定しやすい。
けど、問題を把握できてないとそれもままならないので、把握できないまま「どうすれば書けるか」を人から聞いてもなんの役にも立たないと思う。
なので、まずは「物語を作る」という事と「文章に起こす執筆」という事に問題を分けて、どっちに原因があるかを考えてみてほしい。
「最初に物語を作る」これが出来ないなら「物語」に問題がある。既存作を要約して練習しましょう。
「盛り付ける」これが出来ないなら、その躓いたタイミングで原因は変わるけど、執筆、「文字に起こす」という表現力に問題がある。
こんな感じで、まずは問題の把握が先。
そうしたら「小説が書けない」と漠然とした悩みではなく「話を膨らませられない」とか少しは具体性を持った悩みになると思う。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が書けません続

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元記事:選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

自分の書いた小説を、友人や新人賞の下読みの方に読んでもらったところ
「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と言われてしまいました。
仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
しかしその指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした。
というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
たとえば猫型ロボットの『ドラえもん』だって、犬型でもいいし、たぬき型だって成立はすると思うんです。
(もちろん、猫型でないと微妙につじつまが合わないこともあるとは思いますが)

なので、どのように人物や物語を書けば、題材を必要不可欠なものにできるのかを教えてもらえればと思います。
できれば、例のようなものを交えて説明してもらえるとたいへん助かります。
厚かましい質問でもうしわけないんですが、よろしくお願いします。

上記の回答(選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信)

投稿者 ヘキサ : 2

他の方も言っていますが、キャラ設定を活かせていない……んでしょうね。

ちょっと古い漫画で何ですが、学園バトルものの「天上天下」では、棗真夜は初期設定ではサキュバスだった、らしいです。
……ですが、お読みの方は実感できると思いますが、この作品にそういったモンスター的な種族は登場せず、真夜は普通(ちょっと特殊な家系)の女子高生となっていて「サキュバスの設定要らねぇ」状態にまでなっています。

おそらくはこの「ちょっと特殊な家系」の背景設定が非常に壮大なものになってしまい、サキュバス要素が入る余地がまったくなくなってしまわれたものだと思います。
……ですが、作者さんはもともとエロ系分野を得意とする作風でしたので、最初のキャラクターの取っ掛かりとして、「とりあえずなんとなくサキュバス」にしてみたのではないか、と推測してみます。あ、ちなみにこの作品、サキュバスなしでもエロ要素は充分に健在です。こういうのが「なくてもいい設定」なんじゃないでしょうか。

なので、選んだ設定を意地でも活用したい、という気持ちで物語に組み込む情熱も大事かもしれませんが、それよりももっと全体に絡み変更しづらい設定ができ、噛み合わないと判断した時に最初の思いつきのほうをを切り捨てる決断力も必要なのではないか、と思われます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

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