小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

日暮一星さんの返信一覧。投稿の古い順3ページ目

元記事:バトルシーンに関するスランプについて

連投させてもらってすみません。早急に意見を頂きたいことがあったのでコメントさせてもらいます。
メディアを問わずバトル系作品には多くのザコキャラ(大半がモブ)が登場します。
ザコキャラはほぼ確実に主人公達に敗北する訳ですが、それでどういったパターンを採用するかで悩んでいます。
私の思いつくザコは主に下の二パターンだと思います。

1.北斗の拳パターン
ザコキャラとしては王道中の王道ですね。ケンシロウみたいな強い主人公に瞬殺されるのがお仕事の方達。
書くのが楽な反面、多様しすぎると陳腐な内容に陥りやすいのが難点。
2.ジョジョ3部パターン
主人公達を苦戦させるけど、最終的に何かの拍子で逆転される方達。具体的には承太郎にオラオラされたスタンド使いですね。
これもあまり続きすぎると陳腐になってしまうリスクがある。

バトル作品を書いているとこれらをどう使い分けるか、で悩んでいます。
基本は2を使うのですが多用しすぎると、上記の承太郎みたいに「どうせまた承太郎がオラオラして勝つんだろ?」みたいに思われるのが嫌で、どうも匙加減が難しいです。
というか、特段弱くないネームドキャラが相手でも上記のザコキャラパターン2みたいな構図の戦闘シーンが多くなるのですよ。
特に承太郎に関しては、あの大作家である荒木飛呂彦先生の手がけたジョジョですら発生している問題ですから、バトルは難しいとよく思います。
ちなみにこのことを例の知人に話すと「そもそも小説でバトルを書くこと自体が無意味な行為だから今すぐバトルを書くことをやめろ。それ以外で話を盛り上げられないならそもそも小説自体書くな」と言われました。

他にバトルを書いている皆様、ご意見をお願いします。

上記の回答(バトルシーンに関するスランプについての返信)

投稿者 日暮一星 : 0 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 異世界チート無双ものでない限り、バトル系作品で重要なのはザコ戦よりも、主人公最大のライバルであるボス戦だと思います。
 いかんせん自分はジョジョも北斗の拳もあまり知らないのですが、ザコキャラは『その場を演出させるための端役』だと思ってます。奇襲戦なら真っ先にやられるキャラ、逃亡戦なら行く手を阻もうとするも軽くあしらわれるキャラ、暗殺なら呆気なくやられるキャラ、ボスの手下なら彼の権力を誇示するためのキャラなど。
 名付けすら必要ないザコキャラに労を割いては他の重要な部分が霞んでしまうので、ザコキャラの扱いに関してはあまり深く考えない方がいいかと。
 知人さんの言葉についてですが、『“クライマックス=激闘”と言った構図のバトルものにはキャラクターがいないから、その構図でしか物語が書けないならバトルものは書くな。バトルのためのストーリーとキャラクターは無意味だし小説ですらない』ということではないでしょうか。独断と偏見による解釈ですが、そういった意味なら自分も理解できます。
 

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: バトルシーンに関するスランプについて

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元記事:コンセプト(テーマ)か、主人公か?

初めて投稿します…いぶきです。

今まで適当に好きなように書いてきましたが、
最近ちゃんと勉強しようと思ってビートシートのやつで勉強しながら書いています。

ただ、書いているうちに分からなくなってきたというか、
そもそも書き始めたのは、「A君を幸せにしたい」から始まってそのままこれがコンセプトになってます。
「A君落ちのAルート」にしようと思っていたのですが、
「主人公に一貫性を持たせる」ということで考えると、話の流れからしても、
どうしても「Bさん落ちのBルート」になってしまいます。

この場合、コンセプトを変更しても「主人公に一貫性」を持たせた方がいいのか、
コンセプトに則って書いた方がいいのか、皆さまのご意見をお聞きしたいです。。

たしか、ビートシートのブレイクさんは、「書いてて『違う』と思ったらログラインは変更しなさいね」みたいなことは書いていたと思いますが、皆様はやっぱり変更しちゃいますか?

