小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ヤーマダさんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:早くも創作することそのものに疲れたらどうすればいいんでしょうか

こんにちは。こちらで幾つか助言を頂き、プロットを拙いながらも作り直し、登場人物の設定が済んで、ストーリーといくつかの外せない台詞・演出が決まり、さぁ後はそれを実際の本文として打つだけ、と言う段になって猛烈な倦怠感に襲われています。
もともと仕事と家事の合間にやってきた事ではあったのですが、皆さまは創作すること、平たく言えばありもしないものの事を考え、居もしない者の事に心を痛めることに疲れたりはしないのでしょうか。
またそのような場合、どうやってその状態から抜け出しますか?
かれこれ2週間、実際の本文を書いていないし、60頁前後から手が止まって話が先に進みません。

上記の回答(早くも創作することそのものに疲れたらどうすればいいんでしょうかの返信)

投稿者 ヤーマダ : 2 投稿日時:

初めまして、こうなごさん。ヤーマダと申します。若輩者ながら失礼いたします。

猛烈な倦怠感との事ですが自分もあります。特に新しくプロットを作成ている最中でも。「更に良いものが出来るのではないか?」とか「このストーリーキャラクターではダメだ」なんて思い幾重にも考えていると最終的には疲れてしまいます。

ですので極論ですが抜け出せなんかしないと思っています。
最初から文章を、小説を書く才能を持つ人くらいでしょう。永遠と小説作りのみに意識を向け続けることができる人というのは。特に成人すると、時間的、体力的制約は大きくなりますし、辛くなります。

でも果たしてプロや天才は「一切の倦怠感なく作れている」のでしょうか? 程度の差はあれど感じているものだと思います。むしろそういった人たちの方が明確に「仕事」であることへの責任感や良いものを作れないことに疲れているかもしれせん。

では自分はどうすればいいのか。アマである自分達は誰かに命じられている訳ではありませんよね? 「仕事」として行っている訳ではありませんから。強いて言うなら自分の描きたい衝動に命じられているだけです。それが成就すればプロになり製作活動は「仕事」になるわけです。

だから続けられます。

どれだけ時間がかかるかも分かりません。そもそも作家になれるかも分かりません。良いものを作れているのか、それすら自信はないです。倦怠感だってあります。
でも何かを作るのはそういうことなのかなと思います。ずっと続く0.999……に試行錯誤を繰り返して、その途中に負の感情に押し流されても最後には1にする。それを求めて書いているような気がします。
だから疲れたとき、「もう書けないな」って思った時は昔に書いた文章を読み直すことにしています。文章の作法もろくに分からなかったあの頃と比べたら今は成長している。そう実感できて「頑張ろう」という気になれるんです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 早くも創作することそのものに疲れたらどうすればいいんでしょうか

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元記事:恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?

恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいのですか?
ラノベには恋愛を無理矢理にでもねじ込まなきゃいけないのですか?
ラノベ作家としてやっていくにはやっぱり恋愛を無理矢理ねじ込まなきゃいけないのですか?
というかそもそも恋愛物語を書くつもりは無いです。
ですが、ラノベ作家としてやっていくには恋愛を書けなければやっていくのは難しいのですか?
このサイトの下読みの回答の記事では恋愛を知っている前提で話していて、どうにもなりません。こんなことはしたくはありませんが、今すぐあの下読みに中指を突き立てて「ファック」と言ってやりたい気分です(実際には中指は突き立てません。あくまでも気分だけです。あくまでも例え話です。不快になった人はすみません。ごめんなさい)。
ですが、恋愛を書くことが出来ない以上どうすることもできません。
今すぐ下読みに唾を吐きかけてやりたい気分です(実際にはしません。例えばなしです。不快になった人はすみませんでした)。
やっぱりライトノベルは恋愛を無理矢理ねじ込まないと駄目ですか?
できれば、恋愛を経験したことが無い人でも書けるようになるにはどうすればいいんですか?できることなら「恋愛をする」以外でお願いします。
教えてください。お願いします。

上記の回答(恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?の返信)

