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おちょこさんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:設定を盛り込みすぎました。の返信

正直、どこを盛ってるのかわからない。
書かれた内容からすると学校の設定を盛りすぎているかなと思われてるようですが、これはそもそも前提として地区A、つまり「そういう学校」の話なので、盛ってるっていうか「そういうものじゃない?」という感じ。
だからどこを盛ってるのかわからない。

例えば芸能ではなく、能力者たちが集められる学園とかだと、それこそバリエーションに富んだ学科が多数あったりしますよね。
それと比べると御作の設定は、むしろ「芸能」と聞いたら誰でも思いつくようなものばかりで、「盛ってる」感はまったくないです。
そうした学科があることは前提として、「人は誰でも一芸を持っている、おまえの芸は何だ」という感じの、個性を追求してみたらいいんじゃないかと思う。
「芸」がその学校内でのカーストを作り上げてる感じ。

盛ってる感はないと書いたけども、逆に無さすぎて新規性も特殊性もなく、しかし舞台が「芸能だけが隔離された街」というちょっとぶっ飛んだ発想での世界観となるので、その舞台にきちんと乗る常識的ではない設定が望ましいと思います。もっと盛ったほうがいいと思う。
書かれてる現状の設定では、単に学園の学科を分けただけで、それが多い少ないと悩むような段階ではないと思う。

>この設定はラノベ向き?
こうした質問は、まあ、ちょっと言葉悪いから気に障らなければ良いのだけど、ぶっちゃけロクに内容考えてないしほぼ書いてない人にめっちゃ多い。
質問の答えは、ラノベとして書きたいのなら「ラノベ向きに書け」となります。
テーマも設定も、なんならストーリーも、書き方次第でどうとでもなります。
言い方を変えると、例えば「桃太郎」をラノベ向けにアレンジした、とか。芥川龍之介の「羅生門」をジャンプコミックス向けにアレンジした、とか。そういう話で考えてみれば私の言わんとしてるとこがわかるんじゃないかと思います。
ベースは童話のままだけど、それをラノベ向けに書くってことは出来るでしょう?
だから、「ラノベ向き?」じゃなくて「ラノベ向きに書け」って話になると思う。

>主人公がそこまで必死になれる理由が分からない。
こちらについては、別プロットってことですよね。
これは
>現代の年功序列の無能が上にいて巨万の富を得ていることに疑問を持っておりそれを壊したい
と書かれているので、「疑問を持ってる」というところにヒントがあると思います。
ようは、その疑問に明確な対象を用意してしまえばいいわけですね。
その「無能」は主人公を捨てた父親である、とか。権力を相手にして冤罪を被せられてどん底に落ちた主人公の復讐劇である、とか。

上記の回答(設定を盛り込みすぎました。の返信の返信)

スレ主 おちょこ : 2 投稿日時:

たくさん考えて下さってありがとうございます!
分かりにくくてすみません。そうです、①と②は別作品で書いてます。
①は確かにパッと見た感じ普通の設定っぽいかもしれないですね。元々ミステリー専門で書いてきていてラノベ口調で書くのが苦手だったのでもう少し練っていきます。
②は私もやっぱり動機が大切だと思っているのでそういった要素を視野に入れて考えていこうと思います。
ありがとうございます!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 設定を盛り込みすぎました。

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元記事:あらすじについての返信

まず、そりゃ「あらすじ」じゃなくて「紹介文」だろうと思うけど、なんとなくの概要は伝わってくるかなと思う。

それでどちがら良いかと言ったら圧倒的に1でしょう。
というのも、2は全然内容が出来てないため。
ストーリー面において、
1は「幼馴染の死を切っ掛けに、誰かわからない黒幕に警戒しながら前世の謎を解いていく話」と、かなり漠然としてるけど大枠の内容が読み取れる。
このように1は「何の話か」がわかるのだけど、2はまったくわからない。
魔法少女が同級生と出会って日常が非日常へと変わりました、ということがわかるだけで、どんな非日常に変わったのか最終的にどうなるのかの推測もできない。