まとまりのない文章で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします(´;ω;`)

上記の回答(コンセプト(テーマ)か、主人公か?の返信)

投稿者 日暮一星 : 0 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

「A君を幸せにしたい」という『作者の狙い』ではなく、まずは『物語の中でA君がなにをするのか』を見つめ直してはどうでしょうか。

 ブレイク・スナイダー氏が『脚本構成の父』と言わしめるシド・フィールド氏は、
【脚本を書く時に主要人物が受け身ではいけない。出来事や事件に反応するだけではいけない。何度かはよいが、常に反応するだけでは受け身になってしまい、人物像が弱くなってしまう。そしてページから消えていってしまうのである。サブキャラクターが主要キャラクターよりも面白くなってしまい、そちらに興味が移ってしまう。】
 と自身の著作で明記しています。

 これを咀嚼して応用すると、どういう意味になるのか。

 要するに『主人公がA君を幸せにするプロット』であるがゆえに、主人公の行動に対してA君は必然的に『受け身』になってしまっているんですね。それに対する反応であったり、もともと持っていた(あるいは途中で生まれた)目的や行動などがB君に生じて、A君のキャラクターが食われている状態にあるのだと思います。
 たとえ脇役でも物語の中で登場すれば、それは『目的』を持ち『行動』します。ブレイク・スナイダー氏も『脇役であっても、その行動の根底には原始的な動機が必要だ』という趣旨を著作の中で明言しています。
 客観的に見て『誰かを幸せにしたい主人公の物語』というコンセプト自体は面白いと思うので、主要人物であろう主人公、A君、B君の目的と行動を見直しつつ、最終的には主人公の目的が叶う形でプロットを完成させればいいのではないでしょうか。

カテゴリー : ストーリー スレッド: コンセプト(テーマ)か、主人公か?

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元記事:自分の作品の違和感

皆様はじめまして。ラノベ作家をガラにもなく目指している雨月と申します。以後お見知りおきを。

私ごときの質問を見てくださってありがとうございます。

さて、曖昧な質問で申し訳ないのですが……。

オリジナルの小説を書いていて、毎回起きることなのですが、たった数ページ分書いただけで、違和感が起こってその先を書くことができなくなるのです。
違和感の正体はなんなのかわからないんです。文章が変なのか、キャラが変なのか、キャラ同士の会話が変なのか、ストーリーが変なのか、ただ単に面白くないのか、全くわからないのです。
とりあえずストーリーを壱から再び考え直してみたり、キャラの設定をもっと細かく考えたりしましたが、違和感は抜けません。
結果、また新しいものを考えて、同じように違和感ができて、とループしてます。

皆様はこういった経験はあるでしょうか。
あるのでしたら、こういった場合どのようにしていますか?

上記の回答(自分の作品の違和感の返信)

投稿者 日暮一星 : 3 人気回答! 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 雨月様の書き方であったり、実際にその作品を見ないことには分かりかねますが、違和感のあることなら自分も書き始めて間もない頃に経験があります。本当に書き始めたばかり頃なので、その書いていたものがそもそも作品と呼べるものなのかというレベルでしたが、自分の場合は主に文章でした。

 簡単に言うと、当時の自分が書いていた文章が酷く薄っぺらいものだったんです。一人称の文章で、地の文が全体的に語り手(主人公)のぼやきのような感じでした。この正体に気付けず、次のページを書き始めようとしては前のページを読みふけり、何度も無意味な推敲をしたり修正をしたりという繰り返しです。その結果、その作品や自分の力量に自信をなくして放棄したりと。この経験から三人称視点で書き始めて以降、今度は設定やストーリーに『これでいいのか?』という疑問が湧いて出てきたのですが……。

 今でも自分の作品に対する違和感や疑問など尽きることはありませんが『創作は試行錯誤の繰り返し』という解釈で開き直って作業しています。少なくとも、違和感なくすらすら一冊が書けるほど創作は簡単ではないし、仮に可能であってもそんな才能は自分にはないと考えています。