投稿者 ヤーマダ : 1 投稿日時:

mikaさん初めまして。ヤーマダと申します。若輩者ではありますが失礼します。

以前購入した本に、プロの方のストーリーの創作方法を書いた物がありました。
その本の作者様は男性なのですが、出版社から「短編で女性を主人公にしたダークヒーロー物を書いてくれ」と依頼されたそうです。当然、男性である作者様はひどく困惑したそうです。
自分は「男なのだから女性主人公物などどうかけばいいんだ!」というように。
ですがその方は取材に取材を重ね、時にはセミナーなんかにも参加して作品を作る材料を揃えて行ったそうです。結局出来上がった作品は当初、書けるか本人でも疑問だったにも関わらず、むしろ短編という規格を越えて長編になってしまったそうです。
たしかに依頼された条件にはそぐわない物ではありますが、しかしこれがその作者様の代表作の一つとなりました。
冲方丁さんの「マルドゥック・スクランブル」という作品です。
つまるところ書けないと思ったり、経験がなかったりするものは、それに類した物を多く調べる、取材する、というのが肝なのだと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?

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元記事:執筆を急いてしまいます。

ノベル道場の方で公開している作品を書き終えました。そして思ったのは、なんだかスピード重視で丁寧さがないということです。早く書き終わりたすぎて急いで書いているために、なんか雑な印象を受けてしまいます。
適切な執筆ペースって、どうやって作るのでしょうか?

上記の回答(執筆を急いてしまいます。の返信)

投稿者 ヤーマダ : 0 投稿日時:

初めましてミランさん。ヤーマダと申します。若輩者ではありますが失礼します。

自分の場合、以前はある程度書いた後何回か読みなしながら修正して進めていました。 
ですがこれはどうにも時間がかかります。それに丁寧な文章や展開を書こうとすると、何が正しいのか分からなくなってしまい、挙げ句の果てには最初の物が1番良かったということもありました。丁寧に書きながら進めすぎると途中で熱意が損なわれてしまうこともありますし。
ですので最近は一気に書ききってしまい、それから足りない部分を補填したり多い部分を削ぎおとしたりしています。
ですが今度は今、どこまでが丁寧なのかどこまでが雑なのか分からなくなってしまってはいるのですが……

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆を急いてしまいます。

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元記事:視点主の移動に合わせて情景描写してしまう。結果情景描写が多くなってしまうが、それはいけないことでしょうか?

初めて投稿させて頂きます。ヤーマダと申します。よろしくお願いいたします。

相談はタイトル通りの事なのですが、自分は一つのシーンにおいてあまりに多くの情景描写をしてしまっているように思うのです。例を書いてみます。

「繁華街にAはいた。歩道橋の上で夕日に暮れる街を見下ろし呆然と立ち竦んでいる。
 風に流されて香ってくる食べ物の匂い。聞こえてくる喧騒は、彼がこれまで暮らしていた場所とは比べ物にならないほど鮮烈で僅かばかり怯んでしまう。だがこれから始まる新たな生活を思うと心は次第に昂っていった」

というシーンを書いたあと、何かイベントがあり場所を移動したとします。すると繁華街からは移動しているので、また移動先の描写をしてしいます。多分必要以上に。

「人並みを掻き分け走り続け、繁華街からは遠く離れた住宅街にまでAは来ていた。
 今や辺りには夜の帳が落ちて喧騒は遠のき、人の影は一つもない。ただ無機質な街灯いくつか建ち並び発光を続けているだけだった」

と、このように夕暮れの繁華街のシーンから移動して夜の住宅街のシーン。二つの場所を詳細に書くと冗長にすぎるのでは無いかとおもってしまいます。
どうでしょうか? 一つのシーンで複数の場所に移動してその都度情景描写をするというのは文章がだれてしまいすか? ちなみに即興で書いたので短めになりましたが、二番目の文章での情景描写はいつもだとこの1.5倍になってしまいます。
やはり移動先の描写は少なめの方がいいのでしょうか? ご回答よろしくお願いいたします。

上記の回答(視点主の移動に合わせて情景描写してしまう。結果情景描写が多くなってしまうが、それはいけないことでしょうか?の返信)

スレ主 ヤーマダ : 0 投稿日時:

皆さんご意見ありがとうございます。
例文だけを見ると問題はないというご意見が多く安心いたしました。
人によって必要とする文章が違う。チェーホフの銃。適度な情景描写はキャラクターに感情移入してもらえる。主旨となること以外への必要以上の描写は多く感じる要因。などなど一人では気づけない事ばかりでした。教えて頂いた事を念頭に文章を書いてみようと思います。
みなさんありがとうございました!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 視点主の移動に合わせて情景描写してしまう。結果情景描写が多くなってしまうが、それはいけないことでしょうか?