アイディア面から言うと、
1は「前世」という設定が「誰が誰かわからない」という展開に活かされていて良いと思う。
ただ、そもそも読者は「前世のキャラクター」を知らないので、知らないと「誰が誰だかわからない」という緊張感が伝わらないので、そのアイディアをどのように形にするかって点では結構厳しいと思うし、「前世のストーリー」と「今世のストーリー」で二つ作ってかないといけなさそうで脳内の作業量は多いと思う。
2は、「大切なものを失った」という設定と「趣味もなく何を頑張ったら良いかわからない」という設定がリンクしてて、そこは良いと思った。
だから同級生と出会い「大切なものを取り戻していく」ことで主人公の行動原理が作れて面白いかなと思う。
現状のあらすじの内容ではそこが面白い唯一の点なので、もし2を選ぶなら「失ったものを取り戻す話」というのを意識されたら良いと思う。

こういうのあんま意味ないと思うけど、既視性で言うと、
1は、実は昨今流行ってる 現代人が異世界に転生 という話の逆パターン 異世界・別次元・異星の人が地球人に転生 という話は1990年代頃に「前世もの」として流行ってて、「ぼくの地球を守って」とか名作が結構ある。
主に少女漫画で流行ってた気がする。確かセーラームーンも前世が関係してなかったっけか。
私は、1を読んでなんとなく「ファンタジックチルドレン」っていう古いアニメを思い出した。
主人公は高校生でもないし全然内容違うけどね。なんとなく。
最近こうした前世ものは「異世界」の色が強くてあんま見かけないけど、資料は多いので探してみると良いと思う。
2は、最近読んだせいか「魔法少女特殊戦あすか」って漫画がちらついた。2のあらすじは内容が皆無なので何とも言えないけども、シリアスな魔法少女というテーマ自体にもはや目新しさはないので、内容次第だけど、ガワだけ見れば既視感は強い。

両方とも面白そうないし面白味と思えるものはあると思うけど、書いた通り2は雰囲気だけで内容はほぼ何も出来てないように思えるので、大枠だけでも多少なりとも出来てる1のほうが良いのではないかなと思う。

上記の回答(あらすじについての返信の返信)

スレ主 おちょこ : 2 投稿日時:

結末までの大まかな流れが粗筋だと理解していました。確かに最後は背表紙とかにありそうな文句っぽいですね、気をつけます。
丁寧に解説してくださってありがとうございます。
ご指摘頂いた通り、1は最近みた夢を膨らませたもので2は自分でぱっと考えたものだったので中身は詰まっていないかもしれません。
1の資料や2の作品も調べてみます。
ありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: あらすじについて

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元記事:あらすじについての返信

2かニャぁー

1は原始装置でフラグ管理が面倒そうニャン…
病気になったら、直すの難しいニャンョ
外伝を考え易そうで、いろいろ展開出来そうなのがいいニャン!!

上記の回答(あらすじについての返信の返信)

スレ主 おちょこ : 1 投稿日時:

アドバイスありがとうニャン
今のところ病気になる予定は無いニャン
でも確かに頭を使う作品になることは間違いなさそうだニャぁー
熟考してみるニャン!

カテゴリー : ストーリー スレッド: あらすじについて

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元記事:設定を盛り込みすぎました。の返信

とりあえず①について。

これは設定が多いのではなく、一つの設定を詳しく煮詰めている内容です。で、それは悪いことではないと思います。

この構想を要約すると、芸能関連に特化した学校を舞台に、芸能音楽科の主人公と芸能スポーツ科の相手役との恋愛をからめながら、はじめは後ろ向きだった主人公が様々な体験を通して芸能界と向き合うようになる話。

ですよね?

1行に要約可能で、書かれている設定はすべてこの1行に絡んでいますから、まったく問題ありません。

つまり、この1行が物語の「本筋」になっているということです。で、良くないのは作品を面白くしようとして、本筋と関連性のない要素を安易に追加してしまうことです。それをやると、話の方向がどこへ向いているのか分からなくなってしまって失敗しやすいです。

示された設定について考えてみると、強いて言えば政府によって作られた特区的な街という背景が必要かどうかということはあります。単に芸能関連に特化した学園でいいんじゃないかとは思いました。
街全体にまで話を広げてしまうとかなり特殊な社会になってしまうので、そういう社会や街になった経緯や学校外の仕組みなどについても、ある程度は書かなくてはいけなくなります。そうすると、そこから派生してさらに設定が増殖してしまい、結果的に「設定盛りすぎ」と言われる状態になってしまう懸念はあります。

もう一つ注意することは、実際の作品として執筆するにあたっては、背景や舞台として設定したことの全てを詳しく書きすぎないこと。
学校に複数の学科があること自体は普通ですよね? ですから3学科と言わず、もっと増やしてしまってもかまいません。ただし主人公と相手役が入っている芸能音楽科と芸能スポーツ科以外は本筋に関係ないわけですから、詳しい説明は不要。あるということだけ、それも話の流れ上、触れる必要があればサラッと書く程度に止めるべきです。