 もし『違和感が気になって執筆できない』ことに悩んでいるのなら、強引にでもまず形にする(一冊にする)ことに集中したあとで、思う存分その違和感と向き合ってみるというやり方をしてはどうでしょうか。今の自分の書き方もそれと似たようなものです。ラノ研でも言及されていたと思いますが、少なくとも推敲のやり過ぎは作品にとっても書き手にとってもなんのプラスにもなりません。形にならないと、その作品にあるであろう違和感の正体にも気付けないと思うので。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 自分の作品の違和感

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元記事:プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

いつもお世話になっております。

現在長編のプロットを進めております、やとうです。

先日は皆様のお勧めの本を教えていただき、ありがとうございました。
疲れたときは少し休憩の読書をして、気分転換をしながら創作を続けています。

ところが現在、プロットから小説への文章化をする段階において作業が上手くいかずストップしてしまいました。

現状としては、
短編の連作の形式の計画の小説で、大まかな流れをつくり、
細かな話のプロットが完成した一作(一話分)ごとに本文を書くという手順で進めています。
A4用紙1枚分に収めたプロットです。

今は主人公の初登場、キャラクター達の出会いとなる場面の話のプロットが完成し、小説を書き始める段階となりました。
今後も別の話との整合性の関係で、書き直す可能性の高い場面ですが、一応流れは決まっています。

ここまではスムーズに書けた内容を、いざ文章化しようという段階になると、
途端に文字として浮かばなくなり、全く書けなくい状態です。(頭の中では動き・セリフ等のイメージ像はあります)

書きやすそうな場面からでもと、途中からのスタートも試みますが、結局進まず書いては消すの繰り返しです。
このような状況から動き出すためには、どうすればいいのか悩みが続いています。

皆様はプロットから本文を執筆される際、どのような手順で勧められていますか。
また、現在の執筆の方法の中に足りない作業・手順等があるのでしょうか。

年末のお忙しい時期にお手数をかけしますが、皆様にご指導いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因の返信)

投稿者 日暮一星 : 3 人気回答! 投稿日時:

 プロットを書いておいたはずが、よくよく見ると空白だった――そんな相談ですね、痛いくらいに分かります。

 自分は『プロット製作の時点で、分からない部分を明確にする』というやり方で文章にしています。

 キャラたちの会話の掛け合い、説明の導入、はっきりとした描写が必要なシーン、語り手の心情、場面ごとの情景etc……これらをコピーして貼り付けるだけの状態に、なるべく近付けながらプロットを作っています(自分はこれを“設計文”と呼んでいます)。

 最低でも、
『分からない部分はト書きにしてでもメモしておく』
『シーンごとの意義を明確にする』
『プロット製作で大雑把な文章(表現ないし内容)をできるだけ使わない』
 を意識しながらプロットを書いています。当然ながら、この手法を使うとプロット製作の時点で時間を浪費することになるのですが。
 個人的には『プロットがあるのに原稿が書けない、どうしようもなくもどかしい感覚』がもの凄く嫌いなので、これで納得しています。【プロット=設計図】という認識をしているので、これくらいやってもいいかなと。

 ちなみに自分は長編を書いているので、オープニングからエンディングまで上記の方法でプロットを書き終えたらそのまま原稿には行かず、構成の問題や細かい部分の突っ込みどころを探します。プロットを元に、構成やシーンごとにある内容を簡潔にまとめた“見取文”を作り、そこから修正や添削作業に入っていきます。
 それらを終えて原稿の作業に入ります。時間をプロットに費やしている分、この作業は割とすんなり終わります。一冊が完成したらしばらく時間を置き、複合機で原稿を紙にして誤字脱字の修正に取りかかります。物語構成などの修正はプロット製作の時点で終わっているので、そこは気にせずどんどん赤ペンを入れていき、最後の修正に取りかかって完成です。

 足りない手順……。短編を繋ぎ合わせた長編を書いているのであれば、やはりオープニングからエンディングまでプロットを書いたほうがいいかと。点と点を繋ぎ合わせて線になるという構成なら、なおさら情報の整理も重要になると思うので。
 物語が長ければ長いほど『いかに書き手が作品を把握しているか』も、創作上とても大切です。プロットの製作以上に『作品を把握する手段』は欠かせないと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