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元記事:何故そのキャラクターがそういう行動をしているのか。それは全て説明しないといけないでしょうか?

 
質問はタイトルの通りです。
キャラクターが例えば変な行動をしていたとします。客観的に見れば何故そんな行動をしているか分かりません。地の文に記載していないので。それはいけないでしょうか?
 
例えばAという主人公が変わった行動をしていたとします。それは恐らく読者視点では何故そうしているのか分からないことです。地の文に説明がないので。
しかしBというキャラがいたとして、彼はAが何をしようとしているか理解しているとします。ただ地の文が三人称一元視点で書いているのでBの心情描写は表情やセリフでしか表現できません。Bは表情でAの行う行動に対しての表現はしますがセリフでは思わせぶりなことを言うだけです。
結果として、
 「Aという主人公が何かしようとしている」
 「読者には何をしようとしているか分からない」
 「しかしBの表情の描写や思わせ振りなセリフから何かをしようとしていることが伺える(たとえばBの表情が喜びなら良いこと、悲しみなら悪いこと)というように」

そうしてAがしようとしていたことが後々に解決されるならばこの様に最初は行動原理が分からないように書くのはありでしょうか? そんな感じで書いてみたのですが、何か読む方の視線を置いてきぼりにしているような気がして。
どうかご意見宜しくお願いいたします。

上記の回答(何故そのキャラクターがそういう行動をしているのか。それは全て説明しないといけないでしょうか?の返信)

スレ主 ヤーマダ : 0 投稿日時:

皆さんご意見ありがとうございます。
やはり多用はよくなく塩梅が大事なんですね。教えてもらったことを念頭に上手く調節できるよう頑張ります。
推理小説はたしかにそういった描写ありますよね。
あとは海外の作家のものは見たことが無かったので購入して読んでみます。
ご意見ありがとうございました!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 何故そのキャラクターがそういう行動をしているのか。それは全て説明しないといけないでしょうか?

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元記事:ミリタリー系の商標権とかリアリティーが気になる

初めまして。
激安中華そばです。
ガンアクションを書くならガスガンを買わなきゃ駄目ですか?本や映画だけの軍事知識では無理ですか?
あともう一つ。
銃器の名前はぼかしといたほうがいいんですか?コルトとかIMIの製品だから実銃の名前だしたら駄目ですか?
ずーと気になってます。

上記の回答(ミリタリー系の商標権とかリアリティーが気になるの返信)

投稿者 読むせん : 0

今更ながら、ガスガンは買っても良い、銃器は書いても良いみたい。
――――――――――――――――
好きな作家さんは3名ほどですが、書籍でも銃の名称をガンガン書いていました。物語によっては銃の品種がすごく重要な伏線だったので余計に。
 
 ガスガンは銃ではある物の、BB弾の銃レベルでしかない・・・みたいな話もチラホラ見かけます。マンガの「山賊ダイアリー」とか、亡くなった祖父とかの思い出話とかで。あんなんで捕れるかwwみたいな。

 ただ、妄想でしかなかった銃というものに実際に触れてみて、「先入観と違った」「意外と反動きつい」とかの発見があるでしょうし、実体験でしか得られない情報は他の方のガンアクション作品と、一線を画するものにするとは思います

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: ミリタリー系の商標権とかリアリティーが気になる

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投稿日時:

元記事:問題を早めに提示するのは当たり前のことではないか?

https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/11/30/46153/
 「冒頭で主人公が焦っている傾向」が挙げられていますが、これは大昔からそうなっているので、決して珍しいことではありません。
 そもそも、「自己紹介パート」という概念があること自体が不自然なことだったのではないかと思いますが……。

 紀元前427年頃にソフォクレスが書いた『オイディプス王』では、主人公のオイディプスがテーバイを襲う天変地異に冒頭から焦っています。
 ここで長い長いセリフのやりとりによって語られるのは、事件の背景です。
 大事件を最初に起こしておけば、それを解決しようとして登場人物たちが動き出すのは当然のことです。その葛藤によるセリフのやりとりを通して「時・所・人」の情報を提示するのは、「自己紹介パート」の設定より効率的ではないかと思います。