作者の頭の中で、舞台設定への理解を確立するために本筋と関係ない要素も詳細に考えておいた方がいい場合はあります。でも、それは考えるだけに止めて、文章では書かないこと。最初からそう割り切っておくのが重要です。
せっかく考えたのだからということで、ストーリーのバランスを崩してもつい書きたくなってしまうものなんですね。それがクセモノです。

まとめると。

1)ストーリーの本筋を把握し、話を面白くするためだけに本筋と関連性の薄い要素を追加しない。

2)設定は、作品の土台として詳細に考えておくことはOK。しかし実際に書くにあたっては取捨選択が必要。

この2点かと思います。

上記の回答(設定を盛り込みすぎました。の返信の返信)

スレ主 おちょこ : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
そうです‼学科を分けたのは通いたくなかった学校に無理矢理通わされている元々住んでいた生徒の救済処置だったのですが、そうしてしまうと結局3学科詳しく書く必要がありそうですね…ここはもう少し慎重に見ていこうと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 設定を盛り込みすぎました。

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元記事:続き。②について

②について。

エンタメ・ストーリーは主人公が何をするのかが重要。そして、行動を起こすきっかけになる具体的なエピソードがある方がいいです。

>年功序列の無能が上にいて巨万の富を得ていることに疑問を持っており

それはいいのですが、主人公はかねがねそういう疑問を抱いていたとするのではなく、まず身近にそういうキャラを作ってしまうといいです。
主人公は高校の生徒会長なので、学校関係者、校長か副校長か理事長とか。もっと身近で生活指導の責任者の教諭とかでも何でもいいですが、そいつの理不尽な決定から生徒とのトラブルが生じ、それの解決に主人公が動き出します。
で、調べているうちに、学校の管理者が外部の政治家などと繋がっていること、さらには何らかの社会的な不正と関わっていることが見えてくる。
例えばですが、そんな流れが考えられます。

主人公はいつのまにか、学校の問題を離れて社会の暗部の一端を知ってしまうんですね。そのことによって、主人公に対してマイナスとプラスのリアクションが発生します。
マイナスのリアクションは「社会の暗部」からの反撃。最初は学校の管理者からやんわりと圧力がかかったりし、それでも主人公が従わないと、次には家族とか後輩とか、恋愛がらみなら恋人とかに危害が及ぶ事態になります。
プラスのリアクションは、社会問題に係る行動をする主人公に助力者が現れます。従来型の社会派小説なら助力者は正義感の強い雑誌記者だったりすることが多いですが、

>若者向けにSNSを発信し信者を増やし政治の投票や権力者の情報漏洩を画策している。

という構想ですから、ネット界隈では有名なインフルエンサーとかでもいいかもしれません。
まあ、主人公の活動を通じて新しいの仲間のコミュニティーができていくというのがプラスのリアクションです。

オチとしては、最大の味方だと信じていたインフルエンサーが実は敵に繋がる黒幕だったことがわかる、など。

上記の回答(続き。②についての返信)

スレ主 おちょこ : 0 投稿日時:

②の方でも考えてくださってありがとうございます。
ここの部分は私もインスタグラマーを出そうと思っていたのですが進め方を迷っていたのですごく助かりました!ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 設定を盛り込みすぎました。

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元記事:正直迷っています

長文の悩みで失礼します。
自分は去年の電撃文庫の新人大賞に送りましたが一次予選を落ちてしまいました。落ちた理由はわからないです。自分が出した作品がどこが悪いのかもわからない状態でした。その後は講座を受けたりこちらに来ていろいろな方からアドバイスを受けていました。

最近、その電撃文庫の新人大賞で受賞した作品を読んだところ、すごくいい作品でした。それと同時に求められているレベルというのをなんとなく実感した結果、自分はライトノベルの作家になるのは厳しい&自分が書くような感じのは、もう受け入れられないのではないかと自信をなくしてしまいました。そもそも、ライトノベル作家になったとしても自分の書きたいものが書けない(あちらが「求めているものを書いてください」というのもあるからです)というのがあると講座で学んだので、正直揺らいでいます。

更に、頭に「こういう感じの物語を書きたい」と思っていても、紙やwordには書けずにいるという問題もあります。普通ならメモとか何かしらに書いたりするものですが、「書こう」というのができないもの現状です。