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元記事:書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

ごめんなさい。プロットの書き方について教えていただけないでしょうか。
自分はプロットを結構細かく書いたつもりでも、途中であーじゃないこーじゃないといって文字を書いたり消したりの時間がものすごい多いです。そして結局かけません。

多分、詰まる箇所は、心情描写や説明描写、あとは書いたプロットの筋書きと筋書きの間を埋める文章あたりです。自分でも解決策がよくわかりません。この程度の説明じゃわかりにくいかもしれませんが、分かる方いらっしゃいましたら教えていただけませんか。

あと、もう一つなのですが、複数の情報を説明しなければならないとき、どっちを優先したらいいのかわからなくなる時があります。

例:敵につかまってどこかに拘束されているキャラクターが目を覚ますとき
目を覚ます ⇒ ここはどこなのか? ⇒ 動こうとする ⇒ 縛られている

目を覚ます ⇒ 縛られている ⇒ わけがわからない ⇒ ここはどこなのか?

どっちの切り口で話を進めればいいのか分からなくなります。
これもいい方法ありましたら教えていただけないでしょうか。

上記の回答(書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信)

投稿者 日暮一星 : 2 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 >>詰まる箇所は、心情描写や説明描写、あとは書いたプロットの筋書きと筋書きの間を埋める文章あたりです。

 単純に書けない原因は『その時までに考えていなかったから』です。原稿に文章を書く段階で、その考えていなかった点が浮き彫りになって筆が止まってしまうんですね。

 自分は『分からない部分をプロット製作の時点で書いておく』という手段で乗り切っています。似たような相談に自分も返信しているので、下記ページの詳しい解答が参考になればと思います。
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/2789

 複数の情報を説明する際には、情報開示の順序よりも『いかに情報の肝を開示できているか』です。

例:敵につかまってどこかに拘束されているキャラクターが目を覚ますとき

 この例の限りでは『敵につかまってどこかに拘束されているキャラクター』が肝要な情報だと思うので、正直なところ回答例の二択そのどちらでも構いません。ただ、捕まったキャラの心情を開示できているという面では後者がいいかと思います。

 当然、あらゆる情報の説明はまず『書き手がいかに簡潔かつ的確に説明できるか』が重要です。ここを疎かにしてしまうと、原稿へ文章を書く段階で『説明の手順が分からなくなって筆が止まってしまう』という状況を招く恐れもあります。このような考えるコストのある情報は、あらかじめプロット製作の段階で整理して考えておくことをお勧めします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

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元記事:苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。

どうも、しがない小説家の九十九零(つくも ゼロ)と申します。
いつも小説創作のヒントを得るためにこちらのサイトを利用させていただいていますが、掲示板を使うのは初めてです。
まだ不慣れなところがたくさんあると思いますので、何卒よろしくお願いします。

さて本題ですが、私は「小説家なろう」及び「カクヨム」にて「反逆正義」を連載しておりますが、感想やコメントはおろか、アクセス数すら満足に伸びずにいます。

内容を簡単に紹介すると、「親の希望を満足するためにとある学校に送り込まれた主人公たちは、その学校は実は地獄のような場所だと知り、教師たちに抗議を持ちかけるが、学校から出るためには教師全員を倒す必要がある」というストーリーです。

主人公たちは途中で超能力のようなものを覚醒させ、それで様々な舞台(ファンタジー世界など)で教師たちに立ち向かうという熱い展開にする予定です。

この小説を思いついたのは2011年にとあるゲームからインスピレーションが湧いて、最初は冒頭部分しか書けませんでしたが、2014年にキャラクターを大幅に増やし、舞台も現実世界からファンタジーまで拡大することで、2015年から正式になろうに投稿することにしました。

以前専門学校で設定を先生に見せた時、「キャラクターが多い」と指摘されましたが、マルチメディア化を目指しているので、やはりこれぐらいの方が多いかと思います。(現時点では50-70人ぐらい)