 では、なぜ今まで、そんな当たり前のことが当たり前ではなかったのでしょうか?
 かくいう私もラ研の企画で「冒頭の葛藤でバックグラウンドを示す」方法を酷評されたことがありましたので……。
 
 言われた通り2~3本書き直しましたけど、いやほんと、キャラと背景の説明してから事件を示すのは、まどろっこしくていけません。書き直すんじゃなかったと後悔してます。

上記の回答(問題を早めに提示するのは当たり前のことではないか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

そして安定のガン無視される私の返信!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おごと温泉の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 41)
投稿者 読むせん : 1 No: 35の返信
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(笑)かまってくれ~(´Д`↑のリアクションがほしいのぉぉぉぉぉ

あ、あと
>>落語なんか、『崇徳院』とか『猫の忠信』とか、「本筋どこいった!」数え上げたらキリがないんですが……。

とおっしゃっていますが、めっちゃ【タイトルそのままの上手いオチ】だとおもいます。粗筋を読んだだけですが、クスリと笑わせる一品ですし、本筋が無いからこそ、あえて題名に伏線を貼ったセンスもいいと思いました。
 
あと前回にも尋ねたものの、ガン無視されて(´・ω・`)あう・・・っとなった事

【ドラマツルギー】?とかいうものと【コンセプト】と【ギミック】ごっちゃにしていらっしゃいませんか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公だと読者に思わせておいて、「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」展開
を考えていらしたようですが・・・・・私なら、こんな風にする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①主人公は功名心に逸(はや)る青年(イエ―イ!!自己紹介)
②立身出世のため、魔女に浚われた王女を救う旅に出る
③だが、その途中で主人公の真の目的が明かされる
④主人公が異常なまでに立身出世を目指したのは、とある高貴な人に繋がりを持ちたかったから。
そしてその高貴な人とは―――———王女その人だったのだ。
⑤主人公は王女に逢いたいがために主人公は執拗に魔女と戦い続け、そして魔女の人間性?に惹かれてしまう
⑥主人公は狂気的なまでに葛藤する
⑦なぜか?主人公は、どうしても王女に一目会いたいからだ。そして叶うならば王女に・・・・・可能な限りの苦痛と絶望を与え、惨たらしく殺したいからだ。

⑧主人公の正体・・・それは無邪気な王女の、他愛ない行為によって愛する女を踏みにじるように殺された復讐者だったのだ。
⑨主人公は邪神との契約により、王女を生贄にすることで愛する女を蘇らせてやる・・・・という【希望】を与えられている
⑩主人公にとって王女を諦め、魔女への愛を選ぶということは、邪神との契約を破棄し、愛した女を見殺しにするという事でもあった。
⑪復讐と希望は主人公の人生だった。王女を殺すため生き続けることを選べたし、王女を殺せば愛する人を取り戻せるかもしれない事は彼の心を温めてくれた。王女への殺意があったからこそ、主人公は魔女に出会い、愛を覚えるまで活きられたのだ。
⑫苦悩の果てに主人公が選んだ選択はーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーー
とか、
ドラマツルギー⑩⑪(今カノか元カノか?)(愛のために生き様を捨てるか)

コンセプト②⑤(あれ?これあくまで展開だっけ?)

ギミック③④⑦のつもり(目的と手段の逆転)(ベタな王道とおもわせてダーク路線。読者的には①のゲスい功名心からダーク路線は予感していると思う)二段構えなので伏線に注意・・・・・とかかな。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 問題を早めに提示するのは当たり前のことではないか?

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投稿日時:

元記事:ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)

 ドラコンです。

 繰り返し質問している、「御召列車での皇帝・皇后の聖地巡礼の架空旅行記」についてです。なお、日程、過去質問、設定は後述します。

 とにかくストーリーが決まらないので、漫画で言えば「背景」のような部分である、中国茶、鉄道、中華・モンゴル・チベット料理のうんちくばかり書いています。

●しっくりこないストーリー案
 
過去質問でいただいた案や、自分で出した案で、以下の3つを思い付きました。ただ、何れも、しっくりきません。

 1、呪物を手に入れてしまったため、悪霊を呼び出してしまった。

 聖地巡礼の旅とうまく絡められない。(後述の過去質問「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」もご参照のこと)