こうかくと、「一回しか送っていないのに何言っているの?」という考えがある方もいらっしゃるのはわかります。しかし、自分は自己評価低めの豆腐メンタルなもので一回の失敗で自信をなくしてしまいます。改善しようにもなかなかうまく生きません。

そろそろ新人賞の応募の締切も近づいており、書かなければならないのですがどうしても筆が動きません。どうすればこの問題を解決できるのか教えていただけないでしょうか?厳しい意見もあると思いますが何卒宜しくお願いします。
長文で失礼しました。

上記の回答(正直迷っていますの返信)

投稿者 サタン : 0

>もう受け入れられないのではないかと自信をなくしてしまいました。
どんなの書いてるのかわからんけど、もし時代遅れ感があるネタを書いているのだとしたら、「そんなことはない」と返します。
最近アニメでリメイクが散見される印象だけど、ストーリーはともかく絵に関しては「現代風にアレンジ」されてるでしょ。
古いネタを扱ってるならそういうアレンジ力が必要。
これはつまり「現代の読者層に合わせる」ということで、強いては「読者を意識しましょう」という言葉に繋がります。
それが出来れば古いアイディアは扱う人が少ないのでむしろ武器になる。
そしてそれは、ネタが古いとかじゃなく自分のセンスが受け入れられないのでは、という漠然とした場合も同じで、要するに「読者を意識できていない」のが最たる理由だと思う。

というのも、それは
>あちらが「求めているものを書いてください」というのもあるからです
このあたりの発言からも伺える。
そもそも、「こういうのを求めてます」と言われて「はいわかりました」と言えるのがプロです。
つまり相手の期待に応えられるのがプロです。
だから、「求めるものを書いてください」と言われることはプロとして期待されているということだし認められているということだし、「仕事が来る」というありがたい事です。
それを「自分が書きたいものを書けない」と感じてしまうのは単純に実力不足の現れだし、意識も足りてないと思います。
「相手が求めてるもの」の中でどうやったら「自分が書きたいものを書けるか」と考えなきゃダメだよ。
例えばホラー作家が「ファンタジー書いて」と言われたら、暗がりから怪物に見つめられてるような恐怖とか、テンプレモンスターではなくジワジワと人知れず侵食してくるような怪物を創作したりとか、「ファンタジー」の中で「ホラーを書く」ってことをする。
「求められた事の中」で「自分のしたいこと・自分の仕事」をする。
自分が書きたいものだけ好きなときに書くって事をしたいなら、仕事にしないで趣味にしておかないと精神を壊すので、プロは諦めた方がいい。
プロは基本的には「求められたもの」を「期待通りに仕上げる」ことが仕事。
読者ないし読んでくれる相手をちゃんと意識して「求められるもの」を想定して、その期待に応えられるようその範囲内で「自分がしたいこと」を書くんだよ。
読者を意識せず自分が書きたいことだけ書きたいのなら、繰り返すけど、仕事にはしないほうがいい。

>「書こう」というのができないもの現状です。
やる気が出ないって話かな?
それはおそらく、受賞作との実力差を見せつけられて、今のままではダメだとわかっているけど、突破口が見つからないのでいくらやってもダメだと無意識が働いて筆が動かないだけでしょう。
なら突破口が見つければ良いし、「なるほど、これで上手くいくかも!」と思える何かに出会えれば良いだけだと思う。
個人的には上に書いた「読者を意識しよう」ってことが感覚として理解できれば解決すると思うけど、私の回答は言ってしまえば「それが出来ないならプロは諦めろ」って切り捨ててるから、こんなんじゃやる気は起きないでしょう。
それについては他の方の回答に任せる。

>どうすればこの問題を解決できるのか教えていただけないでしょうか?
「自分が何を書きたいのか」ではなくて「相手は何が読みたいのか」を考えないと商品としてのクォリティにはならない。
まあ、中には「自分が書きたいもの」と「相手が読みたいもの」が偶然にも一致してるって作家もいて、彼らは技術的には未熟でもWebで一気に読者を獲得したりすることもある。
けど、基本的には初心者がいきなりこんなこと考えても、そもそも「読者を意識する」って概念自体が言葉の通りに捉えちゃって誤解したりするから、長々書いたけど、こんなん考えても意味ないと思う。
まず「自分が書きたいもの」が曲がりなりにも書けるようになってから、つまり、「作者が想定したものを想定通りに書ける」というだけの技術を身に着けてから、それでようやく「読者を意識し、相手に合わせる」ってことが出来ると思う。