構成としては5段階を予想して、2018年6月15日にようやく第1段階は完結させました。第2段階は主人公たちが教師たちが用意したファンタジー世界に転移し、そこで新たな冒険に出るという感じです。

さて問題ですが、「これぐらいの内容なら大ヒット間違いなし!」と意気込んでいまぢたが、5年間連載しているにもかかわらず、なろうのアクセス数がたったの21000ぐらいしかありませんでした。(字数は70万字で、文庫本5-6冊ぐらいは出せると思います)

感想もたった1しかなく、それも大学の先生がくれたものです。

第1段階を完結させたその日はアクセス数が伸びており、「これでようやく評価させる」と喜んでいましたが、次の月にまたいつも通りに落ちてしまいました。

焦った末に私は2018年末にカクヨムにも投稿しましたが、こちらではコメントやレビューをいただいたものの、なろう以上にアクセス数が伸びませんでした。

このままでは、書籍化はおろか、アニメ化も夢のまた夢でしょう。
私はすでに各キャラクターに出演する声優さんを決めており、一緒にお仕事できる日を待ち望んでいますが、今はただ時間が無駄に過ぎていき、見る見る声優さんたちも年を取っていくのが目に見えます。

コンテストも何回も応募しましたが、どれも一次選考すら通れず、失敗の繰り返しでした。

「別の作品を書いてみて」という意見もいただいたのですが、やはり5年間も続けてきた作品ですので、思い入れがあってどうしても諦め切れないんです。
私は一体どうすればいいでしょうか?

もしお時間のある方は、私の駄作を読んでご意見をいただけたら幸いです。感想や批評なども受け付けております。
https://ncode.syosetu.com/n7727cl/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887803930

何卒よろしくお願いします。

上記の回答(苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。の返信)

投稿者 サタン : 20 人気回答!

まずは、これから言うことは全部ただの私見であって、私個人の感性によるところでしかないと断っておきます。

とりあえず今の流行、まあ異世界チートですかね、これが何故人気あるのかを考えてみましょう。
1話目こそ主人公の描写のみな作品もありますが、基本的には次のページですぐに異世界へと飛んでる。ないし死後の世界や神との対面など現実世界から離れている。
1ページで一気に展開して飽きさせない構造になってます。
そしてすぐに何かしらのアクションがあって、主人公の行動へと繋がり、問題にぶち当たってそれを解決し……と、次から次へと展開して、「読者を飽きさせない」ことに注力しています。
ぶっちゃけ、ここに内容はあんま関係ありません。
本屋にある紙媒介の文庫本なら違う構造も考えられますが、目移りしがちなWeb小説では「飽きさせない」ことが何より重要です。
たいした内容でなくとも飽きさせないことが可能なら、最初に用意した興味を、文字通り飽きずに読み続けてくれるからです。
だから、内容自体はあんまり関係ありません。つまらないのは問題だけど下らないとか微妙だとか王道テンプレだとか、そういうのはあんまり問題にならない。

で。
御作をイントロダクションから02まで読んでみましたが、飽きずに読めてればもっと読んでから感想と意見を書いているので、02まで読めたってのが作品の実力だと思う。
構成が悪い意味で映像的で、出だしのイントロは何らかの戦争の最中という場面だと思いますが、これは「絵・映像」がないと興味を惹かれるものではないので、映像的な構成をしているところが失敗の一因ではないかなと思います。
学校の話なのだから、「入学した」という場面から始まってもいいと思う。
紹介文には
>ヘブンインヘル私立学校に転学させられることになった。
といの一番に書いてあるのだから、この作品を読む読者は「その学校の話」に興味を持って読むわけで、だったら最初に「学校」の場面を置いたほうが良い。
おそらくはイントロの「戦争」は学校の演習かなんかなのか、学校行事が関係する事なんだと思うけど、何も知らない読者はそんなこと知らんし、学校へ転校することになった経緯とか学校までの道中とかそんなん一切興味ないので、「さっさと学校の話を始める」ことが大事だと思う。