 2、呪物のせいで、タイムリープが起きる。(後述の過去質問「中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて」もご参照のこと)
 
 タイムリープが起きて、峠を越えようとした列車が、ふもとに戻され、「同じ一日」が繰り返される、との案。

 旅行に絡めるのはやりやすそうな感じがした。ただ、呪物を手に入れてから、タイムリープが起きるまでに、現在でも9,300字ほど使っている(さらに増える予定。内容は、タイムリープに直接関係のない、中国茶のうんちく、宴会、遊牧民のテントでのキャンプ、塩湖観光、製塩場視察)。タイムリープが起きるまでが遅く、唐突な感じがする。また、タイムリープは時系列が前後するので、混乱なく書けるかも疑問。

 3、悪天候による交通障害で足止めを食らう。

 峠の上が猛吹雪になったため、24時間ほど、峠の中腹駅で抑止される。これなら書けそうな感じがする。

不安と混雑で混乱する駅の待合室を、「後宮が劇団」との設定を生かして、講談、手品、歌、踊りを披露して、混乱を鎮める、という話にできる。

ついでに、皇帝の名君エピソードも作れそうな気がするが、思い付かない。逆に、暗君エピソードは思い付くが。天候を見極められず、地元の人の制止も聞かず、行軍を強行して、多数の死傷者を出した無能な指揮官の例はいくらでもある。

ただ一方で、「大きな事件」がこれだけ、というも弱い気がする。また、天候急変が「手に入れてしまった呪物のせい(蔵を整理していたら、呪物が出てきた)」なのか、「単なる自然現象」なのかで、迷う。

●日程

 ・出発から4日目~6日目
 塩湖観光、製塩場視察(塩の専売税は国の重要な財源)、想定モンゴル族の遊牧民との宴会、遊牧民のテントでのキャンプ。

 ・出発から8、9日目
 峠越え。今作最大の見せ場。この峠越えまでに、既に9,300字使っている。まだ増えるが、ここで「大事件」が起きるにしても、遅い感じもする。前もって、伏線となる「小事件」を起こすべきか? ただ、その「小事件」が思いつかない。

 ・出発から9日目~12日目
 想定チベットのラサの市内観光、各寺院の参拝、絨毯工場、遊牧民の馬術視察。

 ・出発から13日目~15日目
 聖地の湖で、舞の奉納、呪物の解呪、大祈祷会。

 ・出発から18日目
 帰宅。

●過去質問

「中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14947

「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14792

「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14623

●設定

【キャラ・世界観】

 ・張銀鈴(ちょう ぎんれい) 主人公、女、14歳、皇后、好奇心旺盛、天性の無邪気娘、食いしん坊。
 
 ・紀仁瑜(き じんゆ) 皇帝、男、18歳、美形で「女装していなくても『男装の麗人』に間違われる」。銀鈴との関係は「夫婦」というより「兄と妹」。祖父の祖母の皇后が、香々(後述)の弟のひ孫。
 
 ・皇太后 年齢不詳、仁瑜の実母、後宮劇団の娘役トップ女優(娘役なら、100歳越えの老婆から15、4歳の少女まで、役柄も悪役から悲劇の主人公まで何でも演じられる)。ある程度呪術にも通じている。
 
 ・薛霜楓(せつ そうふう) 総女官長兼皇太后と銀鈴の侍女頭、年齢未設定(先々帝の代から後宮仕え)、皇太后の姉分、仁瑜の養育係。
 
 ・越忠元(えつ ちゅうげん) 仁瑜の兄貴分、最高裁長官、後宮太学教師、25歳、男、今作は腹黒軍師か?
 
 ・昌芳雲(しょう ほううん) 判事見習、後宮太学教師手伝い、父は学者。呪術の素質あり。16歳、女、銀鈴や女官たちの姉分。
 
 ・芬秋水(ふん すうすい) 娘子軍(後宮の警備・牢獄の管理担当)の将軍、18歳、女、後宮太学の寮では銀鈴と同室で、親友。

 ・麹香々(きく こうこう) 300年前の人で、銀鈴を気に入り取り付く幽霊皇后、外見年齢25、6歳。野玉雉の嫉妬で投獄され、獄死させられた(表向き急病死)。冊封国・火昌王国(中国新疆ウイグル自治区を想定)の王女で、踊り子。西方(インド、ペルシャ、アラビアを想定)の呪術には多少通じてはいる。だが、東方(中国を想定)の呪術には無知。隣国・胡との軍事的緊張が高まったので、寿国からの保護を求めるための政略結婚。寿国後宮への入内は前々から計画されていたが、胡との関係緊張で、急遽皇后として迎えられた。
 