余談だけども、書いた手前、一応、勘違いしちゃうかもしれないので「読者を意識する」について少し触れると、
これは別に「読者が読みたいものを書け = 流行を書け」ってことじゃない。
流行を扱うのも手段の一つではあるけども。
例えば、誰かと会話をするとき、「自分が得意なことだけをしゃべりまくる人」ってのはあまり好かれないでしょ? そんな人の話を好んで聞くことはないじゃない。
でも、「自分の専門を興味深く話す人」ってのはいるでしょ。
こっちとしてはまったく興味ない分野の話なんだけど、なんか妙に話が上手くて聞き入っちゃうな、って人。
そういう人ってのは、ちゃんと相手を見て(想定して)話をしてるから相手もちゃんと聞いてくれるのよ。
相手が10代だったら10代が興味を持ちそうな例え話を入れたり、一部を誇張してみたり、逆に10代には難しい場所は端折って簡潔にしてしまったり。
これが「読者を意識しましょう」ってこと。
10代読者だから10代が興味あるネタを扱えばいいんだ、ってことじゃない。「ちゃんと意識しましょう」ってこと。

脱線しちゃったけども、受賞作と自身の作品を読み比べて自分に実力がないと思ったのであれば実力をつけるのが最優先。
そのためには「読者を意識する」というのが大事だけど、書いたように1作2作書いたことがあるくらいの人に求めるレベルではないので、まずは「自分が書きたいもの・想定したもの」をちゃんと形にするって事を目標に短編か掌編でも書いて練習してみると良いと思う。
そして必ず誰かに読んでもらって感想は聞く。
たぶんボロクソ言われると思うけど、その感想の中で大事なのは「自分が書こうと思ってたものはちゃんと読者に伝わっているのか?」と判断できる事なので、作品の面白い面白くない上手い下手で一喜一憂しないこと。
面白いと評価されても「書こうとしたことが書けてない」のなら失敗作。
逆につまらないと酷評されても「書こうとしたものが伝わってる」のなら大成功。
それで「書こうとしたものが書けた」と思えるなら、ようやく「読者を意識する」って考えに入って試してみるのが良いと思う。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 正直迷っています

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

学園物や現代物の男主人公は顔はイケメンではない普通、勉強も運動も特別得意ではないということが多いです。

凡人が泥臭く頑張るのも一つの魅力かもしへませんが、そういう主人公は馬鹿だったり、嫌な奴に喧嘩に負けてヒロインに助けられ、取り柄はいざというときの機転と発想「だけ」で私は好きではありません。
学園物での主人公が凡人なのは必須条件なのでしょうか。
どなたかご意見をお願いします。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信)

投稿者 あまくさ : 0

他の方への返信から。

>「こんな強くてカッコいい主人公いいな」と感じたいと私は思います。

気持ちは分かります。私もそう思いますよ。

そのような主人公はファンタジーやバトル・アクション的な世界観にはマッチします。強く勇敢でなければ生きぬくことさえできないような状況が設定された物語だからです。
しかし平和な日常世界を背景としたストーリーの場合は、単純に強くてカッコイイだけの主人公は説得力を持ちにくいんです。浮いてしまうのが目に見えませんか?
そこがストーリーを作る側としては悩みのタネなんですね。何か一工夫が必要になるわけです。
なので、日常系の主人公は普段は平凡に見えるけれど、いざという正念場でのみ毅然と行動するといった演出が王道になるのだと思います。
逆に言えば、いざという時にさえ立ち上がれないキャラはエンタメ・ストーリーの主人公としては失格。あののび太くんでさえ、ドラえもんが安心して未来に返れるようにとジャイアンに挑んでいくエピソードがあったじゃないですか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:自分の文章を見て吐き気を感じるのはどうしてでしょうか?

自分の文章やあらすじを見てると吐き気に襲われ、気持ち悪くなってしまいます。
なんていうか強い拒否感を感じてしまい、直視出来ません。
どうしてでしょうか。
あと、「自分のこんな小説なんて誰が読むんだ」とまで思えてしまい、削除したい衝動にも駆られます。
どうしたらいいでしょうか。

上記の回答(慣れ)

投稿者 ごたんだ : 0

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

根性

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 自分の文章を見て吐き気を感じるのはどうしてでしょうか?

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