それと、セリフがセリフ的すぎる。
今んとこ数えるほどしかキャラが出てきてない(イントロも含め)と思うけど、全キャラのセリフが、あえて悪く言うけど大根役者の棒読みのよう。
「俺のセリフを予約すんなよ」とか、まるで用意したセリフを口にしてるような言い回しが多い。

あとは、一人称は主人公の心の声のみで進行するけど、書き慣れてない人がよくやってしまうのは「本当にほぼ心の声しか書かない」というパターン。
だから風景は主人公の視線の上にあるものしかわからない。もちろん一人称のルール的にそれは間違いではないのだけど、言い換えると、これは「風景がわかるように主人公を上手く動かさないと背景が見えてこない」ってこと。
でも、物語の進行を第一に考えているから主人公をあまり動かせず、このパターンの一人称は、だいたい背景が見えてこないことが多い。

最後まで読んでないので、02まで読んだ印象だけを書いた感じで、物語や小説全体の話ではないことに注意してください。

ついでに、相談内容について、少し。
>「キャラクターが多い」と指摘されましたが、マルチメディア化を目指しているので、やはりこれぐらいの方が多いかと思います。
キャラクターの数自体は別に何も問題ないと思います。それがわかれば良いし上手く扱えればそれでいいので、10人だろうと100人だろうと捌ければ問題ないと思います。
ただ、指摘されたってことは「実際、キャラを捌けてない」って事である可能性もあるので、◯◯だから多くてもいいという判断、っていう話じゃないと思います。
50人もキャラが出てきたら扱いに工夫が必要になるので、ただ出してるだけでは「多い」と指摘されるでしょう。

>大ヒット間違いなし!
えっと、これは単なる経験則と理論的ではない感覚の話ですが、
構想に時間をかければかけるほど、割とスベります。
展開を上手くさそうとして予定調和になっちゃったり、考えすぎて複雑になり読者に伝わってなかったり、出たとこ勝負も良くないけど、時間をかけすぎるのも非常に良くないです。
ハッキリ言うと、特に何部作といった形で壮大に考えているとほぼ確実にスベります。
その作品をより良くしようと、「面白い」ところを後に後に構成しちゃうんですよ。
「入学シーンを面白くするために、事前にヒロインと出会ってる事にしよう」と考えたら「面白い入学シーン」を後回しにして「ヒロインとの出会い」を前フリに使っちゃう。
こうするとより良くなったのかもしれないけど、面白い部分まえのフリが長くて、読者がそこまで読んでくれなくなる。
壮大に考えるとこうした事も壮大になってくので、前半部分がまるまる面白くない、という感じになったりもする。
だから、本当はこの逆をやらなきゃいけない。
シンプルに短く、最低限の構成でやる。ウケが良さそうならエピソードを追加して膨らませていくし、ウケが悪いなら最低限の構成のまま書く。
こうすると「面白いこと」は最小の間隔で物語に挟めるし、読者の飽きも抑えられる。
それが結果的に何部まで続いたって事はあろうけど、最初からそのように構成はしない。

でもこれだけの作品を書けたこと自体は素直に凄いことなので、それについては自分を褒めてやってください。
>私は一体どうすればいいでしょうか?
諦めきれないとありますが、この作品はこのあたりで〆たほうが良いと思います。
書籍化アニメ化まで考えているのなら、プロとして本を書きたいってことでしょう。でも、プロこそ見切りは正しくつけてさっさと次へ行かないと生きていけません。
言っちゃなんだけど売れない作品をいつまでも書かせてくれるとは限らないし、いい時期に切り上げないと次の仕事に影響が出るので、損切りは未練なくバッサリと傷の浅い内にやってしまうのが良いです。
もう既に未練たらたらなので、そこは目をつぶるにしても、いま、バッサリと切ったほうがいい。
というのも。
そんなに自信がある作品なら、その自信が正しいものであるなら売れないわけがないので、実際あまり芳しくない原因はすなわち技量と経験が足らないから、ご自身の自信に力量がついてきてないって事じゃないでしょうか。
なら、「今」ムリして書くよりも、経験をつんだ「将来」に書いたほうが良くないですか?
だったらその「将来」のために今は方向転換して、経験をつんで技量を上げるのがいいんじゃないでしょうか。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 苦労して書いた小説はまったく読まれません、評価されません。どうすればいいか教えてください。