 ・野玉雉(や ぎょくち) 側室(位は貴妃)。皇后冊立一歩手前で、皇后の座を香々に奪われ嫉妬。初代皇帝の天下取りに貢献した「開国の元勲」の一族。初代皇帝のころは立派な一族だったが、代を経るにつれて劣化。一族全体が吉良上野介。とはいえ、初代皇帝が世話になった一族のため、皇帝や皇族といえども、手を出しづらい。後述の『梨妙音伝』での「悪妃」のモデル。
 
 ・紀広卓(きこ うたく)(元号で「業平帝(「ぎょうへい)」) 300年前の人物。男。女好きのバカ皇帝。董卓や袁術のような感じか? 人の話を妄信しやすい。玉雉と組んで香々の皇后位を剥奪しようとしたが、外交上の配慮で、宰相に阻まれた。玉雉ともども非業死。≪後宮女官伝」での「悪帝」のモデル。
 
 ・バカ皇帝の跡継ぎ(元号で「正光(せいこう)帝」) 300年前の人物。男。バカ皇帝のまた従弟。名君。広卓の女好きに嫌気がさして、皇后以外とは関係を持たない。その後の皇帝もこれに倣う。このため、官界に女性の登用が進む。後宮も女性官吏独身者寮になる。『梨妙音伝』での『新帝』のモデル。

・世界観
【舞台全体】
 王朝名は「寿国(じゅこく)。帝政。鉄道や呪術(『ドラえもん のび太の魔界大冒険』での魔法世界ののび太の町のように、家電置き換えの魔法道具もあり)が存在する、中華時代劇風ファンタジー世界。

【後宮】
 皇帝の子を成す場所というより、女性だけの劇団や芸能学校、女性官吏の独身者寮の意味が強い。

【『梨妙音伝』】
 銀鈴が初主演(梨妙音役)を務めた後宮劇団の演目。香々を獄死させた玉雉の後日譚。舞台の王朝「寿国」とは、別の「架空王朝」での出来事との体裁を取っている。

 【『梨妙音伝』】あらすじと配役
・あらすじ
 嫉妬から、讒言で幽霊皇后の投獄に成功し、幽霊皇后を死に追いやった悪妃は、そのたたりで毎夜悪夢にうなされていた。
 そのストレスのはけ口に、梨妙音を虐待していた。ある朝、梨妙音は悪妃に洗面用の水をぶっかけてしまい、それが「不敬罪」とされ、投獄される。
 梨妙音は、公開で百叩きの上、無期限の重労役の刑に処される。そして、労役として、悪妃宮中庭の石畳磨きを命じられる。
 連日の重労働と虐待、空腹に耐える梨妙音は、夢の中で公主(姫)に転生し、同時に悪妃も公主付侍女に転生。そして侍女頭と共に、公主付侍女(悪妃)を「馬」にして、「お馬さんごっこ」をする。
 悪妃は連夜の夢の中での「馬」扱いの心労で、死亡。悪妃の讒言を聞き入れた≪悪帝≫も、長年の不摂生がたたって死亡。
 ≪悪帝≫のまた従弟の王子が新帝として即位。梨妙音も釈放され、新帝付の侍女となる。その後、梨妙音は新帝に見初められ皇后となった。

●追伸

 一応、ラ研管理人うっぴーさんには断りを入れてあります。

 このたび、エンタメ系小説(ライトノベル、キャラ文芸、ウェブ小説)の作者、読者が、エンタメ系小説の研究、相談、交流できる掲示板「エンタメ小説研究交流会」を設定しました。よければブックマークだけでもしていただければ、幸いです。

「エンタメ小説研究交流会」
https://zawazawa.jp/mp3uipllsbmww3zf/

上記の回答(ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信)

投稿者 ごたんだ : 1

9千でも9万でも書いてからフリーの編集に持っていくのがベター

誤字脱字ならともかく減らす作業はサッカーの腐敗性が落ちる。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)

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