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投稿日時:

元記事:処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについて

今日は抜けるようなパステルブルーの空が最高ですね。
どうも~、こんにちは!
壱番合戦 仁です。

今回は処女作後編のプロットについて相談しに来ました。
ざっくりとですが、筋書きっぽいものはできております。
た・だ・し!
この相談板で「メッセージ性はメッセージ性で重要だけれど、そういうものを込めたいのなら、結局、読者受けとメッセージ性は両立させなければならないんだよ?」とのアドバイスを頂きまして、プロットを大幅に練り直しました。
ただラストがどうも……。
微妙なんですよねー。
この何とも言えない残念感は、一体どこから来るのでしょうか?
いかにプロット全文を掲載しますので、ご覧頂いて回答の参考になればと思います。

第六代目・剛柔流空手継承者レイヤは生き別れた恋人の「アイル・イン」の封印の解呪法を維持神「ラ・ガルテ=セ・レナ」から聞き出した。
アイルは数か月前に破壊神「ゼ・ノ=アイル・イン」と化して自らに対する人種差別が蔓延る世界を滅ぼそうとしたところを、レイヤの手によって結果的に封印されてしまった(彼はセレナから封印の呪符とは知らされずに渡されて、封印の手順をそそのかされていた)。
セレナは「維持神としての役目を果たすためには仕方がないことだった」とし、「お詫びの代わりに全力で協力する」とレイヤに約束した。

上記の回答(処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについての返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0

お久しぶりです。
僕からも、書ける事を書かせていただきます。

最初にこのプロットを読んだ時、どこか違和感を感じたました。
プロットのようなんですが、若干違うんですよ。
これは「あらすじ」に近いものであり、プロットの一部、もしくは別物です。

まぁ、あらすじを書くのが駄目なんてことは全くないのですが。むしろ必ずすべき事です。めっちゃ大事な事です。(プロの中には書かない人もいるでしょうが、我々素人があらすじを省くなんて事をするのは、流石にヤバいです)
なのでこのあらすじ自体はとても重要な設定資料となります。

そしてそれと同じように、プロットも必ず書くべきものです。
でもこのプロット、あらすじしか書かれてないから、不完全に見えるんですよね。
プロットって本来なら、作者がわかればそれでいいものなんですが、このプロットを見ると、「そもそも作品の内容を整理できてないんじゃ?」と感じます。

というのも、「起承転結」がハッキリ見えなければ、キャラの立場もよくわからないんです。
竹牟礼様の言う残念感って、ご自身が物語について整理ができてないせいで生まれているのかと。
ですので、もう少しまとまったプロットを書くことをおすすめします。
そして僕からは、それについての話になります。内容云々は、またの機会で。

まずプロットで書くべき事は、人にもよりますが、大体以下の要素などです。(主に僕がプロットに書いている事です)

1.物語の趣旨
2.キャラの設定
3.世界観の設定
4.その他用語など
5.起承転結などの簡単なあらすじ

僕は、今回竹牟礼様が書かれたようなあらすじを、プロットとは別に書いています。
というのも、細かいプロットで整理する前に書いたあらすじと、後に書いたあらすじでは、質が全然違うからです。
先にしっかりとプロットを練ってから、あらすじを書いています。

では、1つひとつ解説を。

1.物語の趣旨

今回の場合、おそらく「主人公が六族連合と戦う物語」といった感じになりますね。
意外とここで躓く人が多いのですが、簡単な話、「どんな物語?」と訊かれて、「こんな物語」と答える感覚でOKです。
「どんな物語?」→「主人公が六族連合と戦う物語」というように。

2.キャラの設定

これは、キャラの年齢や性格、立場や経歴、国籍など、とにかくキャラについてまとめるものです。
重要なキャラであるほど、細かく書いていきます。
一瞬しか登場しないようなキャラは、必要最低限の事をさらっと書くだけでも大丈夫です。

3.世界観の設定

物語の舞台となる世界が、どんな場所かについてです。
治めているのは誰か、治安は良いか悪いか、どんな街並みなのか……等。
僕は、必要な事以外でもとにかく書きます。というか、世界観のどの辺りが必要なのかは書いてみないとわからないので、ここはとにかく詳しくしましょう。そうしておくと、後々イメージが広がりやすくなります。

4.その他用語など

今回のあらすじを見る限り、結構用語が多いですよね。
「六族連合」や、「フォエイタンス」など。
それらが何なのか、まとめます。
簡単に言えば辞書みたいなものです。出てくる用語は、できるだけまとめておきましょう。

5.起承転結などの簡単なあらすじ

これは、物語を簡単にまとめるものです。

起=物語の導入部分
承=目的に向かって主人公が動く
転=状況が一変する、いわゆるクライマックス
結=物語の終結

というのをベースに、物語を4分割してまとめます。
重要な部分を抜粋して、できるだけ簡単にまとめて見ましょう。

わかりやすいよう、例を書いてみます。
たしか竹牟礼様はリゼロがお好きでしたよね?
今回はそれを例にしてみます。

起=スバルが異世界に召喚され、エミリアと出会う。
承=エミリアの徽章を取り戻し、恩返しするために奮闘する。
転=エルザと対峙し、最終決戦。
結=徽章はエミリアの元へ返り、全員無事で事件は解決。

王都でのループをまとめました。
このように、他作品で考えてみると、わかりやすいと思います。
プロの作品は起承転結がしっかりとしているので、いい手本になりますよ。

上記をベースにプロットを練れば、物語をしっかりと整理する事ができるかと。ご参考になれば。
また、プロットを練り直したのであれば、その時は是非拝見させて頂きたいです。
内容については、またその時に書かせていただきます。

長文失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについて

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投稿日時:

元記事:世界史丸パクリはあり?

例えばゴブリンの国は龍の国に依存性の高い薬物で貿易する。龍の国の政府が突っぱねると、ゴブリンたちは戦争を始める。

ゴブリンの国は様々な植民地を持っていて、その中の国で独立戦争が始まった。そして出来上がったのが第二のゴブリンの国で、原住民ラミアは扱いが悪いままであり、奴隷として連れてこられたハーピーもいる。
そして島国のエルフの国と戦争する。第二ゴブリンの国は、エルフの国の都市に魔力爆弾を打ち込み、大規模な範囲を吹き飛ばす。

悪魔の国は前の戦争で負けて疲弊していて、そして新たな世界大戦を起こす。悪魔は天使を差別しており、有害魔力で大量殺戮する
ゴブリン=イギリスとアメリカ
龍=中国
ラミア=インディアン
ハーピー=黒人
エルフ=日本
悪魔=ナチスドイツ
天使=ユダヤ人
このような世界史丸パクリの小説はウケますか?

上記の回答(世界史丸パクリはあり?の返信)

投稿者 カイト : 0

こんにちは、カイトと申します。

世界史はネタの宝庫ですよね。国の成り立ちや君主の生い立ちなど、モデルにすることはしょっちゅうですし、正直これは丸パクリだよな、と我ながら失笑することもあります。
気をつけていることは、パクった内容を話のテーマにしない、ということです。
たとえば、イギリスのエリザベス一世をモデルとした女王を登場させるとしても、話の内容は歴史上の出来事からとらずオリジナルのものを考える、とか。
第一次世界大戦前後の世界情勢をモデルにした世界観で、内容は庶民の恋愛物語にしたりとか。
商業作品を読んでいても、「あ、このキャラや国は〇〇を参考にしてるんだな」と思うことはよくありますが、参考にした内容をメインに描いていることはなく、物語をより豊かにリアリティを持たせるための小道具・装置として使われていると感じます。

ですので例に出された内容も、ゴブリンや龍たちの争いをメインにした戦記物として描けば「まんまアヘン戦争でキャラ変えただけやん」と思うのですが、その中で繰り広げられるキャラクターたちのドラマをメインに据えるなら、その世界観はありだと思います。

創作活動の参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 世界史丸パクリはあり?

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